単行本だと22巻まで、アニメだと3期最終話までの内容となります。
ネタバレが嫌な方は注意してください。
※以下ネタバレが続きます※
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① パラディ島の存在
作品の舞台である壁に囲まれた世界は「パラディ島」と呼ばれる島に存在する。
パラディ島は四方を海に囲まれた離島であり、エルディア人と呼ばれる民族が暮らしている。エレンなど壁内世界の人間はエルディア人の子孫にあたる。
② エルディア人
エレンなど壁内世界に住む人間たちのこと。特殊な薬で巨人化できる民族DNAを持つ。
太古、巨人化の力を得たエルディア人は、巨人を軍事兵器として活用。その力をもって「エルディア帝国」を建国した。
エルディア帝国は大陸に進出。大陸の大国マーレを植民地とし、長らく大陸を支配した。
③ 巨人大戦
今から100年前の戦争。エルディア帝国の王家内紛に端を発し、内紛が世界規模な戦争へと発展した。
戦争の最中、当時のエルディア145代国王がパラディ島に逃走。これを以って、エルディア帝国による大陸統治は終焉を迎えた。
④ 3重の壁
パラディ島に逃げ込んだエルディア145代国王は、巨人を硬質化させた3重の壁(作中舞台)を建造。大陸側への防衛線を築いた。
壁はエルディア145代国王が持つ「始祖の巨人」、あらゆる巨人を操る力で建造された。
⑤ レイス家の誕生
エルディア145代国王は王族の存在を隠すため、一族の名前を「フリッツ家」から「レイス家」に改名。自らも初代レイス王と名乗った。
以後レイス家は壁内の一貴族として扱われ、影の実力者として壁内世界を統治し続けた。調査兵団104期生のクリスタことヒストリア・レイスは、その末裔にあたる。
⑥ 硬直化した戦争の行方
マーレはパラディ島への侵攻を計画。ただ、エルディア145代国王が持つ「始祖の巨人」、あらゆる巨人を操る力を恐れ、手が出せずにいた。
一方のパラディ島では、エルディア145代国王が「不戦の契り」を締結。戦争、戦闘行為の放棄を誓い、自ら「始祖の巨人」の力を封じ込めた。
エルディア、マーレ双方の「始祖の巨人」めぐる駆け引きが両国のバランス保ち、実に100年もの平和な時間が訪れた。
⑦ 巨人大戦後の大陸では…
大陸に取り残された残留エルディア人は、マーレの捕虜となり、大半はパラディ島での巨人化、巨人化死刑となった。
マーレはパラディ島を巨人で埋め尽くすことで、壁内に逃げ込んだ王族らにプレッシャーを与え続けていた。これが100年続き、パラディ島は巨人で溢れかえることに。
刑の執行を免れた残留エルディア人とその子孫は、「悪魔の末裔」として虐げられ、収容区での監視付き生活が強いられた。
⑧ マーレによる「始祖の巨人」奪取計画
今から約20年前、マーレは将来的なパラディ島への侵攻のため、「始祖の巨人」を排除する方針を決定。工作員をパラディ島に送り込み、「始祖の巨人」を物理的に奪い取る作戦を策定した。
これに基づき、マーレではパラディ島に送り込む工作員の育成が始められた。
⑨ 戦士、名誉マーレ人
「始祖の巨人」の力を奪い取るには、同じく巨人になれる人間、エルディア人の協力が不可欠だった。
そのため、マーレは残留エルディア人の中からマーレ工作員を選別。その役目を担う者を「戦士」「名誉マーレ人」として一族ごと優遇する政策をとり、志願者を募った。
10年以上に渡るマーレ工作員の選別、育成の結果、アニ、ライナー、ベルトルトら6人が工作員に選ばれた。
⑩ 作中冒頭へ
マーレはアニ、ライナー、ベルトルトらにエルディア帝国から奪い取った巨人化の力を授け、パラディ島に派遣。これが作中5年前の出来事となる。
「超大型巨人」の力を持ったベルトルトはウォールマリアの壁を破壊、壁内世界を混乱に陥れた。
壁内世界の混乱に乗じてアニ、ライナー、ベルトルトが壁内世界入り。「始祖の巨人」の探索に入った。
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巨人について
① 巨人の基本情報
全ての巨人は巨人化の薬を投与された人間(エルディア人)である。
薬を投与されると人間時代の骨格をベースに巨大化。知性を失い、人間だけに反応する生命体となる。基本的に人間の姿に戻ることはできない。
うなじ部分にベースとなった人間が組み込まれており、この部分さえ残っていれば、破損した体表組織が瞬く間に修復される。
② 巨人化のメカニズムついて
詳細は明らかになっていないが、巨人化の薬は「巨人の脊髄液」であり、エルディア人だけが同液体に過敏に反応。摂取すると巨人へと姿を変える。
すでにマーレでは巨人化は科学的なものとみなされ、「巨人科学」なる学問も存在している。
なお、エルディア帝国の建国神話では、始祖ユミル・フリッツが、大地の悪魔と契約を交わし、巨人化の力を入手したという伝説が残されている。
③ 人間に戻れる巨人について
本来、巨人となった人間は知性を失い、人間の姿に戻ることはできない。
ただ、「九つの巨人」と呼ばれる特殊な巨人の脊髄液を摂取した人間に限り、巨人化なお知性を保ち、巨人から人間の姿に戻ることができる。同様に自傷行為による自発的な巨人化も可能となる。
エレン、アニ、ライナーなど全てこれに該当する。
④ 「九つの巨人」の継承
「九つの巨人」の力は他者に移譲、継承できる。
「九つの巨人の脊髄液」を持つ人間が、他の巨人に捕食されることで、その巨人に「九つの巨人の脊髄液」が移譲。これにより「九つの巨人」そのものの力が継承される。
ただ、力の継承者は13年で死亡してしまう。原因は不明。マーレでは「ユミルの呪い」と呼ばれる。
仮に13年で継承できずに継承者が亡くなった場合、「九つの巨人」の力は赤子継承の形で他のエルディア人へとランダム転移する(…とされる)。
⑤ 現在の「九つの巨人」継承者
※名前の通り全部で9種類存在
【1】始祖の巨人
→エレン
【2】進撃の巨人
→エレン
【3】超大型巨人
→ベルトルト(※アニメ3期時点でアルミンが継承)
【4】鎧の巨人
→ライナー
【5】女型の巨人
→アニ
【6】獣の巨人
→ジーク
【7】顎の巨人
→ユミル(※原作最新ではガリアード)
【8】車力の巨人
→ピーク(※ジークの部下の4足歩行巨人)
【9】戦鎚の巨人
→タイバー家(※原作最新の話)
⑥ 始祖の巨人について
「始祖の巨人」とは「九つの巨人」の一つ。現在はエレンが保有している。
巨人の頂点に君臨し、あらゆる巨人を操る力を持つ。エルディア帝国時代にはエルディア国王が代々継承し続けた。
100年前のエルディア帝国崩壊に伴い、当時のエルディア145代国王が「始祖の巨人」を保有した状態でパラディ島に来訪。その命令能力を以って巨人の壁、3重の壁を築いた。
レイス家について
① レイス家とは
レイス家はエルディア王族「フリッツ家」の仮の名前。100年前、パラディ島に逃げ込んだエルディア145代国王が、「始祖の巨人」継承者の存在を隠すためレイス家と改名した。
「レイス家=フリッツ家」の事実を知る者は王政中枢部の人間だけであり、レイス家は壁内の影の実力者として影響力を及ばせ続けた。
② レイス家と始祖の巨人
エルディア145代国王は、「始祖の巨人」の力で3重の壁、巨人の壁を建造。今日の壁内世界を構築した。
同時に「始祖の巨人」による壁内住人の記憶改ざんを行い、過去の世界統治や巨人大戦の記憶を全て抹消した。
エルディア145代国王以降、代々レイス家の人間が「始祖の巨人」を継承、管理してきた。
③ レイス家による仮初め王政の樹立
壁内には「始祖の巨人」による記憶改ざんの影響を受けない少数民族がいた。
世界の真の歴史が外部に漏れることを恐れたレイス家は、少数民族らに権力を与え、仮初め王政を樹立。口封じ代わりに利益を享受させていた。
ただ、少数民族の中でも「アッカーマン一族」と「東洋の一族」に関してはレイス家の方針に従わず孤立。レイス家から迫害される身分となった。
④ レイス家と不戦の契り(初代王の思想)
巨人大戦後、エルディア145代国王は、あらゆる戦闘、戦争行為の放棄を誓い、自ら「始祖の巨人」の力を封じ込めた(その本意は不明)。
これが「不戦の契り」となり、「始祖の巨人」の継承とともに歴代継承者に引き継がれた。今では「初代王の思想」として継承者の「始祖の巨人」の力を発動させないための重し、呪いとなっている。
⑤ 不戦の契りと王家の血
「始祖の巨人」の真の力、巨人を操る力はレイス家の血筋でなければ発動できない。一方、レイス家の血筋の人間は「始祖の巨人」を継承すると、初代王の思想こと「不戦の契り」に縛られてしまう。
それゆえ、壁と巨人に囲まれた世界の有り様に疑問を抱いていた継承者であれ、いざ「始祖の巨人」を継承して、巨人の殲滅などに力を行使する者はいなかった。
⑥ エレンが巨人を操った経緯について
アニメ2期最終話にて、エレンは「始祖の巨人」の真の力、巨人を操る力を発動させた経緯がある。
これはエレンの前に現れた巨人が、巨人化したエルディア王族(現レイス家)の子孫たるダイナ・フリッツだったことに起因する。
この経緯からエレンはレイス家の血筋の巨人と接触することで、レイス家の人間以外でも「始祖の巨人」の力を発動できるのでは?と考えた。
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エレンについて
① 父グリシャの正体
父グリシャは壁外世界の住人。マーレ生まれの残留エルディア人で、エルディア復興を志すレジスタンスとして活動していた。
エルディア145代国王が保有していた「始祖の巨人」の存在を知り、「始祖の巨人」を使ったマーレ転覆を計画。紆余曲折へてパラディ島へとやってきた。
② 5年前の事件
グリシャは壁内で町医者として務める傍ら、「始祖の巨人」の継承者を探し続けた。
今から5年前、ついにレイス家の存在を掴んだグリシャは、レイス家を襲撃。当時の「始祖の巨人」継承者、フリーダ・レイスを殺害し、その力を奪い取った。
③ エレンへの巨人継承
グリシャは10年以上前に「始祖の巨人」とは別の「九つの巨人」を継承しており、巨人継承ルールによる余命わずかだった。
そのため、レイス家から「始祖の巨人」を奪ってすぐにエレンを巨人化。自身を捕食させる形でエレンに巨人の力を継承させた。
④ エレンが持つ巨人の種類
エレンは現在2つの巨人を継承している。1つに父グリシャがレイス家から奪い取った「始祖の巨人」。もう1つに父グリシャが”エレン・クルーガー”と名乗る男から譲り受けた「進撃の巨人」がある。
⑤ エレン・クルーガーについて
エレン・クルーガーはマーレ政府に潜入していたエルディア人スパイ。グリシャと同じくエルディア復興ため戦っていた。
今から18年前、マーレで処刑寸前にあったグリシャを救出。グリシャに世界の真実、巨人の力について明かし、グリシャの思想の礎となった。
「九つの巨人」の1つ、「進撃の巨人」の力を宿しており、巨人継承による余命わずかだったことから巨人の力をグリシャに移譲した。グリシャは巨人の力を駆使して壁内世界へと来訪した。
⑥ エレンが持つ”座標”について
作中最大の謎。詳細は不明だが、「始祖の巨人」と同義とされる概念で、あらゆる巨人を操る力とされる。現在はエレンが力を保有している。
エレン・クルーガー曰く、全エルディア人を繋ぐ目には見えぬ「道」のようなものがあり、その全ての「道」が交わる座標こそが「始祖の巨人」だとしている。
ジークやライナーは、「始祖の巨人」の奪還ではなく、あくまで「座標」の奪還と発言していた。
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