市立墨谷中学校3年生「四月は君の嘘」の人物相関図を作成しました。
各登場人物についてキャラクター同士の関係性など1人ずつ解説しています。
四月は君の嘘の人物相関図

出典:「四月は君の嘘」公式HP
四月は君の嘘の人物相関図は、有馬公生を中心として成り立っています。
宮園かをり、井川 絵見、相座武士、相座凪といった音楽家たちは、かつて幼いころの有馬公生の演奏を見て音楽の道に進むことを決めた一面があります。
そのため、有馬公生が不調に陥っている時は連動して音楽の世界に身が入らないといった感じでした。
しかし、有馬公生を宮園かをりと澤部椿と渡亮太が支えることで調子を取り戻し、最後はみんな音楽家として力強い演奏をしています。
そんな素晴らしい世界を彩る登場キャラクター達を、これから詳しく紹介します。
四月は君の嘘の登場人物・キャラクターの一覧を解説
有馬 公生 CV:花江夏樹
出典:「四月は君の嘘」公式HP
学校・学年 | 市立墨谷中学校3年生 |
誕生日 | 3月28日 |
診療 | 165cm |
本作の主人公で、幼いころからピアニストとして育てられた経緯があります。
母の厳しい指導のもと、練習を重ねて数々のコンクールで優勝。
しかし、人を楽しませるための演奏ではなく、コンクールで優勝するためにやっていると感じることから、以下のようなあだ名がついています。
- ヒューマンメトロノーム
- 母親の操り人形
- 機械仕かけ
- コンクールだけのピアニスト
- 譜面の僕(しもべ)
- コンクール仕様
本人はお母さんに喜んでもらいたいと必死に頑張っていただけだと思うのですが、実際に聞いている人はまるで演奏のために作られたロボットがピアノを弾いていると思えたようです。
そして、11歳の時にお母さんに喜んでもらいたくて完璧な演奏を弾いたときに、お母さんより体罰と叱責を受け、「お前なんか、死んじゃえばいいんだ」という言葉を発してしまいます。
ここから有馬公生はトラウマを抱えて、「自分が弾くピアノの音が聞こえない」という症状を発症。
そのため、幼いころから弾いてきたピアノから離れて高校生活を送ってきました。
有馬公生はたくさんの人の目標になっていた
有馬公生が弾いてきたピアノにより井川絵見や相座武士、そして宮園かをりなど、さまざまな人が音楽の世界に入るきっかけを作ったことを、当時の有馬公生が知っていたらもっと状況は変わっていたかもしれません。
このままピアノから離れた人生を有馬公生は送っていくのかと思いきや、4月の風が吹きます。
それは、かつて有馬公生の演奏を聞いて片思いをした宮園かをりでした。
宮園かをりは有馬公生とは違い自由に曲を弾いていて、有馬公生自身も惹かれていきます。
有馬公生を変えた宮園かをりという存在
それからというもの、宮園かをりと一緒に演奏するためにのピアノ訓練を瀬戸紘子とします。
宮園かをりはもともと難病を患っており、手術しても助かる見込みが少ない状態。
後半になると、宮園かをりは立つことも難しくなり、東日本コンクールには有馬公生だけで参加することになります。
ですが、そこに現れた宮園かをりという存在が再び有馬公生にピアノを弾くというきっかけになりました。
「自分に音楽をくれた人たちのために弾く」は幼いころの音楽の捉え方ではなく、大切な存在ができたことで生まれた新たな考えでした。
宮園かをりは実際に有馬公生の前に現れることはなく、手紙のみが渡されました。
そこには幼いころから初恋をしてきた女の子の純粋な想いが綴ってあります。
有馬公生がまた昔に戻ってしまうのではと心配した幼馴染の澤部 椿は、手紙を読み終わった公生を見て「一人になれるなんて思うな公生。背後霊みたく、ずーっとずーっとそばにいてやるんだからな。覚悟しろ!!」一言。
そして、有馬公生はピアノを弾ける自分を維持したままこれからを歩いていきます。
有馬公生については、『【四月は君の嘘】有馬 公生の性格や名言、弾いた曲 | 人間関係についても考察』で詳しくまとめていますので、よりキャラクターを詳しく知るためにもぜひお読みください。


有馬公生は幼いころから機械的なピアノの弾き方しかできなかったんだよね。でも宮園かをりに会えてよかった!
宮園 かをり CV:種田梨沙
出典:「四月は君の嘘」公式HP
学校・学年 | 市立墨谷中学校3年生 |
誕生日 | 7月4日 |
身長 | 157cm |
本作品のヒロインで、幼いころに有馬公生のピアノ演奏を聞いて一緒に演奏したいと思うようになりました。
そして、伴奏するためにはピアノではなく「ヴァイオリン」を選ぶ必要があると思い、現在はヴァイオリン弾いています。
劇中では澤部椿を経て知り合いになったのですが、最初は有馬公生の友達である渡亮太のことが好きという流れで始まったこともあり、見ている人はお似合いのカップルだねと思った方多いと思います。
しかし、実際には渡亮太のことが好きというのは嘘で、自分自身の命がもう長くないという想いがあったようです。
劇中の最後で、「私がついた姑息な嘘が有馬公生を連れてきました」と手紙で綴っていますが、姑息な嘘といったのは自分自身のわがままもあり渡亮太とつきあっていると嘘をついてしまったからという罪悪感があったからだと思います。
アニメの最終話付近である有馬公生が自身のピアノに対する恐怖心を克服するために挑戦した東日本コンクールの時には、すでに宮園かをりが抱えている病気は進行して歩くこともできなくなりました。
そのため、最後は有馬公生が演奏しているピアノに対して伴奏するように、有馬公生の世界に登場します。
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