2021年に放送された人気アニメ『SSSS.DYNAZENON』は、原作含めていくつか作品があります。
SSSS.DYNAZENONはどこから見ればいいの?
見る順番を間違えると作品の面白さが減っちゃうわよね
おすすめの見る順番は下記の通りです。
- 特撮グリッドマン
- グリッドマン
- SSSS.DYNAZENON
このページでは、『SSSS.DYNAZENON』に関連する作品の「作品一覧・放送順」を各作品のあらすじ・見どころを本文で解説していきます。
『SSSS.DYNAZENON』に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
『グリッドマン』の作品一覧・放送順
タイトル | 放送時期 | ジャンル |
---|---|---|
電光超人グリッドマン | 1993年4月3日~1994年1月8日 | 特撮 |
SSSS.GRIDMAN | 2018年10月~12月 | TVアニメ |
SSSS.DYNAZENON | 2021年4月2日~ | TVアニメ |
『SSSS.DYNAZENON』の見る順番は上記表の順番で見ればOKです。
2021年4月から放送中の『SSSS.DYNAZENON』は、グリッドマンシリーズ3作目となる作品。
前作は、2018年10月に放送された『SSSS.GRIDMAN』です。
ウルトラマンシリーズの制作で有名な円谷プロによる1993年に放送された特撮番組『電光超人グリッドマン』が原作となっています。
それぞれの作品は、グリッドマンやダイナゼノンといったヒーローや怪獣が出てくるという点は共通していますが、逆にいえばそれ以外の共通点はほとんどありません。
登場人物もストーリーの連続性も今の時点では見つからないので、ストーリーだけを追いかけるならどの作品から見ても大丈夫です。
見る順番①元となった原作を知りたい人向け
- 特撮グリッドマン
ストーリーの連続性がないため、『SSSS.DYNAZENON』も「SSSS.GRIDMAN』も「電光超人グリッドマン』の平行世界のような位置づけになっています。
上記のおすすめの順番にしたのは、『電光超人グリッドマン』が原作ということもあり、『SSSS.DYNAZENON』と『SSSS.GRIDMAN』の元ネタがたくさん詰まっているからです。
そして、25年以上もの時を経て、生まれ変わったグリッドマンの勇姿や世界観を再現することで生まれ変わった世界観を楽しめます。
放送当時人気を博していた『電光超人グリッドマン』が、2018年に完全新作アニメーション『SSSS.GRIDMAN』として放送されるということで、とても話題になりました。
そのため、『電光超人グリッドマン』を見ることで世界観をすぐに把握することができます。
見る順番②ウルトラマン系が好きな人向け
- SSSS.DYNAZENON
『SSSS.GRIDMAN』では、生まれ変わったグリッドマンのビジュアルや戦い方がかっこ良いことや、主人公たちの青春群像劇が面白いこと、独特な世界観に高評価が集まりました。
『SSSS.GRIDMAN』の最終話では、しっかり伏線も回収し大団円を迎えたので、『SSSS.DYNAZENON』の放送が発表されて驚いた方も多いのではないでしょうか。
また、『SSSS.GRIDMAN』はウルトラマンに近い仕様になっています。
変身して巨大化して戦うけどエネルギー切れになったら帰ってしまうという仕組みが好きな人は、この作品から見るのがおすすめです。
見る順番③スーパーロボット系が好きな人向け
- SSSS.DYNAZENON
『SSSS.DYNAZENON』も完全新作アニメーションなので、どのようなストーリーが展開されるのか、『SSSS.GRIDMAN』に出てきたグリッドマンやキャラクターたちが出てくるのか、とても期待されています。
グリッドマンシリーズでは、現れた怪獣をヒーローであるグリッドマンやダイナゼノンが倒していき、自分たちの世界や日常を守るという物語。
怪獣が現れる原因も徐々に明らかになっていき、最終的には強大な敵に立ち向かっていきます。
さらに、グリッドマンや怪獣たちが現れる世界が仮想空間です。
『SSSS.DYNAZENON』は放送が始まったばかりでまだまだわからないことだらけ。『電光超人グリッドマン』や『SSSS.GRIDMAN』と同じようにストーリーや登場人物のつながりはありませんが、こうした各話の流れや世界観は受け継がれると思います。
そして、スーパーロボット系の熱い展開が好きな人には『SSSS.DYNAZENON』から見るとより楽しめるでしょう。
全ては電光超人グリッドマンから始まったんだね
各作品のあらすじ・見どころを解説
電光超人グリッドマン
放送時期 | 1993年4月3日~1994年1月8日 |
話数 | 全39話 |
本作の立ち位置 | 原作 |
あらすじ
翔直人、馬場一平、井上ゆかは、桜が丘中学校に通う中学2年生。両親がインテリア店を営む一平の家の地下に、3人だけの秘密基地を作っている。彼らは中古パーツを集めて組み上げたコンピュータジャンクを中心に、研究と開発の日々に明け暮れていた。藤堂武史も直人たちのクラスメートだが、陰気な性格で友達がおらず、両親も出張で家を空けているせいで、孤独なコンピュータオタクとなり自室にこもってばかりいた。
出典:「電光超人グリッドマン」wiki
見どころ
『電光超人グリッドマン』は、グリッドマンのかっこよさはもちろんですが、アシストウェポンというサポートメカが出てきます。
それらのアシストウェポンを使ったり、合体したりして、グリッドマンが更に強くかっこよくなっていくのは見ていてとても楽しいです。
また、放送されていたのは20年以上前なのですが、本作では現代のコンピューターウィルスやハッキングという考え方が採用されていて、時代の先取りをしたようになっているのが印象的でしょう。
しかし、あくまで20年前の考え方なので、それによって引き起こされる被害の内容というのが現代の考え方とズレているところもあります。
そんな現代との違いを見つけるのもおもしろいポイントです。
見どころ①ウルトラマンシリーズや戦隊シリーズの良いとこどり!
本作には、様々なアシストウェポンと呼ばれるグリッドマンを強化・支援するメカがたくさん出てきます。
グリッドマンがアシストウェポンを武器として使用したり、合体したりして怪獣を倒していく姿はとてもかっこいいです!
その上、戦隊シリーズに出てくるような合体電神ゴッドゼノンという合体ロボが登場し、ゴッドゼノンとグリッドマンがさらに合体し合体超神サンダーグリッドマンにもなります。
まさに、ウルトラマンシリーズと戦隊シリーズの良いとこ取りのような設定です。
見どころ②現代の問題を予見したかのような内容
これまでのウルトラマンシリーズとは違い、ヒーローであるグリッドマンや怪獣が現れるのはコンピューター・ワールドと呼ばれる世界です。
現代で言うなら仮想空間でしょう。
今となっては珍しい設定ではありませんが、1993年というパソコンやインターネットがあまり普及していない時代では斬新な設定だったようです。
カーンデジファーが仮想空間内に怪獣を作り出し、仮想空間を破壊し、現実世界にも影響を与えようとしています。
これはコンピューターウィルスやハッキングといった現代の問題に通じるものがあります。
20年以上前の作品なので、現代の私たちと認識がずれているものもありますが、十分すごいことですよね。
見どころ③コンピューターウィルスやハッキングの目的が面白い
悪役の藤堂やカーンデジファーは、様々な施設にハッキングし、ウィルス(怪獣)を作るのですが、その目的や被害内容が現代とズレている時があり、面白いです。
例えば、35話ではゆかのドライヤーに怪獣を送り込み、金髪の不良になってしまうという話があります。
私たちからすれば、「そこをハッキングする!?」と思わずツッコミを入れてしまいそうになります。
1990年代からネットハッキングの世界を舞台にした特撮が作成されていたんだね
SSSS.GRIDMAN
放送時期 | 2018年10月~12月 |
話数 | 全12話 |
本作の立ち位置 | 『電光超人グリッドマン』と並行線 |
あらすじ
ツツジ台に住む高校1年生の響裕太は、ある日目覚めると記憶喪失になっていた。
そして裕太は古いパソコンに映る『ハイパーエージェント・グリッドマン』と出会う。
グリッドマンは使命を果たせと語りかけ、裕太はその言葉の意味と記憶を探し始める。
突然の事に戸惑いつつも、クラスメイトの内海将や宝多六花、新条アカネたちに助けられながら毎日を送る裕太だった。が、
その平穏な日々は、突然現れた怪獣によって容易く踏みつぶされた――。
出典:「SSSS.GRIDMAN」公式サイト
見どころ
『SSSS.GRIDMAN』の見どころは、20年の時を経て、かっこよく生まれ変わったグリッドマンの勇姿です。
そして、グリッドマンをサポートするアシストウェポンも健在。
アシストウェポンと合体するシーンもさらにかっこよく描かれていて、ロボット好きの方もハマると思います。
もう1つの見どころは予想外過ぎる斬新な最終話のラストシーンです。
これには実際に見ていた人もいろいろ考えさせられたのではないでしょうか。
見どころ①生まれ変わったグリッドマン
原作である『電光超人グリッドマン』の放送から25年。
予想外のアニメ『SSSS.GRIDMAN』としてリメイクされましたが、アニメで再現されたグリッドマンのかっこよさに息を飲んだ方も多いのではないでしょうか。
また、特撮では決して表現できないようなアニメならではのかっこいいアクションも今作の大きな見どころです。
見どころ②アシストウェポンも健在
『SSSS.GRIDMAN』でもアシストウェポンは健在です。
今作では、グリッドマンキャリバーや バスターボラーという名前で登場しました。
しかも、今回のアシストウェポンはコンピューター上で作られたロボットではなく、新世紀中学生というメンバー達が変身をするという設定で、原作の『電光超人グリッドマン』を見ていた人には予想外の展開でした。
特に、グリッドマンと全てのアシストウェポンが合体したフルパワーグリッドマンが登場した時は、そのかっこいい姿に感動しながら、ロボットにしか見えないその見た目についツッコミを入れてしまいました。
ちなみにそれは、敵である新条アカネも同じだったらしく「何なの…もうただのロボットじゃん…」と呟いたのも 個人的な名言でした。
見どころ③最終話の斬新なラストシーン
裕太や六花が生きている世界が、実は新条アカネによって作られた仮想空間の世界だということが物語の後半で明かされます。
最終話では黒幕であるアレクシス・ケリヴが、その世界を破壊しようと試みますが 、裕太やグリッドマンの活躍により阻止されます。
戦いの後、良心を取り戻したアカネは裕太や六花と別れを告げ、現実世界へ帰ります。
それで物語は終わりかと思いきや、急に実写のシーンが出てきます。
ベッドの上で眠っている女子校生が、目を覚まして起き上がるというシーンです。
これはおそらく、現実世界に戻ったアカネの描写だと示唆されています。
最終話のラストシーンでまさかの実写の場面に切りかわるという斬新な手法が、当時とても話題になりました。
原作に比べて綺麗なアニメーションになっているよね
SSSS.DYNAZENON
放送時期 | 2021年4月2日~ |
話数 | ??? |
本作の立ち位置 | 『電光超人グリッドマン』と並行線 |
あらすじ
フジヨキ台高校一年生の麻中蓬はある日の帰り道、『怪獣使い』を名乗る謎の男ガウマと出会う。
突如現れる怪獣と巨大ロボット ダイナゼノン。
その場に居合わせた南夢芽・山中暦・飛鳥川ちせと共に怪獣との戦いに巻き込まれていく。出典:「SSSS.DYNAZENON」公式サイト
見どころ
見どころは今回もウルトラマンのようなヒーローが怪獣と戦うのかと思いきや、今作はまさかの四人乗りロボットに主要キャラクター達が乗り込んで戦うという設定でした。
前作の『SSSS.GRIDMAN』を見ていた人からすればかなり予想外の展開だったのではないでしょうか。
また、これまで中学生や高校生という学生がメインの登場人物でしたが、『SSSS.DYNAZENON』 は蓬や夢芽といった高校生と、ニートの暦や不登校中のちせといったキャラクターたちが主要キャラクターに含まれています。
これからどんな関係になっていくのか気になりますね。
そしてもう1つ気になるポイントが。
それは前作『SSSS.GRIDMAN』に出てきたグリッドマンや裕太たちが今回も登場するのかというところです。
見どころ①今回のヒーローは4人乗りロボット
原作の『電光超人グリッドマン』と 前作の『SSSS.GRIDMAN』では、ウルトラマンのようなヒーローであるグリッドマンが怪獣と戦っていました。
しかし、今回はまさかのダイナゼノンという4人乗りロボットで怪獣たちと戦うことになります。
これはかなり予想外でした。
グリッドマンのような超人ヒーローではありませんが、ダイナゼノンも スーパーロボット風でとてもかっこいいです。
しかもそれだけではありません。
第1話ではピンチになると、恐竜型のロボット「ダイナレックス」に変形までしたのです。
ちなみに、このダイナレックスは原作『電光超人グリッドマン』に出てきたダイナドラゴンがモチーフになっていると考えられます。
見どころ②立場の違う主要キャラクター達
『電光超人グリッドマン』や 『SSSS.GRIDMAN』では、主要人物は全員中学生や高校生といった学生でした。
蓬や夢芽は高校1年生で 、暦はニート、ちせは不登校中と言う立場も境遇も違うメンバーになっています。
ちなみに、暦とちせは親戚関係にあるらしいです。
そんなどう見ても共通点のないメンバーたちが、ガウマやダイナゼノンと関わる中で、どのような関係になっていくのかというところも見どころです。
見どころ③『SSSS.GRIDMAN』のキャラクター達は出てくるのか
これは前作の『SSSS.GRIDMAN』を見ていた人は、とても気になるところだと思います。
しかし、現時点ではそういった情報は一切出ていません。
ただ、『SSSS.DYNAZENON』も「グリッドマン・ユニバース」というプロジェクトの一環だということは発表されています。
そのため、今後の展開によっては 『SSSS.GRIDMAN』のキャラクター達が登場することもありえるでしょう。
というより、ぜひ出てきてほしいですよね!
今回は完全にスーパーロボット風に作られているよね
まとめ
- 特撮グリッドマン
- グリッドマン
- SSSS.DYNAZENON
ここまで、グリッドマンシリーズの見る順番をまとめて解説しました。
結論としては、放送順に見るのがおすすめです。
現在放送されているのは『SSSS.DYNAZENON』ですが、 より楽しむためにも前作の『SSSS.GRIDMAN』はぜひ見てもらいたいです。
『SSSS.GRIDMAN』のキャラクター達が出てくるかもしれないということを考えると、見ておいて損はないと思います。
今後『SSSS.GRIDMAN』のキャラクターたちが『SSSS.DYNAZENON』にも出てくるのか、さらに「グリッドマン・ユニバース」プロジェクトが今後どのように展開されていくのか・・・とても楽しみですね!
もしこんな見方もあるよとご意見お持ちの方いましたら、コメントの方お待ちしております。
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