STEINS;GATEの人物相関図
STEINS;GATEの人物相関図を見てみると、大枠は非常に分かりやすくなっています。
基本的に出てくる団体としては、未来ガジェット研究所とラウンダーとなっているためです。
ラボメンの中には、所謂「裏の顔」を持つ人物が二名ほどいるので、その人物らの動きが重要になってきています。
STEINS;GATEについては、人間関係が複雑ということは感じないでしょう。
本作を理解する上で重要なのは、人物関係というよりも、世界線に関する理解です。
STEINS;GATEの登場人物・キャラクターの一覧を解説
岡部 倫太郎(おかべ りんたろう)[CV:宮野真守]
ラボメンNo.001。未来ガジェット研究所の創設者である狂気のマッドサイエンティスト。
細身の長身で、老け顔のように見えますが、実は大学一年生の18歳。
橋田やまゆりなど、古くからの友人からは「オカリン」と呼ばれているが、自称するのは「鳳凰院凶真(ほうおういんきょうま)」という二つ名。
自称する名前だけでなく、高笑いを急に始めたり、時折誰にもかかっていない携帯電話を耳に当て、「機関や組織」と架空の電話をしたりなど、重度の厨二病患者。
この厨二病の風貌を見て、初見だと苦手に感じる方もいるかもしれませんが、大きな意味を持っている。特に、序盤で厨二病演出を見た時と、終盤で厨二病演出を見た時では、彼に抱く感情は180度変わっていることだろう。
変わり者のように見えるが、彼の本質は「仲間思いの頼れる兄貴分」というもので、ラボメンのために、文字通りに命がけで奔走する姿が見られる。
本作は世界線という概念があり、彼だけが世界線移動を観測できる力(通称:リーディングシュタイナー)を持っている。世界線によっては、世界の救世主になったり、テロリストの主犯になったり、世界大戦を止める鍵になったりと様々な可能性を持った人物。
劇中では、自身の行ったことを「なかったこと」にせず、ラボメンの未来のために何度も挫け、這い上がる姿が描かれており、主人公らしい主人公という印象を受ける。
椎名 まゆり(しいな まゆり)[CV:花澤香菜]
ラボメンNo.002。岡部の幼なじみであり、岡部の「人質」を自称している。
一人称は「まゆしぃ」であるが、重要/シリアスな場面では「私」とも呼ぶ。
その他にも特徴的な言葉使いが見られ、挨拶は「トゥットゥルー♪」。感情や思ったことを表現する時は「まゆしぃは〜〜だと思うのです」というもの。
趣味はコスプレで、本人はメイド喫茶「メイクイーン+ニャンニャン」でアルバイトもしている。衣装自体はコスプレ仲間が作成しているものであり、しばしばコミケにもレイヤーとして参戦している。
本作の主要な世界線である、α世界線では、2010年8月に必ず死亡する。
その未来を、世界線を変えるため、岡部は奔走することになるわけですが、まゆりを助けることで、紅莉栖が死亡するという事実が判明し、心が折れてしまう。
そんな絶望に陥った岡部に力強い言葉で奮い立たせたのが彼女。
穏やかで優しくもあり、しっかりと道を正す姿は、ラボの母親的な存在であると言えるかもしれない。
牧瀬 紅莉栖(まきせ くりす)[CV:今井麻美]
ラボメンNo.004。みんなからは苗字か名前で呼ばれているが、岡部からは「クリスティーナ」と呼ばれている。
俗に言う「天才」。飛び級や17歳にして権威ある学術誌に論文が載るなどの才能を持っている。
そんな彼女が、たまたま秋葉原でタイムトラベルに関する講演を行う際に、岡部と出会い、ラボメンとなる。
基本的に冷静沈着で好奇心旺盛な性格だが、同時に面倒見もよく、お人好し。
ラボでの時間を過ごすにつれ、岡部とも打ち解けていき、良き理解者にもなる。さらには、岡部の優しさに惹かれ、恋愛感情も持つようになる。
α世界線では、タイムマシンの母と呼ばれるようになるなど、SERNのタイムマシン開発に(不本意ながらも)重要な人物であり、鈴羽の属するレジスタンス組織では「排除すべき存在」となっている。
アニメ本編、そして原作のトゥルーエンドも、彼女の魅力が全て詰まったような演出が描かれていることもあり、人気投票では圧倒的な一位の座にも輝いている。
橋田 至(はしだ いたる)[CV:関智一]
ラボメンNo.003。通称「ダル」
岡部の古くからの友人であり、岡部はダルのことを「マイ・フェイバリット・ライトアーム(頼れる右腕)」とも読んでいます。
いわゆる巨漢な肥満体というシルエットをしており、性格もオタクそのもの。
二次元の萌えが特に大好物であり、フェイリスの大ファンでもある。
ただのオタクというだけではなく、ハッキング・プログラミングの能力に長けており、実際に研究機関へのハッキングも劇中で行なっている。
加えて、岡部の発案した未来ガジェットの製作も担当しており、未来のとある世界線ではタイムマシンも作ってしまう。
物語は彼がいなければ成り立たないと言うほど、重要な人物の一人なのは間違い無い。
漆原 るか(うるしばら るか)[CV:小林ゆう]
ラボメンNo.006。男の子であり、男の娘である。
声や言動、容姿に至り、完全に美少女。だが男だ。
岡部のことを尊敬感情だけでなく、恋愛感情としても強く慕っている。
世界線によって、るかは本当の女性になると共に、岡部に告白もしている。
性格は純粋そのものであり、岡部の厨二病発言を真に受け、妖刀・五月雨(980円)による「清心斬魔流」の剣術の修行をしている。(ただの木刀の素振りに他ならないが……)
まゆりと仲が良い。
フェイリス・ニャンニャン[CV:桃井はるこ]
ラボメンNo.007。謎多き猫耳メイド。
まゆりも勤めるメイド喫茶「メイクイーン+ニャンニャン」の人気ナンバー1メイドであり、私服でもメイド服を着ている。
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