おそ松くん時代からかなりの個性派キャラとして登場しているダヨーンやイヤミ。
おそ松さんでは6つ子達だけではなくサブキャラクターたちもとても魅力的な人物が多いので、それぞれどんな人物なのかがわかると、より一層おそ松さんの世界を楽しめますよ!
今回は、おそ松さんに登場するサブキャラクターの中でも特に謎が多い、ダヨーンやイヤミの正体と、6つ子達との関係性について考察していきます。
ここから先はネタバレにご注意下さい!
目次
謎多き怪人・ダヨーンについて
まずはじめに、かなり謎が多い人物として描かれている・ダヨーンから見ていきましょう。
大きな頭に大きな口、ビジネススーツを着込んだ男性ですが、語尾に「ダヨーン」や「ヨーン」をつけて喋ることが多く、不思議な感じの人物です。
イヤミやチビ太、デカパン達とセットで現れることも多いほか、モブとして背景に溶け込んでいたりすることも多いのですが、圧倒的に他のモブと比べてフォルムが特徴的なので、一目見てわかっちゃいますね。笑
モブにするには目立ちすぎです!
意外にも仕事が出来るビジネスパーソン?
2期23話はなんとダヨーンのメイン回!
サラリーマンとして日々を過ごしているダヨーンの姿が描かれていますが、そこではかなり仕事が出来、後輩達からも慕われているようです!
独身ながらも人々に慕われているビジネスパーソンのダヨーンですが、なんとアニメ内で自分とそっくりな人物を見かけて衝撃を受けます。
自分とは違うダヨーンの後をつけた最初に出ていたダヨーン(紛らわしい)は綺麗な奥さんに可愛い子供達がいることを見て更に衝撃を受けていましたが、お互いがお互いを見て何やら驚いている様子。
結婚しているダヨーンから二人がそっくりな理由を聞くものの状況がよくわかっていない独身のダヨーン。
ちゃんと聞いてましたが、視聴者の我々も全然事情が分からない限りでしたね。笑
姿形はどうみてもダヨーンでしたが、結婚しているダヨーンは語尾にダヨーンがついていないので何だか違和感がありました。どうやら個体によっても色々と差があるみたいですね!
1期の1話で6つ子達がブラック工場で量産していたダヨーンと、何か関係があるんでしょうか…?
モブとして世に出荷されたダヨーン達のなれの果てなのかと思うと、良いんだか悪いんだか何とも言えないですね汗
とはいえダヨーンがアニメの中で最も喋った回で、心優しい姿が垣間見えた2期話!
その後、盗撮犯として掴まっているダヨーンなども出てきて、ダヨーンは二人だけではなくやはり各地にいることが判明しました。
果たしてダヨーンはどれだけの人数が居るのか…工場で製造されたダヨーンがそのまま街に全て出荷されているとしたら、百近くのダヨーンがいるのかもしれませんね!
ドッペルゲンガーではないみたいだし…
クローンとかなのかなぁ…?
謎のダヨーン族!
1期23話で、おそ松、カラ松、チョロ松達が目覚めたのはなんとダヨーンの体内!
ダヨーンは酔っ払って6つ子達を吸い込み体内に取り込んでしまったわけですが、ダヨーンの体内には小さなダヨーン、ダヨーン族が大量におり、謎の部族を作っていました!
ツッコミ所満載ですが、とりあえず体内に部族を作ってしまうほどダヨーンが居るとは、やはりダヨーンは謎が多すぎますね…!チョロ松は危うくダヨーン部族の女の子と結婚させられそうになっており、おそ松もカラ松もダヨーン化が進み、少しずつ顔もダヨーンになっていってました。
もしかしてダヨーン族は、元々はダヨーンとして生活していた人達だけではなく、ダヨーンに吸い込まれた一般人のなれの果てなのかもしれませんね…!
もしそうだとしたら、ダヨーンは一体何人の人間を飲み込んだことになるのか…汗
ですが最終的には6つ子は外に戻らないといけないという話をトド松から聞き、ダヨーン部族の女の子やダヨーン族に涙ながらに見送られて外に戻ることになりました。
どんな姿でもダヨーンはダヨーン、心優しいダヨーンの姿につい感激しそうになりましたけど、トド松の「何これ…」のセリフが、正に視聴者の気持ちを代弁してくれてましたね笑
デカパンが親友?
デカパンが親友と語ることもあるダヨーンですが、物語内では話数によっても微妙に二人の関係性が変わるのか、それともダヨーンの価値観が一般的なそれと違うのか、1期7話ではデカパンと大げんかをした後、最終的にデカパンを突き落として殺害!
この話に関してはサイコパス味があり、一体全体何を考えているのか分からないに尽きるお話でしたが、本当に親友と思っているのかちょっと微妙なお話もありますね汗
デカパンのことを親友って思っているダヨーンと、
デカパンを殺害したダヨーンは別だったりするのかな?
6つ子たちとの関係は?
ダヨーンのアニメ内の立ち位置は話数によっても変わります。
6つ子達がブラック企業に勤めたときに量産する謎のロボットと化していたり、チョロ松のアイドル握手会参加の際にちゃっかり一人で並んで居たりと、アニメ内ではかなり頻繁に登場するものの、6つ子達との接点は意外にもなく、直接的なやりとりはほとんどありません!
ただ、お互いに存在は認識していますし、お話によっては絡みがチラホラとありますから、全く赤の他人という訳ではなさそうです。
やっぱりダヨーンは謎が深い…
おフランス帰り?のイヤミについて
ピンクと紫の間に近いような色合いのスーツに赤いネクタイ、3枚の出っ歯に内巻にくるんと巻かれたおかっぱのようなスタイルが印象的な昭和のスターといえば、イヤミです。
「ミーは~ザンス!」というような喋り方が特徴的で重度のフランスかぶれなのですが、ミーって一人称は英語なのでフランス帰りかは危うい所ですね…笑
フランス帰りの真偽はさておき、イヤミと言えば代表的なのは一発ギャグ!
中でもおそ松くん時代から続く「シェー!」はおそ松さんでも健在で、見事に平成と令和に帰り咲いたと言えますね!
時代を超えたスターだね!
おそ松くん時代はメインキャラとして活躍
そんな個性満点のイヤミですが、おそ松くん時代はそのあまりに強すぎる個性から、6つ子の存在を薄れさせてしまうほどで、一時期イヤミを中心にメインキャラとして活動していた時代があったほど!ですが徐々にそのスタイルは落ち着いていき、現在の6つ子と絡む脇役として定着していきました。
おそ松さんでのイヤミの立ち位置は6つ子に迷惑をかけたり、逆に6つ子に迷惑をかけられたりと、6つ子ありきで登場する事が多いですね。善人として登場するときもあればあからさまな悪人として登場するときもあり、お話によっても立ち位置が全く変わります。
ただ6つ子と違ってビジネスチャンスには目ざとく手を出し、お金稼ぎにどんよくな一面が垣間見えるのが、イヤミの良い所でもあり悪い所でもあるかも?
※その分、ビジネスに失敗することも多いみたいで、1期の6話では河川敷の下に住んでいるホームレスだったりするシーンが描かれていることもありますね汗
実はいいやつ
イヤミの代表回と言えばやはり忘れられないのが、2期18話の「イヤミはひとり風の中」です。
江戸時代が舞台となっている物語なのですが、盲目の少女・菊を助けるために自身の身を投げ打って働き、警察に掴まることになってでも菊を医者の元へと送り届け、菊の手術は見事成功。
菊の生長を影ながらこっそり見守るイヤミは、決してその後会いに行くことはなく、そっとその場を離れていくという、イヤミのなんとも言えない男らしさや優しさを垣間見る事ができる感動ストーリーです。
イヤミ=あくどい嫌な奴、みたいなイメージを持っている方は、1度こちらのアニメを見ることをおすすめします!
イヤミはなんだかんだで良い奴…
6つ子との関係性
そんなイヤミと6つ子の関係性ですが、良き友人でありながらも、お互いに迷惑を掛けたり掛けられたりと、どちらかというと悪友のような存在に近い間柄です。
1期2話では6つ子達を騙してブラック工場で労働を強いたり、2期の25話では自身が運転していたプライベートジェットを誤って6つ子の家に突っ込ませ6つ子を皆殺しにしてしまったりと、まぁとんでもないことをやらかしていますが…
ですが反対に6つ子達もなかなかのやらかしぶり。1期の3話ではハロウィンの仮装をして家を訪れた6つ子達に嫌々お菓子をあげたにも関わらず、6つ子達はイヤミの家にあるものを着ていた服を含めて全部盗んでいくという事態に陥るなど、6つ子達のとんでもない行動の被害者になることもしばしばですので、お互い様ですね笑
ただ、2期の23話では悩むイヤミに対して優しく声をかけたり、反対に1期の23話ではチョロ松に対していつものようにイヤミを言いつつも、チョロ松のことを心配する素振りを見せたりと、お互いに心配をしあう姿もありますから、良い関係は築けているのかと思います。
年齢は離れているのかなと思いますけど、やっぱり共に時代を乗り越えて来た戦友のような関係性でもあるのかもしれませんね。
サブキャラも掘り起こすと魅力満点!
このようにおそ松さんに登場するキャラクターは6つ子だけではなく、サブキャラクターたちもとても魅力的な人物ばかりです!
話によっても役どころや設定などが若干異なってくる部分もありますが、いずれも物語の良いスパイスになっていますよね。
おそ松さんの世界をより一層楽しみたい方は、6つ子と合わせて彼らのことをチェックしてみるとまた違った楽しみ方が出来ますよ!
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