ダンボール戦機シリーズのアニメ作品は、ダンボール戦機、ダンボール戦機W、ダンボール戦機WARS、装甲娘戦機が存在します。
見る順番は結論から下記の通りです
- ダンボール戦機
- ダンボール戦機W
- ダンボール戦機WARS
- 装甲娘戦機
見る順番・時系列順の詳細と見どころを本文で解説していきます。
目次
【アニメ】ダンボール戦機シリーズを見る順番は?時系列順に解説!
ダンボール戦機シリーズのアニメを見る順番は時系列通りで、下記の順番で見ればOKです。
(公開された順番=時系列順になっている)
見る順番 | 作品名 | クール | 放送時期 |
1 | ダンボール戦機 | 1期 | 2013年4月~6月 |
2 | ダンボール戦機W | 2期 | 2013年9月 |
3 | ダンボール戦機WARS | 3期 | 2015年4月~6月 |
4 | 装甲娘戦機 | 1期 | 2020年4月~6月 |
プラモクラフトとして作られたRGPを原作に作られたアニメ、漫画など、ダンボール戦記は様々な作品として展開されています
2010年ゲームの発売の際、テレビアニメ放映とプラモデルの発売が計画され、翌年になるとLEVEL5 VISION 2010でゲームやアニメや漫画やプラモデルが同時並行するクロスメディア展開が発表されました。
プラモデル好きな人、またメカ系アニメやロボ系アニメが好きな人にはお勧めの作品です。
『ダンボール戦記』から始まり、『装甲娘戦記』まで人気を博したダンボール戦記シリーズ。
あらすじや見どころから紹介します。
各クールあらすじと見どころまとめ
ダンボール戦記シリーズは『ダンボール戦記1期』から始まります。
1期は2011年3月から2012年1月にかけてテレビアニメとして放送されています。
ホビー型アニメというジャンルになり、子供向けともいわれましたが、内容がかなり深く大人もストーリーを楽しめる内容となっています。
ダンボール戦機
あらすじ
2042年、タイニーオービット社から発売された小型バトルロボット玩具『LBX』。だが、高性能すぎるゆえに暴走事故が発生し、LBXは発売中止という危機に陥ってしまう。しかし、その4年後の2046年に強化ダンボールが発明され、強化ダンボールの中で遊ぶという条件付きでLBXは復活を果たした。そして2050年、LBXは究極のホビーとして空前のブームとなった。そんなある日、LBX好きな少年・山野バンは突如出会った謎の女性から1体のLBX『AX-00』を託される。
出典:「ダンボール戦機」wiki
個人的な見どころ
ダンボール戦記は一般的な「子供が夢中になるホビー型アニメ」ではなく、現実味がある内容にぐっときます。
お話の中で現実にありそうな政治的な要素が入るなど、子供向けの物語ですが大人の事情も組み込まれます。
子供たちはいつも流行に敏感で、この物語に出てくる主人公たちも高性能なLittle Battler eXperience 「LBX」にはまります。
しかし機能が良すぎたことで暴走事故となって発売中止。
いかにも現実に起こりそうなことですよね。
強化ダンボールができたことで、その中のみで遊ぶなら・・・と許されたLBXの迫力が伝わるCG!そして主題歌もぴったりはまっていました。
当時はゲームと同時に人気のアニメになったよね
見どころ①主人公山野バンと小さいマシンとの出会い!
欲しくてほしくて仕方ないLBXですが、山野バンの母は買ってくれません。
そこに謎の女性が現れてなぜかアタッシュケースを渡されます。
その中身は待望のLBX。
バンは喜びますが、ここで気になるのは謎の女性の謎の言葉です。
「この中には人類の希望と絶望の両方が詰まっている」と言われたんですね。
アニメが進んでいくうちに、なぜ人類の希望と絶望が詰まっているのかわかってきますが、このマシンとの出会いが、この先のすべてのお話の始まりです。
LBXバトルのお話でもあり、ミステリー的な要素もあり・・・この始まりの回にもいろいろな要素が詰まっています。
見どころ②LBXを使った総理大臣の暗殺計画
子供が見る番組というと政治的な部分って少なくなりますが、ダンボール戦記では政治に絡んだ大人の汚い部分などもしっかり描かれています。
宇崎拓也と檜山蓮から告げられた「LBX」を使った総理大臣暗殺計画です。
この計画の阻止を引き受けたバンとカズ。
カズは長距離射撃用のLBX「ハンター」を渡され、うまく使いこなせないまま総理のパレードが始まります。
カズは長距離や劇用のLBX「ハンター」をうまく使いこなせるようになるのでしょうか。
このハンターの前に、露天商で買った黄金のLBX「エジプト」はスピードとパワーが充実しているLBXでしたが、ハンターのように射撃用に作られたLBXがあるなど、さまざまな性能を持ったLBXがあることもこのアニメの魅力ですね。
見どころ③LBX世界大会アルテミスへ!伝説のLBXプレイヤーとの特訓
海道邸から脱出したバンはイノベーターと戦うため、LBX世界大会アルテミスの出場を目指します。
海道ジンは転校、シーカー本部は壊滅状態。
このままじゃイノベーターに勝てないんじゃないの?と思っていたら!世界でも名の知れた伝説のLBXプレイヤー「レックス」が登場します。
レックスの特訓を受けてバンは新たな必殺ファンクションを覚えることができ、LBX世界大会で活躍できるのでしょうか。
第18話でレックスが登場し、バンへの特訓が始まったところで『ダンボール戦記1期』が終了です。
バンがどのくらい強くなっているのか、『ダンボール戦記2期』が気になりますね。
ダンボール戦機W
あらすじ
2050年、ホビー用小型ロボット『LBX』は爆発的なブームとなっていた。
LBXの戦場、それはあらゆる衝撃を吸収してしまう未来の箱、『強化ダンボール』の中だった。
そんなダンボールの中で戦う彼らの事を、人は『ダンボール戦機』と呼んだ。
LBXを悪用し、世界を危機に陥れようとしたイノベーターの陰謀から1年。
世界は平和を取り戻し、LBXは再び最高のホビーとして愛され、世界中へと広まっていった。
そんなとき、LBXを通じて、二人の少年が出会う。
これはLBXを愛する二人の少年が、世界を脅かす脅威へと立ち向かう物語である。出典:「ダンボール戦機W」公式HP
個人的な見どころ
『ダンボール戦記1期』を終え、『ダンボール戦記2期』は『ダンボール戦記W』として始まりました。
主人公の山野バンに加え、パーティーメンバーとしてもう1人の主人公「大空ヒロ」が登場!そのほか、プレイヤーキャラクターとして花咲ラン、新しいキャラクターとしてジェシカ・カイオスも登場します。
『ダンボール戦記1期』と比較してさらにパワーアップした『ダンボール戦記W』も見どころいっぱいです。
メンバーも増えてさらに盛り上がっているね
見どころ①ステージが広々して迫力が広がった!
LBXは小回りが利くのでもしも本当にテロ兵器として作られたとしたら?怖さを感じます。
そして、『ダンボール戦記W』になって舞台がショッピングセンター、地下鉄など、より広いところに飛び出したことで、LBXの迫力ある戦闘が見られます。現実味がより増したことで、ぐっと物語に引き込まれます。
CGをうまく利用しているのでLBXの動きがとてもカッコいいです!
スピード感を全面に出した動きにハラハラしますし、合体シーンも見ものです。
また、LBXがよく動き、また以外な展開を見せる時もあり、『ダンボール戦記W』は『ダンボール戦記1期』よりも非常に動きがよくなったLBXそのものにより深く注目してほしいですね。
見どころ②バンとヒロのダブル主人公がいい感じ!
アニメ好きな人の意見を聞いてみると、もともとの主人公バンと同じくらい、ヒロの評判がいいです。
大空ヒロは『ダンボール戦記W』から新キャスト、第2の主人公として加わったメンバーですが、とても気持ちのいい子です。
そのほか、この期から登場するキャラクターたちも個性があり、見ごたえがあります。
キャラクターそれぞれに短所、長所があり、子供だからこそ未完成だなと思わせるところもアニメとして魅力がある部分でしょう。
バンやヒロの心の葛藤なども描かれているので、ただのバトルもの、ロボットものというストーリー以上の話になっていると思います。
見どころ③最終決戦 ミゼルトラウザーへ乗り込む!
ベクターがダックシャトル改への攻撃をしたことで、コントロールポッドが使えなくなりミゼルトラウザーへ直接乗り込むバン、ヒロ、ラン。
全人類はメンバーと各国のLBXプレイヤーは協力してグランドスフィアを守ります。
乗り込むことを決断した3人と、世界各国のプレイヤーの必死の戦いが胸を打ちます!!
見ぜるとオーレギオンの圧倒的な力に、3人と各国メンバーたちは抗えるのか!世界の平和とLBXの未来をみんなの手で取り戻せるのか・・・ハラハラドキドキの『ダンボール戦記W』、最終回は必見です。
ダンボール戦機WARS
あらすじ
時は2055年。 手のひらサイズの小型ロボット「LBX」は世界最高のホビーと称され、プロリーグの設立などビジネスにおいても大きな存在感を放つ時代となっていた。LBXの戦場、それはあらゆる衝撃を吸収してしまう未来の箱、「強化ダンボール」の中だった。そんなダンボールの中で戦う彼らのことを、人は「ダンボール戦機」と呼んだ。LBXプレイヤーの聖地として名高い「神威大門統合学園」。ここは世界で唯一のLBXプレイヤー養成機関である。厳しい入学条件をクリアし、晴れて神威大門への転入を果たした少年「瀬名アラタ」は、同じく転入生だという「星原ヒカル」とめぐり会う。期待に胸を躍らせるアラタであったが、彼らを待っていたのは学園の地下に広がる直径10kmの巨大ジオラマ「セカンドワールド」、そして、そこで繰り広げられる世界戦争のシミュレーション「ウォータイム」という学園独自の規則であった。クラス委員長「出雲ハルキ」が指揮する「第1小隊」に配属されたアラタとヒカルは、仮想国「ジェノック」の兵士としてLBXバトルに参加させられる。幾多の思惑が渦巻く学園の謎とは一体? 少年たちに忍び寄る魔の手とは?壮絶な運命へとつながるバトルがいま始まる!
出典:「ダンボール戦機WARS」公式HP
個人的な見どころ
2015年の4月から始まった『ダンボール戦記WARS』は、『ダンボール戦記3期』にあたります。
『ダンボール戦記W』を引き継ぐ形で放送されたアニメでは2055年、世界ホビーとなったLBXにプロリーグなど設立され、LBXが未来につながれたことがわかります。
そして、主人公は瀬名アラタ、アラタの周りには星原ヒカルや出雲ハルキや細野サクヤなどが囲み、神威大門統合学園とセカンドワールドで物語が展開します。
今回が学園が舞台なの!?
見どころ①ロボアニメ・学園ものとして楽しめる!
『ダンボール戦記』、『ダンボール戦記WARS』は戦闘もの、また世界を救うという壮大な物語でしたが、今回は学園ものとして楽しめる、そんな作品となっています。
未来でも戦闘に利用されるロボとして扱われていますが、未来の世界では以前よりもずっと、LBXを様々な人たちが利用できるようになっているようです。
そんな未来の世界でLBX職業者を養成する学校で知り合う主人公たち。
そこでバンやヒロのように様々な苦難、経験を通し成長していきますが、今回は学園ものとしてのお話も入ってくるので、メカ好きな女性にも楽しめるのでは?と思います。
見どころ②神威大門統合学園の生徒に義務付けの世界戦争シミュレーション
神威大門学園は一流のLBX職業者を養成するための教育機関です。
世界にただ1校のこの学校には世界各地から選ばれたLBXプレイヤーたちが集っています。
ここで行われるLBXの世界戦争シミュレーションはすべての学生に対し義務付けとなっていますが、実は本物の代理戦争…というところにびっくりです。
学生たちはシミュレーションといっても、仮想国家に属し小隊として構成員を持ち戦っています。
もちろんLBXで強くなりたいと思っている学生ばかりですから、ふざけたことは起こりません。
しかし、現実世界にこの結果が反映されているなんて、この現実はかなり怖いです!
見どころ③バリエーション豊かな戦闘シーンに魅了される!
ロボ型アニメというとがつっとぶつかったり、飛び道具を出したり・・・かっこいい戦闘シーンが見ものです。
当然ダンボール戦記もバトルシーンがとにかくかっこいいのですが、何より、戦闘のバリエーションが豊かで飽きさせないというところに注目してほしいですね。
例えば、頭脳を使い相手の裏の裏を読んだ攻撃・守りを繰り広げたり、仲間で戦略を練ったりと、相手がびっくりするような戦い方をするなど・・・ハルキは指示役、サクヤがメカニックを担当するなど、戦略、策略も魅力となっています。
装甲娘戦機
あらすじ
今日から私はスナイパー……!? 日常を奪われ、その肢体に〝LBXユニット〟と呼ばれる戦術兵器を纏う5人の少女―― 〝装甲娘〟たち。選ばれし転移者である少女たちの使命は、多元世界をまたいで蝕み増殖し続ける金属生命体・ミメシスの掃討と殲滅。時空を超えて強いられた傭兵暮らし、それは世界の「希望」と「絶望」とを垣間見る命がけの修学旅行だった!
出典:「装甲娘戦機」公式HP
個人的な見どころ
『ダンボール戦記』の場合はLBXを使ってバトルしていましたが、『装甲娘戦機』では、「LBXユニット」という戦術兵器をまとった少女たちが主役です。
選ばれし少女「装甲娘」は5人。
彼女たちは全員転移者であり、増殖し続ける金属生命体「ミネシス」と戦います。
戦士でありつつも少女たちはキュートで、でも強く!魅力ある物語が展開!アニメ好き、2次元少女が好き!装甲車好き!!という方以外にも、また『ダンボール戦記』を見ていた方々にも見てほしい作品です。
見どころ①謎の金属生命体ミメシスと戦う装甲娘となる決意
リコがお父さんのお土産に買ったLBX福袋。
その中のキットに触れると別時空に転移します。
よくわからないまま装甲娘アサシンとなり第二次時空震という超常現象に見舞われながら「VR」だと思って戦闘に参加。
結局謎の金属生命体ミメシスに全く歯が立たず、敵の攻撃を食らいまくったリコ。
するとVRなのに体が痛いことで現実だと知ります。
激しい戦闘の中で窮地を救った先輩装甲娘たちが守ってくれた・・でも装甲娘としてやっていけるかどうか?決意なんて固まるわけがありません!
ここで躊躇するところが娘っぽく!見どころです。
見どころ②御殿場・京都など各エリアが出てくるのも魅力
こうしたアニメの舞台には東京など大都市が出てくることが多かったのですが、最近は地方が登場し、聖地となることも多くなっています。
『装甲娘戦機』の世界でも御殿場、京都、それに九州などさまざまなエリアが出てきます。
未来世界であっても、転移世界であっても、自分が知っているエリアが出てくると、アニメにぐっと近くなったような気がして親近感もわきますよね。
修学旅行に行けなかったリコの特別な場所、京都。
すでに破壊された京都は行きたかった京都ではなかった・・・と、切なくなる話も出てきます。
戦争の切なさ、戦いに挑むことになってしまった非情さなど、いろいろと考えさせられる作品です。
見どころ③ええ?自爆しかないの?残りのアタックファクションは自爆装置のみ
装甲娘になれない!という状況でもなんとか窮地を切り抜けたリコたち。
でも地上、空、各所の時空クラックからどんどんミメシスが出てくる・・・その状況の中で遊撃隊最後の任務、阿蘇作戦に挑むリコたち。
彼女たちは全弾すべてを打ち尽くし、やがてライフゲージもなくなり・・・残されたのは、アサシンであるリコ達の最終兵器となるアタックファンクション、つまり自爆装置のみとなってしまいます。
リコたちはこのまま世界を守るために自爆装置を使ってしまうのでしょうか?リコたちはどうなるのでしょう。
少女たちがどうなってしまうのか・・・ハラハラの展開です!
装甲娘戦機に出てくるキャラクターの相関図は以下に纏めていますので、是非あわせてお読みください。
装甲娘戦機が面白いのかつまらないのかは以下に纏めていますので、是非あわせてお読みください。
まとめ
ダンボール戦機シリーズのアニメを見る順番をまとめてみました。
結論としては時系列順(=公開順)で見るのがオススメです。
- ダンボール戦機
- ダンボール戦機W
- ダンボール戦機WARS
- 装甲娘戦機
『ダンボール戦記』から『ダンボール戦記W』、そして『ダンボール戦記WARS』、『装甲娘戦機』まで、LBXの性能がどんどん進化し、最終的に少女たちが装甲娘となって戦うことになる…すごい展開ですね。
ロボットが兵器になるかもしれない?これも私たちの世界で絶対にありえない話ではなくなっています。
ダンボール戦記は大人も子供も楽しめます。
『ダンボール戦記1期』から順にみていくといいですよ。
もしこういう見どころもあるよというご意見ありましたらコメントをお願い致します。
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