『呪術廻戦』0巻の中で五条悟を10分も足止めした呪詛師「ミゲル」は、呪詛師の中でも規格外に強いといっていいでしょう。
もともと夏油のもとにいたミゲルですが、どうやらその後は五条側にいると思われます。
本記事では、ミゲルとは何者なのか、その術式や強さなどミゲルについて紹介します。
ミゲルとは?

出典:モエミー
夏油傑のもとに集った1人で、「夏油傑を王にする」ために戦っていました。
ラルゥや奈々子・美々子など、夏油の仲間であり家族でもある、そうとうな力のある呪詛師。
夏油傑についてはたくさんの仲間がおり、ミゲルは通称「夏油一派」と呼ばれるうちの一人です。
偽夏油と行動を共にする呪霊たちとはまた違った立場として、乙骨憂太とともに行動しています。
偽夏油についてまとめた記事を別途用意しているので、気になる人はそちらをご覧ください。

アフリカンな見た目が特徴的
ミゲルの肌は浅黒く、髪は黒のため、アフリカンに見えます。
耳につけた金っぽいアクセサリーや黒いサングラスで顔を隠しているため顔はいまだわかりませんが、ミゲルが登場した0巻・4巻では、いずれも白い服を着用しています。
そのため、浅黒い肌・白い服・金の耳飾りをした人物が今後登場した場合、ミゲルである可能性がありますね。
『呪術廻戦』0巻で夏油の一派として登場したミゲルは、見た目からしても使っている武具にしても、アフリカにルーツを持っているのでは?と言われています。
0巻で五条に吹っ飛ばされてきたシーン、本編で乙骨憂太らしき男性とともに、アフリカ?あたりにいる様子が描かれていますね。

まさか乙骨と一緒に登場するとは思わなかったよね!
命令に従う忠実な性格をしている
夏油傑を王にするという信念に従い、夏油の命令にはひたむきに従っています。
夏油が乙骨憂太の特級過呪怨霊 折本里香を狙い百鬼夜行を起こしたとき、新宿で五条悟の足止めに奮闘しました。
夏油とミゲルの間にどんなことがあったのかわかりませんが、夏油に忠実に従っていたことは間違いないでしょう。

正直、なにか手だてがあったととしても
あの五条悟の足止め役なんてやりたくないよね…。
夏油傑の目的だった乙骨憂太と折本里香については別途記事をまとめていますので、そちらをご覧ください。


ミゲルの強さ

出典:Twitter
夏油率いる呪詛師の中で、ミゲルはかなりの強さを持っています。
夏油もミゲルを信頼しているからこそ、百鬼夜行で新宿に残したと思われます。
最強術師である五条悟を10分間足止めした
乙骨憂太の特級過呪怨霊「折本里香」を手に入れることが目的だった夏油は、五条と東京都立呪術高等専門学校(以下呪術高専)の生徒を新宿におびき寄せるために、百鬼夜行を行いました。
新宿にやってきた五条たちはすぐに夏油が乙骨憂太狙いと気づき、棘、パンダを高専に送りました。
夏油もその辺のことは読んでいて、ある程度五条を足止めできればいいと考えていたのです。
そこで五条にあてたのがミゲルでした。
ミゲルは六眼・無下限呪術を使う特級呪術師の五条相手に、「10分弱」足止めに成功します。
五条が六眼を解禁しブチ切れ状態で戦ったというのに、五体満足で10分足止めするとは大きな力を持つ呪詛師といっていいでしょう。

いや、10分間ってすごすぎるんだよね。
特級の人って何分くらい五条悟を足止めできるんだろ…。
五条悟の規格外な実力や術式、また目隠しをしている理由などをまとめたきじを別途用意していますので、そちらも合わせてご覧ください。

覚醒した五条悟に手傷を負わせらてボロボロに
五条悟が本気を出し六眼を解禁して戦ったのにミゲルは死んでいませんし、五体満足でした。
とはいえ、美々子と奈々子が呪術高専の補助監督 伊地知潔高と対峙しているとき、五条に吹っ飛ばされてビルに激しくぶつかっています。
1本に何十年もかける必要がある呪具もボロボロ。
かなりの手傷はおったでしょう。
MVPとして作者に称えられるいる!

出典:Twitter
『呪術廻戦』0巻、百鬼夜行でのミゲルですが、作者も賞賛する戦いだったようです。
それほど、五条悟を10分弱も足止めできるキャラクターは少ないということですね。
0巻の後書きを見ると、ミゲルの姿とともに百鬼夜行のMVPはミゲルと描かれています。

誰もが認めるMVPだよ。本当に!
五条悟に「めんどうそうなのがいる」と言われるほど強い
五条と戦って手足をなくすことなく戦い終えているのですから、ミゲルの強さは本物です。
現に戦いの前、五条はミゲルの強さを感じ取り「一人 面倒くさそうな奴がいるな」と言っています。
五条が面倒・・・つまり自分が手をかけないといけない相手がいると感じられるほど、ミゲルは強力な呪詛師だったのです。

「五条悟に認められる」って項目で呪術師の階級を決めるのもいんじゃないかな?
それくらいすごよ…!
ミゲルの術式
呪術廻戦で五条悟、および五条に倒された特級の株が上がれば上がるほど一人で30分持たせたミゲルさんの株がぶち上がっていく pic.twitter.com/LHm1axoJ8E
— まいく (@mtg_TRPG_VR) June 22, 2020
ミゲルの術式はしっかりと書かれておらず、ファンブックでも「強い」としか記されていません。
ただ呪具を扱うことは確かで、五条ともその呪具を利用して戦っていました。
黒縄
ミゲルが墜落した屋上から、紐を消費した際の煙が立ち昇っているので、やはり紐を使って防御したようですね。
△ミゲルが強い(勿論それなりの呪術師なんでしょうけど)
○紐が強い部族が数百年~千年かけて編み上げた遺産の束を大安売りしてるので、当然っちゃ当然ですが。 pic.twitter.com/HTZVvXROJ0
— ハンセイ(シフト-L) (@neoamakusa) January 31, 2020
特級呪具相当といわれる黒い縄。
縄を編み込む際に呪力を込めるのだと思うのですが、1本編み込むのに母国の術師が何十年もかけるといっています。
(百鬼夜行 五条との闘いの際)
ミゲルは黒縄を使い、五条悟の無下限呪術を貫通させ、かすり傷程度ですが傷を負わせました。
無下限を破ることができたのは、作中では伏黒甚爾とミゲルだけとなっています。
甚爾は術式を無効化しましたが、ミゲルの黒縄はどのような効果なのでしょうか…?
五条悟が「術式が乱される」と言っているので、文字通り術式を削るか乱すかして「術式を成立させなくする」と言うものなのではないでしょうか?
かなり消費の速い消耗品であることは、黒縄が「シュー」と音を立てて消えていっていることから見て取れるので、ミゲルが可能な五条悟の足止めは時間制限ありきで、致命傷は与えられないものだった可能性が高いです。
しかし、それでも10分も五条悟を足止めできるだけで相当に強力な呪具と言えるでしょう。

母国がどこなのかが気になるよね。
ミゲルの領域展開の詳細は不明

出典:コミックワールド
ミゲルの能力についてははっきり書かれておらず、この先判明するかもしれませんが、今のところ黒縄という呪具を扱うことしかわかりません。
ただし、とんでもない強さを持つ五条と戦い生きていたのですから、呪具以外にも呪力など高い能力を持っているのではないかと思います。
身体能力は五条悟と戦っている時点で高いとは思いますが、呪術師の奥義である領域展開が使えるかどうかは不明です。

領域展開自体、7種類しかでてきてないから、使えるのか使えないのかもわからないね…。
ミゲルの正体

出典:Twitter
ミゲルについて、はっきりとどこの生まれでどこから来たのかについて、本編や0巻にも書かれてはいません。
ただ、ミゲルらしき人物とともに描かれている背景やミゲルの姿などから、おそらくアフリカ系の人ではないか?とされていますが…ミゲルの情報が少ないです。
しかし、0巻では夏油一派で「夏油を王にする」ことが目的としていますが明らかになります。
その後になにかがあり、五条側になったのでは?と考えられています。

乙骨と一緒だった時点で、もう呪術高専側だったんじゃないかな。
ミゲルは何話・何巻に登場する?

出典:Amazon
『呪術廻戦』の中で、ミゲルは数回しか登場していません。
しかし、0巻では百鬼夜行で五条を足止めする役割、そして本編では五条がすごい呪術師になると太鼓判を押している乙骨憂太とともにいる様子が描かれています。
登場回数は少なくても、強く印象に残る場面に登場しているのがミゲルなのです。
『呪術廻戦』0巻 第3話「弱者に罰を」
『呪術廻戦』0巻では第3話「弱者に罰を」で登場します。
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