アニメ「食戟のソーマ」の人物相関図を作成しました。
各登場人物についてもキャラクター同士の関係性など一人ずつ解説しています。
食戟のソーマの人物相関図

出典:「食戟のソーマ 豪ノ皿」公式HP
食戟のソーマの世界は学園内での料理対決が多く、人物相関図で一番見どころは幸平創真を好きになる女性の特徴です。
特に遠月十傑と呼ばれる実力がないと入れない最高決定機関に入ったメンバーの女性に好かれるなどモテモテ。
テレビアニメでは1~5期までの間で繰り返して料理勝負した女性を好きにさせる実力は半端ないです。そんな魅力的なキャラクターをさらに細かく分析していきます。
食戟のソーマの登場人物・キャラクターの一覧を解説
幸平創真 CV:松岡禎丞
遠月茶寮料理學園高等部2年生。「遠月十傑」第一席。
自由な発想で斬新な美味を生み出す料理人。
庶民的な定食屋出身のため、学園入学当初は周囲から見下されていたが、食戟によって学園に新たな時代をもたらした。
第一席就任後は、誰からの食戟も受けると宣言し、
父を越える料理人になるため研鑽中。出典 「食戟のソーマ 豪ノ皿」公式HP
本作の主人公で中学卒業後、進学をせず父親が営んでいる食事処「ゆきひら」を継ぐつもりで頑張っていましたが、いつの間にか父親である幸平城一郎を超えたいという想いが芽生えます。そして本作の始まりともいえる遠月茶寮料理學への編入が始まります。もし父親を超えたいという想いが芽生えなかったら、本作自体始まらなかったかもしれません。
性格はマイペースの一言に尽きます。ただ料理の事になると情熱と自信は誰にも負けません。特に自分の父親に対する侮辱や庶民に対する侮辱に関しては激しい怒りを持って、料理で身も心も決着をつけようとします。つまり、理不尽や納得のいかないことに関しては全て料理で決着をつけるというスタイルで挑んでいます。
得意料理は大衆料理で、エリートが集う遠月茶寮料理學でも庶民的な料理で勝負を挑もうとします。そのぶれない料理のスタイルは見事10戒の1位と評価されるまで至っています。負けず嫌いで、失敗を無駄にしないスタイルは素晴らしいです。そして彼の有名な言葉に料理を出すときは「おあがりよ」、料理を食べて評価された時は「お粗末!」ときちんと忘れずいう所が凄く印象的です。
そしてアニメの中ではとにかく女性にモテる。プライドの高い薙切えりなや田所恵や水戸郁魅や倉瀬真由美等、知らず知らずのうちに好意を寄せる女性が増えていきます。

やっぱり主人公だね。
薙切えりな CV:金元寿子
遠月茶寮學園高等部2年生で、「遠月学園総帥」。
類稀な優れた味覚「神の舌」を持つ。
もともとは完璧な美食のみを認めていたが、創真や極星寮の面々との交流を経て、自由な料理を認めるように。出典 「食戟のソーマ 豪ノ皿」公式HP
本作ではメインヒロインという立ち位置。学園の中では首席で合格して、且つ実力上位10位以内しか入れない遠月十傑評議会に史上最年少で入るなど、とにかく全てがパーフェクト。そして彼女は「神の舌」の持ち主となっており、10種類の違うブランドの塩に対して味見しただけで見分けられるという神業の持ち主です。
いつも秘書?である新戸緋沙子を連れており、最初のうちは幸平創真に対して、どうして庶民がこのエリート高校にといった態度で接しています。しかし後半に行くほど幸平創真の良さがわかり、いつの間にか幸平創真が好きになるというお約束の展開が待っています。
性格は高飛車で高貴にふるまうというプライドの元か、とにかく料理人に対して不味い等容赦なく指摘していきます。ただ恋愛に関しては初心な所があり、少女漫画を読んだだけでハレンチというなど、お嬢様を思わせる所が多いです。しかし、これは彼女が最初から持っていたものではなく、小さいころからとにかく料理の腕だけを磨かせるという虐待に近い教育を受けたからという経緯があります。
今回最終章のメインであるBLUEでは母親の薙切真凪と対峙して神の舌を持ってしまった者の末路を知らされるなどアニメを見ていけば見ていくほど彼女の真相がわかっていきます。

なんかメインヒロインなのにかわいそう
田所 恵 CV:高橋未奈美
遠月茶寮學園高等部2年生。「遠月十傑」第十席。
東北出身で、ホスピタリティ溢れる料理や、野菜の扱い、郷土料理を得意とする。
あがり症のため入学当初は成績最下位だったが、創真たちと苦難を乗り越えていくなかで研鑽を積み、十傑入りの大躍進を果たす。出典 「食戟のソーマ 豪ノ皿」公式HP
本編では郷土料理の研究会として活動している女の子なのですが、人見知りで恥ずかしがり屋という性格上、あがり症でもあり本人も悩んでいます。もともと小さな旅館の娘として生まれたこともあり郷土料理と縁があったようです。
そして一番すごい所は当初一番最下位の実力しかなかったのですが幸平創真と知り合ってついていくようになり、どんどん実力が上がっていきます。最終的には実力者10位以内しか入れない遠月十傑の10位の実力を持つなど、全く昔は実力がなかったとは思えないくらい成長しています。
料理の特徴は思いやりです。心遣いを最大限の味を生かす元としていて、食べた人は全て幸せに包まれホッとします。ただ相手に勝つという料理スタイルではなく、食べた人を幸せにするという独特なスタイルで戦っていきます。しかし、幸平創真に好意を持っているのか自分でもわからないという自分の気持ちには素直になれない部分もあります。

なんかほほえましい女の子だね
タクミ・アルディーニ CV:花江夏樹
遠月茶寮料理學園高等部2年生。「遠月十傑」第七席。
日本人とイタリア人のハーフで、和食とイタリアンを融合させる柔軟な応用力とセンスを持つ。
幼い頃から双子の弟・イサミとともに実家の大衆食堂(トラットリア)を手伝っていたこともあり、同じく大衆料理店出身の創真とは良きライバル。出典 「食戟のソーマ 豪ノ皿」公式HP
日本人の父とイタリア人の母の間に生まれたハーフ。イタリアのフィレンツェの大衆食堂である「トラットリア・アルディーニ」の跡取り息子で、双子のイサミと学園に入学しています。とにかく負けず嫌いで創真に対して宣戦布告をするなどプロ意識が高いキャラクターです。そして料理するにあたって分析をすることが得意で、美作昴との戦いで細かい分析能力を見せる等、自らの料理を完璧に仕上げるという姿勢で料理を作っています。腕は遠月十傑の中でも7席という上位に位置します。
得意な料理はイタリア料理で、和風とイタリアをコラボした独特な料理を作っています。そして二つの月が輝くピザはアニメ中でも有名な料理で、タクミの今までの敗北と試練があったからこそ生まれた料理といっても過言ではありません。

凄く分析できそう
イサミ・アルディーニ CV:小野友樹
遠月茶寮料理學園高等部2年生。
タクミの双子の弟で、二人で両手包丁「メッザルーナ」を扱う連携調理が得意。 マイペースかつ大らかな性格で、ときには兄を茶化すような一面も。
進級後は、ハードな毎日を送っている影響で夏バテ時のように痩せたままの体型になったが、体調は絶好調。出典 「食戟のソーマ 豪ノ皿」公式HP
タクミ・アルディーニの双子の弟で、同じくイタリア・フィレンツェで経営している大衆食堂「トラットリア・アルディーニ」の跡取り息子として学園に入学します。タクミとは違い太っているのが特徴で、本人曰く毎年夏はやせるが、冬になるとリバウンドするという特殊な体系を持っています。しかし料理に関するプロ意識は高く、タクミに負けていません。
そして性格はタクミと反対でマイペースなこともあり、お茶目な性格で周りに好かれやすいのが特徴。身の回りの生活能力やサポートは、冷静でしっかりしたタクミよりも上です。秋の選抜では兄であるタクミに実力の差を見せられ、兄の凄さを再認識した後さらに自分の料理の腕を磨くために精進します。

なんかすごく優しそう
一色 慧 CV:櫻井孝宏
遠月茶寮料理學園高等部3年生。「遠月十傑」第二席。
笑顔が絶えない面倒見の良い先輩。創真たちと同じ極星寮で、裸エプロン姿がよく目撃される。
個性的な食材同士を融合させる型破りな皿を得意とし、創り出す料理は「超攻撃的和食」と称される。
実家は、京都の老舗割烹料理の名門・一色家。出典 「食戟のソーマ 豪ノ皿」公式HP
遠月茶寮料理學園学生寮の極星寮の2年生。穏やかな性格でミステリアスな雰囲気があるキャラクターですが、難なのは脱ぎ癖があることです。入寮したのは学生らしく青春を謳歌したいという気持ちがあったからという理解できない理由が挙げられています。
そして最も独特なのは創真との戦いで裸エプロンになったことです。勝負自体は引き分けとなったのですが、脱ぎ癖の上に裸エプロンといった今までに見たことがないキャラクターの特徴に惹きつけられます。ただ実際には創真との戦いでは本気を出していないとか・・。そして関西人なのに関西語を話さないという所もあります。
料理の腕に関しては未知数で、遠月十傑評議会の2席にいたという実力ともいわれていますが、本当のところはわかりません。生活ルーティンとしては極星寮にある庭にて一色畑を耕しています。そしてその畑で作っている食材の品質は創真が認めるほどの絶品。

イケメンなのにもったいない
葉山アキラ CV:諏訪部順一
遠月茶寮料理學園高等部2年生。「遠月十傑」第四席。
人間離れした鋭い嗅覚を持つ、スパイス使い。
進級試験では、汐見ゼミを守るために薊率いる中枢美食機関の一員となり、創真に立ち塞がった。
進級後は月饗祭でチームを組んだ黒木場、アリスと席次を奪い合っている。出典 「食戟のソーマ 豪ノ皿」公式HP
とにかく香辛料に拘っている汐見潤のゼミに所属しているキャラクターです。褐色の肌と銀髪が特徴的で、薙切えりなの持っている神の舌という才能に匹敵する能力を持っています。秋の選抜で、幸平創真と黒木場リョウを下すといった形で決勝戦に勝利して1年でも最強の実力を持っています。
スラムといった劣悪な環境で生活していた所を、汐見潤に才能を認められてから拾われて彼女に深く感謝しながら香辛料の研究に没頭しています。しかし、彼女以外の人間関係や学生らしい生活を送らないことを心配されています。
料理の実力は常にトップを行くほどであり、スラム街で生活していたこともあり、負けられないという強迫概念に取りつかれている所もあります。しかし、準決勝時の不気味な笑いの真意に彼自身が自分の才能に身を滅ぼすことになるのではと懸念されている部分があります。そして、彼のその環境が中枢美食機関の発足とともに現実になってしまうという悲しいことになっています。

勝たないといけないという気持ちに取りつかれないで
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