「小林さんちのメイドラゴン」(通称メイドラ)の人物相関図を作成しました。
アニメ1期・2期である「メイドラゴン」「メイドラゴンS」の各登場人物について、キャラクター同士の関係性など一人ずつ解説しています。

最新の11巻までのネタバレが含まれているから気を付けてね!
メイドラゴンの人物相関図

出典:小林さんちのメイドラゴンS・単行本より
小林さんちのメイドラゴンは、2021年夏アニメとして2021年7月から放送されました。京都アニメーションさんが手掛けるアニメで、「帰ってきた京アニ」がみられるアニメともいえます。
メイドラゴンはドラゴンと人間たちの日常を描いた日常系コメディ。
設定も話をまずごとに深くなっていく作品で、現在11巻(別巻除く)まで発売されています。
今回は、11巻までに登場する主要キャラクターで相関図を作成いたしました。
2期が何巻までアニメ化するのかの予想は『【メイドラゴン】2期はアニメは原作漫画の何巻まで?何クールまで放送かも考察!!』で考察していますので、そちらもあせてごらんください。

メイドラゴンの登場人物・キャラクターの一覧を解説

出典:小林さんちのメイドラゴンS公式HP
小林さん
出典 「メイドラゴン」公式HP
住処 | 小林さん宅 |
所属 | 地獄巡商事 北千住事務所 |
CV | 田村 睦心 |
「小林さん」「小林」などと呼ばれている主人公の小林さん(フルネームは不明)は、「地獄巡商事 北千住事務所」のソフトエンジニアで働いており、仕事の忙しさから酒を飲み、酔った勢いで戦いで負傷したトールをメイドとして雇ったことでストーリーは展開されていきます。
メイド好き・ストレスのはけ口として酒を好むような脱力系の主人公ですが、面倒見がいいため、最初は険悪な仲だったドラゴンもいますが、小林さん宅には「トール・カンナ・イルル」の3人のドラゴンが住んでいます。
人数が増えたことで手狭になり、引っ越しまでしてしまうほどの行動力を見せる小林さんですが、ほかにも「ドラゴンとの戦いの中に突っ込んでいく」「混沌勢筆頭のやばいやつ、ファフニールに喧嘩を売る」など、かなりギリギリの命のやり取りを行っています。
そのため、「今しんだかと思った」と言葉をこぼすこともありますが、小林さんがドラゴンたちへの接し方は変わることなく、一度内側に入れた人・ドラゴンは助けたいと思っているようです。
ちなみに、小林さんは自身を「やる気があるわけでもない底辺」と称していますが、同僚からは「有能で大切な会社の柱」と呼ばれるほどの戦力を誇り、11巻現在では「主任」に昇格しています。
そもそも、小林さんが勤めている「地獄巡商事 北千住事務所」で使用されているコードは魔法を使うための知識が詰まっており、知らず知らずに魔法使いの素質を秘めている状態です。
しかし、キムンカムイとの戦いで力を使い切り小林さんは魔法を使えなくなりますが、上司である真ヶ土専務が守護者を務めていることもあり、守護者に任命されてしまいます。
また、まわりは気が付けば胸の大きいひとだらけで、胸の話になると恨みがましい目つきをするようになっていきます。
トール
出典 「メイドラゴン」公式HP
住処 | 小林さん宅 |
所属 | 混沌勢 |
CV | 桑原 由気 |
トールは、小林さんとすでに結婚しているつもりであったほど、小林さんが大好きな混沌勢のドラゴンです。
もともとドラゴンは小林さんがいる世界に来ることはないのですが、聖剣が体に突き刺さり瀕死の重傷を負ってしまったことで、小林さんがいる世界にやってきました。
そして、そのまま「小林さんのメイド」として居ついたのです。
トールは人間とは敵対的な立場にある混沌勢で、もともと「混沌勢の終焉帝の娘」という「立場から混沌勢で戦争をしなくてはならない自由のなさに嫌気がさしていました。
トールはほかのドラゴンに比べれば強いですが、最強クラスのルコアなどと比べれば一撃与えられるかどうかレベルのようで、戦力としては大きかったようです。
しかし、自分の意思のない戦争をやめるための単身で敵対している神たちに喧嘩を売り、聖剣を刺されて瀕死の重傷を負うこととなります。その後人間界に逃げ込み、小林さんと出会い「メイドになれ」と言ってくれたことをきっかけに働きます。
性格は笑顔も多く限定的にですが献身的で、人間との仲も良好です。根は生真面目で几帳面なのか、メイド業も最初から完璧にこなしています。
ドラゴンたちとの関係性は長く、エルマは一緒に旅をするほど。最終的にいつも殺し合いをする友達・イルルとは同じ混沌勢で面倒を見ており、カンナは無所属ということもあり面倒を見ています。
さらに、ファフニールさんやルコアなどトールよりも強いドラゴンとも戦ったことはありますが、力を認め合てことで友好的な関係を気づき、時に人間界での困ったことなどを相談しています。
ちなみに、トールの名前の由来は「来神のトール」ではなく、父親である「終焉帝」から「人間界の作家」からとったとのこと。
カンナカムイ
出典 「メイドラゴン」公式HP
住処 | 小林さん宅 |
所属 | ドラゴン界:未所属、人間界:朧塚小学校 小学3年生 |
CV | 長縄 まりあ |
キムンカムイの娘であり、現在小林さん宅に居候するカンナは小学校に通って人間との交流を深めています。
当初は人間をよく思っておらず、小林さんのことを「尊敬するトールをたぶらかした悪い人間」扱いをしていますが、父親が大切にしていた強力な力の塊である「龍玉」を破壊してしまった(ことにされた)ため、人間界に追放され行く当てもなく、小林さんの家に居つきまました。
その後、小林さんと交流を深めていき、母親のようになついてきます。その後、小学校で友人となった才川とよく遊ぶようになり、人間への感情も変わってきているのかもしれません。
カンナは電気を扱えますが、まだ幼い龍のため、力が弱く未熟です。そのため、戦を中心として考える父親であるキムンカムイの気を引くためにいたずらを繰り返していましたが、カンナの中には実は壊れた龍玉の力が眠っています。
その力を欲したキムンカムイがカンナを訪れた際には父親らしい言葉をかけられないことにキレていたようですが、キムンカムイがドラゴン界で仕掛けようとしていた戦争が小林さんらの介入よって取りやめになったことで、少しずつ父親と娘との関係性に近づいてきています。
カンナについては、スピンオフで「カンナの日常」が発売されており、かなり人気のキャラクターとなっています。
イルル
出典 「メイドラゴン」公式HP
住処 | 小林さん宅 |
所属 | 混沌勢 |
CV | 嶺内 ともみ |
イルルは、混沌勢の一人で登場当初は人間を嫌ており、人間界を破壊するために人間界を訪れ、トールとの戦闘。
トールとの戦闘で力を消耗し、調和勢のクレメネに襲撃をうけますが、小林さんとトールの介入によって助けられ、小林さんの家に居つくことになりました。
もともと、イルルは人間が好きでしたが、父親・母親が人間に殺されたため人間を恨むようになりましたが、小林さんに「人間を嫌いになりたいわけじゃない」と気づかされてからは、才川と友人にな「子供と遊ぶのが好き」だからと、最終的には駄菓子屋さんで働くほどになりました。
駄菓子屋さんのオーナーの孫にあたるタケを好きになりますが、自覚がなく、甘酸っぱい青春をしています。
イルルはトールとほぼのため、子を産み育てられる歳となっており、発情期には小林さんの子供を産みたいと小林さんを襲いかけ、さらにトールにも襲い掛かるほど抑えが利かなくなります。
エルマ
出典 「メイドラゴン」公式HP
住処 | 不明 |
所属 | 調和勢 |
CV | 高田 憂希 |
エルマは調和勢のドラゴンで、トールを人間界から連れ戻すために小林さん宅に突撃しに来ましたが、食べ物で懐柔され、食費を稼ぐために小林さんと同じ職場で働くことになりました。
当初はタイピングすらまともにできずお茶くみ係としていましたが、小林さんが感心するほどきれいなコード配列を作成できるほどとなり、立派な戦力として小林さんに数えられています。さらに、労働状況を変えようと必死に会社に抗議した結果、会社に休みが増え、小林さんの昇進にもつながりました。
調和勢の一員ですが、「人間の作るものがおいしい」という理由で人間に肩入れをしすぎるきらいがあります。過去に人間に利用されかけたため、人間と距離を置いている部分も。
一方で、ドラゴンであるトールとは友人関係にあります。もともとエルマの調和勢のため、混沌勢のトールとは相性が悪いのですが、ほぼ互角の力を持つことや、トールと旅をした経験から、喧嘩ばかりしているトールを友人として認めることとなりました。
そもそも、エルマが人間界にやってきたのはトールを連れ戻すためではなく「トールと仲直りすること」が目的だと素直に口にしています。
11巻では、エルマが政略結婚をすることとなり、それに反対したトールや小林さんは、エルマにために調和勢のナンバー2であるテルネと戦闘するほどの仲となっています。
エルマの人間関係は、『小林さんちのメイドラゴン エルマのOL日記』でも見られるため、そちらもおすすめです。
ケツァルコアトル
出典 「メイドラゴン」公式HP
住処 | 真ヶ土宅 |
所属 | 傍観勢 |
CV | 髙橋 ミナミ |
本名が長いためか、ほとんどの人からはルコアさんと呼ばれています。
人間界には、危険な悪魔の召喚を試みていた翔太くんの召喚に割り込んで登場したため、基本的には「使い魔」として翔太の家で過ごしています。
ルコアは温厚な性格をしており、人当たりもいいのですが滝谷にだけは「傍観勢に似ている」というだあけで嫌味を言っていることから苦手意識がありそうです。
もともとルコアさんは「元神」であり、妹と体の関係を持ったことで追放されて以降はドラゴン同士の争いにかかわることはなく過ごしてきました。しかし、その生き方を自分では嫌っているような節があり、その点を翔太に打ち明けて以降、翔太を見る目線が変わっていきました。
ルコアは、基本的には翔太くんには最大の愛情表現を示しており、最初は翔太をからかって遊んでいるだけでしたが、翔太にほだされていき、徐々に「使い魔」として翔太と接するようになります。
人間界におりるにあたり問題を起こすドラゴンが多い中、ルコアは人間の倫理観や常識を正確に理解しており、料理や洗濯など家事を人に教えることも可能です。
また、ルコアさんはトールよりもはるかに強い力を持っており、トールより器用に魔法を使えることから、トールよりもかなり年上だと予想できます。
ちなみに、ルコアと翔太の関係性は『小林さんちのメイドラゴン ルコアは僕の××です。』で詳しく分かるため、興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。
ファフニール
出典 「メイドラゴン」公式HP
住処 | 滝谷宅 |
所属 | 未所属(混沌以外には、なりえないと言っている) |
CV | 小野 大輔 |
ドラゴンの中でも凶暴で、基本的に「〇せ」「壊せ」ですべてを解決しようとするきらいがあります。
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