呪術廻戦の謎の一つが、宿儺が虎杖と結んだ「契約」の意味と目的です。
この契約は未だに使用されておらず、いつ使用されるのか気になるファンも多いです。
そこで、本記事では宿儺と虎杖が結んだ契約内容をおさらい!
さらに「このシーンは契約違反じゃないの?」と気になる所も詳しく解説します。
契約について知り、より呪術廻戦を楽しみましょう!
宿儺と虎杖が結んだ契約とは?
宿儺と虎杖は、宿儺の生得領域の中で契約を結びました。
2人が契約したことで、生き返ることができた虎杖。
宿儺はどんな契約内容を虎杖に持ちかけたのか、詳しく紹介していきます。
また、宿儺のことを詳しく知りたい方は、『両面宿儺の性格や強さ、術式 | 伏黒との関係や虎杖と結んだ契約について考察』
をぜひ読んでみて下さい。
①宿儺が「契闊」と唱えたら1分間体を明け渡すこと
宿儺が「契闊(けいかつ)」と唱えたら、虎杖の肉体を1分間開け渡すことが契約内容の1つです。
回数の制限がされていないので、契闊と唱えれば何回も身体を明け渡すことになる可能性があります。
宿儺は普段、ほとんど虎杖の肉体の主導権を持っていないため、このような契約を結んだのでしょうか。
未だに宿儺は作中で「契闊」と唱えたシーンがありません。
いつ、宿儺がこの言葉を唱えるのか気になりますね。
②この契約を忘れること
宿儺は、この契約を忘れるように虎杖に契約を持ちかけます。
他の誰にも、『宿儺が「契闊」と唱えたら1分間体を明け渡すこと』を知られたくないということは、契闊という言葉は呪術界の中では、意味のあるキーワードなのかもしれません。
契闊は誰かに知られたら宿儺にとってマズい状況になるとも考えられます。
③体を明け渡された1分間は誰も殺さず傷つけないこと
宿儺が持ちかけた約束に文句を言う虎杖に、宿儺は契約内容をもう一つ追加します。
契闊と唱えてから、宿儺が肉体の主導権を持つ1分間は誰も殺さず、傷つけないことを約束しました。
宿儺は何を考えているんだろう?
契約通り虎杖は契闊について覚えていない
虎杖は、宿儺と半ば強制的に3つの契約内容で契約を結びました。
実際に虎杖は、宿儺と契約を結んで生き返った後に、五条から「心臓を治すにあたって条件とか契約を持ちかけられなかった?」と質問されるシーンがあります。
宿儺が無条件で虎杖を生き返させるのだろうか?という疑問からただ質問したのでしょう。
虎杖は「思い出せねぇんだよな」と答え、契約内容を忘れてしまった様子。
五条は「……そうか」と返事しますが、間があるので何か勘付いているのかもしれませんね。
最強の五条先生には、全てお見通しなのかな?
契約を破ると災いが起こる
宿儺ですら、他者と交わした契約(縛り)を破ると罪が与えられるそうです。
縛りを破った際の罪の大きさが分からないので、宿儺が破ることはないと考えられます。
指切りげんまんの最上級Verって感じかな?
渋谷事変で契約が無効になった理由について
渋谷事変では、虎杖と肉体の主導権を交換します。
さらに1分間以上主導権を握り、渋谷の人々を大量虐殺しますが、宿儺に罪が与えられた描写がありません。
「宿儺と虎杖は契約を交わしてなかったの?」と疑問を持った人は多いはず。
ここからは、渋谷事変で宿儺と虎杖の契約が無効だった理由について考えていきます。
理由① 「契闊」と唱えていないから無効になった
宿儺と虎杖が契約が無効になった理由の一つは、宿儺が「契闊」と唱えていないからです。
約束では、宿儺と虎杖の主導権の交換が発動されるトリガーが、「契闊」と唱えること。
これを唱えていないため、契約が無効になった可能性が高いです。
1分間以上主導権を握り、人々を傷つけられたのは契約が無効だった証拠ではないでしょうか。
理由② 肉体の主導権が一時的に宿儺に移っていた
肉体の主導権が宿儺になったきっかけは、宿儺の指を何本も食ったことです。
これまで1本ずつ宿儺の指を飲み込み、主導権を握り続けていました。
しかし、流石に1度に10本の宿儺の指を飲み込むのはダメージが大きかったようです…。
虎杖の適応が追いつかず、肉体の主導権が宿儺へ移ってしまったと考えられます。
また、指を大量に飲み込み、宿儺が肉体の主導権を握っている時に、虎杖が適応し始めたのか指が震えるシーンがありました。
大量摂取したとしても、肉体の主導権を握り続けることができるようですね。
宿儺が契約を結んだ目的とは?
宿儺が虎杖に契約を持ちかけた理由が気になりますよね。
1分間、虎杖が肉体の主導権を明け渡す間、宿儺は誰も殺さないことを約束しています。
一見、宿儺が不利の契約な印象に感じますが、なぜこのような契約を結んだのでしょうか。
彼の目的について考察していきます。
宿儺の完全復活の時に使用するため
虎杖が宿儺に身体を明け渡している最中は、「誰も殺せず傷つけない」という縛りがあります。
使用できるタイミングが限定的で、伏黒や五条など術師を殺す時に使用するものではないと考えられます。
宿儺は虎杖と肉体の主導権を交換した時に、何らかの手段を使用して復活しようとしているのではないでしょうか。
宿儺が完全復活するのはもう少し?
宿儺は、完全復活するための目論見があるのではないでしょうか。
裏梅に「俺が自由になる日もそう遠い話ではない」と話すシーンがあります。
今は完全に受肉できていませんが、何らかの手段を使って復活する計画があるのかもしれません。
宿儺が復活しちゃうのかな…
宿儺復活には伏黒の存在が重要?
宿儺復活には、伏黒恵が必要不可欠ではないのでしょうか。
宿儺が作中の中で、興味を示しているのはほぼ伏黒のみです。
高い戦闘能力を持つ五条や、肉体の主導権を握る虎杖に興味を示すシーンはほとんどありません。
伏黒に興味を示す理由は、これから復活するために利用したいと考えている可能性が高いです。
伏黒恵については『伏黒恵の能力・術式・過去 | 領域展開や宿儺との関係性を考察』で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
伏黒を気にかける宿儺
宿儺が伏黒を気にかけるシーンは、作中で何回か描かれています。
例えば、少年院の任務後に宿儺と伏黒が戦うシーン。
宿儺は伏黒に「宝の持ち腐れ」と伝えるシーンがあります。
伏黒は宿儺から言われた「宝の持ち腐れ」に影響されて、八十八橋では初めて、未完成ではあるものの領域展開を発動させます。
宿儺は伏黒に気をかけ続けているのか、伏黒が領域展開すると「いい それでいい」と笑っていました。
もしかしたら、彼が成長するのを待っているのかもしれません。
伏黒の成長を楽しんでいるような感じ、なんか好き。
伏黒を気になり始めたタイミングが意味深
宿儺が伏黒に興味を持つタイミングが少し不思議です。
宿儺が伏黒と初めて会ったのは、虎杖が呪術高専に編入する前に通っていた高校。
この頃は彼のことにほとんど興味を持っていないように感じます。
伏黒と宿儺が戦った際に、伏黒は「布留部由良由良(ふるべゆらゆら)…」と奥の手を出そうとします。
ここで宿儺は伏黒に興味を持ち始めます。
なぜ興味を持ったのかわかる理由は、虎杖と宿儺が生得領域で話す最中、宿儺は「事情が変わったのだ。近いうち面白いものが見れるぞ」と言っていました。
この時に、伏黒の「布留部由良由良…」を唱えるシーンが回想で流れています。
このことから、「面白いもの」というのは伏黒を指していると考えられます。
完全復活に伏黒の術式が利用される
もしかしたら、今後、伏黒は死者を蘇らせる術式を持つことになるのかもしれません。
魔虚羅召喚時に唱える「布留部由良由良」ですが、これは元ネタが十種神宝で、布瑠の言の一部です。
布瑠の言を唱えると、死者を蘇生できると言われています。
宿儺が「布留部由良由」と唱える伏黒に興味を持った理由は、彼の術式が復活のために利用できると考えた可能性があります。
今は魔虚羅を呼ぶために唱えていますが、魔虚羅を調伏できれば「布留部由良由」と唱えると違う能力が発動されるのかもしれませんね。
伏黒が宿儺復活のキーパーソンなのかな
宿儺に利用されちゃうのか気になる~!
まとめ
未だに、宿儺が虎杖に契約を結んだ理由や目的が分かっていません。
どこで、この契約が利用されるのか気になりますね。
この契約が利用される時には、宿儺が完全復活してしまうのでしょうか…?
今後も呪術廻戦から目が離せません!
これからの展開が楽しみです。
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