『呪術廻戦』のキャラクター「東堂 葵」は、東京都立呪術高等専門学校(以下呪術高専) 京都校の3年。
強烈なキャラクターが多い呪術廻戦の中でも、東堂はかなり個性的です。
東堂 葵の強さ、術式、領域展開の有無の解説、またあることがきっかけで失われた東堂の腕が治る可能性があるのか考察します。

ネタバレを含むから、アニメ派の方は気を付けてね。
呪術高専 京都校
東堂葵(とうどう あおい)とは

出典:呪術廻戦公式HP
東堂葵は呪術高専の3年であり、高校生ながら1級呪術師の資格を持っています。
1級呪術師は単身で特級呪霊に立ち向かうことができる能力を持っており、かなりの実力者です。
しかし、大好きなアイドルにはメロメロですし、両面宿儺が受肉した虎杖悠仁は趣味が合ったことで一方的にブラザー扱いするなど、捉えどころがない人物でもあります。
東堂葵のプロフィール
年齢 | 18歳 |
身長 | 190cm以上 |
所属 | 東京都立呪術高等専門学校 京都校 |
等級 | 1級呪術師 |
とても高校生には見えない、格闘家のような肉体とドレッドヘアが特徴的です。
顔には額から左ほほにかけて大きな傷があります。もともと呪術師の家系で生まれたのではなく、スカウトによって呪術高専に入学しました。
東堂葵は九十九由基の弟子

出典:RENOTE
九十九由基は、日本に4人しかいない特級呪術師(五条悟、夏油傑、乙骨憂太、九十九由基)の1人です。
東堂はこの九十九由基に出会ったことで、呪術師への道を歩き始めました。
東堂は幼いころから日々退屈を持て余しており、小学校3年にして生意気な高校生をぼこぼこにしました。しかし、こんなことをしても東堂の心は満たされません。
そこに現れたのが九十九 由基でした。
九十九 由基は満たされずに退屈していた幼い東堂に「どんな女がタイプかな?」と話しかけました。
これ以上詳しいことが描かれていないため、その後どのように九十九 由基とかかわったのかわかりません。
とはいえ、東堂も初めて会う人には「どんな女がタイプだ?」と聞いていますから、九十九由基が東堂の師匠なのでしょう。
東堂葵の声優は木村 昴さん

出典:Twitter
声優の木村 昴さんといえば、ドラえもんのジャイアン役で有名ですね。
183㎝、72㎏という体格で、モデル活動もしている異色の声優です。
元オペラ歌手でドイツ人のお父さん、元声楽家で日本人のお母さんを持つ日独ハーフの木村さんは、イケメン声優としてメディアにもよく登場しています。
2021年には、バラエティー番組に出演することも多くなり、「声優」という垣根を越えてたお仕事をしている方です。
木村 昴さんの代表作 ・ドラえもん 剛田 武(ジャイアン) ・輪るピングドラム 高倉 冠葉 ・ピンポン 佐久間 学
東堂葵の強さは?

出典:呪術廻戦公式HP
東堂 葵の強さは高校生でありながら1級呪術師ですから、半端ない強さをしています。
筋骨隆々で190㎝以上という体格のため、脳まで筋肉タイプかと思う人多いですが、彼は頭も非常にいいのです。
東堂は頭がいい!?頭脳戦が得意
体格がよく筋骨隆々のタイプは、自分の力を過信してその力だけを使って戦おうとするところがあります。
しかし、東堂は戦いの際も本当に冷静で頭がきれます。
呪術高専交流戦で虎杖と戦った際も、虎杖の戦い方をよく見て分析し、虎杖が力を使いこなせていないことにすぐ気が付いていました。
虎杖に対して、(戦っている相手なのに)どうやったら強くなれるのか、わかりやすく指導したのも印象的でした。
15巻では真人との戦いで、瞬時に遍殺即霊体(へんせつそくれいたい)の正体を見破るなど、柔軟な思考を見せています。
格闘センスが優れている
筋骨隆々な体格を活かし、呪力をまとった力をがっつり使ったパワー系近接戦闘が東堂の闘い方です。
パワー系で接近戦に強いタイプならどこにでもいますが、東堂の場合、格闘センスが高いことも彼の特徴となっています。
その場の状況を鋭い観察眼で確認し、戦闘の状況を冷静に判断し戦うため、相手からムダに攻撃を受けることもありません。
精神力・集中力も人並み外れていて、渋谷事変で真人と戦ったとき、「出したい!!」という強い思いで黒閃を繰り出しました。
東堂葵の術式は「不義遊戯(ブキウギ)」

出典:呪術廻戦公式HP
東堂 葵は頭脳明晰で、体格もよくずば抜けた戦闘能力を持っています。
パワー系で接近での戦闘を得意としているほか、術式「不義遊戯(ブギウギ)」を持っています。

出典:Amazon
東堂の術式は不義遊戯(ブギウギ)です。
手をパチンとたたくことで術式範囲内であれば、一定状の呪力を負ったものの位置を入れ替えることができます。
この術式の対象は生物でも無生物でも同じで、呪具でも呪力が宿っているモノなら入れ替え可能です。
花御のような強者から見て、東堂の呪力量は少ないと感じるようです。
しかし、手をたたくだけで発動できてものを入れ替えるというシンプルな能力で、しかも回数の制限も必要なく連続で発出できる強力な術式を持っているため、大きなハンデにはなりません。
手をたたくときも自分の手同士である必要はなく、ほかの人の手をたたいても入れ替え可能。また、手をたたいても術式をえわざと発動させず、敵にフェイントをかけるといった方法もできます。
攻撃にはもちろん、見方をサポートする際にも優れた術式です。
東堂葵の領域展開は使用できない?
簡易領域は使用可能
東堂は呪術師として高い能力を持っています。
ただ領域展開については、今のところ東堂が使ったところは描写されていません。
渋谷事変で真人と対峙した際も使っていないところを見ると、使用できないのではないかと考えられます。
それでも、九十九由基直伝の簡易領域は使えることを考えると、領域展開への対策はできると思います。
そもそも領域展開を行えるキャラクターは限られています。領域展開の発動条件や効果や、その使用できるのは誰なのかを『領域展開の使用者一覧 | 発動条件・効果・強さを徹底解説』で解説いているので、あわせてごらんください。

東堂葵の左腕が治る可能性を考察

出典:Amazon
東堂は渋谷事変で真人と闘った際、真人の無為転変を受けてしまいます。
その効果が全身に来ないようにと、冷静に判断した東堂は自分の左手を切断しました。この左腕は治るのか、考察します。
東堂の術式は死んでいる
渋谷事変で真人の無為転変で左手に触れられた東堂は、自ら左手を切断したことで命を守ることができました。
東堂は他人の手をたたいて不義遊戯を発動できますが、左手をなくしたことで、自分の手をたたいて発動させられなくなったのです。
真人と虎杖が戦っている中、真人に押されぎみの虎杖を救うため、切れた左手の切断部分と右手を合わせ「ズチュッ」と鈍い音を立てました。
東堂の「左手なんて飾りさ 拍手とは」という声に騙され、東堂と虎杖が入れ替わったと一瞬躊躇してしまいます。しかし東堂と虎杖は入れ替わることはなく、このだましに引っかかった真人は虎杖の黒閃を浴び、虎杖に敗北したのです。
東堂がいったさみしそうな「残念だったな 俺の「不義遊戯(じゅつしき)」は もう死んでいる」というセリフが切ないシーンでした。
また、師匠と思われる九十九由基からは、左腕をなくしても渋谷で戦っている東堂に対し「場違い」と表現しているため、その場で腕を治せるわけではないうえに、「術式を使用できない」と特級術師に思われていると判断ができます。

東堂本人も言っているし、九十九由基からみても術式が今の状態では発動できないと思われているんだろうね…。
東堂の左腕が無くなったのは漫画15巻129話
東堂が真人の無為転変を受けて自ら左手を切断しなくなってしまったのは、15巻、129話のお話でした。
真人の無為転変を広げないために、瞬間で判断し自分の左腕を切り落とした東堂。
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