犬夜叉のアニメ作品は、犬夜叉、犬夜叉 時代を越える想い、犬夜叉 鏡の中の夢幻城、犬夜叉 天下覇道の剣、犬夜叉 紅蓮の蓬莱島、犬夜叉 完結編、そして続編の半妖の夜叉姫が存在します。
見る順番は結論から下記の通りです
見る順番・時系列順の詳細と見どころを本文で解説していきます。
【アニメ】犬夜叉を見る順番は?時系列順に解説!
犬夜叉のアニメを見る順番は時系列通りで、下記の順番で見ればOKです。
(公開された順番=時系列順になっている)
見る順番 | 作品名 | ジャンル | 放送時期 |
1 | 犬夜叉 | TVアニメ | 2000年10月16日~2004年9月13日 |
2 | 犬夜叉 時代を越える想い | 劇場版 | 2001年12月15日 |
3 | 犬夜叉 鏡の中の夢幻城 | 劇場版 | 2002年12月21日 |
4 | 犬夜叉 天下覇道の剣 | 劇場版 | 2003年12月20日 |
5 | 犬夜叉 紅蓮の蓬莱島 | 劇場版 | 2004年12月23日 |
5 | 犬夜叉 完結編 | TVアニメ | 2009年10月3日~2010年3月29日 |
5 | 半妖の夜叉姫 | TVアニメ | 2020年10月~ |
犬夜叉は約4年間放送があっており、その間に劇場版が公開されるなど長く放送されました。特に劇場版は作画が違っており、違った犬夜叉を楽しめるという点があります。そのため、本編とあわせながらみても飽きがこない作りになっているのは、本編の息抜きという立ち位置になり、人気を呼んでいました。
そして本編終了と共に一旦劇場版も終了しており、その5年後に完結編として放送されるなどファンの間でサプライズともいえる放送が行われ、さらに盛り上がりました。さらにこれで犬夜叉は原作まで終了したと思いきや、最新の半妖の夜叉姫が公開され、犬夜叉ワールドが引き継がれます。
半妖の夜叉姫が生まれるまでの物語、犬夜叉の世界を劇場版と本編の両方に関して見どころも併せて紹介します。
犬夜叉の完結編を突然出したのは、半妖の夜叉姫の伏線を作りたかったからだよ
各クールあらすじと見どころまとめ
犬夜叉は四魂の玉を巡る戦いというのがメインとなります。その中で犬夜叉と桔梗の間を割こうとする鬼蜘蛛の正体が明らかになり、そして鬼蜘蛛が奈落になり、奈落を倒す旅になるなど目的が変更されていきます。
その中で劇場版では、本作では語られない番外編的な立ち位置で、犬夜叉と殺生丸の父にまつわる話や、50年前に訪れた島の話など、本編とは違った内容だけに見ていて飽きません。
そして犬夜叉ワールドをそのまま引き継いで半妖の夜叉姫が生まれました。そんな魅力的な作品の見どころなどを細かく分析していきます。
犬夜叉
あらすじ
戦いの中で四魂の玉はとんでもないハプニングにより無数のかけらに飛び散った。四魂のかけらを集めるために旅することになった犬夜叉とかごめ。最初は嫌々だったが、2人は次第に惹かれ合っていく。その旅の中で、50年前、犬夜叉と桔梗を罠にかけた張本人・奈落の存在が明らかに。二人は奈落を追う中で、旅の中で出会った子狐妖怪七宝、奈落に呪いをかけられた法師弥勒、妖怪退治屋珊瑚の仲間と共に、宿敵奈落を倒すため、玉の因縁を断ち切るために戦っていく。
出典:「犬夜叉」wiki
個人的な見どころ
犬夜叉の見どころ犬夜叉とかごめと桔梗の三角関係。亡くなったと思われた桔梗が鬼女裏陶によって、蘇る。もともと桔梗の変わりとも思える霊力をもった現代から戦国時代に来たかごめ。
50年前から知っている桔梗を選ぶのか。それとも現代から戦国時代に来たかごめを選ぶのか。犬夜叉とかごめの関係がぎくしゃくする所が、見ている方をハラハラさせるなど見ていて飽きません。
そして桔梗と一緒に葬られた四魂の玉が残っており、バラバラにされかけらを探す旅に向かう事になります。
そして後半になると犬夜叉と桔梗が互いに傷つけあったのは、鬼蜘蛛(後の奈落)によるものだと分かってくるのですが、そこから四魂のかけら探しではなく奈落を倒す旅へと変わります。
次々に現れる刺客七人隊との戦いは見どころ
で、犬夜叉の技が炸裂する所は熱い展開です。
犬夜叉は桔梗の事もかごめの事も好きみたいでそもそもどちらかなんて決めらなかったんだよ
犬夜叉 時代を越える想い(映画)
あらすじ
四魂の玉の欠片を探して旅する犬夜叉一行の前に妖怪・瑪瑙丸が現れる。彼の父親はかつて妖怪の大軍団を率いて日本に攻め込んで来た妖怪・飛妖蛾(ひょうが)で、犬夜叉の父親に自分の父親を殺されたことを恨んでやって来たのだった。こうして犬夜叉と瑪瑙丸達の戦いが始まる。しかし、真の目的は別にあり…。
出典:「犬夜叉 時代を越える想い」wiki
個人的な見どころ
流れとしては四魂のかけらを探している旅の最中で、犬夜叉の父に自分の父を殺されたと思い込んだ瑪瑙丸が襲い掛かるという話になるのですが、
見どころは鉄砕牙の秘密です。
もともと鉄砕牙は犬夜叉の父の牙を刀にしたもので、人を愛した父と同じように人間と歩んでいる犬夜叉だから使えるという事が分かります。
瑪瑙丸が鉄砕牙を奪って使おうとするものの、錆びた剣の状態で使い物になりませんでした。
人を慈しむ心がなければ決して扱うことはできない。
まさにこの一言に尽きます。
そして最後はかごめが放った破魔矢と犬夜叉の爆流破で、瑪瑙丸が渾身で放った妖気を返す姿は最高でした!
犬夜叉はかごめと会って、そして珊瑚、弥勒と触れ合う内にいつ間にか人間が好きになっていたんだよ
犬夜叉 鏡の中の夢幻城(映画)
あらすじ
ついに宿敵・奈落を倒した犬夜叉。その直後から満月が何日も続き、奈落の分身・神無と神楽を利用して「天空の姫」と名乗る妖怪・神久夜が復活する。彼女はかつて弥勒の祖父によって封印された妖怪で「天女を喰らい、永遠の命を手に入れた」といい、かごめの神通力に目を付けて彼女を鏡の中の夢幻城に連れ去った。
出典:「犬夜叉 鏡の中の夢幻城」wiki
個人的な見どころ
今回の話ではかごめが狙われている!ところが見どころです。
もともとかごめは桔梗に負けないくらいの霊力を持っていて、潜在能力は高いのですが、その力に目を付けたのが神久夜。かごめに乗り移ろうとすることに必死でした。しかし、失敗して、今度は琥珀に行こうとするなど、今までと違って自分の力よりも他人の力をあてにすると言った感じでした。
ちなみに鏡の中の夢幻城と呼ばれているのは、神久夜の居城が夢幻城だからです。
そして戦闘は、神久夜が操る命鏡で犬夜叉の攻撃をはね返したり、犬夜叉を暴走させるために幻術を使ったりと鏡の中で戦っているような感じですね。
最後は意外にも弥勒の風穴でガス状になった神久夜を吸収して終わりというあっけなさだけに、前の激しい戦闘の余韻が何とも言えません。
オロチが出るなど結構激しい戦いがあったんだよ
犬夜叉 天下覇道の剣(映画)
あらすじ
犬夜叉が誕生した日、彼の父は妻を救うため人間の武士・刹那猛丸と死闘を繰り広げ、相討ちとなり果てた。その戦いで使われた妖刀は、刀々斎の手により骨喰いの井戸に放り込まれ処分された。
そして現代、日暮神社で発見されたその刀・叢雲牙の目覚めと共に、犬夜叉・殺生丸の兄弟は戦いへと誘われる。
出典:「犬夜叉 天下覇道の剣」公式HP
個人的な見どころ
今回は犬夜叉と殺生丸の共闘が見どころ。
普段から仲の悪い2人が共に戦うのはなかなか見れないので、映画だからこそ楽しめる2人を見ることが出来ます。そして、今回の発端は日暮神社で発見された叢雲牙。もともとは犬夜叉と殺生丸の父親が自分の妻を救うために、人間の武士である刹那猛丸と死闘を繰り広げて、相打ちになります。その時に使用された叢雲牙が再び、復活して同時に刹那猛丸も復活することで、再び犬夜叉と殺生丸に襲い掛かるあたり運命を感じますね。
そして刹那猛丸が犬夜叉と殺生丸の父親と戦う発端となったのは、犬夜叉の母親が犬夜叉を身ごもっていたことです。当時犬夜叉と殺生丸の父親と叢雲牙が争ってでも、手に入れたかった女性だけに、世代を超えて恨みを引き継いでいる所は見ていて悲しかったです。
犬夜叉の父親って大妖怪で、母親は人間の女性だったんだけど、妖怪を選んだことが刹那猛丸は許せなかったんだろうね
犬夜叉 紅蓮の蓬莱島(映画)
あらすじ
仲間との旅の途中、犬夜叉は半妖の少女に仲間を助けて欲しいと頼まれる。実は50年前に桔梗とともに行った不老不死の地、蓬莱島で、その少女と会っていたのだ。その少女をきっかけに、犬夜叉たちは四闘神との戦いに巻き込まれていく。
出典:「犬夜叉 紅蓮の蓬莱島」公式HP
個人的な見どころ
アニメ版犬夜叉が2004年9月13日に終了して、約3カ月後に劇場で公開された犬夜叉最後の映画。舞台は50年前、桔梗と犬夜叉が仲が良く、お互い打ち解けあっていたころに行った蓬莱島。そこで出会った少女たちは、50年前に一度犬夜叉と桔梗が出会っていました。
そして今回の作品の見どころは
犬夜叉と桔梗が一度訪れた島であることを聞いて、複雑な気持ちになるかごめ
島にいる半妖の少女たちの命を求める四戦神との戦い
少女たちを守るために四闘神と戦うのですが、かごめが桔梗と訪れた島ということで戸惑いを隠せない状態でも必死に少女たちを守ろうとする姿は見ていて、惹きつけられました。
さすがに桔梗の名前が出てくるとかごめとしてはやるせないよね
犬夜叉 完結編
あらすじ
最後に四魂の玉を手にした者が唯一の正しい願いを選んだ時、玉は浄化され、この世から消える…。「おれが行くまで、何も願うな!」かごめを探す犬夜叉だが…!犬夜叉とかごめは、共に明日を迎えることができるのか?
出典:「犬夜叉 完結編」公式HP
個人的な見どころ
原作分が全て犬夜叉で終了していなかったため、急遽完結編という形で放送されました。ただ全26話と短く原作の残り20巻をまとめるのは物理的に無理があり、多数のエピソードが省かれています。特に一番原作では長かった魍魎丸との戦闘が短縮されたのが大きな特徴で、犬夜叉ファンとしては少し物足りない所がありました。
見どころはかごめと犬夜叉が望んだ四魂の玉への願いです。
そして珊瑚や弥勒、殺生丸とりん等主要キャラクターがそれぞれの幸せをつかむところです。
四魂の玉を巡ることから始まった犬夜叉ですが、最後は四魂の玉を正しき心を持った人が持つことで、浄化され、無事綺麗な形で終わりました。
そしてそれぞれが思う幸せを手に入れて、ついにこの後の半妖の夜叉姫へと続きます。
長くて色々あったけど、きちんと原作の最後までアニメ化しているのは凄い
半妖の夜叉姫
あらすじ
戦国時代に新たなる風! 半妖はんようの姫たち、見参!
運命は次の世代に託された—— 。とわ、せつな、もろはは、妖怪と人間の血を引く半妖の少女たちだ。
幼い頃、森の火事に巻き込まれ、離ればなれになった双子の少女、とわとせつな。とわは、時代樹じだいじゅの時空を越えるトンネルをくぐり抜け、戦国時代から現代へとタイムスリップ。かごめゆかりの日暮ひぐらし家の娘として育てられ、武道に長けた女子中学生に成長した。一方、戦国時代に残された妹のせつなは、妖怪退治屋のお頭となった琥珀こはくの下で妖怪退治を生業にしていた。もろはは、かごめと犬夜叉いぬやしゃの娘。賞金稼ぎとして「化ばけ殺ごろしのもろは」の異名を取り、やはり妖怪退治に明け暮れている。
とわとせつなが別れ別れになってから、10年。時代樹の時空を越えるトンネルが再び開かれた。現代に現れたせつなと再会するとわだったが、せつなは何故かとわのことを忘れてしまっていた。
せつなと共に、現代にやって来たもろはも加わり、とわたち「半妖はんようの夜叉姫やしゃひめ」が、現代を、そして戦国時代を、縦横無尽に暴れ回る!
出典:「半妖の夜叉姫」公式HP
個人的な見どころ
犬夜叉の時代は骨食いの井戸、そして半妖の夜叉姫は時代樹。骨食いの井戸は犬夜叉 完結編で壊されていて、状況をそのまま引き継いぎ、世代を変えてはじまった新たな犬夜叉ワールド。
その強さ、父ゆずり
今回は犬夜叉と殺生丸の子供が初めから共闘するという以前からは考えられない展開で始まります。3人娘のとわ、せつな、もろはは、父の血をしっかり引き継いでいて、強さも性格もそのまま。
見どころは10年前に起きた火事
犬夜叉も50年前に起きた、桔梗と犬夜叉との間に起こった事件をもとに真犯人が分かり、結末へと導かれます。今回の半妖の夜叉姫は原作がなく、誰も真実が分からないだけに、10年前に起きた事件がこれから深くかかわってくると思います。
そして前回の主人公である犬夜叉と殺生丸とりんとかごめがいつ出てくるのかも非常に気になる所です。
新たな戦国御伽草子が始まったね
当サイトではアニメ半妖の夜叉姫の全話ネタバレ感想もまとめていますので、気になる回がある人はこちらもチェックしてみてください。
まとめ
犬夜叉のアニメを見る順番をまとめてみました。
結論としては時系列順(=公開順)で見るのがオススメです。
半妖の夜叉姫は原作がない分、前作である犬夜叉の世界をしっかり把握しておくことが欠かせません。
そして一番気になるのは
殺生丸の子供の母親は誰なのか?
四魂の玉は浄化されたはずなのにどうして、現代と戦国時代を行き来できる手段である時代樹が生まれのかなど。
前作の面白さを新たな形で引き継いで、次の世代へとバトンタッチ。是非半妖の夜叉姫を見る前に、犬夜叉ワールドを楽しんでください。
気になる半妖の夜叉姫での謎や伏線はこちらの考察記事をご覧ください。
コメント