ハイキューで烏野は全国大会出場を決めましたが、東京予選を戦う音駒は全国への切符を手にすることができるのか。

結論からいいますと、音駒高校は春高全国大会に無事出場します。
東京都の予選の成績と詳細を振り返りましょう。
音駒高校は春高全国大会に無事出場します
東京区出場校は1位井闥山 2位梟谷 3位音駒
東京都は予選1位~3位が春高に出場することができます。
東京は春高の開催地区のため3位が「開催地枠」として出場可能なんですね。
(烏野がいる宮城県は1位だけでしたが、東京は高校が多いため枠も多いのもある)
そして東京都の春高予選結果は1位井闥山、2位梟谷、3位音駒となりました。
音駒は梟谷には敗れたものの、戸美に勝利することでなんとか3位入賞。
開催地枠で全国に出場することができました。
セットカウントや試合内容についてそれぞれ解説します。
【東京予選】音駒VS梟谷の試合結果 勝者:梟谷
Amazon: ハイキュー22巻
- セットカウント0-2
- ×音駒21 – ◯梟谷25
- ×音駒28 – ◯梟谷30
まずは準決勝戦で音駒は梟谷と当たります。
合宿も一緒でしたし、共に手の内を知り尽くしている相手です。
本誌ハイキュー、個人的には22巻の梟谷vs音駒でのエースの心得がまた見られたことが嬉しい…!! pic.twitter.com/STOE1VclAj
— 𓅪 (@AmhN0nyPboRlz9c) May 11, 2020
第1セット序盤は一進一退でしたが、この日は木兎のストレートが絶好調。
ジリジリと話されていく音駒でしたが、研磨が木兎のストレートをブロックする作戦を提案。
これで見事ブロックをし、その後木兎の調子も下がっていきますが・・・しかし流石梟谷ほかのメンバーが木兎がいなくても上手くやりすごします。
結局点差は縮まらず1セット目は21 – 25で落とすことに。
しかしスロースターターの音駒が1セット目を落とすのはいつものこと、研磨は慌てている様子はありません。
続く2セット目は音駒が完全に木兎を封じ込めます。
完全にストレートを締めたブロック、クロスに打てばリベロの夜久が、夜久を意識しすぎればブロックに捕まるという悪循環に木兎が陥ります・・・。
音駒2点リードで中盤を迎えます。
木兎「おれいつも、クロスってどう打ってたっけ・・・?」
チームメイトたち「(こいつ・・・!!)」
梟谷チームメイトたちも、いつも得意だったクロスの打ち方を忘れたという木兎に呆れ返りますが(笑)
ここで赤葦が一言。
赤葦「――では何も考えずにクロス打ってください。ただ気持ちよく。道は作りますので」
Amazon: ハイキュー22巻
イケメンすぎる・・・!
セッターとしてかっこよすぎる一言を放ちます。
そして赤葦はアタックフェイント→セットアップで音駒のブロックを剥がし、木兎はブロック1枚という好条件でクロスに点を決めます。
これで完全に木兎が復活。
しかし音駒の守備も調子が上がっており、一進一退でデュースへ。
それでも木兎の勢い止まらず、超インナースパイクやブロックアウトで2セット目ももぎとられ、セットカウント28-30で音駒が敗れました。
これには海も「梟谷にストレート負けは久々だな・・・」と一言。
確かに合宿時もそこまで実力は離れてるように見えませんでしたしね。
木兎は本番に強いタイプというのはあったのでしょう。
なんにせよ音駒はこれで3位決定戦に勝つかどうかで出場が決まるという崖っぷちに追い込まれました。
↓戸美戦の結果をみる
【東京予選】音駒VS戸美の試合結果 勝者:音駒
Amazon: ハイキュー22巻
- セットカウント 2―0
- ◯音駒28 – ×戸美26
- ◯音駒26 – ×戸美24
戸美と音駒の試合を原作で見直してるんだけどまじで泣ける音駒あぁああああ
— 茉莉 (@mari_izumi) May 6, 2020
続く3位決定戦の相手は、準決勝で井闥山に敗れた戸美(のへび)学園です。
戸美は高い守備力とねばりを強みとするが絶対的なエースはいない、音駒に似たタイプのチームです。
しかし相手への煽りや、審判への心象操作だったりと勝つためには手段は選ばない狡猾なチームでもあります。
1セット目は、戸美は早速音駒に対して審判に気付かれないように煽りを入れてきます。そのターゲットになったのが頭に血が登りやすいリエーフ・猛虎のいわば単細胞組。
実際二人はイライラを貯めてしまい、アウトやタッチネットなどを連発してしまいます。
さらにそこにアクシデントが起こりました。
夜久の退場
猛虎が繋ぎきれなかったボールをコート外までレシーブしにいった夜久が足を捻挫して退場する自体に。
「守りの音駒のエース」とも言われる夜久の退場に動揺が走る音駒。
しかし逆にリエーフ・猛虎は3年生達をここで終わらすわけにはいかないと冷静さを取り戻します。
そしてここで集中力をさらに増したのが黒尾でした。
夜久との1年時の出会いの回想も入り、顔が本気モードに入ります。
夜久級のレシーブを披露し、ブロックではドシャット、そして最後マッチポイントではバックアタックを決めて1セット目を28 – 26でもぎ取ります。
続く2セット目。
リエーフと猛虎は夜久がいなくなったことで完全に集中を取り戻していました。
両者一歩も引かず一進一退が続きます。
先にリードの糸口を掴んだのは戸美。
エースのサーブ2連続でブレイクします。
しかし3本目は海が拾い、福永のコース狙いで1本。
そしてさらに黒尾の「1人時間差攻撃」が決まり今度は音駒がブレイク。
24 – 25で音駒がマッチポイントを迎えます。
ここでリエーフが、リベロが夜久ではなく2年の芝山になったことで、ブロックとはレシーバーとの連携あってのものではあることに気づきます。
(今まではレシーバーのことなんて考えなくても夜久がなんとかしてくれると思っていたが、今はそうじゃないんだと)
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