シャーマンキングの相関図！登場人物・キャラクターの一覧を解説

「シャーマンキング」の人物相関図を作成しました。

各登場人物についてもキャラクター同士の関係性など1人ずつ解説しています。

シャーマンキングの人物相関図

 

シャーマンキングは、「シャーマン」と呼ばれる霊能力者たちがシャーマンキングになるため、シャーマンファイトに挑んでいく物語です。

1998年(7月)から2004年(9月)まで週刊少年ジャンプで連2001年から2002年には全64話でアニメ化、その20年後の2021年、SHAMANKING(シャーマンキング)として完全新作アニメになりました。

シャーマンたちはもちろん、シャーマンの持霊たちまで、個性的なキャラクターが盛りたくさんです。
そんなキャラクターの性格や魅力をまとめて紹介していきます。

シャーマンキングの登場人物・キャラクターの一覧を解説

麻倉葉(あさくらよう) CV:日笠陽子

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出典：SHAMAN KING 公式サイト

オレンジのヘッドホン、熊のツメのネックレス、そして木製の便所サンダルがトレードマークの主人公。
シャーマンファイトになるため、島根県出雲市から上京してきました。

ユルい性格で「なんとかなる」が口癖。
シャーマンキングになったら、楽に生きられる世界を実現したいと思っています。

同級生の小山田まん太とひょんなことから親しくなり、その後は道蓮、ホロホロなどライバルシャーマンとも距離を縮めていきます。

「優しさと何が起きても動じない心」がシャーマンとしての精神の強さです。

普段はユルっとしていますが、戦闘時では冷静沈着になります。

上京する以前、地元では孤独な幼少期を過ごしていたことも、後々わかってきます。
シャーマンの一族であるがゆえ「鬼の子」と忌み嫌われていたのです。
それでも「霊の見える奴に悪い奴はいない」と信じていますが、人間不信な一面ものぞかせています。

浅からぬ因縁があるハオに対して、その孤独がわかるため救いたいとも思っています。

持霊は阿弥陀丸。小山田まん太と出会ったとき、ひょんなことから地縛霊となっていたところを持霊にしています。

阿弥陀丸(あみだまる) CV: 小西克幸

出典：SHAMAN KING 公式サイト

ふんばりヶ丘で地縛霊となっていたところ、不良に墓荒らしをされたことがきっかけで葉と出会いました。
その後、紆余曲折あって持霊となり、現在では信頼関係で結ばれた相棒です。

阿弥陀丸独自の「阿弥陀流剣術」を扱います。

阿弥陀丸は「千人斬り」や「鬼人」として伝説になるほどの猛将です。
戦国時代には下剋上で侍にまで上り詰めたみたいですね。

もともとは、孤児だったといわれています。
同じく孤児だった喪助とは幼馴染で、それぞれ最高の侍・最高の刀鍛冶を目指しふたりで作り上げたのが、阿弥陀丸の愛刀となる春雨です。
ですが、この春雨がきっかけで命を落とすことになりました。

ふんばりヶ丘で地縛霊となっていたのも、喪助との約束を果たすため。
葉のはからいによって喪助の遺言と春雨を受け取ったことで、ようやく約束を果たせました。

小山田まん太(おやまだまんた) CV: 犬山イヌコ

出典：SHAMAN KING 公式サイト

シャーマンキングの突っ込み役として大活躍する小山田まん太。

特徴はそのちっこさ。中学一年生ですが、身長は80センチです。
また、いつも万辞苑という辞書を持ち歩いています。

転校生の葉と親しくなったことで、シャーマンたちに巻き込まれていきます。
葉と関わるようになってから、霊が見えるようにもなっていますね。

実は大富豪の御曹司で、実家は世界的な電子機器メーカー・オヤマダなのですが、大富豪であることをひけらかしたりはしません。

親しみやすいため、同級生たちからもかわいがられていますね。

恐山アンナ(きょうやまあんな) CV:林原めぐみ

出典：SHAMAN KING 公式サイト

トレードマークの真っ赤なバンダナに便所サンダルが特徴的な、ミステリアスな雰囲気の美少女です。

青森の恐山のイタコで降霊・除霊はもちろん、クチヨセによって霊を呼び寄せることもできます。
ハオの式神、前鬼(ぜんき)・後鬼(こうき)を難なく持霊にするなど、シャーマンとしての実力は確かなもの。
麻倉葉の許嫁として「シャーマン界のファーストレディ」を目指し、麻倉葉に厳しい特訓をしたこともありますが、葉に対しての愛は本物です。

「葉への信頼と愛」がシャーマンとしての精神の強さということからもわかりますね。

美少女ですが性格には難があり、傍若無人な振る舞いで、逆らおうものなら暴力で黙らせることも……ですが、実際は心優しいヒロインです。

恐山のイタコになったのは、イタコだった葉の祖母に育てられたからです。
恐山に捨てられていたため、恐山アンナと名乗るようになりました。
その縁で、すでに幼い頃に葉と出会っています。

幼少期、他人の心が読める霊視能力を持っていましたが、そのせいで人間の醜さが見えてしまい、人間不信に……。
葉が霊視能力を消滅させてくれたことがきっかけで好きになりました。

また、地元のふんばり温泉の活性化にも威力的に取り組んでいます。

シャーマンキングのリメイクアニメの企画で、ふんばり温泉の広告も出ていましたね。

道蓮(タオレン)CV: 朴璐美

出典：SHAMAN KING 公式サイト

中国からやってきた頭頂部のトンガリがトレードマークのシャーマン。
御曹司ということもあってか傲慢なところが目立ちますが、素直になれないだけで仲間思い、口にしないだけで努力家でもあります。

シャーマンとしての精神の強さは迷わない心。「我不迷(われまよわず)」が信念です。

最初はライバル関係だった葉とは、後に友人関係となります。
これまで道家の復讐の思想にとらわれていましたが、葉に感化され憎しみのない世界を作るためにシャーマンキングを目指します。

ちなみに、背が低いことをコンプレックスです。
「お風呂上りにビン牛乳3本飲む」という、涙ぐましい努力をしています。

こんなところにも、努力家な性格がうかがえますね。

馬孫(バソン)　CV: 高口公介

出典：SHAMAN KING 公式サイト

道蓮の持霊で道家と道蓮に忠誠を誓っています。
道蓮のことは「ぼっちゃん」と呼んでいますね。

後漢の王朝で暗躍していた道家のもと、1800年前には騎馬隊を率いる武将でした。
道家が失脚しても忠誠を誓い続け、各地を転戦、最後は王朝から差し向けられた刺客から道家を守っています。

ライバル関係だった道蓮と葉が親しくなってからは喜怒哀楽が激しくなっていますね。

道蓮に友人ができたときは泣いてよろこんでいます。

武器は青龍偃月刀を使用します。

ホロホロ(碓氷ホロケウ うすいホロケウ）　CV: うえだゆうじ

出典：SHAMAN KING 公式サイト

北海道のアイヌのシャーマンで、アイヌ文様が特徴的なターバンがトレードマーク。
ちなみに、ホロホロは愛称のようなもの。

あまり知られていませんが、実は碓氷ホロケウなのです。
ですが、自己紹介でも「ホロホロ」なのには、終盤まで隠し続けたホロホロのある過去が関係していました。

少年漫画らしい熱血漢で、ムードメーカーでにぎやかなタイプです。
たまに「なるホロ」「イヤッホロウ」など独特な語尾になるのも特徴ですね。

シャーマンキングを目指すのは「広大なフキ畑を作るため」。
「アイヌの教えからなる弱肉強食と感謝の気持ち」がシャーマンとしての精神の強さです。

アイヌでも特殊で、女神と狼の間に生まれた一族の末裔ともいわれています。

名前の「ホロケウ」もアイヌ語で狼を意味しているのです。

コロロ CV: 中島愛

出典：SHAMAN KING 公式サイト

大地の精霊・コロポックルでホロホロの持霊です。

コロポックルはフキの下に住む大地の精霊なので、いつもフキを持っています。
かわいらしいちいさな女の子ですね。

ホロホロが隠している過去に関係があるよう。ホロホロが大好きで、ヤキモチを焼いて逃げ出すかわいいところもあります。

ちなみに、コロポックルのようなシルエットのまん太には一目惚れです。

梅宮竜之介(うめみやりゅうのすけ)　CV: 田中正彦

出典：SHAMAN KING 公式サイト

ウルトラリーゼント(80cm)がトレードマークの元不良。
最初は葉を目の敵にしていましたが、蜥蜴郎に憑りつかれたとき助けられてからは「旦那」といって慕うようになります。

蜥蜴郎に憑りつかれたことでシャーマンの能力に目覚め、厳しい修行をしてシャーマンファイトに挑みます。

意外にも特技は料理でふんばり温泉の板長を名乗るようになり、シャーマンとしてだけでなく板前としての修業にもいそしんでいます。

元不良ではありますが、義理・人情に厚い性格です。シャーマンとしての精神の強さも「義理人情と根性」。

ちなみに精神的なショックを受けるとリーゼントが崩れ落ちてしまうことが…。
リーゼントが崩れてロン毛になった竜之介は、舎弟たちがドン引きするほどイケメンなのです。

女性だと思い込んだまま惹かれていたリゼルグが男性だとわかってからも、恋心を抱いています。

蜥蜴郎(とかげろう) CV: 高木 渉

出典：SHAMAN KING 公式サイト

梅宮竜之介の持霊となった蜥蜴郎ですが、そのきっかけは阿弥陀丸の復讐のため憑りついたことでした。

盗賊団のお頭で、阿弥陀丸に返り討ちにされた過去があります。

盗賊とあって身のこなしが素早いです。
独自の「トカゲ剣法」という剣術も素早さを活かして戦います。

阿弥陀丸の復讐に失敗してから、しばらくは現世をさまよっていましたが、(蜥蜴郎のその後を心配していた)竜之介から持霊にならないかと言われています。

肌は緑色、げっそりと痩せ細っていて、長髪を無造作にまとめています。
蜥蜴のようなあごのヒゲも特徴です。

ファウストⅧ世(ファウストはっせい) CV:子安武人

出典：SHAMAN KING 公式サイト

ドイツハイデルベルクからやってきたネクロマンサー。
不健康そうな青白い肌が特徴的で見た目に説得力はありませんが職業は医師です。

伝説のネクロマンサーとして知られるヨハン・ファウストの子孫で、最愛の妻・エリザの蘇生のためシャーマンファイトに挑んでいます。

シャーマンとしての精神の強さも「亡き妻・エリザへの純粋すぎる愛」。
医学の道を志したのも、幼い頃に病弱だったエリザと出会ったのがきっかけです。

とある理由からアンナに恩返しするため、葉たちの仲間になっています。
戦闘ではどちらかというとサポートにあたることが多いですね。

日本語が難しいため時折カタコトになるという一面も。

持霊にフランケンシュタイニーというかつて夫妻の飼い犬だったドーベルマンがいます。

リゼルグ・ダイゼル CV: 沢海陽子

出典：SHAMAN KING 公式サイト

イギリスロンドンからやってきたダウジング能力を持ったシャーマン。

グリーンカラーのトレンチコートをまとったかわいらしい少女……ではなく少年です。
初対面では高確率で女性と間違われます。

ダウジング能力で知られるシャーマン探偵のリアム・ダイエルの息子。ダウジング能力は父親譲りのものです。

しかし、その両親はもうこの世には……幼い頃、ハオによって命を奪われてしまいました。
現在はハオに復讐するために旅をしています。

シャーマンとしての精神の強さは、「復讐心と成長願望」です。

しかし、この復讐心から葉たちとは別行動をとることになります。

チョコラブ・マクダネル　CV: くまいもとこ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出典：SHAMAN KING 公式サイト

コメディアンを目指している、アフロヘア―のシャーマン。
出べそが特徴的で、アメリカのニューヨークからやってきました。

シャーマンキングになって世界に笑いの風を吹かせるためです。
(当の本人のギャグはまったくおもしろくありません。)

実は、ニューヨークでは「殺人鬼」といわれたギャング。
シャーマンになったきっかけは、クリスマスに出会ったインディオのシャーマンに救われたためです。

コメディアンを目指したのもこのことがきっかけになっています。

そのため、シャーマンとしての精神の強さも「笑いへの想いと過去への償い」です。

物語中盤以降、チョコラブは過去の罪と向き合うことになります。

玉村たまお(たまむらたまお) CV:水樹奈々

出典：SHAMAN KING 公式サイト

ピンクのオン眉のショートヘアに困り眉が特徴的な修験者見習い。
麻倉家で奉公しながら修行しています。

麻倉家にやってきたのは4歳の頃で、以来、地道に修行してきた努力家です。

持霊のポンチ・コンチははじめて麻倉家にやってきたときトイレで出会ったようですが、記憶にないとのこと。
どちらの持霊もたまおの言うことはあまり聞きません。

いたずらもするので、いつも困らされていますね。

スケッチブックで会話してしまうほどの恥ずかしがり屋さんです。
ちなみに、このスケブはコックリさん占いのためのもので、たまおの特技ですが、ポンチ・コンチのいたずらではずしてしまうこともあります。

また、ずっと葉に片思いしています。
もちろん、葉が気付いているはずもないですが……。

ポンチ・コンチCV: 宮園拓夢・観世智顕

出典：SHAMAN KING 公式サイト

麻倉家の狸の精霊のポンチと狐の精霊のコンチ。
どちらもたまおの持霊です。

しかしいたずらばかりでたまおを困らせています。

ちなみに出身地はどちらも埼玉だそうです。

道潤(タオジュン) CV: 根谷美智子

出典：SHAMAN KING 公式サイト

チャイナドレスがセクシーな道士のシャーマン。
道蓮の実姉です。

死者をキョンシーにして操ることができます。
死者を操るからでしょうか、人体の構造にもくわしいです。

道蓮の実姉ですが、母親のように世話をしてきたという過去があります。
だからこそ、道蓮のことを大切にしていますが、怒ると手に負えなくなってしまいます。

持霊の李白竜を呪符によって支配していましたが、阿弥陀丸を狙って葉と戦闘したことがきっかけで、持霊はかけがえのないパートナーであることを認識します。
以降、李白竜を呪符で支配することはなくなりました。

李白竜が自分のために人間としての人生を終えてしまったことに、せめて彼を幸せにしてあげたいとも思うようになっています。

李白竜(リーパイロン) CV: 櫻井トオル

出典：SHAMAN KING 公式サイト

道潤の持霊でもともとはカンフー映画のスターで導弾道（ダオダンドー）の格闘家でもありました。

青白い肌をしていますが、カンフー映画のスターらしくイケメンです。
しかし、人気俳優としての生涯は道家によって奪われることに…。

道潤が葉と闘うまでは意識が封じられていました。
意識を取り戻してからは紆余曲折ありながら、道潤の持霊として導弾道（ダオダンドー）を極めていくことを選択します。

ちなみに、生前は妻子持ちだったようですね。

碓氷 ピリカ（うすい ピリカ） CV: 日高里菜

出典：SHAMAN KING 公式サイト

北海道から上京してきたホロホロの妹で、上京後は兄のサポートをしています。

兄のためにイクパスイを作っています。

シャーマンの能力はありますが、戦闘するところは見られませんね。

ちなみに、ピリカとは、アイヌ語で良い・美しいという意味を持っています。

シルバ CV: 緑川 光

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出典：SHAMAN KING 公式サイト

パッチ族の青年で、ロングヘアをヘアバンドでまとめています。

パッチ族はネイティブアメリカンの部族のひとつでシャーマンファイトを運営していますね。

運営側としては頼りないですが、心優しい性格のため情に流されてしまうことも。
シャーマンファイトの運営費と生活費を稼ぐため、アクセサリーの販売をしていたこともあります。

ハオとは因縁があり、倒そうとしているので、共通の目的がある葉たちとは情報を交換するようになっています。

しかし、あるできごとによって、その後はまるで別人のようになってしまいます。

カリム CV: 花輪英司

出典：SHAMAN KING 公式サイト

パッチ族の青年でくせのあるロングヘアをヘアバンドでまとめています。
数少ないシルバの親友でもあります。

強面ではありますが、パッチ族では人気者。ですがモテないことを気にしています。

シルバ同様にシャーマンファイトの運営費と生活費を稼ぐため、アクセサリーの販売をしていましたが、強面のため売れなかったようです。
金銭状況が厳しく、シルバのアパートに転がり込んでいました。

ゴルドバ CV: 鈴木れい子

出典：SHAMAN KING 公式サイト

シャーマンファイトの運営委員長でもあるバッチ族の族長です。

バンダナをつけた頭頂部に、たくさんの大きな羽根があしらわれているのが特徴。

パッチ族のなかでも優秀なシャーマンが選ばれる十祭司ではありませんが、それを上回る実力の持ち主でもあります。

ハオ CV: 高山みなみ

出典：SHAMAN KING 公式サイト

ロングヘア、マント、そして麻倉葉と瓜二つの顔立ちが特徴のハオ。
数えきれないほどシャーマンの部下を従えています。

物腰そのものは落ち着いていますが、性格はいたって残忍です。
相手を見下していることから、「ちっちぇえな」が口癖となっています。

浅からぬ因縁がある葉には、興味があるようです。

喪助(もすけ) CV: 森田成一

出典：SHAMAN KING 公式サイト

しかし、このことがきっかけで約束を果たせないままこの世を去ることに……現世でも阿弥陀丸を待ち続けています。戦国時代、阿弥陀丸の大親友だった鍛冶師で阿弥陀丸の愛刀・春雨を打ちました。
阿弥陀丸と最後に春雨を最強の名刀に仕上げて渡すと約束していたからです。

郷土資料館で展示されている春雨のもとにいたところ、阿弥陀丸が自分を待ち続けていたことを知らされ、春雨を鍛え直して成仏。

ちなみに、春雨が折れたときにはアンナによって口寄せされ、鍛え直しています。

まとめ

『シャーマンキング』の相関図および登場人物同士の関係についてまとめてみました。

完全新作アニメではシャーマンキングのキャラたちのビジュアルが原作の特徴を活かしながら、とても綺麗になりましたよね。
個人的には、アンナの美少女っぷりが上がったように思います。

シャーマンキングはシャーマンたちの友情がとにかく胸アツ。
葉とまん太、葉と道蓮の友情は男でも女でもうらやましくなるほどです。

シャーマンと持霊の関係も三者三様。特に持霊には過去があるので、さらに人間関係が複雑になります。
それがシャーマンキングのおもしろいところではないでしょうか。