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【16bitセンセーション】山田冬夜のアニメ最終話以降の人生 | 原作(漫画版)との違い

16bitセンセーション

『16bit センセーション』は、みちみ美里先生と甘露樹先生による原作および原案と、若木民喜先生により作画によって発売された同人漫画作品です。
また、物語の設定や主人公および『16bit センセーション ANOTHER LAYER』という作品名に変更した形でTVアニメ化を果たし、2023年10月〜12月にかけて放送されました。

本記事では山田冬夜の容姿と性格の変化を”時代の流れ”や原作および原案である”漫画版での違い”につい紹介。
さらにアニメ最終話で主人公(秋里コノハ)からの誘いに乗らなかった理由や最終話以降の時期や時代で「2人の約束(ゲーム作り)が果たされるのか否かについても迫ります。

本作品の人物相関図は「16bit センセーションの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説【ネタバレ注意】」の記事をご覧ください。

 

16bit センセーションの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説【ネタバレ注意】
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山田冬夜(やまだ とうや)とは

山田冬夜ストレートなロングヘアが特徴的で引っ込み思案な性格が特徴的だった少女です。
コノハとはアルコールソフトの社員たちよりも一足遅く1996年の夏に出会い、自分が欲しいPCゲーム購入に付き合ってくれたコノハを「お姉様」と呼んで慕うようになりました。

 

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山田冬夜のプロフィール | 容姿や性格の変化が最も大きな美少女

年齢(原作漫画) 不明
年齢(アニメ版) 19歳(1996年)→22歳(1999年)→46歳(2023年)

山田冬夜は本編のストーリー展開の中で「容姿と性格が最も大きく変化したキャラクター」という大きな特徴でもあります。

登場およびコノハと出会った96年の時代では“ストレートロングヘアの清楚なメガネ美少女”の容姿かつ控えめな性格でした。
しかし、コノハが99年に再会した時には、初登場時の頃とはまるで別人のように変わっていきます。
美少女ゲーム好きが興じて自らの意思で“コスプレ活動”を始めていた影響で“ツインテールのコスプレ姿”で再びコノハの前に現れました。
(原作である漫画版の方では初登場時から、このような容姿でした)

しかも性格も大きく変化しており「男たちを手玉に取って自分が有利となる方法や行動」まで平気で行えるようになります。
また、この大きな変化を起こした時にはメガネも外してますが、おそらくコンタクトに変えたものと思われます。
さらにコノハたちがアルコールソフトの社員たちと共に「ラスト・ワルツ」を完成後には「自分のゲーム会社を設立すること」を宣言した上、コノハに対して「一緒にゲームを作ろう」と誘っていました。

その宣言通り、コノハと別れた後には本当に冬夜のゲーム会社シューティングスターズ(原作では”シューティングスター”)」を設立しており、24年後の2023年には社長となった冬夜もテレビ報道などに出演するまでの有名人となっていました。

 

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冬夜の地位と境遇が自身と共にコノハも追い詰める結果に…

確かに冬夜は自分の目標である”ゲーム会社の設立”という目標を達成したと共に、世界中にその名が知れ渡る程有名人にまで上りつめました。

しかし、TV報道の中では凛とした大人の女性に成長していたかのように見えた冬夜も実は「会社の経営難による倒産の危機」を迎えていました。
自社の倒産を免れるために「アメリカの大企業との合併」に応じたものの、その契約が冬夜自身でも予測不可能な形や内容で「大切なお姉様(コノハ)を拉致および身の危険にまで追い詰める結果となったのです。

確かに冬夜が大企業との合併に応じてなかった場合には自社の倒産により、自分が抱える大勢の社員たちを失業させて路頭に迷わせることになっていたでしょう。
また、冬夜の方からは取引先に対してコノハのことは話さずにいた上、アニメ11話で起きたコノハの拉致もアメリカの企業側が勝手に行なっていたことです。

しかし、冬夜にも過失が全くなかったとも言い切れません
この辺は原作(原案)となる漫画版を読んでいる人達ならば、すぐにピンとくるかもしれませんが…
自分の会社を立ち上げて社長となってからの冬夜の行動は、自社の繁栄や大好きなゲーム作りのためとはいえ、かなりエゲツないものでした。
それまでの冬夜の行動も間接的にはとはいえ、アニメ11話で起きた事件に繋がることへの何かしらの引き金となっていたとも考えられます。
(漫画版の冬夜については、後の項目で解説します)

秋里コノハがアニメ版の主人公となった理由や最終話の結末については『【16bitセンセーション】秋里コノハが主人公の理由 | 最終話の結末はどうなる?』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【16bit センセーション】秋里コノハが主人公の理由 | 最終話以降の守たちとの展開について
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山田冬夜の声は声優「山根綺さん」が担当

山田冬夜の声を担当している声優さんは「青二プロダクション」に所属している山根綺さんです。

山根さんは姉から背中を押してもらえたことや『Angel Beats!』を視聴したことがキッカケで声優を志すようになりました。
テレビアニメでは、2016年に放送された『orange』の女子生徒役で声優デビューを果たされました。

山根綺さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。

  1. 『アイドルマスター シャイニーカラーズ』緋田美琴役
  2. 『女神のカフェテラス』月島流星役
  3. 『るろうに剣心(リメイク版)』巻町操役
  4. 『2.5次元の誘惑』753♡役

 

山田冬夜の漫画版での違いについて

【16bitセンセーション】山田冬夜のアニメ最終話以降の人生 | 原作(漫画版)との違い

(16bitセンセーション 第2巻 みちみ美里・甘露樹・若木民喜/角川書店)

原作(原案)となる漫画版とアニメ版では六田守メイ子など“各キャラごとの違い”がありましたが…
最も大きな違いとして描かれていたのが山田冬夜でした。

 

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原作(原案)の漫画版ではアニメ9話以降の空白期間が描かれている

原作(原案)での冬夜は96年以降の時代から初登場した関係もあり、始めからアニメ6話での“コスプレ姿”かつ既に「シューティングスターの社長」という地位に立ちながらゲーム会社への売り込め及び宣伝活動を行なっています。
そのため、原作(原案)では「アニメ9話でコノハと別れた後から2023年までの空白期間が描かれていることになります。

コスプレ姿での宣伝活動を始めた途端、自分の可愛さに見惚れる男性たちを見ながら冬夜自身も「ちょろい」と認識するようになり、アニメ5話で再会したコノハに対しても、そのような思いを平気で話していましたからね。

 

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主人公(上原メイ子)を一方的にライバル視 | 目的のため手段を選ばない性格に

原作(原案)ではコノハとの出会いがない(原作には全く登場しない)代わりに、主人公(上原メイ子)への強い嫉妬心から「一方的なライバル意識を燃やし始めます。

ことの始まりは96年でのコミケ会場…
原作(原案)の方では冬夜も自身のブースで出店していたものの、向かい側のブースでアルコールソフトのかおり達と共に出店していたメイ子ばかりが来場客たちからの注目を受けてチヤホヤされていたことへの“悔しさ”を強く燃やし始めます。
そのような悔しさから燃やした“強い執念”で自ら美少女ゲーム雑誌の編集部を回りながら、色仕掛けも含めた営業活動を続けることによって本来はメイ子に回るはずだった仕事を冬夜が計画的に何度も奪い続けていたのです。

他人に回るはずの仕事を奪うことは決して褒められた行為ではありませんが…
それ程までに強い「メイ子への対抗心」が良い意味でも悪い意味でも、やがてアニメ10話から(2023年)の未来へと導いていったのでしょう。

上原メイ子も主人公であること、アニメ版と原作(漫画版)の違いについては『【16bitセンセーション】上原メイ子も主人公 | アニメと原作(漫画版)の違い』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【16bitセンセーション】上原メイ子も主人公 | アニメと原作(漫画版)の違い
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下田かおりのメイ子やコノハ達との関係性、アニメ版と原作(漫画版)の違いについては『【16bitセンセーション】下田かおりとメイ子やコノハ達との関係性 | アニメと原作の違い
』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【16bitセンセーション】下田かおりとメイ子やコノハ達との関係性 | アニメと原作の違い
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山田冬夜が迎える結末 | 最終話以降でコノハとの約束が果たされる?

冬夜はコノハとは違い、アニメ最終話で少し切ない別れ方や結末を迎えてしまいました。
しかし、最終話以降の時代や展開次第では「お互いに交わした約束」が果たされる可能性も決してゼロとも言い切れません。

 

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冬夜がアニメ最終話でコノハからの誘いを断った理由

アメリカ企業の男たちに追い詰められた中、再び現れたエコーたちに助けられた後に再び現れた冬夜がコノハから誘われたことで最終話にして、ついに自分の念願が叶うと思われた矢先断っています。

本来ならば、この時点で冬夜自身も本心ではコノハ達と一緒にゲーム作りをしたかったものの、自分の過失や不注意も原因で今でも慕い続けるお姉様(コノハ)を危険な目に遭わせてしまったことへの不甲斐なさ申し訳なさで受けることができなかったのでしょう。
その証拠として、冬夜の方から「今の私には、その資格がない」と告げた上、コノハがヘリでたちと共にドームから去って行った直後に自ら警察に通報して、この場や事件の後始末まで率先して行なってましたからね。

さらに、その後からはコノハが再会したアルコールソフトの社員たちと再びゲーム作りに奮闘する展開に切り替わったため、アニメ本編かつ最終話での冬夜の出番はこの場面までで終わったため、冬夜だけが報われない結末を迎えてしまったと感じた視聴者も多いのではないでしょうか…。

 

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「コノハとの再会」や「記憶の有無」が最重要な鍵に

アニメ最終話ではコノハが”こみっくパーティー”を使って再びタイムリープした99年の時代で「コノハと守の劇的な再会」という結末で幕を閉じました。

ここで気になるのが、コノハが再び戻り一度目(5〜9話の時)から変わった99年の時代で「山田冬夜はどんな人生や生活を送っているのか?」という点です。
(守以外のアルコールの社の者たちは既にアメリカへ移住した後でしたからね)

ここで再び「コノハ達の記憶が残っていること」重要な鍵となり、もしも冬夜も美少女ゲームを愛しながら宣伝やゲーム作りに奮闘しているのであれば、冬夜の記憶からも“大好きなお姉様の存在”強く残っているはずです。
一方、メイ子たちの前で「冬夜ちゃんは大切な友達」と告げたコノハの記憶も全て残っており、もちろん大切な友達(冬夜)のこともしっかり覚えていると思われます。

そのようにお互いを覚えている状態で再び99年の時代の中で再会できた時こそ、2人で交わしてきた「一緒にゲームを作る」という約束初めて果たされるはずです。

 

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守からのサポートも冬夜たちのゲーム作りに必要な理由

仮に最終話以降の時期や時代に冬夜が”コノハとの再会およびゲーム作り”を本当に始められたとしても「2人で考案したゲーム」が完成しなければ意味がありません。

さらに2人だけでゲームを完成させられるはずもなく、シナリオ担当やBGM担当など、複数人の人手や人材も必要です。
ここでネックとなるのが「ラスト・ワルツ」や「わたしの大切なもの」を発案したコノハからの高レベルな希望や要求に応えられる“優秀なプログラマー”も必要不可欠となります。
そのプログラマーとは、もちろんのことです。

おそらく、冬夜の場合は自社でアルコールソフト以上の人手を確保した上でゲーム作りや販売を続けてきたものと思われますが…
どんなに優秀なプログラマーを複数人雇用していた場合でも、の優秀すぎるプログラミング能力には及ばなかったはずですからね。

六田守の最終話でコノハと迎えたTRUE END(真エンド)、アニメ版と原作(漫画版)の違いについては『【16bitセンセーション】六田守が最終話で迎えた真エンド | アニメと原作(漫画版)の違い』の記事で紹介しているので、ぜひこちらも参照ください。

 

【16bitセンセーション】六田守が最終話で迎えた真エンド | アニメと原作(漫画版)の違い
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まとめ

今回は山田冬夜の容姿と性格の変化を”時代の流れ”を辿りながら紹介しました。

原作および原案である漫画版と同じく、自身でゲーム会社(シューティングスターズ)を設立した立ち位置だった影響で、コノハを除いたアルコールソフトの面々とはあまり深く関わらないまま終わってしまったことに少し寂しく歯痒い思いをした視聴者も多かったかもしれません。
また、アニメ終盤で果たされる可能性もあった「コノハとのゲーム作り」も最終話まで実現されずに終わりましたが、最終話以降の時期や時代にこそ2人の約束が果たされる結果を迎えることに期待したいですよね。

最終的に”歴史の監視者”となったへの説得がネックにも感じられますが…
「コノハの高い画力」と「守の高いプログラミング能力」に、冬夜が自社の経営や自作ゲームなどで培ってきた「高い経営能力やゲーム作りの経験」なども加わった場合にはラスト・ワルツ以上の大作ゲームが完成される可能性も充分にあり得るわけですからね。

   

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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