フルーツバスケットは世界で最も売れている少女漫画としてギネス記録にもなっているアットホームコメディです。
最初にアニメ化されたのは2001年、原作連載中のことです。そして連載終了後の2019年、全編アニメ化が始まりました。
そこで気になるのが2001年版と2019年版はなにがどう変わったのかというところ。今回は新規起用となった声優陣をはじめとした、新・旧アニメの違いについてご説明していきます。
まだ『フルーツバスケット』を見たことがないよ!という方は、先にアニメの視聴をオススメしています。
『フルーツバスケット』は2001年版と2019年版があるため、見る順番を迷っている方は、こちらの記事を参考にしてください。
以下、ネタバレ含みます。
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フルーツバスケットは2回アニメ化されている
フルーツバスケット、通称フルバは1998年から2006年まで花とゆめで連載していました。
原作者の高屋奈月さんの代表作といって間違いないでしょう。
最初のアニメ化は2001年、全26話、ワンクールの放送となっています。
そして18年後の2019年、原作完結後に高屋なつきさんを総監督にアニメ化。
最終的に、原作全編をアニメ化するということです。
2019年版のきっかけは画業20周年を迎えた高屋奈月さんが何かしたいことはないかと聞かれたとき「フルーツバスケットの最終回を音声付きで見たい」と言ったことだそう。
映像化された最終回に感動、総監督としてアニメ化したいと意見したそうですね。
1nd season、2nd season、そしてThe Finalは完結編としてフルーツバスケットのクライマックスが描かれるとのことで、ファンの期待も高まっています。
2019年版から見始めたよ!という方としては、どこから見たらいいのか…と考えてしまい難しいかもしれませんね。
2001年版のフルーツバスケットはいつ見たらいいのか?という疑問には下記の記事でお答えしているので合わせてご覧になってください♪
2001年版では制作側の希望で原作者はアニメに関わっていないんだよね…。
リメイク版がより一層楽しみになるね♪
フルーツバスケットのアニメ 新・旧の違いを比較
フルーツバスケットの2019年版(新)は原作者である高屋奈月さんが総監督となっていることから、その意向が2001年版(旧)からの大幅な変更点として反映されています。
原作完結後の2019年版はただの原作全編の映像化というわけではないところがポイントでしょう。
さっそく、新・旧アニメの比較をまとめていきます。
【新旧の違い①】声優陣の新規起用
放送前から騒然となったのが2001年版の声優陣は続投せず、2019年版では新規起用となることです…!
以下にメインキャストをまとめてみました。
キャラ名 | 2001年版 声優さん | 2019年版 声優さん |
---|---|---|
本田透 | 堀江由衣さん | 石見舞菜香さん |
草摩由希 | 久川綾さん | 島﨑信長さん |
草摩夾 | 関智一さん | 内田雄馬さん |
草摩紫呉 | 置鮎龍太郎さん | 中村悠一さん |
メインキャストだけでも、全然違う…!
ご覧のとおり、2001年版の声優陣は豪華な顔ぶれとなっています。
本田透の雰囲気を女性らしいやわらかなしゃべりかたで演じきった堀江由衣さん。
草摩由希の女性的な美貌にハスキーボイスがマッチした久川綾さん。
そして草摩紫呉の独特な「かったるさ」を的確に表現した置鮎龍太郎さん。
いずれも、適役との呼び声が高いです。
そのため、2019年版では2001年版のメインキャストが続投になるのでは?とみられていたのです。
今回の声優陣の新規起用は、高屋奈月さんの意向によるものだといわれています。
2019年版にあたって「閉じた幕をもう一度開けたいというのならば、新しく、新しいすべてで世界を再構築してください」と要望しているそうなので、声優陣についてもすべて新しく…となったのでしょう!
現在では、大御所ともいえる2001年版の声優陣は、いずれも人気アニメのメインキャラクターに起用されています。
しかし、2019年版の声優陣も負けず劣らず豪華な顔ぶれとなっています。
2019年版:本田透 – 石見 舞菜香さん
ファイアーエムブレムのイングリット=ブランドル=ガラテア、さよならの朝に約束の花をかざろうのマキアなど、その透き通った高音ボイスとみずみずしい演技力が評価されている若手声優の石見 舞菜香さん。
フルーツバスケットでは、本田透の優しいところ、まっすぐなところ、そんな性格を芯のあるソプラノボイスで表現したと高評価でした!
1nd seasonのハイライトである泣きのシーンの演技は絶賛されました。
フルーツバスケットは鳥肌の立つ演技やセリフが多すぎて、そんなところも魅力的な作品だよね♪
主人公である本田透は、名言をたくさん生み出していますが、透以外のも様々な登場人物に名言があります…!
名言をまとめた記事もありますので、そちらもご覧ください♪
2019年版:草摩由希 – 島﨑信長さん
呪術廻戦の真人、Free!の七瀬遙などが代表作の島﨑信長さん。
七瀬遥の演技が評価され、声優アワード新人男優賞を受賞しています。
フルーツバスケットの新・旧の「声」で話題となったのは、前回は女性声優が演じた草摩由希を男性声優の島﨑信長さんが演じることになった点です。
久川綾さんの好演と比較されることは言うまでもありませんが、放送後の反応は想像以上にいいものだったといえるでしょう。
「王子様のような綺麗な草摩由希像」をビジュアル・ボイスともに印象付けた2001年版と比較すると、島﨑信長さんの低温ボイスが「綺麗なだけではないクールな草摩由希像」を作り上げたといえますね。
2019年版:草摩夾 – 内田雄馬さん
弱虫ペダルの新開悠人、ぐらんぶるの北原伊織などを演じる若手俳優の内田雄馬さん。
低音から高音まで音域の幅があり、その歌声も人気があります。
物語前半の草摩夾は、とにかく周囲を威嚇しているようなキャラクターです。
そんな交戦的なところ、そしてぶっきらぼうではあるものの時折見せる優しいところを、内田雄馬さんはしっかり表現。
2001年版の関智一さんから声質ががらりと変わりながらも、高評価を得ることになりました。
2019年版:草摩紫呉 – 中村悠一さん
中村悠一さんは呪術廻戦の五条悟、僕のヒーローアカデミアのホークスなどを演じる人気声優。
ナレーションの実績もある、まさに実力派声優といったところです。
草摩紫呉を演じるポイントは、あの「かったるさ」を自然に表現できるかというところ。
中村悠一さんはキャラクターの雰囲気を違和感なく作り上げました。
2001年版ではアニメ化されたのが原作の前半までの内容だったため、始終「気だるそうにしている草摩紫呉」でした。
しかし、2019年版では原作後半で見せるようになった「冷たい草摩紫呉」も演じ切らなければなりません。
フルーツバスケット The Final 「#2それこそが、揺るぎない事実」での演技は、原作を知る視聴者も納得の見事なものでした。
フルーツバスケット主要声優の比較
比較してみると2001年版も2019年版も声優マニアを唸らせるほど豪華な顔ぶれであることがわかるかと思います。
2019年版では他にも石田彰さん、沢城みゆきさんなどの出演も明らかに…本当に豪華です。
どちらも豪華声優陣とあって遜色つけがたいけど、個人的には2019年版のほうが気に入ったかも。男性声優が演じる草摩由希がよかったかな
特に旧作である2001年版とは違い、慊人の最大の秘密が暴かれるシーンもアニメ化する2019年版では、慊人役の「坂本真綾」さんの演技が光ります。「坂本真綾」さんの慊人を楽しみにしていた方は、多いのではないでしょうか?
そんな慊人のネタバレや人間関係の他にも、「坂本真綾」さんに触れた記事を別途で掲載しています。そちらも合わせてご覧ください。
【新旧の違い②】制作スタッフの総入れ替え
2001年版 | 2019年版 | |
---|---|---|
制作会社 | スタジオディーン | トムス・エンタテインメント |
監督 | 大地丙太郎さん | 井端義秀さん |
シリーズ構成 | 中瀬理香さん | 岸本卓さん |
キャラクターデザイン | 林明美さん | 進藤優さん |
総入れ替えとなったのは声優陣だけではありません。
総監督の高屋奈月さんの意向で監督・制作スタッフが総入れ替えとなっています。
そして、2019年版では制作会社も変更に。
新規起用の監督・スタッフの経歴、それから制作会社の特徴についてまとめました。
2019年版のスタッフ
監督の井端義秀さんは『四月は君の嘘』、『恋は雨上がりのように』で演出をおこなっています。
フルーツバスケットの映像をみると、なるほど…と思えるのではないでしょうか。
どちらも、「これは映画レベルなのでは?」というほど美しい演出。
その良いところがフルーツバスケットに反映されていることがわかりますね。
フルーツバスケットでは監督という立場から、演出はもちろん作品全体を仕上げていきます。
シリーズ構成の岸本卓さんは銀の匙 Silver Spoon、ハイキュー!!、マギ シンドバッドの冒険、歌舞伎町シャーロックなどの作品での実績があります。
たまたま取材で関わるようになったジブリで、紆余曲折ありながら脚本家としてのキャリアをスタートさせたという異色の経歴の持ち主。
シリーズ功績の実績をみると、おもしろい作品ばかりではないでしょうか。
また、新規起用となったキャラクターデザインの進藤優さんですが、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』、『マクロスΔシリーズ』などのキャラクターデザインで活躍されていますね。
スタッフまで一新するんだね…!
2019年版の制作会社
また、制作会社も変わっています。アニメーション制作をスタジオディーンからトムス・エンタテインメントになっているのです。
トムス・エンタテインメントは名探偵コナン、Dr.STONE、弱虫ペダルなどを手がけています。
大御所アニメの名探偵コナンは、年々映像クオリティがアップしていますよね。
弱虫ペダルも主人公たちが自転車で駆け抜ける背景にいたるまで、細かいところまでこだわったアニメです。
トムス・エンタテインメントの映像技術は、特にフルーツバスケットのOP・EDを見ればわかるかと思います。
【新旧の違い③】作画が原作から離れた
フルーツバスケットのアニメの作画を原作と比較すると、2001年版は原作寄りですが、2019年版は原作とはやや離れたものになっています。
フルーツバスケットの原作の作画は、それほどアニメ化しにくいものではないですよね。
では、どうして作画が原作から離れたのか。
それは総監督・高屋奈月さんの原作者としての要望があったからです。
高屋奈月さんはその理由について、単純に絵が古いから、また病気のため絵がブレているところがあるからと明かしています。
2001年版と比較すると(個人的な主観となりますが)花とゆめらしい、より少女漫画チックなビジュアルになったと思います。
また、原作のフルーツバスケットの初期のビジュアルにもやや近付いた印象もありますね。
フルーツバスケットの原作を読んだことがない、2001年版も見たことがない、新しい視聴者であれば、2019年版が最近の漫画を原作にした最新のアニメだと言われても疑わないでしょう。
キャラクタービジュアルはもちろん、アニメそのものが現代に馴染むよう、よくブラッシュアップされていますね。
【新旧の違い④】エンディングが違ってくる
2001年版でアニメ化されたのは原作の1~5巻、そして6~8巻のいくつかのエピソードです。
原作が連載中だったので、未登場の十二支キャラクターもいましたし、1~8巻にある伏線についてもアニメでは回収できないため省かれています。
そのため、最終回のエピソードは完全オリジナル。
原作最終回を知ってから振り返ると、さまざまな矛盾点があることは否定できませんが、物語を綺麗にまとめているエンディングです。
実際、2001年版のストーリーは高評価で、続編を期待する声も多くあったということです。
続編とは言えない、まったく新しいフルーツバスケットとなった2019年版。
すでに原作が完結していますし、原作全編のアニメ化ということで、ある程度原作に忠実のエンディングとなることが予想されます。
フルーバスケツットのOP・EDはそれぞれ素敵な楽曲ばかり
フルーツバスケットの2001年版の最大の魅力といっても過言ではないのが、OP・EDではないでしょうか。
岡崎律子さん提供の楽曲は、名実ともに高評価です。
2019年版も豪華アーティストによる楽曲提供でも、まったく引けを取りません。
それぞれのフルーツバスケットを世界観を作り上げる、魅力的なOP・EDをわかりやすくまとめました。
2001年版のOP・ED
楽曲提供は、岡崎律子さんです。
オープニングの『For フルーツバスケット』は第7回アニメーション神戸AM神戸賞(主題歌賞)受賞。
フルーツバスケットらしいおだやかなメロディー、優しい歌声、そして物語にぴったりの歌詞は、フルーツバスケットのイメージとして、たくさんの人々の記憶に残っています。
第25話のエンディングとなったセレナーデが放送回の内容とマッチしていて……本当に泣ける。For フルーツバスケットと合わせて名曲だよね。
2019年版のOP・ED
最近のアニメのOP・EDはもはや映像芸術…といえるものが増えていますが、フルーツバスケットもそのひとつといって間違いないでしょう。
当然のことではありますが、2001年版と比較すると、映像のクオリティーが爆上がりしているのです。
そしてなにより、その映像クオリティ―に負けないくらいのOP・EDばかりになっています。
1nd season(第1クール)オープニング
1nd season(第1クール)オープニングは、シンガーソングライターのBeverlyさんの『Again』。
一言でいって「フルーツバスケットらしい」楽曲です。
もう一度会いたい大切な人を思い浮かべたのだといいます。
また、繊細で柔らかく歌うよう心がけたそうです。
おだやかなメロディー、そしてハイトーンボイスが心地よく、物語マッチした歌詞がすっと心に馴染みます。
1nd season(第2クール)オープニング
1nd season(第2クール)のオープニング曲『Chime』は、大塚愛さんによるものです。
大塚愛さんらしいポップな楽曲に雨上がりの映像がぴったり…!
1nd seasonのクライマックスでも雨、そして雨上がりが関わってくるので、内容を意識したものになっていますね。
1nd season(第1クール)のエンディング
1nd season(第1クール)のエンディングは、ビッケブランカさん提供の『Lucky Ending』。
フルーツバスケットにも通じる、優しさあふれる歌詞を、圧倒的な歌唱力でさわやかに歌い上げています。
十二支たちが草むらに寝転んでいる映像にもとてもマッチしていますね。
ちなみにビッケフランカさん、もともとフルーツバスケットの読者だそう。全女子のバイブルと言っています。
1nd season(第2クール)エンディング
1nd season(第2クール)は思わず「かわいい……!」と言ってしまうほど、キュートな映像が魅力的。
ペーパークラフト調の十二支たちが登場します。
エンディング曲になったINTERSECTIONさんの『One Step Closer』のバラードともぴったりです。
2nd season(第1クール)のオープニング
2nd season(第1クール)のオープニングは、feat. みゆなさんの『プリズム』です。
2nd seasonには、海でのバカンスエピソードがあります。
音楽も映像も、バカンスらしくポップなものになりました。
2nd season(第2クール)のオープニング
2nd season(第2クール)のオープニングとして起用されている土岐麻子さんの『HOME』は、タイトルのとおり「家」についての歌です。
温かい家のような、どこか懐かしさのある楽曲ですね。
土岐麻子さんは楽曲提供にあたって、毎日帰る「家」という場所、そして心のよりどころとしての「家族」という存在、そのどちらをも含めた「HOME」になったと言っています。
映像もちょうど主人公たちが家に帰ろうとしているところ。アットホームコメディのフルーツバスケットらしいOPになっていると思います。
2nd season(第1クール)のエンディング
そして2nd season(第1クール)のエンディング曲『ad meliora』…これはほんとうに幻想的!
THE CHARM PARKさんの繊細な歌声とまるでクリスマスの絵本のような綺麗なED映像が、フルーツバスケットのちょっとファンタジーな世界観をまるごと表現しています。
2nd season(第2クール)のエンディング
2nd season(第2クール)の楽曲提供は、あのMONKEY MAJIKさんです。
ロックのイメージがありますが、提供した曲『Eden』はバラード。
フルーツバスケットのキャラクターの「心」を想像したという歌詞は、美麗な和風イラストを眺めながら、ぜひじっくりと聞いていただきたいです。
The FinalThe Finalのオープニング
The FinalThe FinalのOPは、WARPs UPの『Pleasure』。
これまでのOPとはまた違ったテイストですが、ホームコメディーだけではない登場人物たちの深層に迫っていくシーズンの内容にマッチしているのではないでしょうか。
とにかく映像技術の高さがわかるOP映像も必見です!
The Finalのエンディング
The FinalのEDはGENICの『春うらら』。
タイトルのとおり、春らしい優しいメロディーとなっています。
また、The FinalのEDのイラスト…なんと原作者の高屋奈月さんによるものなんです。
それぞれのキャラクターのしあわせそうな表情に、こちらもしあわせな気持ちになりますね。
OP・EDの楽曲も素晴らしいんだけど、どうしても美しすぎる映像に目がいってしまう!
フルーツバスケット新・旧を視聴した人の口コミ
原作読者、2001年版視聴者、そして2019年版が初見の視聴者……フルーツバスケットのスタートラインはバラバラですが、話題のアニメにさまざまな意見がみられます。
ここでフルーツバスケット2019年版を視聴した視聴者の口コミを紹介、新・旧フルバを比較してみての総評とさせていただきます。
フルーツバスケット新・旧を比較した評判が高い口コミ
昔のフルバのアニメも見てたけど、今回のフルバのキャストはまじで神だと思う…特に透の声優さん、めっちゃ若いのに、うちが思ってた透まんまで本当良き…..あとやっぱりゆうきゃんのしぐれが神すぎるううううううう
— 永遠にオバヒ民クキラーぶたたん (@buuutataaan) May 6, 2021
やっぱ色んなリメイク見てるけどフルバってリメイク作品の中でも最上位最高級のリメイク作品なんだな。声優からキャラデザから脚本から本当に綺麗だぜ?しかもそこまで声以外は昔の要素見た感じそこまで崩して無さそうだしな。そうか。そうだったんだな。
— 𝕐𝕌𝕌𝕂𝕀 (@hibiyasyota) May 1, 2021
フルバってアニメも漫画も馬鹿みたいに泣けるのに曲まで泣かしてくるからもう意味わからん
OPもEDも全部いい曲すぎて意味わからん。てか透の声がいちいち泣けるなんなん pic.twitter.com/dKSaXMgRKp— ぽちゃこ (@pp_py3) May 7, 2021
旧作アニメが神過ぎて新作不安だったけど、声優さんも音楽も作画も良くて感謝しかないな…一瞬一瞬の表情も見逃せないくらい描写が丁寧で本当に有難い。本当に有難い。フルバは優しいシーン盛り盛りでいつ見ても泣ける…。悲しいシーンや辛いシーンも、その底に優しさが流れて息づいてるので透明感ある
— 神楽いづち (@phagp) May 7, 2021
原作者の高屋奈月さんの「肝いり」ということもあってなのか、2019年版はアニメとして高評価を得ているといえるのではないでしょうか。
後は、原作読者、2001年版の視聴者が納得できるかというところですが……。
2001年版をリアルタイムで見ていたコアな視聴者は、新規起用となった声優さんの声に、放送開始当初「慣れない……」とつぶやいていましたが、声優陣の好演もあって「悪くない」「むしろ良い」と意見が変わってますね。
今回、男性声優が演じることになった草摩由希も、物語後半ではこれまでにはない男らしいところを見せるようになってくるので、その意味でも男性声優の起用は正解だったかもしれません。
特に、2019年版は原作から作画が離れていますが、ビジュアルに関しては高評価です。
原作全編アニメ化にあたって、原作通りにストーリーが展開しているということで、脚本についても原作読者が納得できるものになっているといえそうですね。
本当に声優さんの演技がうまくて、どのシーンの作画も丁寧に作られてるから、キャラクターの表情のひとつひとつが見逃せない……。背景まで綺麗なんだよね。
フルーツバスケット新・旧を比較した評判が低い口コミ
新フルバ、旧作でできなかった後半部分をアニメ化してくるのは本当に有り難くて、毎回感動してます。新しい声優さんたちも馴染んでほぼ違和感ないんだけど、井上和彦さんのはとりと井上倫宏さんの師匠だけはどうしても譲れないな。新キャストが云々というより、旧が良すぎるのですよ…
— Yuko4Morioka (@y_tupelohoney) May 5, 2021
フルーツバスケットの2019年版の評価は「声優」で真っ二つに割れました。
これだけの人気声優を揃えたとあって2019年版のキャストに視聴者はおおむね満足しているとはいえます。
2001年の声優さんに慣れすぎていてどうしても2019年の声優さんには慣れない……というのが、2019年版の評価が低い口コミですね。
ですが、井上和彦さんの草摩はとりのハードルが高かったのか、はーさんは井上さんが……という意見がちらほら。
2001年版と2019年版で声質がまったく違うので、2001年版の視聴者はなかなか慣れないのかもしれません。
やっぱり2001年の声優さんに馴れてしまって、違和感になってるのかなあ。
まとめ
フルーツバスケットには2001年版と2019年版があります。
原作の連載途中でアニメ化した2001年版はアニメオリジナルのエンディングとなりましたが、豪華声優陣による好演もあって、続編が期待されたほど高評価です。
それから18年後、続編としてではなく、原作者・高屋奈月さんの要望で原作全編をアニメ化することになったのが2019年版。
高屋奈月さんを総監督に、声優陣、監督・制作スタッフ、制作会社まですべて一新。
新しいフルーツバスケットになっています。
ギネス記録となった名作少女漫画を既存読者から新規読者まで楽しめる、素晴らしい作品ともいえるのではないでしょうか。
まるでアニメ映画のような映像美にも見惚れてしまいそうです。
2019年版でフルーツバスケットのストーリーを総ざらいして、改めて2001年版を見てみると、限られたストーリーで伏線を省きながらストーリーをまとめていることがわかりますよ。
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