『青春ブタ野郎シリーズ(略称は『青ブタ』)』は鴨志田一先生により執筆されている大人気ラノベ作品です。
アニメ化もされており、テレビ版が2018年に、劇場版アニメ『ゆめみる少女の夢を見ない』が2019年に公開されました。
本記事では双葉理央の性格や存在の重要性を紹介。
さらに双葉が発症した思春期症候群で「2人目の双葉」が生まれた理由や解決までの流れを辿ってみます。
双葉理央(ふたば りお)とは

出典:アニメつぶやき速報!!
双葉理央は咲太の友人として登場した女子高生で、原作小説3巻『ロジカルウィッチの夢を見ない』のメインヒロインです。
高校では科学部に所属しているものの部員は双葉理央1人しかいないため、実際にはいつも1人で化学室にこもりながら研究に勤しんでいます。
双葉理央のプロフィール | 医者の父親と経営者の母親から生まれた
誕生日 | 10月23日 |
身長 | 155cm |
所属 | 峰ヶ原高校2年(初登場時) |
双葉は大学病院の医師として働く父親と輸入ブランドのアパレル事業を営む母親を両親にもち、経済的な面ではとても恵まれています。
しかし、どちらも仕事の忙しさ等により帰宅してくることは殆どないため、実質的には大きな豪邸で1人暮らししているような状態です。
双葉理央の声は声優「種崎敦美さん」が担当

出典:アニメイトタイムズ
双葉理央の声を担当している声優さんは「東京俳優生活協同組合」に所属している種崎敦美さんです。
種崎さんが声優を志すキッカケとなったアニメ作品は『美少女戦士セーラームーン』であり、同作品の第45話を視聴した時、出演された声優さん達の演技力に魅了されたそうです。
上京後から演技の勉強を本格的始め、2012年に放送された『あっちこっち』の女子生徒役や『となりの怪物くん』の夏目あさ子役で声優デビューを果たされました。
種崎敦美さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。
- 『魔法使いの嫁』羽鳥チセ役
- 『ダイの大冒険(新作アニメ)』勇者ダイ役
- 『その着せ替え人形は恋をする』乾紗寿叶役
- 『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』アーニャ役
双葉理央の性格・人となり
ここでは双葉理央の性格を紹介しながら、双葉理央の存在そのものにおける重要性にも迫ります。
ポニテやコンタクトにも変えるが見た目へのこだわりはナシ
双葉理央といえば、少し癖のあるロングヘアーとメガネがトレードマークですが、通学中では髪型をポニーテールに変えたりコンタクトにつけ変えたりしいます。
髪型やコンタクトに変えるだけでも見た目の印象が大きく変わるものの双葉本人にとってはお洒落などでなく、利便性でしかないようです。
そのように考えてみると、実際は自分の見た目や服装にはあまり拘らないタイプと言えるでしょう。
咲太への冷たい反応は好意の裏返し?
双葉理央は事あるごとに咲太から悩みや相談事をもちかけられる度に冷たい反応を示しながらも、彼からの話はしっかりと最後まで聞いてくれています。
双葉自身は咲太のこと嫌っているわけでなく、本心では国見も合わせる形で“大切な数少ない友人”であり、自身が思春期症候群を発症して絶望した時には「咲太への好意」まで抱いていたことが判明しました。
そのため、双葉が見せる咲太への冷たい反応は彼を嫌うどころか「好意の裏返し」でもあったわけですね。
しかし双葉自身よりも先に思春期症候群を発症および解決させた桜島麻衣が咲太と付き合い始めてからは、自分の好意を知られてはいけない思いが更に強くなっていたのでしょう。
桜島麻衣の性格や思春期症候群に関しては、「【青ブタ】桜島麻衣はなぜ姿が見えない? | 性格や思春期症候群の解決法を解説」の記事を参照ください。

双葉理央が本作品において最も重要キャラである理由
双葉理央も咲太たちと同じく原作1巻やアニメ1話から登場したヒロインですが、本人の容姿や日頃の行動(科学部での研究ばかり)による影響もあり、桜島麻衣や古賀朋絵たちと比べてイマイチ地味な印象に見えてしまうファンや視聴者も多かったのではないでしょうか?
確かに他のヒロインキャラ達と比べて華やかさには少し欠けている印象は拭えません。
それでも双葉理央にしかできない「重要な立ち位置や役割」もあったのです。
双葉理央よりも先に思春期症候群を発症した麻衣や朋絵は咲太の協力も得ながら何とか自分たちの力や行動で解決できました。
しかし、彼女たちが思春期症候群を脱するまでの過程の中には「咲太が双葉に対して助けや相談を求めていたこと」も忘れてはいけません。
双葉は本作品の中では誰よりも思春期症候群における知識を豊富にもっており、咲太から相談される度に麻衣たちが発症した症状を彼にも解りやすく説明する形で間接的に協力してくれていたわけですね。
そのため双葉こそが他ヒロイン達の思春期症候群を脱するキッカケ作りとなる形で「本作品の物語を進めてくれてきた」とも考えられます。
もしも双葉からの助言やアドバイスを全く得られなかった場合には、咲太もどう動くべきか分からぬまま行動に移せず、その末に麻衣や朋絵も自分が発症した思春期症候群から脱せられないままバッドエンドを迎えていた可能性も高かったはずです。
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