週刊少年ジャンプで長きに渡り連載されている『NARUTO -ナルト-』は、世界でも知名度・人気の高い作品です。
この作品に出てくる春野サクラは、メインヒロインとして知られています。
本記事では、そんな春野サクラの強さ、能力、そして忍術や必殺技など徹底解説します。
目次
春野サクラ(はるの さくら)とは
参加忍紹介 春野サクラ
元第七班で、サスケのことを想い続けた女の中の女。ナルトとサスケのことを想い綱手に弟子入りし、今やナンバーワンの医療忍者。百豪の術を使え、怪力をもち、幻術耐性も強い、最強くのいち!! pic.twitter.com/MFHqsxv240— NARUTOは人生の教科書 (@NARUTO92678653) April 23, 2020
薄いピンク色の髪の毛に淡い緑色の瞳。
キュートな印象の春野サクラですが、忍者の家系ではなくごく普通の家庭の出身です。
この作品の主人公である「うずまきナルト」が恋している相手でもあります。
春野サクラのプロフィール
忍者登録番号 | 012601 |
誕生日 | 3月28日 |
星座 | おひつじ座 |
血液型 | O型 |
身長 | (12歳)148.5㎝→(16歳)161.0cm→(18歳)・165㎝ |
体重 | (12歳)・35.9kg→(16歳)・45.4kg |
好きな食べ物 | あんみつ 梅干し |
嫌いな食べ物 | 激辛料理 |
趣味 | 暗記 クイズ |
闘ってみたい相手 | 山中いの |
好きな言葉 | 一生愛の人生よ(臨の書) 勇気(闘の書) |
7班(はたけカカシの班)のくノ一であるサクラはごく普通の一般家庭の出身で、サスケなどのように相伝の忍術や特殊能力などは持っていません。
キュートで美しいサクラは、うずまきナルトが片思いしているほか、ロック・リーが一目ぼれしています。
サクラ自身はずっと「うちはサスケ」に恋をしており、サスケが抜け忍となった後も想いを捨てきれずにいた一途な女の子です。
春野サクラの声優は「中村千絵」さん
中村千絵さんは東京都出身の声優さんです。
小さい頃から歌や芝居に興味があり、児童劇団、演劇部などを経て宝塚歌劇団を目指していたといいます。
ダンスが下手だったことで断念した際、妹から声優なら色々できるといわれ声優になる決意をしたそうです。一旦フリーになりましたが、現在はアクセルワンに所属し活躍されています。
中村千絵さんの代表作
- どろろ 縫の方
- ジョーカー・ゲーム シンシア・グレーン
- サムライフラメンコ 石原澄
春野サクラは強くてかわいい!最強の医療忍者
綱手「五代目火影の弟子でもあるんだから」
百豪の印が現れた時のサクラちゃん!いい顔してる!
第七班、集結!
鳥肌だった回。
明日はサクラちゃんの誕生日だ!#NARUTO#春野サクラ pic.twitter.com/XeVnWs7jKv
— 九喇嘛(おまけ) (@kakashi_kurama) March 27, 2019
戦闘技術では特技がほぼなかったサクラですが、アカデミー時代からその頭脳は大きな武器となっていて、中忍試験でも頭脳を発揮。筆記試験ではほかの下忍が忍術でカンニングする中、たった1人のみ、自分の実力ですべての問題を解きました。
また、サクラはチャクラのコントロールがうまく、その能力はカカシも認めていたいほどです。
しかし、現在に至るまでには相伝の力もチャクラも少なく、ナルトやサスケに助けられてばかり。そこで強くなるために、綱手に弟子入り。そこで才能を開花させ、昔のサクラでは考えられなかった怪力と医療忍術を身に着けたのです。
春野サクラの強さは火影クラス?
伝説の三忍といわれる綱手の能力を引き継ぎ、能力を開花させたサクラは、ナルトやサスケと同様「火影クラス」の実力があるといわれています。
修行で身に着けた力は、NARUTOの第二部”風影奪還編”で、チヨバアとともにサソリを追い詰めるなど強くなったサクラを存分に感じました。
第四次忍界大戦においては闘いに加わりながら負傷者の救護も行い、医療忍術の技術も格段にアップしていましたね。
サスケもナルトもサクラがいたことで復活できたのですから、強さプラス様々な技術、知識などもレベルアップしたと考えられます。
綱手師匠より強い?
サクラは現在、医療忍術のほか、百豪の術や口寄せ、さらに怪力の能力を得ています。
もともとチャクラコントロールが得意だったサクラは、繊細なチャクラコントロールが必要となる綱手の能力を引き継ぐ最適な人材でした。
今、綱手ができることはほぼできるようになっているため、綱手師匠よりも強いかどうかわかりませんが、くノ一として高い能力を持った人材となっていることは間違いありません。
春野サクラの能力・忍術・必殺技
アカデミー時代から比較すると格段に成長し、今では立派なくノ一に成長したサクラは、手綱から得た忍術も含め複数の忍術を持っています。
細患抽出の術(さいかんちゅうしゅつのじゅつ)
細患抽出の術は、サクラの医療忍術です。
チャクラを手に集めそれで作ったメスを使い患部を切開し、それから毒度を取り除いて外傷を直すという、繊細なチャクラコントロールが必要となります。これによってカンクロウは一命を取り留めました。
作品の中では、サソリの毒に置かされてしまったカンクロウを救う場面で使っていましたね!
桜花衝(おうかしょう)
桜花衝は力技です。
チャクラを拳に集めその力をぶつけることで、地面をも叩き割るほどの威力となります。
力技なので派手な技なのですが、実は繊細なチャクラコントロールが必要で、これもまたチャクラコントロールがうまいサクラならではの技です。
腕試しにナルトと組み、カカシと鈴取り合戦を行ったときには、拳一発で地面を叩き割り、カカシはもとよりナルトもゾッとさせました。
サクラ吹雪の術
そして、好きだったサスサク戦闘シーン!!
サクラちゃんの
「桜吹雪の術!なんてね!」が可愛すぎたし、サスケくんの獅子連弾久々見ると滾るものがあった🤦♀️🤦♀️ pic.twitter.com/PIbj6wogOk— ふぅ@クリワトお揃いスキン🙏 (@fuu_1178_cos) August 14, 2021
サクラ吹雪の術は、大量のクナイを敵に向かって放っておき、その間に大量の起爆札を飛ばして爆発させるというものです。
この技は劇場版オリジナルの術として登場しました。
百豪の術(びゃくごうのじゅつ)
百豪の術を極めたサクラちゃんは自信があって強そうでめちゃめちゃ麗しい所が好き。 pic.twitter.com/R0CZYL5vOL
— りりぴっぴ (@mlpippi) March 25, 2019
自分のチャクラを3年くらいかけて体内に蓄積させ、利用したいとき開放することで強大なチャクラを使うのが百豪の術です。
この技は綱手が生み出したもので、利用できるのは綱手本人のほか、弟子となったサクラのみ。この百豪の術を使うことで「創造再生」という術を使え、また術者自身の身体能力も高くなります。
百豪の術を使う際には、額にひし形のマークが現れ、そのマークが軸となり顔、体にも文様が出てきます。このマークは「百豪の印」といい、百豪の術を使うために溜めていたチャクラが満タンになることで浮かび上がります。
貯蔵していたチャクラがなくなると印が消え、またチャクラが溜まると印が復活。サクラは百豪の術を綱手から教わり、実際に百豪の印が浮かぶまで3年かかりました。
この百豪の印が現れたとき、サクラの打撃能力が格段に高まっていました。百豪の印は身体能力にも影響を及ぼすと考えられます。
溜まるまでの時間は術者のチャクラ量や能力により変わるようだね。
創造再生
@naoya_soft3
サクラは創造再生を習得してる笑
7班強すぎるやろ笑笑 pic.twitter.com/1GG5XYhAqG— s.jun (@uv_crew_of_ace) August 16, 2014
創造再生は、破損した肉体をも再生させることができる医療忍術の1つです。
これもまたサクラの師匠である綱手が開発した忍術で、百豪の術で解放したたくさんのチャクラを使います。ただし、人の細胞は再生回数が限られており、その再生回数を創造再生により増やすことで肉体の寿命は縮まります。
寿命を縮めることにもなる医療忍術である創造再生について、綱手は禁術としており、さらに医療忍者の弟子たちには仲間を活かす医療忍術の掟として「所属する隊の最後の1人となるまで死んではならない」と定めています。
しかし、百豪の術・創造再生を極めているものはこの掟を破ることをよしとしました。
戦闘中はたくさんの負傷者が出ることも予想され、仮に医療忍者が不在となれば仲間たちを救うことができず、仲間たちにとって危機となります。しかし、創造再生を会得している忍者であれば、自分の傷も癒せるため、戦闘要員としての人材にもなりえます。
高い医療忍術を会得していれば、仲間たちを救いながら自ら戦うことができる、そのため掟に縛られることはないと考えてのことでしょう。
口寄せの術
ナルトのカツユ様に萌えてしまったww
あの見た目 どんな低い声かと思ったら
メチャメチャ可愛い声だった(笑)
ちなみに十尾の話でサクラが口寄せしたヤツです(  ̄▽ ̄) pic.twitter.com/Xym99qrUCO— 修くん (@missyerugan) December 3, 2014
口寄せの術は血で契約した生き物を呼び出すことができる時空間忍術です。親指に血液で塗り印を記し印を結び手をかざすことで呼び出すことができ、中忍レベルの忍術といわれています。
この口寄せの術によってサクラが呼び出せる生き物はナメクジです。綱手とサクラが契約しており、誰に対しても丁寧に対応し敬語で話してくれます。
ばらばらになってもそれぞれ独立できるため、ダメージになりません。
緊急の際には綱手の密偵としても活躍したナメクジは、サクラから「カツユ様」と呼ばれており、百豪の術によってサクラが口寄せしたとき、とても喜んでいたのが印象的です。
大蛇丸・サスケの「マンダ」、自来也・ナルトの「ガマブン太」と「カツユ」を合わせて三すくみって言われているよね。
春野サクラと他キャラの関係性
春野サクラはナルト、サスケと同期で、忍術の名家に生まれたわけでもありません。
しかし、努力を重ね綱手に弟子入りしたことで高い忍術を会得しました。
そんなサクラを常に鼓舞し、また切磋琢磨してきたナルトやサスケ、またサクラの師匠、綱手との関係など解説します。
春野サクラと千手綱手の関係
綱手は医療忍術のスペシャリストとして知られている人物で、伝説の三忍に数えられています。綱手の同期にはナルトの師匠 自来也と同期ですが、術で姿を変えているため、年齢にそぐわずかなり若々しいイメージです。
かなりの怪力で、地面を指1本でたたき割ります。綱手の弟子になったことでサクラは医療忍術のほか怪力も会得しています。
サクラはもともと忍術の血筋など持っていない一般家庭の出ですが、現在では綱手2号といわれるほどの実力を付けました。それも綱手が厳しくも優しくサクラをしっかり育て上げたからです。
サクラは綱手を尊敬また強く慕っており、師匠として人間として一生サクラの目標となっている人物です。
春野サクラとうちはサスケの関係
ナルトは700話で最終回を迎えたのですが、この回でサクラはサスケと結婚していたと明かされています。サクラはサスケが木ノ葉の里を抜けてからもずっと、サスケを追い戦い続けてきました。
小さい頃からずっとサスケのことが大好きだったサクラですが、サスケはそんな恋心など意にも介さず、ひたすら一族を滅亡に追い込んだイタチへの復讐だけを願っていたため、片思いの期間が長く続いていましたね。
大蛇丸との闘いでは必死になってサスケを看病し、助け、戦い、この時からサクラは自分も戦わなくてはならないと決心したように思います。
サスケが木の葉の里を出てイタチを倒し、一族が皆殺しになったのは木ノ葉の里上層部の命令だったことなどを知り、暁に入り同期達がサスケを抹殺しようと考えたときも、サクラは常にサスケのことを考えていました。そして、サクラは殺すなら私が…と、サスケと殺し合いもしたのです。
この時、ナルトやカカシが住んでのところで止めに入りました。このお互いの想いをぶつけ合った出来事によって、サクラとサスケは和解し、サクラはサスケの治療をします。
サスケが自分を見つめなおす旅に出るとき、またサクラは連れて行ってもらえませんでしたが、木ノ葉の里を抜けるときとは違い、深い愛情を込めた「ありがとう」を伝えています。
最愛の兄のイタチがサスケに対して愛情を見せるときに行っていたおでこに2本の指を置いて、「ありがとう」といったサスケは、この時すでにサクラへの気持ちが愛情に代わっていたのではと思います。
サクラの想いが通じ、サクラとサスケは最終話で結婚してことがわかっていますが、どんなふうにして一緒になったのか?それについては触れられていません。
一途なサクラの気持ちがサスケに伝わり、ハッピーエンドの恋で終わって本当に良かったよ…!
春野サクラとうずまきナルトの関係
サクラとナルトは友達であり家族のようであり、深い絆で結ばれている仲間です。ナルトにとってサクラは最初から気になるかわいい女の子で、サクラに思いを寄せていました。
ナルトは、サクラがサスケのことを好きだと知っていて、サクラの想いがサスケに伝わるようにと願ってくれてもいました。そんな思いを返すように、長い月日、火影になりたいと必死に夢を追うナルトをサクラは、サポートしていました。
第四次忍界大戦の際には、体力もチャクラも消耗し、体内から九尾を抜かれ死にかけたサスケ。サクラは必死に人工呼吸と心臓マッサージを行い医療忍術を施し、その命を救っています。
木ノ葉の同期達は、抜け忍となったサスケの殺害を決定しました。このときサクラがサスケを自分一人で殺害すると決めたのも、サスケへの愛情、そしてナルトにこの役をさせたくないという気持ちからだったと思います。
サスケが抜け忍として2人の前から消えた後、ずっと2人でサスケ奪還を考え、ともに戦ってきたサクラとナルトは、最後まで忍者として高みを目指す親友でした。
まとめ
NARUTOはマンガ、アニメの傑作として、世界にもその名を知られた作品です。
仲間との絆が描かれているこの作品は、これから先もずっと愛され続けていくと思います。
NARUTOの中でナルト、サスケとともに物語を引っ張ってきたサクラについて紹介しました!
コメント
誤字脱字多すぎw