「ぼくたちのリメイク」(通称は「ぼくリメ」)」は、2021年夏の新作アニメとして7月から放送中の人気テレビアニメ作品です。
本記事では本作品に登場する主要キャラクター達の人物相関図を紹介。
記事の後半では主人公やヒロインを始めとした、メインキャラクター達も紹介していきます。
目次
「ぼくたちのリメイク」の人物相関図
時代は2016年。
しがないゲームディレクターとして社畜のように働き続けてきた主人公・橋場恭也は、ふとしたことをキッカケに10年前の時代へとタイムスリップしてしまいます！
そこから始める「人生(ルート)の作り直し(リメイク)」の中で、かつて自身が憧れていたクリエイター達との出会いから、恭也自身の人生が大きく変わっていきます。
「もしも、あの頃から人生をやり直せるなら…」
誰もが一度は抱いたことがある“願望”を叶えたテーマで必死にやり直そうとする恭也ですが、そう簡単に上手くいくものでもありません。
「やり直し人生」の中でも、以前の人生とは違う“新たな仲間たちとの人間関係”の中で悩み葛藤しながらも頑張っていく主人公たちの姿や生き様こそが、本作品の最大の魅力となります！
「ぼくたちのリメイク」アニメ版の登場人物・キャラクターの一覧を解説
橋場恭也 (CV.伊藤昌弘)
出典：テレビアニメ「ぼくたちのリメイク」公式サイト
本作品の主人公であり、本編開始時の時代(2016年)では28歳です。
ゲーム会社のディレクターとして真面目に務めるのも空しく、会社内の杜撰な経営に翻弄させられてしまいます。
そうして疲労させられた状態で、奈良県の実家へと戻りました。
実家で部屋の片付けをしている最中に、かつて合格したにも関わらず大中芸術大学に進学しなかったことを悔やむ中、10年前(2006年)にタイムスリップしてしまいます！
タイムスリップ後の人生
自身が10年前に戻ったことを自覚した恭也は、妹(美世子)が持ってきた“合格通知”がキッカケとなって自分が行きたかった大中芸術大学の“映像学科”へ進学します。
自身の「人生(ルート)の作り直し(リメイク)」を始めたことで、進学と同時に移住した「シェアハウスきたやま」のルームメイトたち(志野亜貴や小暮奈々子たち)と充実した学生生活を送ります。
他3人とは違って抜きん出た才能には恵まれないものの、タイムスリップ前の会社勤めなどで培ってきた経験や人柄を活かし「チームきたやま」の中では主に“調整役”として大活躍していきます。
一度はやり直した人生で”幸せ”を掴めたものの、結局は人間関係に翻弄されながら「タイムスリップ」を繰り返す展開を迎えてしまうわけです。
志野亜貴 (CV.古賀葵)
出典：テレビアニメ「ぼくたちのリメイク」公式サイト
本作品のメインヒロインであり、通称は「シノアキ」です。
田舎育ちのおっとり気質ですが、小柄な体質に見合わない程の”巨乳”の持ち主。
「絵を描くこと」に対する情熱は誰にも負けず、のめり込むと周りが見えなくなってしまいます。
2016年の時代では、有名イラストレーター「秋島シノ」として大活躍していました！
彼女の名は恭也も知っており”シェアハウスきたやま”で一緒に過ごしていく中で「志野亜貴こそが“未来の秋島シノ”」であることを確信されます。
タイムスリップ先の世界では、同じ大学の”映像学科”で学びながら公私とも一緒に過ごしていく中で、「恭也への“好意”」を抱き始めます。
しかし「絵を描くこと」に対しては、大きな”スランプ”に陥ってしまい、なかなか脱出しきれません。
小暮奈々子 (CV.愛美)
出典：テレビアニメ「ぼくたちのリメイク」公式サイト
ギャル風な見た目とは裏腹に少し素朴な女性で、通称は「ナナコ」です。
「歌うことが大好き」であり、よくカラオケに行っています。
2016年の時代では、人気歌手「N@NA」として大活躍していました！
奈々子もまた、恭也や亜貴と同じ映像学科に進学したと同時に”シェアハウスきたやま”に下宿してきます。
さらにバイト先のコンビニでは、自分よりも後に入ってきた恭也に対して“先輩”として指導などもしてくれます。
“歌手”としての活路は恭也の協力にかかっている！
恭也たちに対しては“役者志望”と振る舞い、彼らと一緒に制作する課題制作の中でも“役者”として出演することが多いです。
しかし、そんな奈々子が本当に好きなことは「歌」であり、本当の目標は「歌手になること」だったのです。
カラオケによく行って歌い続けているものの、自身の“才能”を信じきれずに塞ぎ込んでしまっていました。
小暮奈々子の詳細は以下の記事をご覧ください。
そんな自分の現状に、河瀬川英子から喝を入れられたことで絶望してしまいますが、「未来の奈々子の姿」を知っている恭也からの協力を得ることで何とか立ち直ろうと奮闘していきます！
鹿苑寺貫之 (CV.石谷春貴)
出典：テレビアニメ「ぼくたちのリメイク」公式サイト
恭也の同居人かつ同回生として登場する青年です。
不真面目そうな外見や振る舞いからは想像できないような「もの作りへのこだわり」を見せてきます。
2016年の時代では、人気ラノベ作家「川越京一」として活動していました。
彼もまた、志野亜貴や小暮奈々子とはまた違う形で自身の才能を開花させて大活躍していたのです。
タイムスリップ先の世界では、恭也たちの同回生として入学した貫之ですが、過酷なバイト生活と並行している身で、授業中に眠ってしまうことも。それでも「もの作りに対する”情熱”」は誰にも負けず、シナリオの授業では入学早々から恭也や英子をも驚かす程の“才能の片鱗”を見せてきます！
課題制作に取り組む中で、恭也と情熱がぶつかり合って気まずい関係になってしまうこともよくありますが、その”情熱”を恭也からも理解してもらえることにより、他のチームでは作り得ない作品を完成させることにまで導いてしまうのです！
そんな鹿苑寺貫之の実家は病院を経営していて、その家の”跡取り”として医者になることを父親から強要されていました。
反抗した鹿苑寺貫之は、実家に勘当された身で映像学科に入学したのです。
夢のために過酷なバイトをしていたなんて…泣ける話だね。
河瀬川英子 (CV.東山奈央)
出典：テレビアニメ「ぼくたちのリメイク」公式サイト
恭也たちと同じ映像学科に入学した同回生の女性です。
「もの作り」に対する熱意と才能はクラス内でもピカイチで“超”がつく程の優等生です。
そうした熱意による影響もあって「思ったことをハッキリ言ってしまう性格」です。
(その性格により、奈々子のことを一時的に追い込んでしまうこともあります)
その熱意ある性格から「負けず嫌いな一面」も強い英子は、同じクラスの恭也たちに対して“強いライバル心”を燃やします。
そうした想いもあり、恭也たちにはキツい態度を取りながら突っかかることもありますが、彼が課題制作などで悩んでいる時には「良き相談役」にもなってくれるのです。
最終的には、校内で発表した恭也たちの課題制作の作品に影響を受けたことがキッカケとなり、途中からは彼らの「チームきたやま」に加入する形で、共に制作活動を行なうようになります。
加納美早紀 (CV.沢城みゆき)
恭也たちが入学した映像学科の教師であり、“実習担当”として登場します。
眼鏡が似合う黒髪ロングの美人ですが、そうした見た目とは裏腹に、生徒たちに対しては大声で容赦ない発言を続けていきます！
娯楽を作るために入学してきた自分の生徒たちを「アホだ！」などとハッキリ言いきってしまいますが、それはあくまでも生徒たちに頑張ってほしい気持ちから出ているものに過ぎず、内面では恭也たちのことを常に気にかけています。
そして課題制作のことで悩む恭也に対して、シンプルかつ分かり易いアドバイスをしてくれることで、間接的に作品の“完成”へと導いてくれるのです。
ちなみに、河瀬川英子の姉でもあります。
火川元気郎 (CV.高橋英則)
恭也たちと同じ大学の友人であり、外見も性格も“体育会系”な元気いっぱいの男性です。
大学内では”忍術研究会”に所属していますが、美少女ゲーム好きな一面もあります。
恭也たちが課題制作でピンチの時には友人として、彼らを助けてくれることもあるのです。
橋場美世子 (CV.反田葉月)
恭也の“妹”として登場します。
本編での出番はあまり多くないものの、それでも自分の兄(恭也)の「人生のやり直し」を始めるための“重要な鍵”を握っています！
恭也と同じく”人生の失敗”により、美世子の方も同じように奈良県の実家に戻ってきます。
この時点で兄(恭也)よりも早く結婚した上、1人の子宝にも恵まれたものの、離婚して“シングルマザー”となっていました。
タイムスリップ先の世界では、美世子の方から大学の”合格通知”を渡してきてくれるのです。
そうした意味では、出番は多くないものの恭也が「やり直し人生」を始めるための“重要な鍵”を握っていることがわかりますね。
まとめ
今回は「ぼくたちのリメイク」の人物関係図やキャラクター紹介を行いました。
物語の根本は主人公(橋場恭也)を中心に描かれていく「人生(ルート)の作り直し(リメイク)」です。
しかし、そうした中でも彼自身も知っているプロのイラストレーター(志野亜貴)や人気歌手(小暮奈々子)にも「プロデビューするまでの“苦悩”や“葛藤”」も描かれていきます。
“1つのアニメ作品”として視聴するだけでも充分に楽しめますが、前もって自分が興味ある分野(イラスト系なら”志野亜貴”といった感じで)に合うキャラクターを見つけて、そのキャラの視点に立ちながら観てみることで、さらに共感していける作品だと思います。
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