ハイキューでは全国3大(3本指)エースと全国5本指エースと呼ばれる選手たちが存在します。
原作漫画の方でもこれらの選手が出揃ったので、それぞれのプレースタイルなどについてまとめてみました。
目次
ハイキュー全国3大(&5本指)エーススパイカーの名前と強さまとめ
ハイキューでは全国3本指エースと5本指エースがいて、以下の選手が名を連ねています。
- 牛島若利(3本指エース)
- 桐生八(3本指エース)
- 佐久早聖臣(3本指エース)
- 尾白アラン(5本指エース)
- 木兎光太郎(5本指エース)
それぞれのキャラについて、解説していきます。
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牛島若利(3本指エース)
出典 ハイキュー(古舘春一)
白鳥沢学園高校3年 ウイングスパイカー 189.5cm
全国3大エーススパイカーの1人であり、日本ユース代表でもあります。(通称ウシワカ)
春高予選では決勝の舞台で日向達の前に立ちはだかりました。
そのプレースタイルはまさに王道。
鍛え上げられた肉体で誰よりも高くジャンプし、パワー満点のスパイクで3枚ブロックであっても高確率で点をもぎ取ります。
牛島自身も「高いトス1つあればそれでいい」と言っており、粗末な2段トスでも問題なく点を取れるほどです。
ここまで基礎能力が高いことに加えて、左利きであることも特徴です。
バレーは通常右利きのスパイカーが多いため、多くのレシーバーは右利きの回転に慣れてしまっており、牛島の左利きスパイクは捉えたと思ってもレシーブミスを誘発するという特徴もあります。
さらにコースの打ち分け技術もとても高く、レシーブも上手と才能にかまけず厳しい練習で自身の技術を伸ばしていることも見てとれます。
サーブも強力で、コントロールはまだ向上の余地があるようですが、集中している時はそれも克服してしまい、烏野も5点連続で点を取られたりしました。
正直弱点という弱点が描かれていない完璧な選手です。
性格に関しては、自身が最強と疑っていない高慢とも取れる発言をすることがあります。
牛島「少なくともいまここでは、俺の居る場所(チーム)が最強の場所(チーム)だろうが」
※及川に向かって白鳥沢に入るべきだったと告げる牛島
出展 ハイキュー17巻
世間からは天才的な扱いをされていますが、チームメイトたちは牛島を「超バレー馬鹿」と称しているんですよね。
なのでその発言の裏には、誰にも負けないほど努力してきたという自信が裏打ちされているのだろうと思います。
実は父親(海外在住)は元プロバレーボール選手で、白鳥沢在籍時に全国優勝を果たしています。
桐生八(3本指エース)
出典 ハイキュー(古舘春一)
狢坂高校3年 ウイングスパイカー 188.3cm
全国3大エースの一角で、「悪球打ちの桐生」と呼ばれています。
全国大会では5本指エースの木兎がいる梟谷と準々決勝で激突しました。
身体を左に傾けながら打つ独特の打ち方で、ボールに体重を乗せる事を重視したプレースタイルです。
イメージはウシワカのパワー特化を少しマイルドにして、パワー&テクニックでバランス重視にした感じでしょうか。
その独特の打ち方のおかげで、どんな悪球も威力を落とさずに打ち切ることのできる「器用さと強引さが混在したスタイルの選手」と評されています。
桐生の弱点はメンタルの弱さです。
桐生の性格は見た目に似合わず、自分に自信がないタイプ。
中学時代にブロックに止められ続けた結果、逃げのスパイクを打ってしまったことが今も自分の中に引っかかっています。
一方、何度止められてもスパイクを打ち切っていたまさにエースマインドの牛島・木兎を見て、中学時代から苦手意識を持っていた模様。
桐生「(木兎光太郎、俺はお前が怖い。お前ん様な男と戦えば、自分の小ささを浮き彫りにされる。俺には怖えもんがいっぱいや、仲間の鼓舞も期待も歓声もどこかプレッシャーに感じちょった。)」
出展 ハイキュー38巻
バレーボールを楽しむ純粋さ・ひたむきさが自分には足りないと思っているようでしたが、しかしそれも全国の梟谷戦では吹っ切ってみせました。
佐久早聖臣(3本指エース)
出典 ハイキュー(古舘春一)
井闥山学園2年 ウイングスパイカー 189cm
去年全国優勝の井闥山学園のエースであり、「全国3大エース」の一角。
5本指エースまで含めて見ても、唯一の2年生です。
加えて5大エースの中で唯一、原作漫画でも未だ試合が描かれていないキャラクターです。
しかし全国3大エースの他の2人を見ると「パワー型の牛島」「悪球打ちのバランス型桐生」と来ているので、佐久早はテクニック偏重のタイプではないかと予想されています。
体格も身長こそ変わらないものの、他2人ほどはガッシリしておらずどちらかというと痩せ型に見えます。
[追記]ジャンプ最新章のプロ編でようやく佐久早のプレースタイルが判明しました。やはりテクニックタイプで、特徴は異常なまでの手首の柔らかさでした。
手首のスナップによる様々なコースの打ち分けに始まり、そして何よりも最高に嫌な回転をかけたスパイクを打ちます。回転といえば、白鳥沢戦でのウシワカもサウスポーの回転で散々レシーブミスを連発しましたが、佐久早のスパイクの回転の取りづらさはそれ以上と評されています。
その性格はというと、超絶ネガティブです。
しかし本人曰く慎重なだけ。
肩の調子がチョット悪い気がするという理由でユース合宿では本気を出していませんでした。また、試合以外ではいつもマスクを着用しているのも特徴的で、菌を吸いたくない不安からと思われます。
また、その性格からか自分を脅かしそうなヤツが気になって仕方ないようで「ワカトシ君を止めたヤツはどいつだ」と、ユース合宿でしきりに影山から聞き出そうとしていました。
佐久早はまだ謎の多いキャラクターですが、1年生時に全国優勝を経験しています。このことから、全国3大エースの中でももしかしたらウシワカ以上の相当のポテンシャルを秘めた選手かもしれません。
尾白アラン(5本指のエース)
出典 ハイキュー(古舘春一)
稲荷崎高校3年 ウイングスパイカー 184.7cm
全国5本指のエーススパイカーの一角であり、稲荷崎高校のポイントゲッターです。
稲荷崎高校は全国大会にて烏野高校とも激突しました。
尾白アランは見た目通りシンプルにパワータイプのスパイカーです。
烏野で例えると東峰に近いけど、メンタルによる好不調も東峰より安定していて守備も上手くバランスいい感じ。(1試合しか描かれていませんが)
強力なスパイクで3枚ブロックの上から撃ち抜いてきます。
さらにサーブも強烈で、烏野戦でもサービスエースを取っていました。
弱点という弱点も特に見当たらないオールラウンダーですが、強いて言えば3本指ほどの突き抜けた特徴はないかもしれません。
(パワーも通常の選手より十分強力だが、ウシワカほどどうしようもない程ではない)
尾白アランの性格について、プレー以外の描写は少ないですがトゲのない性格で仲間や後輩思いのイイヤツです。
1年年下にあたる宮兄弟のことも言葉でフォローする場面なども描かれていました。
木兎光太郎(5本指のエース)
出典 ハイキュー(古舘春一)
梟谷高校3年 ウイングスパイカー 185.3cm
全国5本指のエーススパイカーであり、梟谷の主将。
生川のマネージャー曰く「梟谷の末っ子」であり、チームを引っ張るのではなく、チームに引っ張られるエース。
(しかし全国大会では「ただのエースになるよ」と宣言し、その才能をさらに開花させた)
そのプレースタイルはパワースパイカーに見られがちですが、リバウンドやブロックアウト、フェイントなどの技術も非常に高いです。
さらに、キワキワストレートや超インナークロスなど巧みにコースを打ち分けることができる、間違いなく技巧派スパイカーです。
弱点は感情の起伏が激しく、プレーに影響することが多いこと。
ミスが長く続くと「今日はもう俺にトスを上げるな」「俺いつもクロスってどうやって打ってたっけ・・・」と言うなど絶不調モードに突入します。
性格は基本的にハイテンションですが、バレーに対しては愚直なまでに貪欲な姿勢を見せます。
例えば、木兎のリバウンドは後輩である赤葦がやっているのを見て、「今のなにそれ!教えて!」と言ったことがきっかけで身についたもの。
後輩に対してプライドなど度外視で教えてと言えてしまうのも、木兎の純粋なまでのバレー愛が見てとれるエピソードでしょう。
中学では木兎があまりに真剣にバレーに打ち込むので、チームメイトが誰もついてこなくなるという少し影山にも似たエピソードがありましたが、梟谷ではやっと木兎と同じレベルでバレーに打ち込む仲間ができました。
まとめ
今回はハイキューでの全国5本指(&3大)エースについてまとめてみました。
こうして並べてみると、5本指の二人は、3本指に比べて少し身長が低めですね。
3本指の3人の身長はほぼ横ばい。
やはりこの辺も作者の古舘先生も考えて設定していそうです。
全国大会ではこの5人たち(ウシワカを除く)たちが試合で激突しているので、その様子が知りたい方は別記事にまとめてあります。
コメント
ありがとうございます
アランの画像なんで英語版なんですかねえw
タメになりました!