戦隊大失格の人物相関図！登場人物・キャラクターの一覧を解説【ネタバレ注意】

『戦隊大失格』は『五等分の花嫁』で人気の春場ねぎ先生が描く大人気漫画で、2024年から週刊少年マガジンで大人気連載中です。
テレビアニメ化も果たしており、2024年4月からアニメ1期が放送および配信中です。

本記事では『戦隊大失格』に登場したキャラクター達の人物相関図を作成してみました。
原作を既に読まれているファン達は復習として、アニメ化を機会にこれから本作品に触れようと考えている人達には予習として役立てていただけると幸いです。

本作品の全巻ネタバレの詳細は「【戦隊大失格】原作の全巻ネタバレ解説 | 最後の結末はどうなる？」の記事を参照ください。

 

【戦隊大失格】原作の全巻ネタバレ解説 | 最後の結末はどうなる？

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2024.04.23

 

『戦隊大失格』の人物相関図

『戦隊大失格』は一般の戦隊ヒーロー作品とは真逆に、敵となる怪人側に属する戦闘員Dを主人公としてストーリー展開される点が斬新な作品です。

民衆たちから多大な支持を受ける「竜神戦隊ドラゴンキーパー(通称は大戦隊)」に隠された闇や真実を探るべく潜入した戦闘員Dや協力者たちが繰り広げる大戦隊とのバトルや様々な人間関係も大きな魅力です。

 

主人公(戦闘員D)と仲間、協力者たち

まずは、主人公である戦闘員D)と仲間、協力者たちを紹介します。

 

戦闘員D(せんとういんディー)

本作品の主人公で、ヒーローである大戦隊と敵対する悪の怪人軍団に属する戦闘員です。
悪の戦闘員らしく“大戦隊への対抗心や反抗心”を燃やしますが、全てが自分の思い通りにならないと気が済まないワガママな性格で時には自分の上司である怪人幹部に対して歯向かうこともあります。

大戦隊側が必ず勝利することになっている”仕組まれた戦い”の中で度重なる敗北を強いられながら「自分が悪役にすらなれていないこと」を痛感し、錫切夢子や桜間日々輝の協力も得ながら竜神戦隊ドラゴンキーパーを倒すべく、組織や試験などに潜入します。

ダスター自身が身体を再構築する能力をもち「人間の姿に変化することが得意」であり、潜入時には“桜間日々輝の姿”に変化した状態で戦闘や任務、試験などをこなしていきます。

 

戦闘員Dの強さや特殊な能力

戦闘員の中では一・二を争う程の強さを誇るダスターですが、レッドキーパー(赤刎創星)を始めとした大戦隊の絶大な強さや神具には全く歯が立たずに敗れ続けてきました。

しかし、ダスターには「崩壊」と「構築」というチート級な能力も併せもち、これらの能力で本編での戦闘や潜入任務などをこなしていきます。
さらに「構築」の能力のおかげで、大戦隊が使う神具で倒されない限りは何度でも肉体を復元(構築)させながら復活することも可能です。

戦闘員D の年齢や出生、死亡しても復活(再生)できる能力については『【戦隊大失格】主人公(戦闘員D)の年齢や出生 | 強さと能力・死亡しても復活できる理由』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【戦隊大失格】主人公(戦闘員D)の年齢や出生 | 強さと能力・死亡しても復活できる理由

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2024.04.04

 

錫切夢子(すずきり ゆめこ)

大戦隊のイエロー部隊に所属していながら「大戦隊の壊滅」を目論んでいる女性です。

その美貌からは想像できない程に強引な性格であり、脅す形で戦闘員Dに“自分との協力関係”を結ばせた上に、大戦隊のもつ神具を奪わせる形で集めさせています。
そのような強引さなどで同じ戦闘員Dと協力関係にある桜間日々輝からは「深く関わってはいけない」と危険視されながら監視されてきました。

 

所持する神具レプリカで時間操作が可能

夢子が所持しているリモコン型の神具レプリカ「月読命(つくよみ)」は“巻き戻し”や“一時停止”などの機能が搭載されており、時間を操りながら戦うことが可能です。

さらに夢子は竜神の力を使える「”6名の選ばれた人達”のうちの1人」ですが、他5名が神具に使われながら死亡しているため、夢子が唯一の生き残りとなります。

錫切夢子 の正体や本名、能力や本当の目的などについては『【戦隊大失格】錫切夢子の正体と本名 | 過去や目的・強さと能力・死亡する可能性について』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【戦隊大失格】錫切夢子の正体と本名 | 過去や目的・強さと能力・死亡する可能性について

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2024.04.06

 

桜間日々輝(さくらま ひびき)

錫切夢子と同じく“戦闘員Dの正体”を知る数少ない人物であり、ピンクキーパー(桜間世々良)とは姉弟という関係性です。
幼少期に抱いた“大戦隊への憧れ”や“両親との複雑な親子関係や死別”なども経て「無色の隊員」として入隊していましたが、戦闘員Dが日々輝の姿で試験を突破したため、肩書き上では“グリーン部隊の隊員”となります。

“人間と怪獣が平等に生きられる社会”を目指しており、戦闘員Dに自分の片腕を譲りながら一時的に存在そのものを消していましたが、戦保怪戦後に新たな組織「新戦隊」を結成しました。

桜間日々輝の姉や過去、目的などについては『【戦隊大失格】桜間日々輝(ひびき)こそ本当の主人公？ | 姉や目的・両親との死別』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【戦隊大失格】桜間日々輝(ひびき)こそ本当の主人公？ | 姉や目的・両親との死別

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2024.04.10

 

戦闘員XX(せんとういんエクスズ)

浮遊城に残留せず、幹部が壊滅した後も地上に潜みながら抗戦を続ける誇り高き戦闘員の少女です。
しかし、その正体は「怪人保護協会理事」という高い地位に君臨しています。

地上ではまだ無色部隊に所属していた頃の桜間日々輝に匿われていたところを彼の姿に変化していた戦闘員Dと出会います。
出会ったばかりの頃は浮遊城に残留し続けていたダスターたち戦闘員を軽蔑してきたため、日々輝の容姿に変化していた戦闘員Dにも敵意を向けますが、お互いの意思や目的などで意気投合して協力関係を築いていきます。

 

怪人幹部の幹部たち

ここからは戦闘員Dを始めとした戦闘員たちの上官でありながら、彼らも戦うことになる怪人幹部の幹部たちを紹介します。

 

ペルトロラ

「酉」を担い、バイロンの巣を襲撃した怪人幹部です。

神を騙って新興宗教「怪人教」の信者たちを”救済”と称して虐殺した経歴もあり、この時に桜間姉妹の両親も殺害しました。
過去にブルーキーパー(青嶋庄吾)たちに倒されたとされていましたが、錫切夢子に逃がされており、戦闘員XXと共に姿を消していただけに過ぎません。

そして最終試験に臨む戦闘員Dたちの前に再び姿を現しました。

 

マガティア

「巳」を担う怪人幹部です。
高度の幻覚を操る戦法が得意で、これまでに自分を追ってきたグリーン部隊の隊員たちを全滅させた戦績の持ち主です。

戦闘員Dが潜入したウロボロスでは「廃校舎を学校のように見せる幻覚」を見せた上、校則違反した生徒に対して”ループする世界”まで作っていました。
その幻覚も戦闘員Dに見破られた末、グリーンキーパーの神具「少名昆古名神」によって倒されましたが…
戦保怪戦の中で左山十字が自身に“マガティアの怪人化剤”を注射することで復活しています。

 

フワリポン

「午」を担う怪人幹部であると同時に、ライブ配信で同接2万を超えるほどの人気動画投稿者です。

戦保怪戦ではピンクキーパー(桜間世々良)と対峙しながら世々良の首を落としますが、その後に七宝司の手で倒されました。
(死亡後に教会で亡骸を発見されます)

 

チャコブル

「申」を担う怪人幹部で、ヤケコカブと合体しています。

怪人保護協会と手を組んでおり天ノ川中央動物園で紅倭を殺害する一方、普段は「騎偉寿」という氏名と人間の姿で瑠憂那(ヤケコカブ)と共に人間社会に溶け込んできました。
しかし、かなり特殊な能力の持ち主でもあり「見ざる」と唱えることで対象者の視界を奪い「動かざる」と唱えることで対象者をその場から動けない状態にさせてしまいます。

戦保怪戦ではブルーキーパー(蒼馬圭介)と対峙しますが、その中で怪獣から助けてくれた紺野を助けるなど、義理固い一面も見せました。

 

ヤケコカブ

「卯」を担う怪人幹部で、チャコブルと合体しており、チャコブルと同じく怪人保護協会と手を組んでいます。
また、普段は騎偉寿(チャコブル)と共に「瑠憂那」という天然系な活発系女子として人間社会に溶け込んでいます。

また、戦保怪戦でも合体したチャコブルと同じ展開を迎えています。

 

アンデレガ

「寅」を担う怪人幹部です。

「自らに対する害悪を跳ね除ける聖域を作り出す」という能力をもち、その聖域は敵意を全て反射することが可能です。
その一方で「第三者に向けられた敵意からの流れ弾までは反射できない」という弱点もあり、13年前の戦闘ではその弱点をブルーキーパー(青嶋と蒼馬)に突かれたことで倒されました。

しかし戦保怪戦では右京楓が自身に“アンデレガの怪人化剤”を注射することで復活し、イエローキーパー(黄理谷真夜)と対峙します。

 

トドマスク

「亥」の幹部とされる怪人です。

猪のような風貌の巨体を駆使した戦法を使いますが、過去の戦闘でグリーンキーパー(千歳)により一度は倒されました。
しかし、戦保怪戦の中で立花音呼が自身に“トドマスクの怪人化剤”を注射することで復活を果たします。

 

大怪人デスメシア

大戦隊から“ラスボス”と呼ばれながら阻止を目的とされ、対する怪人軍団からは復活を目的とされる程の強大な存在です。
さらに、レッドキーパーからは「デスメシアの復活を止めていなければ、戦況は真逆なものとなっていた」とまで言われてきました。

さらに、その正体が怪人保護協会代表理事・薄久保薬師が変化した「人造怪人」であることも判明しました。

 

ドラゴンキーパーのレッド部隊

多くの民衆から多大な人気や支持を集め続けているヒーロー「竜神戦隊ドラゴンキーパー」のレッド部隊のリーダーや隊員たちを紹介します。

 

レッドキーパー/赤刎創星(あかばね そうせい)

レッド部隊を率いる隊長であると同時に“大戦隊のリーダー“でもある男性です。

いつも怪人や戦闘員たちをかっこよく倒す勇姿に加えて、親しみやすさや甘いマスクで民衆からも高い人気や支持を得ています。
しかし、それらは全て表面上の性格や振る舞いでしかなく、本心や本質では「腹黒さとサイコパス的な性質」に満ち溢れていることが判明しました。
毎回自分たちが倒している戦闘員たちをバカにする言動から始まり、自分の地位を脅かしてきた側近(緋村仁)をも容赦なく攻撃し続けることで殺害にまで及んでしまいます。
さらに戦保談義の最中に自身の怒りを抑えきれられなくなり、カメラの前でも薄久保薬師の手を握手中に握り潰してしまうこともありました。

しかし、自身のもつ日本刀の形状をした神具「赤竜サラマンドラ」を対峙する戦闘員Dに奪われてしまい、それは今でも錫切夢子が所有しています。

 

戦闘員Dに倒された後も復活を果たす？

最終試験の後、獅音海も自分のレッド部隊に引き入れた上で桜間日々輝(戦闘員D)と薄久保天使にグリーン部隊の調査を命じます。
そして、怪人幹部マガティアとの戦闘後に日々輝(戦闘員D)のドラゴンガジェット(ソードフォルム)で刺殺されたことにより死亡しました。

しかし、その後に大戦隊本部で開催された”戦保談義”の中で、レッドキーパーのマスクを外した状態で本人(赤刎創星)がまるで復活したかのように再び現れたのです。

レッドキーパー(赤刎創星)の強さや正体、死亡後の復活などについては『【戦隊大失格】レッドキーパー(赤刎創星)の声優 | 強さと能力・死亡後も復活した理由とは』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【戦隊大失格】レッドキーパー(赤刎創星)の声優 | 強さと能力・死亡後も復活した理由とは

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2024.04.07

 

朱鷺田隼(ときた しゅん)

顔面にパンダのような化粧を施した高圧的な青年で、普段から怪人に見下す発言を続けています。

ショットガンのような形状の神具「八蛇大蛇(やまたのおろち)」をもち、神具を奪いに来た“日々輝の正体(戦闘員D)#を見破るも空しく、反撃を受けながら敗れました。
しかし最終試験では怪人役を務める形で、日々輝(戦闘員D)を始めとした訓練生たちの前に立ち塞がります。

 

獅音海(しおん かい)

自分の兄を殺害されたことで怪人たちを憎む青年で、戦闘員Dと共に最終試験に臨みました。
試験の結果は不合格に終わるものの幹部ペルトロの分身体を撃破した成績を認められたことで、特例による“追加合格”という形でレッド部隊に入隊できます。

レッドキーパー(赤刎創星)からの命令により、危険分子の調査に向かいます。

 

緋村仁(ひむら じん)

レッドキーパー(赤刎創星)の側近として働く青年ですが、次期レッドキーパーの座を狙って神具における情報を流すなどの悪事を働いてきました。

赤刎創星とは無色隊員だった頃から指導してもらえた仲ですが、神具を奪われた赤刎に対して”辞職”を提案したことで赤刎の怒りを買い、その場で殺害された形で死亡しました。

 

ドラゴンキーパーのブルー部隊

「竜神戦隊ドラゴンキーパー」のブルー部隊のリーダーや隊員たちを紹介します。
リーダーの交代などを始め、レッド部隊以上の複雑な人間関係も大きな魅力と言えます。

 

ブルーキーパー/蒼馬圭介(そうま けいすけ)

ブルー部隊を率いる隊長です。
金目の物に目がない長髪な男性ですがその実力は本物であり、一度は部隊を離職したもののレッドキーパー(赤刎創星)から“新たなブルーキーパー”として大戦隊に引き戻されました。
(ちなみに前任のブルーキーパーは”青嶋庄吾”という男性です)

その後も離職してコンビニバイトを始めた後も藍染小町に引き戻されたため、結局は再び大戦隊に復帰しました。
また、戦闘員Dが他の候補生たちと一緒に受けた入隊試験で彼らの前に立ちはだかります。

 

部下たちに利用させている神具も錫切夢子に奪われる？

ブルー部隊も騎士槍の形状をした神具「青竜レヴィアタン」を所持しており、それぞれのカートリッジを部下に持たせる形で使わせています。

しかし、ブルー部隊の神具も戦闘員Dに奪われ、錫切夢子の所有物とされています。

 

藍染小町(あいぞめ こまち)

ブルーキーパー(蒼馬圭介)の最も近しい部下の少女です。
バイロンの巣で怪人幹部と戦う中で窮地に陥ったところを小熊蘭丸に救われており、最終試験ではレッド部隊の朱鷺田隼と同じく怪人役を務めました。

ピストル型の神具レプリカ「海坊主」で“大男の召喚”が可能ですが、錫切夢子に奪われてしまいます。

 

紺野(こんの)

戦闘員Dたち候補生の教官を務めたアフロヘアの男性です。
紺野がもつ神具レプリカ「蛭子」で“液体を固定化させることが可能”ですが、この神具もまた夢子に奪われてしまいました。

 

碧流亜乱(へきる あらん)

瑠璃真太と同じく青嶋からブルー部隊の駐屯地である浮遊城支部の指揮を任された、目が隠れる程に長い前髪が特徴的な男性です。

鎌の形状を模した神具レプリカ「闇御津羽神(くらみつは)」と粘性の高い溶解液を用いる戦法で戦闘員Dと交戦しますが、彼の神具もまた夢子に奪われてしまいます。

 

浦部永玄(うらべ えいげん)

元・ブルー部隊の隊員で“日々輝へのライバル心”を強く燃やしている青年です。

小学生時代からの友人である小熊蘭丸と一緒にブルー部隊として最終試験に挑みますが、不合格という結果で終わります。
しかし獅音海と同じく、幹部ペルトロの分身体を撃破した成績を認められ、特例により“追加合格”という形でブルー部隊駐屯地“浮遊城支部の第1陣”に選ばれました。

また、戦保怪戦後は大戦隊を辞めた上で「新戦隊」に参加しています。

 

青嶋庄吾(あおしま しょうご)

元・ブルーキーパーの男性ですが、怪人幹部のペルトロラや怪人Dとの戦闘で死亡しました。

まだ出会ったばかりの現任(蒼馬圭介)に対して冷たく接していましたが、13年前のアンデレガ戦で圭介の見せた強さや戦闘センスを認めてくれました。

 

ドラゴンキーパーのイエロー部隊

「竜神戦隊ドラゴンキーパー」のイエロー部隊のリーダーや隊員たちを紹介します。

 

イエローキーパー/黄理谷真夜(きりたに しんや)

イエロー部隊を率いる隊長であると同時に「怪人を作り出した張本人」でもあります。
さらに竜神の力を使える「”6名の選ばれた人達”」の5名の命(夢子以外)を犠牲にした上で神具を作っていたことも判明しました。

弓の形状をした神具「黄竜ヨツムンガルド」を所持しています。

 

雪野アンジェリカ(ゆきの あんじぇりか)

効率を最優先に重んじる性格で、口が悪い少女です。
元々はブルー部隊に所属していましたが、錫切夢子の手引きでイエロー部隊に転属しました。
さらに夢子のことを「姉様」と呼びながら慕っています。

そして最終試験にもイエロー部隊として来栖大和と共に臨んでいます。

 

ドラゴンキーパーのグリーン部隊

「竜神戦隊ドラゴンキーパー」のグリーン部隊のリーダーや隊員たちを紹介します。

 

グリーンキーパー/千歳(ちどり)

グリーン部隊を率いる隊長ですが過去に逮捕歴をもつ上、同じ大戦隊の仲間たちにも自分の正体を隠したまま怪人たちと戦っています。
また、妻子持ちでもあり、森の奥に建てた一軒家で妻や娘と一緒に暮らしています。

さらに二重人格の持ち主でもあり、変身前は”落ち着いた気さくな性格”であることに対して、変身後は”テンションが高くさわがしい性格”に変わります。

その一方で情報屋としても活躍しており「情報屋の七つ道具」も持ち歩いています。
その7つとは「怠惰な賢者(タブレット)」「強欲な目撃者(小型カメラ)」「嫉妬な医者(ピストル)」「暴食な間者(移動手段)」などに加えて、緑の神具「憤怒な断者」まで含まれます。
また、巨大ハンマーの形状をした神具「緑竜のファーブニル」もその身に宿しています。

 

翡翠かのん(ひすい かのん)

夢子や日々輝と同じく“戦闘員Dの正体”を知る数少ない人物です。

まだ8歳の頃に怪人の襲撃に遭った中で両親を失っており、以降は幼馴染(小室さやか)の家に引き取られて育てられました。
しかし、そのような悲しみに屈することなく、公園に現れた不審者(怪人保護協会の男性)に暴行したことがキッカケとなり、最年少(10歳の頃)で合格しながら大戦隊へ入隊しました。

顔面下部にマスクのように装着して使う神具レプリカ「保食神(うけもちのがみ)」を使い、あらゆるものを噛みちぎることが可能です。

 

薄久保天使(うすくぼ えんじぇる)

元・グリーン部隊の隊員ですが、その正体は「怪人保護協会の理事」であり、大戦隊に潜入した上で暗躍してきた“人間と妖人のハーフ”の少女です。

石川と共に最終試験に臨む一方、怪獣幹部ペルトロラの手引きも行なっていました。
しかし後のマガティア戦では洗脳されていた上、天ノ川中央動物園の怪獣事件を機に、大戦隊を辞めています。

 

常盤奏(ときわ かなで)

4年前のマガティア捜索班のリーダーだった女性ですが、任務で幻の学校に潜入した中で若葉京介に殺害されたために死亡しました。

腕にはめる盾の形状をした神具レプリカ「大国主神」を所持しており、建造物を生み出す能力の持ち主でした。
さらに、単純な攻撃だけでなく“対象の相手に巻きつけて動きを封じること”も可能であり、様々な戦闘スタイルまでもっていたようです。

 

若葉京介(わかば きょうすけ)

常盤奏がリーダーを務めた“マガティア捜索班の一員”だった男性であり、優秀かつ真面目な性格により将来を期待されていました。
常盤奏を殺害したのは単なる恨みや憎しみ等でなく、自分たちの力だけでは勝てないマガティアとの戦闘でも撤退しない常盤に対して“真の悪”という考えに辿り着いたためです。

ウロボロスの神隠し事件では「校長」となって常盤から奪っていた神具レプリカ「大国主神」を駆使して戦います。
しかし、理想と大きくかけ離れた”大戦隊の現実や真実”に絶望しながら翡翠の「保食神」により倒されました。

 

ドラゴンキーパーのピンク部隊

「竜神戦隊ドラゴンキーパー」のピンク部隊のリーダーや隊員たちを紹介します。
ピンクキーパー(桜間世々良)が“日々輝の姉”という点が大きなポイントです。

 

ピンクキーパー/桜間世々良(さくらま せせら)

ピンク部隊を率いる隊長で「ドラゴンキーパー」の5人の中で紅一点の女性戦士です。
グリーン部隊に属しながら戦闘員Dに協力している日々輝の姉で重度のブラコンですが、周りにはその性格を隠しています。

幼少期にやっていた陸上競技では大会記録更新の実績をもつ程の高い実力の持ち主でしたが、怪人ペルトロラが起こした宗教施設襲撃の際に“下半身付随”となりました。
そのため、普段は車椅子生活を強いられていますが、ピンクキーパーに変身中の時のみ完全に立った状態で全身を動かすことが可能です。

ブーツの形状をした神具「桃竜ナーガ」を管理しており、それらの中には「天照大神」や「思金神」があります。

 

弟(日々輝)との再会時に死亡した？

原作112話で、怪人幹部のフワリポンと戦闘中に再会した弟(日々輝)の存在に気づいて再び感動的な再会を果たせたはずのピンクキーパー(世々良)でしたが…
真の姿を表したフワリポンからの攻撃で首を切られた上に出血多量の状態で倒れました。

この時点ではまだ本当に死亡したとまで断定できないながらも世々良自身が神具「天照大神」を使える状態でなく、神具の利用を望めない以上「世々良が死亡する可能性は極めて高い」と考えられます。

本作品の人物相関図は「戦隊大失格の人物相関図！登場人物・キャラクターの一覧を解説【ネタバレ注意】」の記事をご覧ください。

 

戦隊大失格の人物相関図！登場人物・キャラクターの一覧を解説【ネタバレ注意】

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2024.03.29

 

撫子益荒男(なでしこ ますらお)

ピンクキーパー(世々良)の側近を務める男性で、ムキムキな筋肉が特徴的な紳士です。

スティック状の神具レプリカ「天照大神」を所持しており、敵を思い切りハグしながら圧死させる「ラブリーハーティーパナケイアハグ」や首を切られようともガードできる「胸鎖乳突筋ガード」などの必殺技を使いこなします。

 

桃江才加(ももえ さいか)

“世々良の前任”としてピンクキーパーとなって戦ってきた女性です。

世間や表面上では自殺死と言われていますが、右京に「怪人は大戦隊により作り出された存在である」と情報提供したため「何者かに殺されて死亡した可能性が高い」とも言われています。

 

訓練生たち

本編で日々輝(戦闘員D)と共に試験に臨んだ無色部隊の訓練生たちを紹介します。
訓練生たちは厳しい試験を突破することにより、大戦隊の各部隊にスカウトされる形で「正隊員になる権利」を得られます。

 

明林恋蓮(あけばやし れんれん)

勘が鋭い上にアクロバティックな動きを得意とする少女です。
ピンク組として七宝司と共に最終試験に挑みます。

 

小熊蘭丸(こぐま らんまる)

口数が少ない青年で、機械いじりが得意です。

試験中、藍染怪人幹部ペルトロラの攻撃から藍染小町を庇ったことにより重傷を負ってしまいます。
しかし最終試験にはブルー組として、小学生時代からの友人である浦部永玄と共に挑みました。

 

来栖大和(くるす やまと)

モテるために大戦隊を目指すチャラい青年です。

最終試験にはイエロー組として雪野アンジェリカと共に挑みました。
腑抜けな一面もありますが、最終試験のペルトロラ戦では長所とする“足の速さ”を活かして活躍します。

 

七宝司(しっぽう つかさ)

脳筋な青年で頭が悪く、何よりも筋肉を信じています。
飛び抜けて高い攻撃力に加え、鍛え上げた筋肉により軽い攻撃に対して全くダメージを受けない程の高い防御力を誇ります。

最終試験にはピンク組として、明林恋蓮と共に挑みました。
しかし、試験に合格したのも空しく「馬鹿だから」という理由だけで、どの部隊にも引き入れてもらえない結果で終わってしまいます。
それでも、そのような不遇にめげることなく、試験後には“無色部隊の正隊員”となって頑張り続けます。

 

石川宗次郎(いしかわ そうじろう)

何度も最終試験に挑み続けた最年長の訓練生です。
本編での最終試験ではグリーン組として臨みますが、ペルトロラの攻撃から雪野を庇って死亡しました。

 

怪人保護協会

「人間と怪人の共存」や「怪人の地位向上」を主張する市民団体であり、戦闘員Dたちが所属する怪人軍団の拠点である”浮遊城”を模した姿となっています。

しかし、このような主張が“大戦隊と対立関係の原因”となっており、グリーン部隊の翡翠かのんからは「悪質な偽善団体」とまで言われています。

 

薄久保薬師(うすくぼ やくし)

怪人保護協会のトップに立つ代表理事で、天使の父親でもある男性です。
(妻は怪人ユリメリダです)

本編よりも13年も前に起きた宗教団体殲滅事件の“唯一の生き残り”で、怪人幹部のフワリポンやペルトロラ達とも手を組みながら、人と怪人に「平等な権利と威厳を得ること」を求めて活動しています。

さらに自分の部下である会員たちを怪獣に変貌させた上、薬師自身も“大怪人デスメシア”に変化しました。

 

右京楓(うきょう かえで)

怪人保護協会の理事であり、同じ協会の左山とは高校時代からの知り合いです。
戦保怪戦では怪人化剤を自身に打つことでアンデレガに変身した上、神具「天之冬衣神」を使うことで氷を用いた攻撃も可能です。

天之川新聞で記者として働いていた経歴もあり「大戦隊の闇」を追求した末に衝撃な真実に辿り着きましたが、その後は記者を辞めて独自に追求を始めました。
しかし、そのような決断や行動が不幸を呼ぶ結果となり、楓自身がヤクザから暴行された上、前任のピンクキーパー(桃江才加)も死亡したことを知らされたことで絶望します。
そんな辛い状態の楓を助けてくれたのが、左山十字でした。

 

左山十字(さざん じゅうじ)

眼鏡をかけたマッシュヘアの男性です。
戦保怪戦では怪人化剤を自身に打つことでマガティアに変身して、戦闘員Dたちを再び幻の世界に閉じ込めました。

高校時代では弱気な性格が原因でいじめられていた中を右京楓に助けてもらえた過去をもちます。

 

悌代大介(だいだい だいすけ)

元・イエロー部隊の男性で、イエローキーパー(黄理谷真夜)が行なう極秘実験にも深く関わっていました。
「神具レプリカver.2の制作者」でもありますが、その技術を持ち逃げしており、その技術を現在の怪獣保護協会で利用しています。

協会の中では「錫切夢子のクローン体」を大量に作り実験も続けてきましたが、本物の夢子に倒されました。

 

立花音呼(たちばな いんこ)

天之川中央動物園で飼育員として働いていた女性です。

戦保怪戦では怪人化剤を自身に打つことでトドマスクに変身しました。
さらに神具「火之夜藝速男神」を使うことで“速度変更が可能な火の玉”を操る攻撃が得意です。

 

その他

最後は「ウロボロス」の者たちを始め、戦闘員Dたちと深く関わるキャラクター達を紹介します。

 

我藤嶺(がとう みね)

ウロボロスで“先生”として登場した屈強な男性であり、顔面に施されている“大きな龍の入れ墨”が特徴的です。
マガティアが作る世界こそ「子供たちが傷つかない最善の世界」と信じて自らの意思で”怪人の手先”となった上で生徒たちを幽閉していました。

出会ったばかりの戦闘員Dと敵対関係となりますが、自分が慕う”若葉の暴走”でグリーン部隊に要請したことにより、一時的に休戦および共闘します。
しかし、その事件が解決した後には西木刑事と村上刑事に逮捕および連行されました。

 

姫路百合(ひめじ ゆり)

ウロボロスの生徒の1人であり、学級長(大地ロミオ)とは恋人同士の関係性にありましたが、校舎からの飛び降り自殺で死亡しました。
しかし、怪人保護協会によって怪獣に変化した上で日々輝(戦闘員D)たちに襲いかかります。

 

西木正志(にしき まさし)

警視庁捜査一課の刑事で、失踪した弟(西木有)を捜し出すため、半年間にわたり神隠し事件の捜査を進めていました。
しかし、その捜査中に先輩(村上重信)と共にマガティアの作り出した幻の学校に巻き込まれてしまいます。

 

まとめ

今回は『戦隊大失格』に登場した人物相関図と共に、主なキャラクター達との関係性も紹介してみました。

従来の戦隊ヒーロー作品とは真逆に、戦闘員を主人公とした視点から「大戦隊に隠された闇や真実」を探るというテーマ性が斬新な作品ですね。
また、そのような潜入任務の中で絡み合う個性的なキャラクターたちとの協力や戦闘を積み重ねることで「一介の戦闘員でもヒーローに勝てる」という要素もまた、生きるだけでも大変な現代社会の中で何かしらの希望を与えてくれているようにも感じられます。

大戦隊や怪人との迫力あるバトルがアニメではどのように描かれるなにも注目したいですね。