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【青ブタ】古賀朋絵はループから抜け出せない | 性格・思春期症候群・名言を解説

青春ブタ野郎シリーズ

『青春ブタ野郎シリーズ(略称は『青ブタ』)』は鴨志田一先生により執筆されている大人気ラノベ作品です。

アニメ化もされており、テレビ版が2018年に、劇場版アニメ『ゆめみる少女の夢を見ない』が2019年に公開されました。

本記事では、古賀朋絵の性格や名言を紹介。
さらに自身が発症した思春期症候群の症状内容や解決までの経緯にも迫ります。

本作品の人物相関図は「青ブタの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。

 

青ブタの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説
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古賀朋絵(こが ともえ)とは

古賀朋絵は本作品のヒロインとして登場した少女で、原作小説2巻『プチデビル後輩の夢を見ない』ではメインヒロインとして活躍しました
少し癖の強い形のショートヘアで、前髪の左側をTの文字型をした髪留めでまとめています。

 

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古賀朋絵のプロフィール

誕生日 5月23日
身長 152cm
特技 スマホの早打ち
所属 峰ヶ原高校1年4組(初登場時)

古賀朋絵は咲太より1学年下の後輩であり、始めは咲太のことも”先輩”と呼んでいましたが、自身の発症した思春期症候群を解決させた後からは高校でもバイト先でも親しい友人同士のような関係へと発展しました。

さらに妹(かえで)の面倒見が良い面でも咲太から頼りにされるようになります。

 

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博多から転校してきた女子高生

古賀朋絵は中学生の頃までは博多で在住していましが、父親の転勤により咲太や桜島麻衣の住む神奈川県へと引っ越してきました。

ちなみに古賀朋絵が博多のある福岡県出身という設定は“古賀サービスエリア”福岡県にあるためとも考えられます。

 

古賀朋絵の声は声優「東山奈央さん」が担当

古賀朋絵の声を担当している声優さんは「インテンション」に所属している東山奈央さんです。
東山さんは『鋼の錬金術師』に感動して「声を心を動かすこと」に興味をもち始めたことがキッカケで声優を志したそうです。

その後、2010年に放送された『神のみぞ知るセカイ』中川かのん役と『STAR DRIVER-輝きのタクト-』スガタメ・タイガーと、2作品同時の出演という形で声優デビューを果たされました。

東山奈央さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。

  1. 『はたらく魔王様!』佐々木千穂役
  2. 『マクロスΔ』レイナ役
  3. 『彼女、お借りします』更科瑠夏役
  4. 『スパイ教室』ジビア役

 

古賀朋絵の性格・人となり

ここでは古賀朋絵の性格を紹介しながら、かわいい魅力にも迫ります。

 

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常に周囲の空気を読んで行動する繊細な人物

古賀朋絵は常に周囲の空気を読んで行動する繊細な性格ですが、このような性格になってしまったのには神奈川に引っ越したばかりや入学時に「友達が1人もいないことに対する不安や恐怖心」から来ています。

現代の学校では1人でも平気な生徒も多いものの、朋絵の場合は「1人でいることが恥ずかしいこと」であるため、友達作りのために必死にイメージチェンジをして自分を変えました。
その結果、クラスの中心人物である香芝玲奈のグループに入って一緒に過ごせるようになれます。

香芝のグループに入ってからは自分の居場所(グループ)を守るため、片時もスマホを手放ずSNSのメッセージにもすぐ返信するようにするなど、以前まで以上に気を使うようになりますが…
そのような性格や努力が皮肉にも朋絵自身の思春期症候群へとつながってしまいます。
(朋絵の思春期症候群については、後の項目で説明します)

 

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時折出る博多弁がかわいい

本編で初登場した時点では既に神奈川県に在住しているため普段は標準語で話してますが、咲太との会話中に自分が慌てた時には思わず方言(博多弁)が出てしまいます。

本人は方言を咲太や友人たちに聞かれたくない汚点のように捉えていますが、むしろ慌てながら時折出てくる方言に対して「かわいい」と思える男性ファンもかなり多いです。

 

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お尻が大きくなっている事が最近の悩み

朋絵は本編で初登場した時から「お尻が大きくなり始めていること」に悩み始めていた一方、公園で出会ったばかりの咲太に対して不審者と誤解を抱きながら、咲太のお尻を豪快に蹴りました。
しかも自分の抱いた誤解が解けた直後には「けじめはしっかりつけたい性分」により、咲太に対して自分のお尻も蹴るように求めた末、見事に蹴り返されたのです。

さらに朋絵も咲太や国見と同じファミレスでバイトを始めてからは、咲太から「お尻を蹴り合った仲」と言われながらイジられるようになります。

 

古賀朋絵の思春期症候群 | その内容や原因を解説

本作品に登場するヒロインたちは「思春期症候群」という不思議な現象に悩まされます。
古賀朋絵が発症した思春期症候群とは「ラプラスの悪魔」と呼ばれる“高度な未来予測”でした。

 

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「ラプラスの悪魔」と呼ばれる高度な未来予測

古賀朋絵が発症した「ラプラスの悪魔」にいち早く気づいたのが咲太であり、始めは“同じ日(6月27日)を何度も繰り返す症状”と捉えられますが、実際は違っていたことが友人の双葉理央から教えられました。
双葉からの話では咲太の体験したループ(繰り返し)とは「ラプラスの悪魔」と呼ばれる概念が深く関係しており、実際には同じ日を繰り返しているのではなく未来をシミュレートしている現象」であることが明かされます。

ちなみに「ラプラスの悪魔」とは”この世に存在する全ての原子の位置と運動量を知ることができる”とされている上に「未来の出来事さえも導き出せてしまう」とされています。
そして本作品における「ラプラスの悪魔」とは、もちろん発症した古賀朋絵のことを指します。

 

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原因は友達が好意を寄せる男子からの告白

古賀朋絵が「ラプラスの悪魔」を発症した原因とは「香芝が好意を寄せる男子生徒(前沢)から受けた告白です。

朋絵に告白してきた前沢は高身長かつ、それなりのイケメンのため、彼から告白されようものなら多くの女子生徒たちが喜びそうなものですが…
朋絵の場合は自分が告白を受けたことにより「香芝と三角関係になってしまったこと」に対して悩まされ始めます。

初登場したばかりの頃の朋絵にとっては恋愛よりも友達関係の方が数倍も大切でしたが、もしも自分が前沢から告白された事実を香芝に知られた場合「自分がグループから追い出されるかもしれない」という強い恐怖感を抱いたところから、朋絵の「ラプラスの悪魔」によるループが始まってしまったのです。

 

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疎外感から思春期症候群を発症、未来のシミュレーションを繰り返す

朋絵による思春期症候群は前沢からの告白から抱き始めた「疎外感」から発症しますが、告白されたばかりの時点ではまだグループから外されず、敏感なまでに空気を読みながらグループ内の仲を取り繕っていました。
これ程までに敏感に“未来を読む行動”こそが朋絵の「ラプラスの悪魔」の正体であり、咲太も体験した未来シミュレーションが起きてしまったわけです。

このような現象が続く中、朋絵の方から咲太に対して夏休みに入る前までの期間限定恋人同士のフリをしてもらう」という解決策を実行したことで一度は解決させることに成功しますが…
その後は朋絵自身の意思や未練により再発する結果を招いてしまいます。

 

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一度は解決したが「咲太への好意」で再発してしまう

告白の件も解決し、これで今まで通りに普通の毎日を送れると思えたのも束の間…
今度は朋絵が「咲太との偽りの恋人関係」を終わらせたくない思いにより「ラプラスの悪魔」を再発させてしまいました。
短い期間でありながらも、恋人同士のフリを続けた中で朋絵の方が咲太に対して強い好意を抱き始めたため、朋絵自身が「咲太との恋人関係を終わらせたくない」という想いを抱き始めた結果、このような再発が起きたのです。

再発においてもいち早く気づいたの咲太であり、一学期の終業式を迎える”7月18日”4回も繰り返していることに違和感を抱きます。
それでも朋絵に対して本当の想いを言わせて、前沢に対しても朋絵自身の口から告白を丁寧に断ることで解決させました。

結局は咲太とは本当の恋人同士にはなれなかったものの、これまでの先輩後輩から「同年齢のような友達関係」へと発展することができました。

そしてクラス内の友人関係においても、前沢からの告白を受けたことや断ったことが原因で香芝のグループから外れてしまいます。
しかし、すぐ後に別のグループに入ることができました。

 

古賀朋絵の名言を紹介

最後は本編内で聞くことができた古賀朋絵の名言を厳選して紹介します。

 

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【名言①】「いっちょんわからん」

博多弁「全然わからない」という意味の方言です。

アニメ4話で咲太から”同じ日の繰り返し”に対して心当たりがあるかと聞かれた時に言い返した時の台詞です。
博多弁の方言のため、本作品では古賀朋絵の専売特許と言えそうな名言と捉えがちですが、後のアニメ6話では咲太も同じように言い返していました。

 

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【名言②】「こんなの酷いよ…なかったことにするって決めたのに…」

古賀朋絵の名言と聞くと方言ばかりを彷彿してしまいがちですが、標準語で話す時にも多くの名言を生み出してきました。
特に印象に残るのが咲太との恋人のフリを終わらせようと思いながらも完全に割り切れないことで苦悩した時に出た、この台詞ではないでしょうか?

古賀朋絵「こんなの酷いよ…なかったことにするって決めたのに…

全て書き出すとかなり長い文字数になってしまうため一部だけ抜き出す形に留めましたが、これだけでも自分が好意を抱き始めた異性(咲太)への想いが強くなり過ぎた故に、自分の意思や計画とは真逆の行動をしてしまっていることへの嫌悪感“咲太への強い想い”が伝わってきますね。

さらに、朋絵自身も咲太が桜島先輩を好きなことも知っているため、その苦悩は更に増してしまっていたわけですね。

桜島麻衣の性格や思春期症候群に関しては、「【青ブタ】桜島麻衣はなぜ姿が見えない? | 性格や思春期症候群の解決法を解説」の記事を参照ください。

 

【青ブタ】桜島麻衣はなぜ姿が見えない? | 性格や思春期症候群の解決法を解説
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【名言③】繰り返した分だけ積み重なっていく…

こちらも咲太への想いを振り切れないことに対する苦悩が露わに出ていますが、先に紹介した名言と違い、自分が未来シミュレーションを繰り返してきた結果を冷静に悟り始めている点が大きい名言です。

確かに偽りであっても咲太との恋人関係を延々と続けていきたい気持ちも解りますが、朋絵自身も言っていたように、自分の意思で繰り返してきた分と比例して”咲太への想い”が積み重なっていき、最終的には朋絵自身が味わう苦しみも増していったわけですね。

これは少し厳しい言い方になってしまいますが、いつまでも未練を断ち切れずに偽りの恋人関係を延々と続けてきた朋絵自身が受けるべき報いとも解釈できますよね。

 

まとめ

今回は古賀朋絵の性格や名言を紹介しながら、思春期症候群「ラプラスの悪魔」の症状内容や解決までの経緯にも迫ってみました。

本作品のヒロインたちの中では最も友人関係で悩んできたキャラクターでもあり、同年代のファンたちの中には朋絵の抱く辛さや悲しみに強く共感できた人達も多かったのではないでしょうか?

咲太への想いが実らずに終わったのは可哀想ですが、それでも彼との出会いや関係性があったからこそ、アニメ1期後には推薦による大学合格を始め、大きく成長できたように思えますね。

   

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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