【決定版】おすすめアニメ120選

【16bitセンセーション】下田かおりとメイ子やコノハ達との関係性 | アニメと原作の違い

16bitセンセーション

『16bit センセーション』は、みちみ美里先生と甘露樹先生による原作および原案と、若木民喜先生により作画によって発売された同人漫画作品です。
また、2023年10月からは物語の設定や主人公および『16bit センセーション ANOTHER LAYER』という作品名に変更した形でTVアニメ化を果たして放送中です。

本記事では下田かおりのアルコールソフトでの仕事(担当業務)やコノハと共に新作ゲーム作り及び発売した結果について解説。
さらに、かおりにおける「アニメと原作(漫画版)での違い」にも迫ります。

本作品の人物相関図は「16bit センセーションの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説【ネタバレ注意】」の記事をご覧ください。

 

16bit センセーションの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説【ネタバレ注意】
...

 

下田かおり(しもだ かおり)とは

下田かおりアルコールソフト社で守やメイ子、清(キョンシー)たちと共に美少女ゲーム作りの仕事をこなすベテラン社員です。
また、常に被っている“ネコ耳帽子”が特徴的な女性でもあります。

 

スポンサーリンク

下田かおりのプロフィール | 企画や原画、プロデューサーまでこなす

年齢(原作漫画) 21歳(初登場時)→27歳(1998年)
年齢(アニメ版) 20代前半(初登場時)→20代後半(1999年)→
40代半ば程(2023年)
愛称 かおさん

かおりはアルコールソフトで企画や原画に加えてメイングラフィックまで担当してきたベテラン社員で、メイ子と共にタイムリープしてきたコノハの“良き理解者”となって優しく接してくれました。
ちなみに自分を慕ってくれる後輩のメイ子からは“かおさん”という愛称で呼ばれています。

さらに会社が隣のビルに移転して社員数が増えてからはプロデューサーに専念するようになり、メイ子や橋本(営業担当者)と共に取引先(市ヶ谷の会社など)へと赴くこともありました。

上原メイ子も主人公であること、アニメ版と原作(漫画版)の違いについては『【16bitセンセーション】上原メイ子も主人公 | アニメと原作(漫画版)の違い』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【16bitセンセーション】上原メイ子も主人公 | アニメと原作(漫画版)の違い
...

 

スポンサーリンク

かおりは本当の意味でのリーダー的存在でもある

基本的にはお淑やかで頼れるお姉さんタイプなかおりですが、キョンシー(清)や社長(六田勝)など、大人の男性社員や上司に対しては容赦なく問い詰めたり蹴り攻撃を喰らわせたり少し厳しく躾ける一面も併せもっています。

そういう意味では、かおりこそがアルコールソフトの社員たちを指揮できる「心強いリーダー的存在と言えるでしょう。
かおりがこのように振る舞うのは、自分と同じ会社で働く同年代の男性(キョンシー)や年上の上司(てんちょー)に人を引っ張る力や指揮能力がない上、かなり頼りないと感じているためとも思われます。

また、コノハに対しても厳しく接する一面もありました。
アニメ7話で10億円もの負債を返済するため、コノハが提案した新作ゲーム制作に対して「今度は急にいなくならない?」少し厳しい口調で質問します。
とはいえ、この回ではかおりの聞き方の方が正しく、制作中に提案した本人(コノハ)に急にいなくなられたら(現代の時代に戻られたら)皆を混乱させて制作が一向に進まない事態にもなりかねないわけですからね…。

秋里コノハがアニメ版の主人公となった理由や最終話の結末については『【16bitセンセーション】秋里コノハが主人公の理由 | 最終話の結末はどうなる?』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【16bit センセーション】秋里コノハが主人公の理由 | 最終話以降の守たちとの展開について
...

 

スポンサーリンク

清(キョンシー)とは前会社からの長いつきあい

アニメ本編では触れられていませんが、清(キョンシー)とはアルコールソフトよりも“前の会社から一緒に働いてきた関係性”です。

本編でキョンシーにだけ蹴りを喰らわせることや喧嘩越しに揉めることが多いのも、そのような長い付き合いのためです。
とはいえ、心の底から衝突しているわけではなく、原作の方では「清(キョンシー)はやれば出来る奴」メイ子に話す形で“キョンシーの高いシナリオ能力”を認めています。

 

スポンサーリンク

下田かおりの声は声優「川澄綾子さん」が担当

下田かおりの声を担当している声優さんは「大沢事務所」に所属する川澄綾子さんです。

川澄さんは中学生の頃から役者を志しており、SME声優オーディションにて、代々木アニメーション学院賞を受賞されました。
テレビアニメでは1997年にテレビアニメ『逮捕しちゃうぞ!』の婦警D役で声優デビューを果たしました。

川澄綾子さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。

  1. 『Fate/stay night』セイバー役
  2. 『頭文字D』茂木なつき役
  3. 『のだめカンタービレ』野田恵役
  4. 『スパイ教室』フェロニカ(紅炉)役
アメリア
アメリア

川澄さんも堀江さんと同じく、本作品で取り上げられたゲームおよびアニメ作品『To Heart』にも神岸あかり役として出演されていました。

 

下田かおりの漫画版での違いについて

【16bitセンセーション】下田かおりとメイ子やコノハ達との関係性 | アニメと原作の違い

(16bitセンセーション 第1巻 みちみ美里・甘露樹・若木民喜/角川書店)

原作(原案)である漫画版の方ではメイ子の、そしてアニメ版ではコノハの高いイラスト能力を認めた上で褒めてくれたかおりですが…
かおりもまた、アニメ版と漫画版とで微妙な違いもあります。

 

スポンサーリンク

真夏でも猫耳帽子は被ったまま…

アニメ版でのかおりはコノハがタイムリープしてきた季節(それぞれのゲームの発売日)に合わせて、真夏では猫耳帽子を被らないファッションも披露しました(アニメ4話〜7話)

しかし原作ではコノハが登場せず主人公(メイ子)のタイムリープもないため、常にトレードマークの猫耳帽子を被ったままです。

 

スポンサーリンク

一度は自らアルコールソフトを退職した

原作の方ではメイ子も誘いながら自ら辞表を出して「一度はアルコールソフトを退職した展開」もありました。

とはいえ、結局は勝社長(てんちょー)からの必死の説得に根負けしたためにすぐ復帰したわけですが…
もしも、かおりが退職したままアルコール社に戻ってこなかった場合、アニメ版では未登場または出番が少なめなモブキャラとして終わってしまっていた可能性も高いと考えられますね。

 

スポンサーリンク

コノハに代わり勝社長(てんちょー)の監視役を務める

【16bitセンセーション】下田かおりとメイ子やコノハ達との関係性 | アニメと原作の違い

(16bitセンセーション 第2巻 みちみ美里・甘露樹・若木民喜/角川書店)

アルコール社の移転後、コンシューマー化のために社長(てんちょー)がダイヤモンドスタジオ社の市ヶ谷に投資した展開はアニメ版と共通しています。
(投資額には大きな違いがありましたが、漫画版でも1億円もの大金を投資していたことが発覚します)

このような勝社長の行動をアニメ版では守から命じられたコノハが1人きりで頑張って監視していましたが、コノハがいない漫画版の方では「かおりがメイ子と一緒に監視役」となって“投資の事実”を突き止めました。
さらに、かおりの場合はその場(飲食店)で出ては社長(てんちょー)に「目を覚ました方がいい!」強く説得します。

 

スポンサーリンク

時には守に物で釣って頼み事することも…

漫画版でのかおりはメイ子や社長以外にも「守(マモー)との接点」もアニメ版より多く描かれています。

中学生の頃からイラストやゲーム作りを始めたことも明かされたかおりですが、それでもメイ子と同様にプログラミングは専門外かつ苦手としています。
そんな中で頼れる存在がやはり守(マモー)であり、時には「エアMAX買ってあげるから」などと物で釣ることもありました。
しかし、相手は幼少期からPC-98シリーズを最も愛し続けた少年のため、エアMAXなどの流行り物で釣れなかった点が誤算でもありましたね。

六田守の最終話でコノハと迎えたTRUE END(真エンド)、アニメ版と原作(漫画版)の違いについては『【16bitセンセーション】六田守が最終話で迎えた真エンド | アニメと原作(漫画版)の違い』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【16bitセンセーション】六田守が最終話で迎えた真エンド | アニメと原作(漫画版)の違い
...

 

アニメ後半や最終話で下田かおりが迎える展開や結末とは

コノハ達と共に作り上げた『ラスト・ワルツ』の爆発的ヒットによるアルコール社の移転に合わせて、かおりも皆と一緒にアメリカへ移住した上で働いていることを守から語られました。

アメリカへ移住した現代(2023年)のかおりが送る人生や役職に合わせて、コノハが再び戻った99年での行動によって“起こりうる変化”も予想してみます。

 

スポンサーリンク

アメリカでも敏腕なプロデューサーとして活躍している可能性が高い

コノハ達と共に『ラスト・ワルツ』の制作をしていた頃(99年)のかおりは既にプロデューサーに専念していた身です。
そのため、アメリカでも『ラスト・ワルツ』をプロデューサーした「優秀な女性」と評価されているはずのため、コノハにとっては大きく変わり果てた現代(2023年)でも更なるプロデュース能力を発揮しながらアメリカ人の社員たちまで指揮して新作ゲームのプロデュースに携わっているものと考えられます。

ただ、それ程までに高い優秀さや熱心さが仇となって「これまで以上の仕事人間」となっていること、そして現代(2023年)でも未婚独り身のままでいる可能性も高いかもしれませんね。

 

スポンサーリンク

コノハが変える歴史でかおりの人生に及ぼす影響とは?

『ラスト・ワルツ』の大ヒットという代償として「コノハが望まない歴史」に変わってしまった現代(2023年)ですが、守からの提案を受けて再び99年の時代にタイムリープします。
再び戻った99年の時代で『ラスト・ワルツ』と共に”もう1つの新作ゲーム”の制作を決意したコノハですが、このような行動によってかおりを始めとしたアルコール社の者たちの未来や歴史も大きく変わってしまう恐れもあり得ます。

それでも、コノハと守が行うのは歴史の改変ではなく、あくまでも「“コノハの望む現代”“守たちが望む現代”両方を保つことです。
そのため、コノハ達の作戦が成功した場合でもかおりの優秀なプロデュース能力などに大きな影響が及ぶ可能性かなり低いと考えられす。

ただ、かおりとコノハの関係性において気がかりな点もあります。
それはコノハがもう1つの新作ゲームを別会社の者たちと一緒に制作開始した中で、かおり自身が怪しんでその現場を突き止めた上でコノハに対して社長(てんちょー)の時と同じように強く問い詰める可能性もあり得ます。

そのような問題や騒動が発生した場合にはアルコール社の救済や発展どころか『ラスト・ワルツ』の完成すら怪しくなってしまいますからね…。

 

まとめ

今回は下田かおりのアルコールソフトでの仕事(担当業務)やコノハと共に新作ゲーム作り及び発売した結果について解説しました。

アルコールソフトでは勝社長(てんちょー)がゲームもあまり知らぬままゲーム会社を立ち上げってしまった関係や、その息子(守)も当時はまだ未成年だった等の事情もあったため、かおりが本編で発揮してきたリーダーシップは本当に心強いものでしたね。

原作(漫画版)ではコノハがいないため、メイ子や守、社長との接点も多くあり、そのように描かれた関係性から見ても「かおりがアルコール社で如何に必要な人財であったか」をアニメ版以上に強く感じられた人も多かったはずです。

   

お知らせ

アニメ雑談部屋をLINEオープンチャットで作成しました。誰でも歓迎!アニメ好き大歓迎。 ぜひ気軽に参加してください(匿名OK)
ここから入れます↓
この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

Follow Me!
16bitセンセーション
スポンサーリンク
参考になったらSNSでシェアして下さいね!!

コメント