「はめふら」(正式名称:乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…)の人物相関図を作成しました。
FORTUNE・LOVER」という乙女ゲームに転生してしまったカタリナを中心に、各登場人物についてもキャラクター同士の関係性など一人ずつ解説しています。
小説の5巻までの主要キャラで作成しているよ!
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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…の人物相関図
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は、根強い人気のあるアニメです。
2020年4月にアニメ化され、2021年7月から2021年夏アニメとして2期が制作されました。
1期と2期それぞれの人物相関図を作成したので、1期から2期にかけての変化や新キャラなどに注目してみて下さい。
はめふら1期
こうやって人物相関図を見ると一目瞭然ですが、主要な登場人物はほぼ全員カタリナに好意を寄せています。
さすが無自覚な人たらしの異名を持つカタリナ、元々のゲームであるFORTUNE LOVERに登場した悪役令嬢さは見る影もありません。
これだけ好かれているにも関わらずカタリナ本人は全く気が付いていないというのもまた面白い所です
はめふら2期
1期と同じく、2期も1クール放送だとすると、4・5巻あたりのアニメ化になるのでは?と予想しており、今回は、2期に登場するであろう4・5巻の主要なキャラクターを中心にはめふらの人物相関図を作成しています。
どうして4・5巻までアニメ化するのかと予想したのか?その詳しい理由は『はめふら3期はいつ?アニメ(X)の続きは原作小説の何巻から?』で解説していますので、そちらもあわせてご覧ください。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…の登場人物・キャラクターの一覧を解説
カタリナ・クラリス
好きなもの / 苦手なもの | 美味しい食べ物、ロマンス小説 / 学問全般 |
Power gauge | 知力1 体力3 カリスマ5(一部にのみ) 魔力1 パワー3 |
CV | 内田 真礼(うちだ まあや) |
カタリナは本作の主人公です。
一つのことをしていると一つ忘れるほど単純な性格で、人を疑うことを知らずに生きています。
人を素直に褒めたり、友人をハラハラとさせるような危ないことに自ら首を突っ込んでしまったりすることで、登場するキャラクターを男女問わずに攻略をしています。
おおよそ貴族、まして公爵令嬢としての行動とは逸脱したものばかりを取っており、大人になった今でも木登りを行ったり、スカートをたくし上げて全力疾走したりとしていますが、学園での評価は高く「慈悲の聖女」と呼ばれており、愛好会があるほどの人気です。
また、「恋愛に鈍感」でキスをされれば「夢だったのでは?」と思い込んで夢扱いをし、さらには一晩立たずに忘れてしまうため相手にショックを与えています。
恋愛ゲームに転生したと自覚していますが、悪役令嬢のカタリナが恋愛をするとは考えていないようです。行動原理は基本的に「破滅フラグを折る」ことですが、おいしいお菓子や食べものが基本となることも多く、恋愛よりもお菓子を食べて幸せをかみしめている描写が非常に多いキャラクターです。
外見は腰ほどあるストレートの茶色の髪に、釣り目気味の青い瞳で、美人ではありますが作中ではマリア・ソフィア・メアリほどの美人ではないと明言されています。
お菓子の食べ過ぎでお腹が出てきたと作中で何度か話題に上がっていますが、特に太りすぎでということはなく、あくまで公爵令嬢としては美意識が低め程度のようです。
畑仕事が好きで、ほっかむりや作業着を着こんで野菜を素育てる趣味を持つため、肌も他の令嬢よりは焼けていそうですね。
カタリナの脳内では「ハッピーカタリナ」「真面目カタリナ」「議長カタリナ」「強気カタリナ」「弱気カタリナ」が存在しており、カタリナの中で対応が難しい案件や「破滅フラグ」に対する対策が行われることもあります。しかし、基本的にはポンコツ要素が強いカタリナ同士の脳内会議のため、あまり良い提案は上がっていないです。
そんなバカキャラとして定着してきたカタリナは、キースの家で事件をきっかけに闇の魔法の使い魔をポチとなずけて、自分のペットとして飼うことに。
そのため、優秀な者しか入れないと言われる「魔法省」への就職を果たしています。
相関図を見るとよく分かりますが全く周囲からの好意に気が付いておらず、あくまで友人、あくまで一時の婚約者くらいしか考えていません。
カタリナの前世
カタリナは、8歳にジオルドとの散歩中に頭をぶつけて顔に傷を作ってしまいます。
その際の衝撃で前世の記憶を思い出し、自分がプレイしていた「FORTUNE・LOVER」に登場する悪役令嬢カタリナに転生したのだと気が付きます。
前世では、家族構成は父・母・長男・次男・祖母が登場しており、娘は一人だったのでしょう。容姿は灰色っぽいくせっけの髪に、大きな瞳が特徴で、性格はカタリナと変わらないようです。
本名は不明ですが、「野猿」と呼ばれるほどの野生児だったようで、学校に遅刻するからときゅうりをくわえて登校したり、木登りが得意だったりと、一般的な女子高校生ではなかったと思われます。
親友の敦子との出会いでゲームや小説を読むようになりますが、両親にゲームのハードを買ってもらえなかったため、敦子に本体ごと借りていました。
ちなみに、ジオルドルートを攻略した翌日に事故にあってしまい、「FORTUNE・LOVER」の隠しキャラの存在「FORTUNE・LOVERⅡ」は知らないまま転生しています。
ジオルド・スティアート
好きなもの / 苦手なもの | 面白いこと / 細長い生き物 |
Power gauge | 知力5 体力4 カリスマ4 魔力4 パワー4 |
CV | 蒼井 翔太(あおい しょうた) |
ジオルドは金髪碧眼の正統派王子で、非常にモテます。
抜群の容姿と穏やかな王子らしい性格をしていたため、8歳の頃からモテていました。しかし、ジオルドの性格は本来ドSの腹黒で、すべてのモノや人に興味が持てずに淡々とした日々を過ごしています。
幼い頃は何でも出来てしまう才能や地位から、生きがいを失っている状態でしたが、公爵令嬢として逸脱しすぎているカタリナを面白いと思うようになり、愛するようになっていきました。
正式な婚約前にカタリナが額の傷を作ってしまい婚約しますが、カタリナの傷が癒えた後も「傷は消えていない」と言い切り、婚約を継続。カタリナの弟であるキースや双子の弟の婚約者であるメアリなど、複数の難敵にカタリナを取られそうになったり、2人きりの時間が取れなかったりと、妨害をされおり、そのたびに腹黒の一面が見られます。
しかし、カタリナには「FORTUNE・LOVER」では悪役令嬢カタリナに興味を一切示していなかったことから、ジオルドはマリアが好きなのでは?と1期ではずっと思い込んでいました。1期ではカタリナにキスをしたことで意識をさせることに成功しますが、すぐに忘れ去られ、しまいには「ジオルドはカタリナが好き」という事実すらの忘れ去られてしまいます。
そのため、ジオルドはカタリナのファーストだけでなく、セカンドキスまで奪い、さらには夜に合意の元で部屋に訪れようとするのですが、いまだに叶えられていません。
カタリナに危機感がないためジオルドの夜の訪問にすぐ許可を出しますが、キース・メアリを筆頭にカタリナを守る壁が厚く、苦心しているようです。
しかし、婚約者という立場は大きく、カタリナへのセクハラ行為を唯一行える人物となっているため、甘い言葉でカタリナを意識させたり、周辺諸国の重要人物に婚約者として紹介したりと、少しずつではありますがカタリナを囲い込む用意を着々と進めている唯一の人物です。
学園を卒業後はカタリナとすぐにでも結婚をしたいようですが、第一位王子や第二王子が結婚を先延ばしにしていることで、結婚に踏み切れていない状態です。
王位継承に周囲に期待され始めているようで、兄弟のうちで一番に結婚してしまえば王位継承の争いに巻き込まれてしまうため、結婚までの道のりは遠いと思われます。
王族に名を連ねること事態、カタリナやクラレス家から良く思われていない現状のため、周囲や本人の反対でカタリナを王妃にできない都合上、ジオルドは王様になりたくないとのこと。
キース・クラエス
好きなもの / 苦手なもの | 魔力に関する学問・お菓子(義姉の影響) / ぐいぐい迫ってくる女性(舞踏会で良く来られるが上手くかわせない) |
Power gauge | 知力4 体力3 カリスマ3 魔力5 パワー3 |
CV | 柿原 徹也(かきはら てつや) |
キースはカタリナの義弟で、「FORTUNE・LOVER」本来のお色気担当です。
侯爵家に義理の息子として引き取られてから、カタリナや義理の両親に可愛がられて育てられているため、初心で優しい子に育ちます。
引き取られる前は、キースの実の母親が娼婦だったことで家族内でいじめられていました。特に、腹違いの兄弟であり、魔力を持たなずブクブクに太った吹き出物まみれでのトマスからのいじめはひどかったです。
しかし、キースが腹違いの兄弟相手に魔力を暴走させて怪我を負わせてからは、家族から畏れられるようになったようです。
キースを生んだ母親もキースのことは自分の子供とも思っておらず、キースはつらい思いをして育ちますが、クラエス家にひき取られてからは人に初めて抱きしめられたり、いじめられていた頃の怖い夢を見なくなったりと心安らかに成長していきます。
幼少期からカタリナと一緒に育ってことで、カタリナの危険行動のストッパー役になったり、社交界でのカタリナのフォロー役になったりしており、義理の両親からの信頼はとても厚いです。特に、公爵家の跡取りとして申し分ないほどの魔力・学力などを有していますし、公爵令嬢らしくないカタリナの世話をしてくれる存在として重宝されているのでしょう。
ゲームではお色気担当で浮世名を流すほどキャラクターでしたが、カタリナが「女性には優しく親切に」といい聞かせたこともあり、女性に奥手かつ、カタリナへの愛情が強すぎるため年頃になっても婚約者はまだ候補すらいない状態です。
原作小説4巻のキースの家で騒動では、キースはカタリナに告白、さらにはキスをしたのですが、そこまでしても一晩で忘れ去られてしまい、「どうしたら姉さんを意識させられるのか」とジオルドと同じ悩みを抱えています。
さらに、キースはカタリナにとって家族枠であるため寝間着で会ったり、切羽詰まった相談をしたりとキースの恋心を揺さぶる言動を繰り返されており、年頃独特の悩みを持っているようです。
学園を卒業後は公爵家の跡取りとして、王宮に働きに出ています。
アラン・スティアート
好きなもの / 苦手なもの | 音楽・楽器の演奏 / 社交界での腹の探り合い |
Power gauge | 知力4 体力4 カリスマ3 魔力4 パワー4 |
CV | 鈴木 達央(すずき たつひさ) |
アランは、単純なカタリナにさえ単純呼ばわりされるほど鈍感な性格のキャラクターです。
「FORTUNE・LOVER」では俺様キャラだったようですが、幼い頃のしこりとなっていた「双子の兄である完璧なジオルドへ嫉妬」が解消されます。
幼い頃は病弱だったこともあり、完璧なジオルドと比較されることが多かったアランですが、綺麗な婚約者であるメアリを先に攻略してしまったカタリナへライバル心を燃やします。
カタリナに勝負を挑みますが、やったことがない木登りや追いかけっこなどでカタリナに惨敗。しかし、アランは「音楽の神の申し子」と呼ばれるほどの音楽の才能があり、ピアノの演奏勝負でカタリナに初めて勝ちます。
カタリナに勝負を挑む過程でアランは完璧なジオルドでも「蛇が苦手」であると知り、人には向き不向きがあって当然だと言われて兄弟仲は改善し、次第にカタリナに魅かれていきます。
1期ではアランのカタリナへの感情を自覚させないようにとメアリやジオルドが妨害していましたが、カタリナが闇の魔法のせいで昏睡状態に陥った際に、カタリナへの恋心を自覚します。
カタリナへの恋心を自覚した後に、婚約者であるメアリに「好きな人ができたから婚約破棄をしたい」と申し出ますが、カタリナが好きなメアリからは、「自分も好きな人がいるから、別の婚約者をあてがわれるよりも今の関係を維持したい」と言われ、利害関係の元で婚約をしていると思っています。
実際はメアリもアランと同じくカタリナに思いを寄せており、ライバル関係にあるのですが、作中ではまだメアリがライバルだとは気づいていません。
ニコル・アスカルト
好きなもの / 苦手なもの | ゆったりおだやかな時間・色々なことを学ぶこと / プライベートでの会話(口下手で身内や友人出ないとなかなかうまく話せない) |
Power gauge | 知力5 体力3 カリスマ5 魔力4 パワー3 |
CV | 松岡 禎丞(まつおか よしつぐ) |
ニコルは、宰相の父を持つ優秀なキャラクターです。
カタリナの一歳年上で、カ妹のソフィアを通してカタリナと出会いました。
大変美しい外見を持ち、老若男女問わず魅了する「魅惑の伯爵」と呼ばれ、彼がほほ笑むたびに気絶者が現れたり、社交界に参加するたびに使った食器を持ち去られたりするほどの魅力を持っています。
セクハラ・ストーカー被害を日常的に受けていますが、慣れと表情が動かないこともあり「実害がなければ問題ない」というスタンスでいるようです。
しかし、話しかけようとした人がいきなり倒れることもあり、実際は困ることも多いようですね。
幼い頃、妹のソフィアは珍しい外見を理由にいじめられており、「可哀そう」と同情されることが多くありました。
そんなある日、カタリナに「ソフィアのような可愛い妹がいて、ニコル様は本当に幸せ者ですね。」と言われ、初めて自分の感情を肯定されます。その後、カタリナに恋心を抱きますが、カタリナに婚約者がいるためひっそりと身を引こうとしていました。
しかし、カタリナは唯一会話をしても微笑んでも一切表情を変えずに接してくれる女性ということもあり、兄と結婚させようとするソフィアの協力の元、カタリナを抱きしめたり演劇を通して愛の告白をしたりと、かなり暴走気味です。
ちなみに、自分の部屋のベッドにカタリナを押し倒したのはニコルしかいません。
カタリナを諦めるためにお見合いをしてみても、どうしてもカタリナと比べてしまいうまくいきません。
最終的に両親が婚約者がいる母を父親が奪ったのだと聞き、略奪婚をしていたことが判明。それ以降、基本的にはまじめで常識人なニコルですが、第三王子のジオルドと婚約しているカタリナを「もしかしたら…」と考えるようになりました。
学園を卒業後は、宰相である父の仕事を勉強するために王宮に足を運んでいるため、魔法省で働くカタリナとは離れてしまいましたが、王宮への舞踏会に参加する際など社交界でのつながりはまだまだありそうです。
ラファエル・ウォルト
好きなもの / 苦手なもの | 紅茶・紅茶に合う菓子 / 暗くジメジメしたところ |
Power gauge | 知力5 体力3 カリスマ4 魔力4 パワー3 |
CV | 現在:増田 俊樹(ますだ としき)/幼少期:日笠 陽子(ひかさ ようこ) |
ラファエルははめふら1期のラスボスで、闇の魔法を使う元生徒会長。
「FORTUNE・LOVER」では隠しキャラであり、難易度が高いルートだったようです。
ディーク侯爵家の一人息子「シリウス・ディ-ク」として学園に在籍していましたが、実際はラファエル・ウォルトという名前で、ディーク家の当主とメイドだった母親との子供です。
シリウス・ディ-クと名乗っていたのは、本物のシリウス・ディークの身体が弱く死にかけてしまい、闇の魔法で健康なラファエルの身体にシリウスの魂を定着させる儀式を行われたためです。
実際はシリウスの記憶が引き継がれただけで人格はラファエルのモノでしたが、闇の魔法を使用したことで生贄となり死んでしまった母親の復習をするために、機会をうかがっていました。
しかし、亡くなった母親にそっくりなカタリナと出会い、心を乱されたラファエルはマリアを幽閉し、カタリナを昏睡状態にして緩やかに死亡させる魔法をかけますが、目覚めたカタリナから「辛いときは傍にいるわ ラファエル」と、誰にも教えていなかった本当の名前と温かな言葉をかけられれ、カタリナに陥落します。
その後、ラファエルを復讐に導いていた闇の魔法を解かれたラファエルは、学園を去って魔法省で働くことになります。
学園から離れてしましい、カタリナ攻略は難しそうに思われていましたが、「カタリナの傍にいたい」と願っていたラファエルはカタリナに「魔法省にはいってみては?」とマリアと共にカタリナを誘惑し、作戦勝ちをしています。
ニコルたちとは遠縁の親戚となっていますが、あまりかかわりはないようで、魔法省では部署長のラーナにこき使われており、生徒会時代よりもハードな生活を送っています。何日も寝ないのが当たり前のように働いているラファエルは、最近では睡眠がとれず家にすら帰れていないのだとか。
学園時代は、鮮やかな赤毛と灰色の瞳が特徴的な愛らしい美少年でしたが、現在は髪の色も目立たないものに変えており、さらに目の下のクマが目立っているため、正体はバレなさそうですね。
ソラ・スミス / ルーファス・ブロード
好きなもの / 苦手なもの | 金 / 特になし |
Power gauge | 知力3 体力5 カリスマ3 魔力1 パワー5 |
CV | 鳥海 浩輔(とりうみ こうすけ) |
ルーファス・ブロードという偽名で初登場。
カタリナに「執事っぽい」と言われるほど優雅な執事を演じていましたが、実際は異国のスラム出身の孤児で「下町の兄ちゃん」のようで、親しみやすい性格です。
魔法の実験体にされていたため、闇の魔力を使いこなしており、カタリナと出会ったルーファスの時は犯罪に加担していました。
いったんは捕まったのですが、持ち前のルックスと女性を落すテクニックで、涙ながらに孤児であってことなどを話し同情をもらい、釈放。現在ではカタリナと同じく魔法省の魔法道具研究室の所属として働いています。
孤児であるためラストネームはありませんでしたが、所長のラーナが適当に自分と同じ姓をつけてもらってます。容姿ではなく、ただ名前をもらっただけのようです。
ファーストネームの「ソラ」は、スラムで過ごしていた時代に異国の話をしてもらっていた男性から瞳の色にちなんで付けられたもので、本来の名前は存在しませんが、しいて言うなら一番「自分の名前」としてしっくりくるもののようです。
また、本来は「FORTUNE・LOVER Ⅱ」の攻略対象の1人で、アリアが魔法省に入った後にであうキャラクターのようです。
マリアのことは「頑張りすぎる人」という印象があり言葉をかけていますが、ソラはすでにカタリナに惚れており、マリアもカタリナに惚れていることから、マリアとソラとの恋愛は難しそうです。
マリア・キャンベル
好きなもの / 苦手なもの | 甘いお菓子 / 苦いもの・辛いもの |
Power gauge | 知力4 体力3 カリスマ4 魔力5 パワー2 |
CV | 早見 沙織(はやみ さおり) |
マリアは、ゲームである「FORTUNE・LOVER」の主人公です。
希少な光の魔力を持つため、平民ながらも魔法学園に入学を許された才女であり、だれもが認める美少女かつ謙虚で心優しい少女です。
家庭環境は複雑で、魔法の素質を持って生まれるのは基本的に身分の高い家系であるため、母親の不貞が疑われました。その結果、父親が家に戻らなくなり、母親とほぼ二人暮らしをしていました。
魔力を持っている人間は平民にはまず居ないため、珍しさから同級生からは遠巻きにされており、友人になってくれる人は誰もおらず、カタリナが初めての友達になるまで誰もマリアの味方になってくれない過酷な状況の中で過ごしていました。
しかし、マリアは持ち前のポジティブさや努力で勉強や家事を高水準で維持しており、学園に通う令嬢からの嫌がらせを受けながらも必死に学園に通っていく過程で、カタリナの他に生徒会の面々とも仲が良くなっていきます。
「カタリナがいなかったら気になっていたかも?」と言っている男性キャラクターも多いほど魅力的な人物です。しかし当の本位に気になる異性はおらず、「カタリナのそばにいたい」と公言しています。
学園を卒業した後は魔法省に入り、魔法を学んでいます。
マリアは光の魔力を持っているため、闇の魔力を発見できることから、物語ではキーになることも多いです。
さらに、料理の腕前はプロ並みで、貴族からも受けがいいレベルの料理が提供できたり、金銭管理も得意で無駄を減らす作業が楽しいと感じたりするなど魔法以外のスペックも非常に高く、魔法省でも重宝されています。
メアリ・ハント
好きなもの / 苦手なもの | 植物 / 異母姉たち |
Power gauge | 知力4 体力3 カリスマ4 魔力3 パワー2 |
CV | 岡咲 美保(おかさき みほ) |
メアリはクラエス家の親戚にあたるハント侯爵家の令嬢で、第4皇子であるアランの婚約者です。
「FORTUNE・LOVER」では、アランルートのライバルキャラになります。
ハント家の4姉妹の4女かつ唯一後妻の娘であるメアリは家での立場が非常に悪く、3人の異母姉と容姿が異なることもあり、虐げられて育てられます。そのため、メアリの幼少期はオドオドしていて頼りない令嬢でした。
しかし、現在は意思をしっかりと持ち、「社交界の花」と呼ばれるほどまでお手本のような令嬢に育ちます。
そのきっかけは、幼い頃から好きな植物を育てるメアリの趣味をけなさずに、カタリナが「緑の手」と表現したことで、カタリナに恋をしたときです。
その後、アランがメアリの婚約者に選ばれ、一目ぼれしたアランがメアリの手を「緑の手」だと言おうとしてもすでにカタリナに言われてしまったため、メアリはアランに恋することがありませんでした。
学園に入学する年頃になると、赤褐色の髪と瞳は美しく磨き上げられ、グラマラスな美少女に変貌します。したたかにカタリナとずっと一緒にいるため手段を選ばずに活動しているため、主にジオルドやキースがメアリの妨害によってカタリナの攻略に苦戦しているようです。
メアリは、できることならカタリナと遠い地方に逃げて二人で暮らしたいと考えており、婚約者であるアランに対する恋愛感情はかけらもない様子です。
しかし、アランがカタリナへの想いを自覚してメアリに婚約破棄を申し出した後は、「自分にも好きな方がいる」と告げ、協力関係を築いています。メアリが社交界で危険な目に合いそうな場面ではアレンが助けにきたり、カタリナとジオルドが二人きりになりそうな場面ではアランからメアリに報告がいったりと、協力者としての関係性はかなり良好かと思われます。
ソフィア・アスカルト
好きなもの / 苦手なもの | 小説(特にロマンス小説) / 大勢の人が集まる場所(見た目が人と異なるので奇異な視線を集めてしまうため) |
Power gauge | 知力4 体力2 カリスマ3 魔力3 パワー2 |
CV | 水瀬 いのり(みなせ いのり) |
ソフィアはニコルの妹で、「FORTUNE・LOVER」におけるニコルルートのライバルキャラにあたります。
黒髪の両親から白い髪で赤い目で生まれてきたことや、容姿が他の人と異なっていることから、「呪われた子」と呼ばれ、同世代の子供たちからイジメを受けていました。
しかし、ある日のお茶会でカタリナが集団イジメから助けてもらったことをきっかけに、2人は同じ趣味であるロマンス小説について話すようになります。
最初は卑屈な子供だったソフィアですが、優しい両親や兄の他にも、容姿を「ロマンス小説に出てくるキャラクターみたい」だと褒めてくれたカタリナのおかげで明るくなり、容姿に対するコンプレックスは薄くなっています。
年頃になると、社交界に出た際に声をかけられることも多くなってくるものの、イジメを受けていたことの記憶を思い出してしまうため、話しかけられた際には「ロマンス小説の一節を思い出して話しかけられたこと忘れるようにする」ようにしており、話しかけてきた相手を無視する戦法を取っています。
しかし、事実だけ見ると「ソフィアの美しい容姿に魅かれて声をかけた男性が無残に無視されて振られる」という被害者が続出しているようで、ソフィアは自身がどう見られているかの自覚はないようです。
また、兄のニコルとも仲が良く、カタリナに魅かれているニコルに気が付くとカタリナに兄の魅力を語ったり、兄を煽ったりして、カタリナとニコルとの仲を応援しています。
ソフィアの前世
ソフィアは、実はカタリナの生前の親友「佐々木敦子」が転生した姿です。
このことはソフィアやカタリナは気が付いていませんが、1期でカタリナが闇の魔法で昏睡状態になっていた際にカタリナを亡くしたくない想いから、前世を思い出しかけていたようです。
佐々木敦子はカタリナから「あっちゃん」と呼ばれており、カタリナが唯一の友達であり、カタリナが大好きでした。
しかし、高校生のうちに死んでしまったため、「カタリナをもう二度と亡くしたくない」という想いが強いようです。今後、カタリナに危機的な状況が訪れた場合、前世を思い出す可能性もあるでしょう、
ちなみに、あっちゃんは「FORTUNE・LOVER Ⅱ」をプレイししていたようで、なぜかカタリナがあっちゃん目線でⅡの情報を得られるようになります。
アン・シェリー
好きなもの / 苦手なもの | 農業関係の本(カタリナの影響ではまった) / 大きな炎 |
Power gauge | 知力3 体力3 カリスマ2 魔力なし パワー3 |
CV | 和氣 あず未(わき あずみ) |
クラエス公爵家のメイドで、まだ前世を思い出す前のカタリナから専属のメイドになっています。
カタリナより8歳しか年齢は変わっていませんが、落ち着いた性格できびきび働く有能なメイドで、カタリナが学園に言った際に唯一ついていったメイドです。
クラエス公爵家の遠縁のシェリー男爵とメイドの間の子で、父親からは婚姻のための道具としか見られておらず、火事で母親を亡くし、腕に火傷を負ったことで父親からアンへの興味は失われてしまいます。
そこで、アンは縁をたどってクラエス公爵家にメイドとして務めることとなりました。父親との縁は切れていましたが、ある日「火傷を負っていても娶ってやると言って下さる方がいるんだ」と父親がアンを婚姻の道具として利用するつもりで、結婚の話を持って現れますが…。
その頃、アンは前世の記憶を思い出した破天荒な令嬢であるカタリナに振り回されながらも、自分を道具として扱わないカタリナに追う印象を持っていました。
アンにとって絶対的な権力者である父親を前に「アンじゃなきゃだめ!」というカタリナの熱いラブコールを聞き、結婚はせずにカタリナとずっと一緒にいることを望むようになります。
ジェフリー・スティアート
CV | 子安 武人(こやす たけひと) |
ソルシエ王国の第一王子で、ジオルドとアランの長兄にあたります。
銀髪碧眼でアランにそっくりではありますが、髪がアランよりも長いことや明るい性格で緩い雰囲気を持っていいる人物です。しかし、その実は抜け目なく、自身を取り巻く王位継承権をめぐるの火種をコントロールしており、見かけ上は「第一王子と第二王子は王位を争っている」と、見られるように情報操作もしている頭脳派です。
ルックス・カリスマ性・実力ともに第一王子としてふさわしいのですが、極度のブラコンで、執務室には弟たちの大型肖像画パネルを飾っているほど。
すべては弟たちのために活動しているといっても過言ではないジェフリーですが、その思いは弟たちには伝わっていません。特にジオルドからは胡散臭い目で見られることも度々あるようですが、弟たちに自身の想いを直接伝える気はないようです。
また、ジェフリーの婚約者であるスザンナには「まごうことなき変態」と言われるほどのブラコンですが、その婚約者たちのことを邪険に思っているわけではなく、「弟たちが幸せであればいい」というスタンスでカタリナたち婚約者も見ているようです。
スザンナ・ランドール / ラーナ・スミス
CV | 上坂 すみれ(うえさか すみれ) |
本名はスザンナ・ランドールで、ランドール侯爵家の次女であり、第一王子のジェフリーの婚約者でもあります。
魔法の才能があり、国一番の秀才とすら呼ばれているほどの実力者で、幼い頃から魔法に興味があり、魔法関係であればどこにでも赴き、気の済むまで調査する奔放さかつ努力家な人物です。
現在は本名を隠して「ラーナ・スミス」として、魔法省の魔法道具研究室の部署長を務めています。
部署長の活動は、スポンサーの要望に沿ったマジックアイテムを開発することなど。開発者としての顔を持っていますが、魔法研究者という立場があるため、情報収集や潜入層などの隠密行動もとっている人物で、活躍の幅は広いといえます。
そんなスザンナの活躍は目覚ましいですが、任務の際には自身の姿を変化させる変装魔法を使用しており、あまり顔や名前が表には出ていないため、ラーナがスザンナであると知る者は多くはありません。
一方、その忙しさから書類仕事は副所長のラファエルに任せており、魔法道具研究室はいつも仕事に追われています。
スザンナは優秀で、彼女であればすぐに済んでしまう書類もラファエルたちに預けられている状況のため、魔法道具研究室ではスザンヌの目撃情報があれば足の速い職員が走って捕まえようとすることも多いようです。
基本的にスザンナは魔法以外のことに興味を持ちにくいため、ジェフリーとの婚約にも乗る気ではなかったようですが、ジェフリーも弟たち以外に興味が持てない性格であったため、婚約者同士ではありますが協力者という関係に落ち着いています。
第一王子にすら「魔法以外に興味を持たない」と言い切ってしまうスザンナが人で唯一興味を持ったのは、主人公であるカタリナです。カタリナは初めての社交界で食べ物を大量に口に入れてワインをがぶ飲みして倒れた経験があり、スザンナは令嬢らしくないカタリナを気に入り、自分の部署に招いた経歴があります。
カタリナが闇の魔法で作り出された使い魔を連れていることもあり、スザンナの一番の関心はカタリナと言ってもいいでしょう。
イアン・スティアート
CV | 白井 悠介(しらい ゆうすけ) |
ソルシエ王国の第二王子で、ジオルドとアランの次兄にあたります。
ジェフリーとは対照的でジオルドに比較的似た容姿をしていますが、穏やかな笑みを浮かべるジオルドよりも表情は硬く、ほほ笑むことが少ない人物です。
弟たちへの愛情を全力で表現しているジェフリーと、感情表現が苦手で婚約者のセリーナにすら自身の愛情が全く伝わっていないイアンは、正反対のように描かれることも多いようです。
セリーナとはある事件をきっかけにお互いの想いを認識し、いますぐにでも結婚したいほどの熱量を持っていますが、兄が結婚していないため先に結婚するわけもいかず、婚約したままでいます。
セリーナ・バーグ
CV | 小倉 唯(おぐら ゆい) |
穏やかな印象の女性で、イアン第二王子の婚約者です。
イアンと年が近く魔力を持っている女性が少なく、消去法で選ばれた婚約者と自身は思っており、他の王子の婚約者と比べて劣っていると考えています。
イアンの王位継承権をめぐる戦いの邪魔になっているのでは…?と考えてしまったセリーナはある人物の策略に落ち、とある事件の首謀者にさせられてしまいます。しかし、元々心優しいセリーナは策略に負けないようにカタリナの助けにもなる重要なキャラクターになっていきます。
キース家出事件の後、カタリナとの関りでイアンとの関係性が修復し、相思相愛に仲になりました。
まとめ
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…の相関図および登場人物同士の関係についてまとめてみました。
2期ではジオルドやキースとの間柄も進むと思われるので、オリジナルストーリーがはいりやすい『はめふら』を見るのがよりいっそう楽しみですね。
カタリナをめぐる人間関係の進展は『はめふら』の面白いところなので、これからの展開が待ち遠しいです!
2期が放送終了し映画化が決定した『はめふら』ですが、3期が存在するのかも気になるところ。
そちらは、『はめふら3期はいつ?アニメ(X)の続きは原作小説の何巻から?』も別記事で解説・予想していますので、合わせてご覧ください。
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