炎炎ノ消防隊では唐突に「第三世代能力者」という言葉が登場しますよね。
そして、主人公のシンラは第三世代能力者です。ここで「世代」って何?って思いますよね。
今回は記事では、炎炎ノ消防隊の「世代能力者」とは何なのか。
その特徴と能力者一覧、また焔ビトとの関連などについても考察していきます!
炎炎ノ消防隊の世代について考察
炎炎ノ消防隊では能力者を世代という言葉で区分けしています。
現在登場しているのは、
- 第一世代能力者
- 第二世代能力者
- 第三世代能力者
これらの呼び名がついた由来は、
「人体発火現象が自身に発症してもその炎に適合し操ることのできる存在が現れ、彼らを第二世代能力者と第三世代能力者と呼ぶようになったため」
【防災用語説明】
— 『炎炎ノ消防隊』公式 毎週金曜25:25より放送中 (@FireForce_PR) 2017年9月21日
こんばんは、火縄です。人体発火現象の被害者は大きく分けて3つの世代に分かれています。炎への耐性がなく焔ビトへの変異の可能性がある「第1世代」、炎の制御や調整が可能な「第2世代」、そしてシンラ達のような自在に発火と制御が可能な「第3世代」です。 #炎炎ノ消防隊 pic.twitter.com/D969VVUSgl
つまり、第一世代能力者というのは炎に適合できない人に対する後付けで付けられた呼称、そんなイメージですね。
それぞれについて解説していきます!
第一世代能力者 = 焔ビト
上記の名前の由来から、第一世代能力者 = 焔ビトということになります。
【特殊消防隊広報部/炎炎解説】
— 『炎炎ノ消防隊』公式 毎週金曜25:25より放送中 (@FireForce_PR) 2018年12月7日
「人体発火現象」
ある日突然、人が燃えるようになった現象のこと。第一世代の人たちはその被害者で、自我を失い、命尽きるまで暴れるため、“焔ビト”と恐れられている。 #炎炎ノ消防隊 pic.twitter.com/Cu28Rqb9AN
能力者というと人間のように聞こえてしまうのでピンと来ませんが、焔ビトは自我を失っているとはいえ、炎の能力を使って襲ってきますよね。
なのでこれを「第一世代能力者」と呼ぶわけです。
ただ、焔ビトの中にも例外がいて、物語が進むと自我を保ったまま焔ビトの姿で活動できる者も現れてきます。
また角を持つ鬼の相貌の焔ビトも存在し、これらの焔ビトは通常の個体よりも強力で倒すのが非常に困難です。
第二世代能力者とは?
特徴:自分で炎を生み出せないが炎全般を操れる
第二世代能力者の特徴は
- 自分では炎を生み出せないこと
- 炎全般を自在に操ることができること
があげられます。
自分では炎を生み出せないので、着火装置など器具や武器を使って発生させた炎を操る能力者が多いです。
第二世代能力者一覧
現在、原作マンガに登場している第二世代能力者は以下の通りです。
- 武久 火縄(第8特殊消防隊・中隊長)
- 茉希 尾瀬(第8特殊消防隊)
- カリム・フラム(第1特殊消防隊・中隊長)
- 5thエンジェルス3(第5特殊消防隊)
- 新門 紅丸(第7特殊消防隊・大隊長)
- カロン(伝導者一派)
炎炎ノ消防隊に登場するのは大体第三世代能力者のため、第二世代能力者のキャラは少ないですね。
そして大隊長クラスはみんな第三世代能力者なので、第二世代能力者はサポートキャラの向きが強いです。
(新門 紅丸は第二・第三世代両方の能力を持つ特別な存在なので後述します)
第三世代能力者とは?
特徴:自分で炎を生み出せるが、自分の炎しか操れない
第三世代能力者の特徴は、
- 自分で炎を生み出せること
- 操れるのは自分で生み出した炎だけ
- 火力が高い傾向がある
があげられます。
第三世代能力者は自分で炎を生み出すことができ、その火力も高い傾向にあるため高い戦闘能力があります。
が、その代わりに危険も伴います・・・!
オーバーヒート(発火限界)について
第三世代能力者が発火能力を使いすぎると、オーバーヒート(発火限界)という体内の酸素が不足した状態に陥ります。そしてこの状態のまま尚も能力を使ってしまうと、身体組織が炭化する「灰病」を発症してしまうのです。
【防災用語説明】
— 『炎炎ノ消防隊』公式 毎週金曜25:25より放送中 (@FireForce_PR) 2017年11月6日
火華だ。続ける。〝発火限界〟を繰り返すと、身体が徐々に炭化していく〝灰病〟になってしまう。
一度発症すると、能力を使うだけで命に危険が及ぶ身体になってしまう。シンラは第三世代だからあんまり無茶をしないでほしいな。 #炎炎ノ消防隊 #炎炎解説 pic.twitter.com/JPC0ZihoGp
やはり強い力にはそれなりのリスクも伴うものなのですね。
第7特殊消防隊の紺炉などは過去に鬼の焔ビト討伐のために、発火限界を超えた戦いを繰り広げ灰病を発症したことから、一線を退いています。
第三世代の希少能力・アドラバースト
第三世代能力者中には稀にアドラバーストという能力を有する者が出ます。
【防災用語説明】
— TVアニメ『炎炎ノ消防隊』公式 毎週金曜25:25より放送中 (@FireForce_PR) October 27, 2017
こんばんは砂利ども、火華よ。今回は〝アドラバースト〟について。「穢レ無キ炎」と呼ばれ、太陽神がこの星を創る種火となった「原初ノ炎」とも言われているわ。〝白頭巾〟たちが言う「適合者」とは、このアドラバーストを持つ人物らしいのよね。 #炎炎ノ消防隊 #炎炎解説 pic.twitter.com/4D6IL8o5PA
アドラバーストとは燃焼現象を超越した純粋な炎であり「原初ノ炎」とも呼ばれています。炎の能力が爆発的に向上するほか、特殊な素質を秘めている証といわれています。
作中では現在、シンラ、ショウなど数名がこの炎を発生することができます。
また、伝導者一派はこのアドラバーストの使い手を8人集めることを目的としており、強力な能力であると同時に狙われる存在でもあります。
第三世代能力者一覧
現在、原作マンガに登場している第三世代能力者は以下の通りです。
- 森羅 日下部(第8特殊消防隊)
- アーサー・ボイル(第8特殊消防隊)
- 環 古達(第8特殊消防隊)
- レオナルド・バーンズ(第1特殊消防隊・大隊長)
- グスタフ 本田(第2特殊消防隊・大隊長)
- 武 能登(第2特殊消防隊)
- プリンセス 火華(第5特殊消防隊・大隊長)
- 5thエンジェルス3(第5特殊消防隊)
- トオル 岸(第5特殊消防隊)
- 新門 紅丸(第7特殊消防隊・大隊長)
- 相模屋 紺炉(第7特殊消防隊・中隊長)
- 象 日下部(伝導者一派)
- 烈火 星宮(伝導者一派)
- ハウメア(伝導者一派)
各特殊消防隊の大隊長を始め、そうそうたるメンツがズラリを顔を並べていますね。
第三世代能力者はやはり炎炎ノ消防隊の花形といってもいい、強さと派手さを兼ね備えた能力者達と言えるでしょう!
特別な存在・煉合能力者とは?
中には第二世代と第三世代の能力どちらも扱うことができる特別な能力者がいます。
これは原作でも今の所、第7特殊消防隊・大隊長の新門 紅丸だけです。
炎炎ノ消防隊面白そうと思ってくれた方、浅草地区担当の第7特殊消防隊隊長、新門紅丸をよろしくお願いします。最強の消防官、破壊王とも言われておりますよろしくお願いします。cv宮野さんですよろしくお願いします。推しが動くところ早く観たい pic.twitter.com/68b7BaK4NC
— 森野夜 (@pb_yy) 2019年7月5日
そしてこの新門紅丸は煉合能力者と呼ばれ、発火と炎の操作を同時に行うことができます。
さらに能力の精度を規模も群を抜いていることから「最強の消防官」と呼ばれている存在です。(浅草の破壊王の2つ名も持っています)
正直この新門紅丸は中2病を地で行くような設定で、個人的には大好物ですね(笑)
まとめ
今回は炎炎ノ消防隊の世代能力者について考察してみました。
簡単にまとめると
- 第一世代能力者=焔ビト
- 第二世代能力者は自分では炎を生み出せないが、炎全般を操ることのできるサポート型
- 第三世代能力者は自分で炎を生み出し火力も高いが、自分以外の炎は操れない
という区分けの仕方をされているということでした!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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