「探偵は、もう死んでいる。(通称は「たんもし」)」は、2021年夏の新作アニメとして7月から放送中の人気テレビアニメ作品です。
本記事では『たんもし』アニメ第1期の放送話数やアニメ版の方の展開スピードを合わせて計算しながら「原作小説の第何巻のどこまで描かれるのか?」について、予想や考察も交えて紹介していきます。
※ 2022年8月時点の情報です
本作品「たんもしの人物相関図」に関しては以下の記事をご覧ください。

▼ たんもしの原作をお得に読む方法 ▼
『たんもし』アニメ第1期は何クールでの放送か?

出典:テレビアニメ「探偵はもう、死んでいる。」公式サイト
ここ近年、殆どのテレビアニメには「クール数」と呼ばれるもので分けられています。
※1クール分は「3ヶ月間」の単位とされており、それぞれの季節ごとに分けられています。
『たんもし』のアニメ第1期は放送直前の時期から「1クール」での放送であることが発表されています。
ここでは、こうした点も踏まえて「2クールに延長される可能性」も予想してみます。
『たんもし』アニメ第1期は「1クール(全12話)」であることが公表されている
『たんもし』アニメ第1期は放送開始の直前となった時期に「1クール(全12話)」での制作および放送となることが、公式側から発表されました。
放送直前の時期に生配信された特番の中でも、多くのファン達から「2クールでやってほしい」という内容のコメントも多く送られていました。
さらに公式サイトやAmazonなど大手の通販サイトで発表された円盤(Blu-rayとDVD)の収録内容や構成も既に公表されている状況です。
○探偵はもう、死んでいる。BD(DVD)【全3巻】
巻数 収録話数 発売日
01巻 第1話〜第4話 21.11.26
02巻 第5話〜第8話 21.12.22
03巻 第9話〜第12話 22.01.26
2クールに延長される可能性を予想
公式側から1クールでの放送と聞かされたことにより「2クールでやってほしい」と懇願するファンも多いため、ここでは「2クールに延長される可能性」について簡単に予想してみました。
『たんもし』のアニメ第1期が2クールに延長される可能性は極めて低いものの、制作自体は決して不可能ではない結論に至りました。
その「理由」について、いくつか挙げてみます。
- 原作小説は現時点で第5巻まで発売中であるため、2クール分の原作ストックは充分に確保できている。
- アニメ版が放送開始された影響で、原作小説を読み始めている人達も増加している。
そのために原作本が完売する店舗も続出し、早い段階で重版がかけられるほどの人気を見せている。 - こうした人気がアニメ第1期放送中の期間内で、右肩上がりで伸びながら、更なる人気や知名度の上昇によっては、制作側や放送局の方でも「2クールへの延長」を考案する可能性もあり得る。
ここまで見れば、可能性は極めて低いものの「決して”ゼロ”ではないこと」に対する希望も持てるのでは、ないでしょうか?
過去のアニメ作品の放送事例から予想した結果とは?
『たんもし』アニメ第1期の2クール延長において、過去に放送されたアニメ作品の事例からも予想してみました。
ここ近年のテレビアニメ作品では「2クールへの延長」は、ほとんど聞かなくなりました。
しかし私が知る限りでは、2016年に放送されていた「マクロスΔ」が見事にそうした延長を実現しました。
長い歴史を誇る人気シリーズの最新作として放送開始された本作品でしたが、当初は「1クール+映画」の構成の元で始められたはずでした。
しかしファン達からの予想を超える人気や、都内や首都圏で開催されたイベントの盛況ぶりによって、放送期間中に「2クールでの放送に変更されること」が発表されました。
そして本当にそのまま続く形で「2クールでの放送」を実現しましたからね。
あと、80年代においても「超時空要塞マクロス」や「重戦機エルガイム」などのロボットアニメ作品の放送話数が延長された事例もありました。
この2作品は放送中の時点で高い視聴率や作品人気に恵まれたことによって、当初の予定話数よりも4話分ほど延長される形で放送されていました。
(この時代はまだ、現代のような「1クール」などのようなハッキリした区切りがされていなかった時期でもありましたが…)
80年代と現代では、テレビアニメ制作や放送の仕方や事情も大きく異なっているため、一緒に捉えて期待し過ぎることも禁物ですが…こうした過去の事例を知ることにより『たんもし』に対しても「2クール延長」への期待も持てるようになるのではないでしょうか。
『たんもし』アニメ第1期は原作小説の何巻まで放送されるかを予想

出典:テレビアニメ「探偵はもう、死んでいる。」公式サイト
ここからは『たんもし』アニメ第1期が原作小説の何巻まで描かれて放送されるのか、について予想してみます。
アニメ第1期は、原作の第2巻までのストーリーが放送されると予想
『たんもし』のアニメ第1期は、原作小説の第2巻の結末(第4章)までが放送されると思います。
アニメ版の話数 | 消化された原作の量(ページ数) |
第1話 | 第1巻(第1章の約30ページ分) 第2巻(第1章の約50ページ分) |
第2話 | 第1巻(第1章の約50ページ分) |
第3話 | 第1巻(第2章の約30ページ分) |
第1巻だけ”初回スペシャル”として、いつもより長い時間による放送から始まり、各話ごとで描かれた原作の量にも、大きなバラつきがあります。
それでも第3話までの無理のない展開スピードから単純に計算してみた結果、斎川唯の依頼や事件は第4話までの中で完結するでしょう。
その後に迎える「シャーロットとの再会」や「カメレオンとの再戦」を第5話と第6話の中で描ききれれば、当初から決められていた半分の話数で第1巻のエピソードを描き切れることになり、残り半分を使って第2巻の物語を描いていけるわけですね。
最終話は「シエスタとの死別」で結末を迎える可能性が高い
先に紹介した予想が当たって、実際に第7話から原作小説2巻のストーリーに入れた場合、アニメ第1期の最終話は、やはり第2巻の結末で迎える「シエスタとの死別」で幕を閉じる可能性が高いと思います。
本作品のストーリー全般において、1番目の“大きな転換点”でもありますし、この部分や場面で終われることが、最も区切りの良い終わり方と言えますよね。
シエスタと死別や死因・復活に関しては、以下の記事を参照ください。

最終話で「アニメ第2期への布石」も残してくれることに期待
これは予想と言うよりは”願望”に近いものになってしまいますが、原作小説から入ったファンとしては、やはり「シエスタとの死別」場面で終わるだけでなく、最終話のラスト場面などで「アニメ第2期への布石」を感じさせてくれる“何か”が欲しいですよね。
最終話の結末に対する、個人的な予想と願望を交えた展開や流れを順番に簡単に紹介していきます。
- 原作2巻の結末と同じように、君塚が「シエスタとの死別」を迎える。
- EDテーマを流しながらのスタッフロール。
- 「アニメ第2期への布石」を感じさせてくれるような場面や映像を1〜2分間ほど流してもらう。
③においての映像は、原作小説3巻の冒頭部分を一気に飛ばして”生体アンドロイド”として復活した「メイド姿のシエスタ」が君塚たちの前に現れる場面だけを映像化して流すことが、ベストな流れや方法だと感じています。
これにより、原作から追っているファン達からは「アニメ第2期への希望」を持たれる上、完全なアニメ勢からは「なんで死んだはずのシエスタが現れるんだ?」と強い衝撃と疑問を持てることでしょう。
そうしたアニメ勢の中から、その影響により原作小説を読み始める人達も急増するかもしれません。
ただ、本当は最終話の終了直後に「第2期、制作決定」と正式に発表してもらえるのが1番嬉しいことではありますが…こればかりは実際に最終話が放送されてからでないと分からないですからね。
アニメ版の感想および原作から改善された点を紹介

出典:テレビアニメ「探偵はもう、死んでいる。」公式サイト
最後は、アニメ版を第3話まで視聴したことによる感想も交える形で、原作よりも触れやすくなった点を紹介していきます。
ストーリー展開の流れが解り易く改善された
アニメ版でも基本的なキャラ設定やストーリーは、原作と変わりありません。
しかし、アニメ版の方ではストーリー展開の流れや順番が原作よりも解り易い形に改善されていました。
例を1つだけ挙げてみると、本編開始の部分で飛行機内でシエスタと君塚が出会う展開は共通しています。
しかし、この直後からストーリー展開の順番が原作とは違っていました。
原作では…
4年前のシエスタとの出会いから数ページ後、すぐ現在の時系列に変わって夏凪渚と出会い、彼女を連れて刑務所へと向かう。
(シエスタとコウモリの戦闘は、君塚との再会を喜ぶ彼から話されることで”回想シーン”として執筆されていた)
一方、アニメ版の方は…
原作とは異なり、シエスタとの出会いから、そのままコウモリ戦や文化祭へ潜入する流れる順番に変わった。
こうした順番の変更により「シエスタのキャラ性や存在感」を大きくアピールしていた。
(夏凪との出会いや絡みは、次の第2話から始まった)
こうしたストーリー展開の順番が変更されたことにより、原作ファンの中には違和感を抱いた人も多かったかもしれません。
しかし私的には、アニメ版で描かれた順番の方が「4年前の君塚とシエスタの関係性」が原作よりも理解しやすくなったように感じられます。
順番の変更はメインキャラを解り易く紹介することにも貢献していた
こうした順番の変更は、単にストーリー展開を解り易くさせただけでなく「人気ヒロイン達の存在感を強くアピールさせたこと」にも繋がりました。
ストーリー前半では、シエスタも含めた4人のヒロイン達が次々に初登場すると同時に、君塚にも大きく絡んできます。
話数 | 出番や見せ場が多かったキャラ |
第1話 | シエスタ |
第2話 | 夏凪渚 |
第3話 | 斎川唯 |
そのため、1話ごとに強調させるキャラを1人に絞ることで、アニメから入った新規ファン達にもシエスタや夏凪のキャラクター性をつかみやすくさせてくれたように感じています。
まとめ
今回は『たんもし』アニメ第1期が原作の何巻まで放送されるのか?そして「2クールに延長される可能性」についても考察してみました。
記事の後半では最終話の展開や結末の形を”第2期の可能性”も含めて予想してみました。
原作ストック数は充分に空いているため、制作そのものは可能と思っていますが…2クール延長にしろ、第2期にしろ、こればかりは制作会社や放送局に頑張ってもらうように、祈るしかありませんね。
たんもしの原作をお得に読む方法
たんもしの内容や、アニメの続きが気になった方は、ぜひ原作を読んでみてください。電子書籍サービスのebookjapanでは、無料登録で50%OFFクーポンが6枚もらえるので、好きな巻を安く読めてかなりおすすめです(※割引上限500円、1回の会計で1枚まで)
ちなみにクーポンを使い切ってしまっても毎週水曜日は200円引きクーポンがもらえます。
また、PayPayでの支払いなら、さらにお得に割引・ポイントが適用されるキャンペーンも。
たくさん買うほどポイントがもらえるので、漫画をまとめ買いや全巻揃えるならebookjapanがいいかと思います。
>> たんもしを今すぐお得に揃える

アニメの原作もチェックしてみてね
- U-NEXTの31日週間無料体験に登録
- たんもしの動画を無料視聴
- 他アニメも無料で見放題
- 登録時のポイントで新作映画も見れる
\ 登録後すぐに動画視聴が可能 /
コメント