「聖女の魔力は万能です」の人物相関図を作成しました。
各登場人物についてもキャラクター同士の関係性など一人ずつ解説しています。
なお、ライトノベル3巻までのネタバレを含みますので、ご注意ください!
どうしてライトノベル3巻までの内容でまとめているのか?それはアニメ化するのは2巻まででは?と予想をしているからです!
どうして2巻目でかと予想したのか記事をまとめていますので、そちらもご覧ください↓
目次
聖女の魔力は万能ですの人物相関図
【聖女の魔力は万能です】に登場する主人公のセイを中心に、彼女が自らの力で手に入れた友好関係は、彼女の人脈となり、力となっています。
勿論、個人的な付き合いもありますが、『聖女』として呼ばれてしまったセイは自分の目的のためには人脈もフルに使っていきます…!
『聖女』として異世界に呼ばれてしまったセイにとって、この世界で生きていくには信用のおける味方が必要不可欠です。
そのため、原作3巻目までの内容でセイとセイの頼りがいがありすぎる味方を紹介していきたいと思います。
セイは人間関係を人との付き合い方がうまいんだって、わかるよ♪
聖女の魔力は万能ですの登場人物・キャラクターの一覧を解説
セイ(小鳥遊 聖)CV:石川由依
朝から深夜まで仕事漬けだった20代の会社員。スランタニア王国の「聖女召喚の儀」によって、突然見知らぬ異世界に喚び出されてしまう。元々植物好きだったこともあり、自ら望んで薬用植物研究所で働く。真面目な性格と探究心の強さに聖女としての魔力が加わり、魔法やポーション作りで5割増しのパワーを発揮する。ただし、恋愛方面はちょっと不慣れ。
出典 「聖女の魔力は万能です」公式HP
「聖女召喚の儀」で召喚された社会人女性ですが、喪女を自称しています。
いきなり召喚されてしまい慌てるも、召喚されたもう一人の聖女候補であるアイラが第一王子に連れてしまい、セイは放置されます。
その後も、王宮から一切の連絡もなくただのお客様として扱われる日々にイライラしたセイは自分で薬用植物研究所に就職を決めてしまいます。
勿論許可は取っていますが、そこで知り合ったジュードや所長のヨハンなどと仲良くなった結果のものです。
その後、セイは高等教育を受けていたセイはその知識量も認められ、ポーション作りやポーションや薬草の研究をしています。
元々アロマセラピーを趣味にしていたことや料理を作っていたこともあり、主に王国第三騎士団や薬用植物研究所の面々には、効果の高いポーション作りやおいしい料理を期待されています。特に、第三騎士団団長のホークは、一度重症すぎる火傷を治してことからデートをしたり、ドキドキするような動作をされたりします…!
その後、王宮第二騎士団の面々には、聖女としての高い聖魔法の効果で腕を生やすなど奇跡のような偉業をこなしてしまったため、かなり崇め奉られてしまいました。
しかし、その高いレベルの聖魔法には秘密があり、セイが聖魔法を使った時だけ金色の粒子が混ざるのです。その金の粒子こそが聖女特有の魔法の源でした。
その特異性に目を付けた宮廷魔道師団の団長であるユーリは、「聖女だけが使える魔法」にも興味があり、セイは魔法を教えてもらいながらユーリに聖女の魔法の研究をしてもらうというWIN-WINな関係を築きます。
他にも、女友達として第一王子の婚約者であるリズや、同じく聖女召喚の儀で呼び出されたアイラと仲良くなり、異世界に溶け込んでいるようですね。
詳しくはセイについての記事を別途で用意していますので、そちらをチェックしてみてください♪↓
セイって、本当に聖女みたいな性格だよね♪
アルベルト・ホーク CV:櫻井孝宏
王宮第三騎士団の団長。ホーク辺境伯家三男。騎士団では所属する騎士たちからの信頼も厚く、よきリーダーとしての姿を見せる。ブルーグレーの瞳を持ち、そのクールな印象の外見と氷属性魔法の使い手であることから、多くの女性たちに「氷の騎士様」と呼ばれている。だが、セイの前では柔らかな表情を見せることも……。
出典 「聖女の魔力は万能です」公式HP
第三騎士団の団長しているだけあって、ホークは魔物討伐をしているシーンが作中でも見受けられます。
その強さももちろんですが、平民を下に見ないところや、部下から尊敬されてもところも多く、騎士団の中でも非常に気やすい関係であることがわかりますしかし、女性相手には少し冷たい場面もあるようです…。
セイとの初めての出会いは、サラマンダーに襲われ顔もわからぬほどのひどう火傷を負ってしまったことがきっかけです。
セイの効果が高いポーションを、セイに介抱されながら服用したことで傷跡も残らないほど回復します。
その場面はセイの目線でライトノベル版は掲載されていますが、WEB版では番外編としてホーク視点も掲載されていますので是非チェックしてみてください。
そこでは、ホークが女性関係に辟易としていたため、このまま顔に傷が残ってしまったほうが良いのでは…?と考えている様子もあり、外見に関係なく介抱をしてくれたセイをどれほど貴重な存在として見ているかがわかります…!
本編では、ホークは意味ありげな甘い言葉や行為をセイにしますが、貴族独特の女性をほめるという礼儀なのか、それともホークの本心であるかがわからずヤキモキ・ドキドキするシーンがたくさんあります。
セイの友人で第一王子の婚約者であるリズ曰く、女性との噂が全くない社交界で人気のホークについに相手ができたのかという噂が広がるほどです。
たくさんいる貴族の中でも恋人ができたかもというだけで噂が立つなんてすごいですよね。
ホークの幼馴染で親友のヨハンからは「あいつは女性に装飾品を贈るような奴じゃない」と言っていますが、セイには高価な髪飾りを渡しています。
また、その髪飾りについた宝石の色がどうやら辺境伯特有の瞳の色と同じだということでリズから「絶対に意味を込めて贈られたもの」というようなことを、言っているシーンもあります。
ライトノベルの第一巻目から登場しているホークさんはカッコいいヒーロー役です。
セイへの想いはどういうものなのか、セイとの関係性はこれからどう変わるのか楽しみですね♪
セイとどうなりたいんだろ…!?
これから先が気になる…!!
ヨハン・ヴァルデック CV:江口拓也
薬用植物研究所の所長。ヴァルデック伯爵家次男。王宮を飛び出したセイの事情を知りながら、研究所にあたたかく迎えてくれる。セイが持つ魔力の特異性には早々に気づくが、必要以上に口出しはせず、いつもおおらかに見守っている。アルベルトとは幼なじみで、次第に接近していくセイとアルベルトの関係を秘かに楽しんでいる様子。
出典 「聖女の魔力は万能です」公式HP
セイが薬用植物研究所に所属できたのはヨハンの力が大きいです。
聖女として召喚されたセイが第一王子に無視されたことやその後放置されていたという事情を知っているいるにも関わらず、聖女としてではなくただのセイとして接している数少ない人物です。
セイが次々と規格外なことをやってのける中、噂が広まらないようにと気を使い、聖女と認定された後でもできるだけセイの気持ちに反することなく、危険な目にも合わせないようにと気を使っているようです。
セイもヨハンを信頼しています。セイは何かあるたびに所長であるヨハンに相談していますし、個人的にはお茶の時間と言って所長室にお茶を運んだり軽食を作ったりとしていました。
ヨハンがセイに甘いのは聖女であることのほかにも、セイが余りあるMPでポーションを大量生産することや効果高いポーションを作成することで収入がかなり増え、研究所の予算が潤沢になったことも関係しているような…?
セイを親のような目線で大切にしてくれている頼りがいのある所長ですが、ホークとの関係も面白がりながら応援しているようです。
異世界に来たばかりで心細いセイを悟られないように支えてるって、
本当にお父さんみたい…!
ユーリ・ドレヴェス CV:小林裕介
宮廷魔道師団の師団長。もとは一般庶民であったが、魔法適性の高さを買われドレヴェス侯爵家に養子として迎えられた。人当たりのいい好青年に見えるが、当人は魔法や魔力の研究にしか興味がないという変わり者。魔法の使い手としては王国で敵う者がいないほどの実力を持ち、人に対して鑑定魔法を使える唯一の人物でもある。儀式によって聖女を召喚した張本人で、セイの未知数な魔力にはもちろん興味津々。
出典 「聖女の魔力は万能です」公式HP
ユーリはセイとアイラが召喚された「聖女召喚の儀」を実際に行った人物です。
セイは聖女としての力を隠し切れないでいる状態だったため、王宮からステータスを鑑定するようにと指令が出ます。そのため、鑑定魔法が使えるユーリがセイと会うことになります。
実は「聖女召喚の儀」を行ったことで長い間昏倒していました。
そのため、セイと初めて言葉を交わしたのはライトノベルの2巻目からになります。
セイとの接触はできなかったのですが、女性嫌いである宮廷魔法師団の副師団長であるエアハルトがセイには普通に接していたと聞き、元々セイ本人には興味を持っていました。
その後、セイが使える聖女の魔法を間近で見たことで興味津々になります。
ユーリはセイの聖魔法に「金の粒子」が混ざることを見抜き、セイを聖女と断定した人物であるため、セイの平穏を崩したきっかけと言えるでしょう。
しかし、セイとしては聖女と名乗るのは気が引けるが名乗りたくないわけではなかったセイは、そのまま聖女であることを受け入れます。
もし、セイが聖女と認定されたくなかったのであれば、ユーリとの関係性も変わったかもしれませんね。
今では、セイがユーリから魔法を教わる代わりに、ユーリはセイの聖女の魔法を研究することができるので、確固たる利害関係で結ばれた良いビジネスパートナーとなっています。
天才肌の研究熱心って、セイと同じだよね♪
ジュード CV:八代拓
薬用植物研究所の研究員。セイを最初に研究所へ案内し、その縁で教育係を担当することになる。人懐っこく面倒見のいい性格で、セイが気軽に接することができる貴重な存在。
出典 「聖女の魔力は万能です」公式HP
セイの存在を無視する第一王子や王宮から逃げてきたセイにとって、ジュードは初めて出会ったマトモな人だったのではないでしょうか?
ジュードはラストネームがないため、平民になります。そのため平民だが、王宮で働くことを許された非常に優秀な研究員です。
ジュードはセイが入所することになる薬用植物研究所の研究員で、セイにとっては顔見知りであり友人というところから始まります。
その後、ジュードがヨハンの計らいでセイの教育係に任継されることで、仲は非常に良くなります。
研究所は住み込みの人が多くいるため、同じく住み込みで入所しているセイとは一番距離が近い関係となります。ジュードは水魔法が扱えるため、薬草に水をやることが得意です。
そのため、セイが薬草にジョーロで水をまいた際には、「言ってくれればやるのに」と言ってています。
半年近くをずっと一緒に過ごしていたジュードとセイは、セイが聖女と認定させた後でも変わらぬ関係でいるようです。
聖女になっても友人でいられる関係っていいよね♪
アイラ(御園愛良) CV:市ノ瀬 加那
出典 「聖女の魔力は万能です」公式HP
セイと一緒に「聖女召喚の儀」にて召喚された女の子です。
可愛らしく、守りたくなるような雰囲気を持つ16歳前後の子で、召喚される前は裕福な家庭の大切な一人娘として過ごしていました。基本的には優秀な両親に従って生きてきたため、第一王子のカイルに指示を出されるがままに生活してしまいます。
アイラは召喚された後に第一王子のカイルに連れられ、世話を焼かれることになりますが、当初カイルは「聖女召喚の儀」の統括として聖女を保護しただけのようでした。
しかし、元の世界に帰れないと聞いたアイラが涙を見せたことで、カイルの様子がおかしくなります。
アイラはカイルを後見人として王国学校(アカデミー)に通うようになりますが、召喚されたばかりで右も左もわからぬ状態でカイルの言われるがままに聖女としてアカデミーで学びます。
主に聖魔法と基礎レベルを上げることを中心に過ごしていきますが、実はアイラは他にも2つ魔法適正があるため、かなり魔法の才能があります。そのため、かなり順風満帆のように見えますが…。
アカデミーの生活で、アイラは問題を抱えています。
カイルやその取り巻きたちには婚約者がおり、アカデミーの女子生徒からは相手がいる男性に近づくのはどうなのか?と言われ続けてしまいます。
特に、カイルの婚約者であるリズは周りの女子生徒に押される形で忠告を何度かされていますが、
険悪な雰囲気で近づかれる女子生徒よりも、何かと保護してくれるカイルを信頼したアイラは特に行動を変えません。
その後、あることがきっかけでアイラの後見人が第二皇子に変わったため、アイラの自由に過ごしていいと言われます。
そのことから、アカデミーではリズと仲良くなり大半の女子生徒はアイラを受け入れることになります。
アカデミー卒業後も、アイラはアイラ自身の希望で王宮魔道師団への入団が決まっており、おしゃれの話を友達としながら異世界ライフを楽しんでいるようです。
ちなみに、アイラが主人公となった漫画版もでるくらいの人気キャラです。
ライトノベル版のあとがきには、作者から「コメントでアイラを助けてほしいという声が多く…」とあり、ファンからも愛されているキャラだとわかりますね♪
大体第一王子のせいだね!
どこからかヘイト買うより、ずっと健全な生活を送れてよかったね♪
カイル・スランタニア CV:福山潤
出典 「聖女の魔力は万能です」公式HP
カイルは第一王子であるため、継承権第1位の地位にいます。
しかし、カイルには国王となる素質は薄いようで、第2皇子を次期王へと推す動きもみられています。
国としても継承権争いを起こしたくないようで、カイルは国運をかけた「聖女召喚の儀」を取り仕切ることになります。
カイルに手柄を立てさせる目的で任せられた儀式でしたが…、カイルは召喚されたセイを見逃し、アイラのみを保護してしまいます。
それだけならまだしも、下からの報告でセイも聖女として召喚されたと説明を受けたはずですが、聞いていなかったのかセイの存在を知らずに過ごしています。
いったい、儀式の統括役としてカイルは何をしていたんでしょうか…?
聖女であるセイからヘイトを買ってしまったカイルですが、さらにアイラを守りたいがあまり婚約者の存在をないがしろにしてまでアイラをかばったり、衆目の面前でセイを偽物の聖女だと言ったりとしてしまいます。
その結果、アイラの後見人から降ろされ、アカデミーの卒業間近まで謹慎処分になりました。
カイルはセイに謝らないし、作者から「カイルがセイに謝ることはありません。」と、
コメントも残されているみたい…。んー、見事なヘイトキャラ!
まとめ
聖女の魔力は万能ですの相関図および登場人物同士の関係についてまとめてみました。
セイはホークさんと恋愛関係に進んでいきそうですが、はっきりと言葉にしないホークさんにドキドキしっぱなしです。
しかし、作中で恋愛要素は実はそれほど多くはありません。
主にセイが自分の趣味である薬草やポーション作りを行いながら、聖女としての力を磨いていくことがほとんどです。
そのなかで、セイが築いてきた人間関係がセイを助けてくれます。恋愛や友人関係や利害関係と様々な関係性でつながっているセイですが、
セイは異世界に召喚されたばかりで右も左もわからない中、これほどたくさんの人と縁をつなげられたのは聖女としての力というよりもセイの性格や行動力あってのものだと思います。
今後、人間関係がどう変化するのか、楽しみですね♪
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