「探偵は、もう死んでいる。(通称は「たんもし」)」は、2021年夏の新作アニメとして7月から放送中の人気テレビアニメ作品です。
本記事では本作品に登場する主要キャラクター達の人物相関図を紹介。
記事の後半では主人公やヒロインを始めとした、メインキャラクター達も紹介していきます。
目次
「探偵はもう死んでいる」の人物相関図
本作品の物語は君塚(主人公)・シエスタ・夏凪渚の3人を中心とした人間関係(恋愛要素も含む)や推理・戦闘などで展開されていきます。
しかし、メイン以外のキャラクターたちもまた、君塚やシエスタとはまた違った”大きな魅力”を持っている点も大きなポイントとなりますね!
「探偵はもう死んでいる」アニメ版の登場人物・キャラクターの一覧を解説
君塚君彦 (CV.長井新)
本作品の主人公であり、高校3年生の18歳です 。
「理不尽だ!」が口癖となっています。
天性の“巻き込まれ体質”で、幼少期から多くの事件に遭遇し続けてきたため、不測な事態にも場慣れしています。
過去3年間は勝手に「名探偵(シエスタ)の“助手”」とされてしまい、世界各地を飛び回りながら「世界の敵(人造人間)」と戦ってきました。
しかし、そうした修羅場と死闘続きの中で、シエスタの方が先に“死亡”する形で先立たれてしまったのです。
シエスタと死別させられてからの君塚は、敵の組織から狙われることもなく“普通の高校生”として、至って平和な人生を過ごしていました。しかし教室内で出会った同級生・夏凪渚からの“依頼”がキッカケとなり、シエスタと思いがけない形での再会を果たすことになります。
そして今度は、シエスタの意志を引き継ぐことを強く決意した「夏凪渚の“助手”」として、再び探偵業や壮絶な戦闘に身を投じていくことになります…。
シエスタ (CV.宮下早紀)
本作品のヒロインで、まさに“才色兼備”・“天衣無縫”・“十全十美”の言葉が似合う名探偵の美少女です。
「名探偵(調律者の1人)」として“依頼人の利益を守ること”を信条として活動していました。
「シエスタ」はあくまでも”コードネームとされており、本名や年齢などは不明で謎に包まれている部分が多いです。
そんなミステリアスさもまた、シエスタの持つ”大きな魅力”となっています。
飛行機内で出会った君塚を自分の”助手”にして、彼と共に「世界の敵(人造人間)」と死闘を繰り広げてきましたが、1年前に命を落としました…。
しかし、自身の”死後”も思いがけない形で再び君塚の前に現れます。
シエスタ自身は既に死亡したものの、彼女の心臓だけは君塚の同級生である「夏凪渚の身体に“移植”」されていたのです。
ちなみに、原作の中ではダントツの人気を誇るシエスタの”立体フィギュア化“が早くも発表されました。
テレビシリーズBlu-ray第1巻(限定版)の豪華特典として“水着姿のシエスタ”が同梱されることが決定したのです!
シエスタに関する詳細は以下の記事をご覧ください。
夏凪渚 (CV.竹達彩奈)
本作品のメインヒロインであり、君塚と同級生の美少女です。
そのお淑やかそうな見た目からは想像すらできない程に直感型な性格で“大胆な行動”を起こすことも多かったりします。
さらに性格は“強気”なのに反して“ドM”な性質も持ち合わせています。
しまいには「倍殺し」を口癖としています。
渚自身、生まれつき心臓が弱く、学校にも満足に通えない人生を送っていました。
しかし、1年前に”ある人物”の心臓を移植されたことにより、人並みの生活も送れるようになりました。
そんな渚に移植された”心臓”が実は同じ時期に死亡していた「シエスタの心臓」であることが、”コウモリ”からの話や鑑定で判明したのです!
本来の渚が絶対にやらないであろう行動を、まだ出会ったばかりの君塚に対して連発してきたのも、実はこのためでした。
そして”心臓”における真実が判明した時には、一時的に「シエスタ本人の“意識や人格”」に変わり、君塚との再会を涙ながらに喜んだのです!
コウモリからの話や鑑定で”自分の心臓”における真実を聞かされた渚自身が大いに驚く中、君塚からは「夏凪自身の人生を送ればいい!」と必死に諭されます。それでも自分の意志で「シエスタの後を継ごう!」と強く決意した末に、渚自身も“探偵”として生きていきます。
夏凪渚に関する詳細は以下の記事をご覧ください。
斎川唯 (CV.高尾奏音)
弱冠14歳の中学生にして、歌って踊れる「国民的アイドル」として大活躍中の少女です。
左目に“眼帯”をつけた外見も大きな特徴です。
その抜群に可愛らしいルックスで老若男女を問わず愛されており、テレビや雑誌などから引っ張りだこな忙しい生活を送っています。
“ある依頼”のために、唯の方から街中で出会った君塚と渚に対して接触してきます。
唯からの依頼とは、我が家の家宝である「奇跡のサファイア」が盗まれることを“未然に防いでほしい”という内容であり、君塚と渚の2人に「自宅(豪邸)の警護」をお願いするのです。
義眼に隠されている”左目”と”依頼の理由”には驚くべき真実が隠されているものの、事件解決後には君塚や渚の仲間に加わる形で探偵業や人造人間との戦闘にも協力してくれる頼もしい存在になります。
ちなみに、唯は本作品の中でも“最年少”となるキャラクターです。
そのため、普段は”天真爛漫な性格”で常にテンションが高めなのも特徴です。
しかし、たまに“妙にませた言葉”を使ってくることに加えて、その年齢や見た目からは想像できない程に「しっかり者な一面」も出してきます。
そうした一面により、君塚からは「1番大人びている」とまで褒められるのです。
シャーロット・有坂・アンダーソン (CV.白砂沙帆)
アメリカ人と日本人の“ハーフ”で、17歳の金髪美少女。
愛称は「シャル」です。
軍人である両親から厳しい教育を受けてきたため、若いながらにも様々な任務をこなしてきました!
戦闘スキルが高い反面、頭脳戦を大の苦手としています。
彼女もまた過去にシエスタと出会っていたものの、その出会い方は、かなり壮絶なものでした。
元々は「シエスタを殺すための“刺客”」として送り込まれてきた身でありながら、その戦闘は“シャーロットの敗北”に終わりました。それ以来、シエスタのことを「マーム」と呼び続けながら慕っていました。
それと同時に、過去に”シエスタの助手”を務めていた君塚のことを現在でも強く“ライバル視”しています。
さらにシエスタ亡き現在では「加瀬風靡の部下」として活動しています。
そうした関係もあり、君塚とも1年ぶりの再会を果たしますが、自分たちにとって深い因縁関係を持つ人造人間「カメレオン」との再戦では、加瀬と共に加勢してくれる頼もしい一面も見せてくれます!
加瀬風靡 (CV.渕上舞)
紅い髪の”ポニーテール”が特徴的な28歳の女性です。
刑事として働き続けており、現在の階級は“警部補”です。
普段からタバコや葉巻を吸っていることも特徴であり、本人の口からは「禁煙すること」を聞かれますが、全く守られていない様子です。
“巻き込まれ体質”によって様々な事件と遭遇すると同時に解決してきた君塚とは古くからの知り合いです。
風靡がまだ警察官となって勤務し始めた頃、まだ小学生だった頃の君塚と出会いました。
しかし自分が担当した多くの事件には、決まって君塚が絡んで(遭遇や解決)きたことに対して不審を抱くようになり、それから密かにマークしてきました。これもまた、考えようによっては“1つの腐れ縁”かもしれません。
口は悪いものの、渚や斎川からの依頼を受けた君塚からの協力支援には応じてくれる優しい一面もあります。
3年前のハイジャック事件で君塚とシエスタが捕らえた“コウモリ”を刑務所に監禁し続けているものの、現在も彼女自身が担当しています。しかし、自分たちが聞きたいこと(彼自身の所属していた組織のことなど)においては、現在も聞き出せていない様子です。
そんな加瀬風靡の正体は、「“調律者”の1人」でした!
「調律者」とは、世界の危機を防ぐために存在している”12人の人物”とされています。
風靡にはその中の1つである「暗殺者」のコードネームがつけられているのです!
コウモリ (CV.松岡禎丞)
金髪の男性で、北欧出身の34歳です。
一見は普通の青年ですが、その正体は君塚やシエスタが戦ってきた敵の組織「SPES(スペース)」に所属していた“人造人間”の1人です!「SPES(スペース)」とは、宇宙から飛来してきた“原初の種”から生まれてきた、生物の組織です。
3年前に君塚とシエスタが戦い続けてきた“世界の敵”こそが、この組織だったのです!
また、コウモリは“人間の一部だけ”を適合させた「半人造人間」で“驚異的な聴力”を持ちますが、その代償として視力を失っています。
そんなコウモリは、3年前に君塚やシエスタを乗せた飛行機でハイジャック事件を起こした“犯人”でもありました。
その場で警官たちに拘束され、現在では加瀬風靡が所属する刑務所の中で監禁されています。
過去では完全な敵対関係にあったものの、途中から間接的に協力してくれる関係に変わっていきます。
まとめ
今回は「たんもし」の人物関係図やキャラクターを紹介しました。
本作品の醍醐味は、やはり「“推理”と“能力バトル”を融合させた点」にあるのではないでしょうか。
ストーリー進行に比例する形で、君塚や渚たちの前に立ちはだかる敵(人造人間)も強くなっていき、戦闘シーンも激しさを増していきます!これにより、現在ラノベ版を既に読まれたファンや読者の中には「推理モノじゃなくて、バトルものだ!」と突っ込んでいる人達が多いです。
しかし、魅力溢れる”キャラクター”たちが繰り広げる”推理”と”戦闘”を混ぜ合わせた作品と考えながら観る(読む)ことにより、大きく違う印象や感想を抱くことも可能な作品に仕上がっているようにも思えますよね!
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