東峰旭は、烏野高校のエースです。
優れた体格とパワーを持ち、スパイクの威力は烏野で随一。
一方で、打たれ弱いところがあり、過去の経験からバレーを辞めたことがあります。
ですが仲間のおかげでバレー部に復帰し、烏野のエースとして成長を遂げます。
この記事では、東峰旭の性格や名言、菅原孝支や澤村大地、西谷夕といった他のキャラクターたちとの関係を紹介していきます。
目次
東峰旭とは
東峰旭は、烏野高校のエースです。
顎髭を生やしており、作中では「留年した社会人」や「ヒゲちょこ」など言われています。
烏野では数少ない長身選手で、恵まれた体格から放たれるスパイクは驚異的なパワーです。
中学時代からもスパイクの威力があったようで、『西光台の東峰』と謳われていました。
後述するトラウマから、一時期バレーから離れていました。
ですが、日向の言葉や西谷、菅原とともにバレーの練習試合をしたことでバレーをしたいと思うようになります。
そうしてエースとしての自覚を取り戻し、完全復活を遂げました。
東峰旭のプロフィール
クラス | 烏野高校3年3組 |
ポジション | ウイングスパイカー |
誕生日 | 1月1日 |
身長 | 184.7cm → 186.4cm |
体重 | 75.2kg |
最高到達点 | 330cm |
好物 | 豚骨ラーメン |
声優 | 細谷佳正 |
東峰旭の過去
前述したように、東峰はある時期から部活に来なくなります。
その原因は、日向が入学する前の伊達工業戦にありました。
鉄壁の異名を持つ伊達工業にスパイクを止められ続け、最終的にトスを呼べなくなってしまいます。
試合後、西谷から「なぜスパイクを打てる体勢なのにトスを呼ばなかったのか」と言われ、ふたりは喧嘩。
日向たちが来るまでふたりはバレーから離れてしまいました。
東峰旭の性格
東峰は体格が良くヒゲも生えているため、「烏野のアズマネ」と言われる不良だと間違われています。
しかし、実際にはメンタルが弱くおどおどしています。
そのため、澤村からは「ヒゲちょこ(ヒゲでへなちょこ)」や「ガラスのハート」と言われまくっていました。
外見からでもワイルドになろうと髪型を変えていますが、やはり打たれ弱いところがあり、試合前には緊張し過ぎるときがあります。
ちなみに、ロマンチストな一面があり、大会前に澤村や菅原と語り合いたいなどと言い、引かれたことがありました。
東峰旭の声優は「細谷佳正」さん
細谷佳正さんは、広島県出身の声優です。
高校時代は剣道部と演劇部に所属しており、しだいに芝居へのめり込み始め、演劇一本に絞ったそうです。
その後、舞台俳優を目指そうと大阪芸術大学を受験しますが、試験を見てこれは無理だと断念。
進路に悩んでいたところ、知人に勧められた『機動戦艦ナデシコ』の山寺宏一演じるキャラクターのシーンに感銘を受け、声優になろうと決意したそうです。
そうして、2002年には東京アナウンス学院を卒業後、マウスプロモーション付属俳優養成所に入所しました。
2014年、マウスプロモーションから離れたあとはフリーで活動しています。
代表作として、以下の作品が挙げられます。
- 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 (オルガ・イツカ)
- 『テニスの王子様』 (白石蔵ノ介)
- 『進撃の巨人』 (ライナー・ブラウン)
東峰旭の人間関係
同級生の澤村大地、菅原孝支
澤村大地と菅原孝支は、東峰と同じ三年生です。
打たれ弱いところが災いしてヒエラルキーは三人の中で一番下。
また、見かけによらずロマンチストな一面があるため、時として白い目で見られることもあります。
ですが、非常に仲が良いです。
澤村と菅原は、バレーから逃げ出した時のことで弄り、「ガラスのハート」などと揶揄することもあります。
それは東峰が罪悪感や責任感で潰れないようあえて弄っているのでしょう。
菅原孝支については以下の記事で紹介しています。
日向翔陽
東峰旭にとって、日向翔陽は対抗心を抱いている相手です。
日向は体格に恵まれず、ジャンプ力以外はまだ下手な状態でした。
それでも「小さな巨人」のようなエースを目指しており、日々成長していきます。
その姿に触発され、東峰は負けじと対抗心を抱き、エースとしての自覚を身に付けていきました。
また、伊達工業戦でのトラウマを克服するきっかけになったのも日向です。
日向が「最強の囮」として動くことで、東峰のスパイクが通る道ができました。
このように、日向の存在が東峰をエースとして導き、成長させるきっかけになりました。
日向翔陽については以下の記事で紹介しています。
西谷夕
西谷夕は烏野のリベロであり、守護神という異名を持ちます。
東峰がバレーから離れた際、彼が戻らないなら自分もバレー部には戻らないと宣言しました。
これは、伊達工業戦でトスを呼べなかった東峰と試合後に喧嘩してしまったからです。
喧嘩をしても、東峰がエースであることを信じていました。
そのため、エースらしくないうちはバレー部には戻らないと言いました。
作中では、西谷はメンタルが非常に強く描かれています。
たとえ取りにくいボールでもレシーブしようと懸命に動き、烏野のコートを守ってきました。
そのことから、メンタルが弱い東峰を支える場面が多々ありました。
物語が終盤になると、今度は西谷が支えられる場面が訪れます。
「Aパスなんかなくても俺が決めてやる」
稲荷崎戦、宮侑のジャンプフローターサーブで狙われレシーブに苦戦しているときに出たセリフです。
今まで支えられた自覚があるからこそ、エースとして西谷を激励しました。
そのかっこいいセリフはまさにエースと言えます。
西谷夕については以下の記事で紹介しています。
東峰旭の名言・進路
東峰旭の名言
「何回ブロックにぶつかっても、もう一回討ちたいと思うよ」
バレー部に戻り、練習試合後に放った一言。
かつてブロックに阻まれたせいでバレー部から逃げた東峰ですが、久しぶりに仲間と試合をしたことでもう一度スパイクを打ちたいと本音を言います。
東峰復活の名シーンであり、「それならいい」と受け入れる西谷がかっこいい場面でもあります。
気持を切らせばボールが落ちるぞ
因縁の相手・伊達工業高校。
東峰がついに伊達工業の鉄壁を崩したときに出た言葉です。
かつて挫折の原因になった相手にも臆せずスパイクを叩きこみ、トラウマを克服した名場面。
その後の「俺はエースだけど、お前らはヒーローだな」も、仲間との連携を感じるいいセリフでした。
卒業後はアパレルデザイナーになる
東峰旭は高校卒業後、東京でアパレルデザイナーになりました。
もともと東峰はアパレルデザイナーに興味がありましたが、地元を離れるかどうか悩んでいました。
そのとき、西谷に後押しされたことで東京へ行くことを決意します。
西谷とは卒業後も仲が良く、二人で世界旅行をして、エジプトにいる姿が描かれていました。
ちなみに、成長した東峰の姿はロングヘアに眼鏡と余計に怪しまれそうな恰好をしています。
まとめ
この記事では、東峰旭の性格や名言について紹介してきました。
東峰旭は身長184.7cmあり、烏野の中でもガタイが良いです。
そのため、非常に力強いプレイを得意としており、ブロックを吹き飛ばすほどのスパイクが打てます。
過去には伊達工業戦でブロックに阻まれ続けたことでバレーから離れていました。
しかし、日向たちの加入に触発され、エースとして復活。
その後の伊達工業戦ではトラウマを克服し、因縁の相手に勝利しました。
このように、東峰旭は挫折を経験しながらも仲間に励まされ復活します。
魅力ある登場人物であるため、ぜひ本編でその活躍を読んでみてください。
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