『ハイキュー!!』に登場する菅原孝支は、烏野高校所属の三年生セッターです。
副主将としてチームを支えており、影山にセッターの座を譲った後も他のメンバーのために行動しています。
決して突出した才能があるわけではありませんが、堅実で冷静なプレイをすることから「司令塔」として活躍しています。
この記事では菅原孝支の性格や名言、他の選手との関係性を紹介していきます。
菅原孝支とは

出典:Twitter
菅原孝支は烏野バレー部三年の副主将。
泣きぼくろと太めの眉毛が特徴で、温和な性格です。
暴走しがちな部員たちを止めるストッパー的な存在ですが、ノリはいいため一緒にはしゃぐなど茶目っ気があります。
セッターとしての実力は並みくらいであり、他の選手と比べて堅実なプレイが多いです。
影山が入部したことで、烏養コーチは影山と菅原のどちらをセッターにするか迷います。
その際、菅原は勝つために影山を使うべきだと言い、普段の穏やかな雰囲気とは異なり強い覚悟を見せました。
そうしてレギュラーの座を譲った菅原。
ですが、影山と比べてチームメイトをよく見ているため、スパイカーの能力を引き出す能力が高いです。
菅原孝支のプロフィール
クラス | 烏野高校3年4組 |
ポジション | セッター |
誕生日 | 6月13日 |
身長 | 174.3 cm → 174.6 cm |
体重 | 63.5 kg |
最高到達点 | 298 cm |
好物 | 激辛麻婆豆腐 |
声優 | 入野自由(テレビアニメ版)/宮永恵太(VOMIC版) |
菅原孝支の性格
菅原孝支の性格は温和で優しく、穏やかです。
日向がはじめての試合に出て緊張から失敗したときも優しく接するなど、チームメンバーをなにかと気遣う場面が多く、「スガさん」や「菅原さん」と親しまれています。
このように普段はおとなしめで慕われている菅原ですが、高校生らしくはノリのいい一面も持ち合わせています。
特に、同じ三年生の澤村や東峰の前ではテンションが高いことが多いです。
ちなみに、優しい性格からみんなを甘やかしたり、相手チームとも仲良くなってしまうことから、お母さん的なポジションだと言われています。
菅原孝支の声優は「入野自由」さん
入野自由さんは、東京都出身でジャンクションに所属する声優であり、歌手と俳優でもあります。
4歳のころに劇団ひまわりに入団し、少年役で俳優デビュー。
その後はジャンクションに移籍して『逮捕しちゃうぞ』のショウ役で声優としてデビューしました。
代表作として以下の作品が挙げられます。
- 『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』 (宿海仁太)
- 『千と千尋の神隠し』 (ハク)
- 『キングダムハーツ』 (ソラ)
菅原孝支のプレイスタイル
菅原孝支はチームの司令塔!
菅原は影山と比べると、セッターとしての実力は並みくらいです。
ですが、上記で紹介したように温和で優しい性格の持ち主であるため、チームメイトのメンタルを支えたり、スパイカーが打ちやすいボールを上げたりすることが得意です。
また、ピンチサーバーとして投入される際には、相手をサーブで崩してからのアタックで点を狙うなど攻撃的なプレイも見せています。
ここぞというときに上げるトスには光るものがあり、物語終盤では宮侑や影山も認めるほど完璧なトスを上げていました。
影山よりも実力は劣るものの、信頼関係に基づいて繰り出される丁寧なトスや、サーブなどで相手を揺さぶる堅実かつ冷静な戦い方が特徴的ですね。
菅原孝支と他の選手の関係性
影山飛雄
菅原にとって影山飛雄は正セッターを譲った相手です。
前述した通り、烏養コーチは公式試合で誰をセッターにするかを迷います。
そのとき、菅原は「自分たち三年生が長くプレイできるチャンスを多くできるのが影山なら、迷わず影山を選ぶべき」だと伝えました。
影山のコンディションが万全ではないときには、代わりに試合へ出場。
実力的には一般的な水準の菅原ですが、チームメイトを信頼して気を配るなど、司令塔としての能力が高く、影山にはない部分を持ち合わせています。
青葉城西戦でチーム全体が落ち込んでいたときには、主将を叱責したり月島をフランクに励ましたり、影山にはできないようなやり方でチームの雰囲気を良くしていました。
さらに、信頼関係を築いていたからこそのシンクロ攻撃を見せていて、チームへの貢献は影山に負けていません。
影山はチームメイトと上手にコミュニケーションを取れる菅原を尊敬しており、時としてライバル心を燃やしています。
互いに持っていない部分を持っていて、非常に良い関係性ですね。
日向翔陽
菅原は影山飛雄とは正セッターを巡るライバルのような存在です。
日向翔陽にとって菅原は面倒見のいい先輩です。
日向がはじめて試合をするとき、緊張し過ぎて普段のプレイができませんでしたが、気を遣って緊張を和らげようとするなど、頼りになる先輩として接しています。
また、セッターであるため、日向にボールを上げて練習に付き合ってあげたり、アタックの時のサインを教えたりと烏野1年生組の中ではかなり仲がいいです。
澤村大地
澤村大地は同じ烏野高校3年生であり、バレー部の主将です。
普段は菅原と同じくらい温厚で面倒見がいいです。
ずっと同じ烏野で一緒に練習をしてきたため、仲が良く互いを信頼しています。
東峰は「大地に説教できるのはスガさんだけ」と言っており、それくらい信頼関係があります。
東峰旭
東峰旭は同じ烏野高校の3年生。
1年生から一緒に練習をしており、澤村や東峰の前ではテンションが上がるなど仲が非常にいいです。
東峰は気の弱いところがあり、ヘタレな場面があります。
そんなときは、菅原が喝を入れて東峰を上手にコントロールしています。
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