黒羽祐仁は『清陰高校男子バレー部』の主人公。
劇中では、チームを支える存在で期待されています。
そんな黒羽祐仁の基本情報や性格について詳しく紹介します。
さらに、気になる灰島公誓との関係についても考察します。
黒羽祐仁とは?

出典:「清陰高校男子バレー部」公式ページ
黒羽祐仁の基本情報
黒羽祐仁(くろばゆに)は作品の主人公。9月30日生まれ、七符清陰高校1年生、身長は184cmあります。
福井県紋白町の地主の息子で、中2の冬に灰島が転校してきたことをきっかけに本格的にバレーに打ち込むようになります。
バレー部ではウイングスパイカーを務め、その類まれなる抜群の運動神経を武器に、高校では頼りになる絶対的エースとしてチームを支えます。

出典:「清陰高校男子バレー部」公式ページ
黒羽祐仁はプレッシャーに弱い性格をしている
極度の緊張しいで少しでもプレッシャーがかかるとそれまでの実力を全く発揮できなくなってしまいます。
黒羽が初めてこの性格に悩まされたのは中学最後の県大会。
初戦を突破して第2選もその勢いのまま勝ち進もうとチームが盛り上がっている一方、黒羽はギャラリーの応援に気圧されて徐々に緊張が高まってきます。

出典:「清陰高校男子バレー部」公式ページ
これまで緊張するような場面に出くわさなかった分この気持ちをどう抑えればいいのかわからず、ずるずると悪い雰囲気を引きずったまま試合を進めてしまいます。
レシーブミスに始まり、スパイクが決まり切らなかったり、サーブが入らなかったり、さらには次こそ失敗はできないと考えすぎるあまりサーブを打つまでの時間がかかりすぎてしまい反則を取られてしまいます(バレーには8秒ルールというものがあり、審判が笛を鳴らしてから8秒以内にサーブを打たないと反則扱いで相手チームに1点入ってしまいます)。
緊張しやすい性格は高校生になってからも変わらず、七符清陰高校男子バレー部主将の小田も試合になると使いものにならない黒羽には頭を悩ませていました。
黒羽祐仁は打たれ弱い一面も
中3の県大会で黒羽のミスに愛想を尽かした灰島がワンマンプレーでチームを勝利に導いたとき、灰島に自分は必要とされていないのだと思い込んで、その晩チームメイトに電話で灰島への愚痴を発散してしまいます。
それだけにとどまらず、翌日の試合でも同じようなミスを繰り返してしまうのではないかと怖くなった灰島は試合をボイコット。それが直接的な原因ではありませんが、黒羽なしのチームはその日の試合で負けてしまいます。

プレッシャーに弱いのは結構もったいないかも
黒羽祐仁と灰島公誓の関係は?

出典:「清陰高校男子バレー部」公式ページ
チームを支える天才セッター灰島公誓。
黒羽祐仁とは一体どんな関係なのでしょうか?
幼少期時代の関係
幼稚園児のとき、大親友だった2人。
当時はお互いを「ユニ」、「チカ」と呼び合うほどの仲良しでした。
灰島は母親の故郷である福井で生活していましたが、その母親が他界したことをきっかけに、灰島は父と一緒に東京へ引っ越すことになります。
灰島が引っ越す当日は黒羽が灰島の家まで来てお見送りをしてあげました。
また会おうね、と約束をして別れるユニチカコンビ。
その約束は2人が中学生になったとき果たされます。
中学時代の関係
東京へ引っ越した灰島が帰ってくることになったのは2人が中学2年生の冬。
イケメンの転校生がやってくると、黒羽の通う紋白中ではすでに話題になっていました。
灰島が転校してくる当日、朝からどこか嬉し気な黒羽。
窓の外を眺めて生徒玄関に灰島の姿を発見すると、いても立ってもいられなくなって灰島を迎えに行きます。
幼いときに呼んでいたように「チカ」と呼びかける黒羽ですが、灰島はその隣を素通りしていきました。
恥ずかしがっているだけかと思いきや、その後も灰島は黒羽にそっけない態度をとり続けます。
灰島のあまりの変わりように裏切られたような感覚になる黒羽でした。
灰島は東京でバレーをしていたため、紋白中でも男子バレー部に所属することになりました。
紋白中の男子バレー部とは名ばかりで、実際の活動はほぼありません。
黒羽もそんな男子バレー部の一員でしたが、放課後は従兄の頼道・通称「よりちゃん」とつるんでばかりいました。
しかし、部員がいなくても1人でバレーの練習をする灰島の姿に黒羽は心を動かされ、徐々に一緒に練習をするようになっていきました。
幽霊部員だったメンバーもだんだん体育館に集合するようになり、男子バレー部の活動は活発化していきました。
高校時代の関係
中学2年生の冬から一緒にバレーをしてきた2人。
彼らの進学先は同じ七符清陰高校です。
しかし黒羽はバレー部に入りますが、灰島は入りませんでした。
黒羽はもう一度灰島とバレーをしたいと思って言いましたが、黒羽が中3の県大会をドタキャンしてから2人の関係はぎくしゃくしたまま。
そんな高校1年生の夏、学校内の球技大会で対戦することになった黒羽と灰島。
黒羽が緊張してしまうとミスを多発する点が直っていないことに苛立ちを覚えた灰島は、試合中にネットを超えて黒羽に殴りかかります。
バレーへの情熱が冷め切っていない灰島をどうしてもチームに入れたいという3年生の協力もあり、灰島は黒羽に遅れて七符清陰高校の男子バレー部に入部することになりました。
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