『呪術廻戦』の中には、呪術界の御三家として「禪院家」が出てきます。
禪院家の地を継ぐ特別一級呪術師です。禪院家では術師部隊「炳」の一員でもあります。
本記事では、禪院家の1人「禪院甚壱」の強さや術式、甚爾との関係性などを紹介していきます。
ネタバレがあるから気を付けてね!
目次
禪院甚壱(ぜんいんじんいち)とは
呪術界には、「五条家」「加茂家」「禪院家」という御三家があります。
いずれの家でも術式を受け継がなかったもの、また呪術が使えないものは正室の子でも冷遇され、呪力が高く相伝の術式を受け継いでいれば側室の子でも優遇を受けます。
禪院家はその中でも「禪院家に非ずんば呪術師に非ず 呪術師に非ずんば人に非ず」、つまり、呪術師でないなら禪院家のものではない、呪術師でなければ人じゃないとしている一族に生まれました。
禪院甚壱のプロフィール
等 級 | 特別1級呪術師 |
出 身 | 禪院家 |
術 式 | 不明 |
甚壱や直毘人、直哉など、禪院家のものは1級呪術師でも「特別」がついています。
この特別というのは、呪術高専に通ったことはないが、1級相当の力を持っている呪術師を指します。
外見は熊のような大男でとっつきにくいですが、禪院家の末端からの人気は非常に高いです。
禪院直哉からは外見をからかわれ、兄弟である伏黒甚爾と比べられています。
禪院甚壱の術式・領域展開の有無を紹介
禪院甚壱は呪術高専から特別1級呪術師と認定されるほどですから、相当の実力を持っています。
甚壱の術式や領域展開ができるかどうかなど紹介します。
禪院甚壱の術式
禪院甚壱は、禪院家第26代当主である禪院直毘人が危篤状態の時、コミックス16巻で登場しました。戦闘シーンはおろか登場もなかったので、詳しい術式はわかっていません。
しかし、17巻で真依が死亡し、真希が完全なる天与呪縛となり覚醒した際、禪院家最強術師集団「炳」として真希と戦いました。
の時、術式の詳細は分からなかったものの、甚壱が連打すると空から巨大なこぶしが隕石のように建物を壊しつくしています。
蘭太が自分の視力を棄ててまで足止めをいていたし、かなり攻撃的な術式なんだろうね。
禪院甚壱の領域展開
呪術高専がその能力を認め特別1級呪術師と認定していますし、実際、真希と戦ったとき、禪院家最強の呪術師集団「炳」に所属し、禪院家の大きな建物を破壊しつくすほどの攻撃力を見せていますので、実力はかなりのものです。
ただ、領域展開ができるかどうかは不明です。
禪院家当主であった直毘人も渋谷事変の際、陀艮と戦っていますが、あれほどの力を持っていながら領域展開を出さず落花の情を、覚醒する前の真希と忌庫で戦った扇も落下の情を出しています。
同じように、多分甚壱も領域展開ではなく落花の情を使い、領域展開は使わないと予想します。
禪院甚壱の強さ
禪院甚壱、術式の火力の規模は素直に凄いのがなんか笑う(むしろ真希はなんで無傷で生きてんだよ) pic.twitter.com/g4FkZDEurP
— 雨音 (@klangregen105) June 1, 2021
呪術高専から特別1級呪術師と認定されていることや、真希と戦ったときの様子を見てもかなりの強さです。
禪院家でそれなりの立場にいますし、直毘人が危篤の際、臨終の際に呼ばれていますので、自他ともに認められている強さといっていいでしょう。
実力は時期当主候補
禪院直毘人が渋谷事変で漏瑚の炎を浴び、それによって危篤となった際、直毘人、扇、甚壱の3名が呼び出されています。
遺言状を持った「フルダテ」が、直毘人の遺志で扇、甚壱、直毘人の3名がそろったとき知らせるようにと指示していました。
当主危篤で集められ、時期当主が誰になるか、その場にいることを言明されているのですから、時期当主候補であったことが明確です。
このことから、それなりの強さを持っていることが分かるでしょう。
同じく党首候補の「全員扇」は、覚醒前の真希を簡単に殺せるぐらいだし、扇さんと同等かもね。
禪院甚壱は部下に信頼されている
真依が真希を完全なる天与呪縛となるように自分から命を放棄し、覚醒した真希は伏黒甚爾と同じ、完全なる天与呪縛のフィジカルギフテッドになり禪院家を襲いました。
その際、もちろん炳として甚壱も真希討伐に出てきましたが、蘭太は自分が死んでもいいという気持ちをもって甚壱に「今!!ここで!!殺るんだ!!」と叫んでいます。
蘭太がどういう立場なのか全くわかっていませんが、甚壱を信頼しているからこそ、甚壱に託したのではないかと思います。
蘭太は伏黒甚爾の強さを正しく理解していたんだろうね…。
禪院甚壱はブサイク?イケメン?
今はブサイクいじりしてるけど自分の感覚からすれば甚壱っちゃんブサイクの部類には入らないんだよなぁ
— 轢きがえる (@hikigaeru_jump) February 15, 2021
額に大きな傷があり、太い眉にひげ、髪の毛も伸び放題、筋骨隆々で荒々しい雰囲気です。
ただ不細工というのは言い過ぎでしょう。弟の甚爾はイケメンでヒモとして暮らしていたようなモテ男です。
直哉はもともと甚爾に憧れていた節があるので、イケメン甚爾と比較するとブサイクに見えたのかもしれませんが、決してブサイクではないと思います。
伏黒甚爾がイケメンすぎただけなんだろうね。
伏黒甚爾については、『禪院甚爾(伏黒恵 父)の強さは天与呪縛 | ろくでなしになった理由・最後や過去も解説』で紹介していますので、合わせてご覧ください。
禪院甚壱と伏黒甚爾の関係性
禪院家の26代目当主は禪院直毘人で、直哉の父親です。
直毘人には兄弟がいてその1名が扇、ほかの兄弟の名や立場などは明かされていません。その「ほかの兄弟」の子どもが甚壱と甚爾です。
つまり、直毘人の子どもである直哉、扇の子どもである真希、真依はいとこにあたります。甚爾の息子である伏黒恵にとって甚壱は叔父ですね。
禪院家の相関図にについては、『【呪術廻戦】禪院家の家系図 | 宗家と分家の人物・関係まとめ』で解説しているので、合わせてご覧ください。
禪院甚壱は17巻で死亡確定
禪院甚壱は、真依が死亡し覚醒した真希により17巻で死亡しています。
真依が禪院家を「全部 壊して」といい死んだことで、真希は完全な天与呪縛となった真希は、扇を軽く切り殺した後、禪院家(恵以外)皆殺しにしました。
甚壱も蘭太らと対応しますが、生き残ったのは真希でした。
禪院真依の死の理由や、死に際のキスの意味については、『禪院真依は死亡確定 | 初恋は真希?プロフィールや過去から最後のキスを考察』で紹介しているので、合わせてご覧ください。
まとめ
『呪術廻戦』の中でそれほど出番がなかった甚壱ですが、やはり禪院家の人間はこの作品のいいスパイスになっているようです。
甚壱、扇が出てきたことで禪院家の封建的なところもより強く描かれていると感じます。
気になるのは甚壱、甚爾の両親ですね。何かの話で直毘人、扇の兄弟として出てくるかもしれませんね。
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