劇場版23作目の「名探偵コナン 紺青の拳」
先日見てきましたが、とにかくキャラクターが豪華で見ていて飽きない派手な映画だったなという印象です!
しかし謎解きの方はちょっと駆け足気味で分かりづらかったな~と感じました。
特にリシのところが個人的にはもう少し整理したいなと感じたので、今回なるべく簡潔にまとめてみました。
目次
コナン映画・紺青の拳のリシの目的と計画はなんだったのか?
今回の映画、最後の方は怒涛の種明かしで正直よく分からなかったと言う方も結構いるんじゃないでしょうか。
中でもリシって自分から黒幕とカミングアウトしているけど、実際はどこら辺の行動が黒幕だったの?と見ていて感じたので、リシのことをより深く知るためにも今回少し整理してみようと思います。
リシの目的
今作でのリシの目的はズバリ
レオンローの計画を邪魔して父の仇をとること
です。
紺青の拳が眠っている沈没船を最初に見つけたリシの父は、レオン・ローによって事故に見せかけて殺害されていたんですね。
そこからリシはレオン・ローに弟子入りしてでも復讐のチャンスを得ようとします。
その後、レオン・ローの計画
「紺青の拳を手に入れて、それを餌に海賊たちを使役してマリーナベイの街を破壊しようとしている」ことを知ります。
ここからリシの復讐計画は始まりました。
(今回の謎解きが分かりづらいのは、犯人が2人いること。しかも彼らの関係が少し駆け足気味に明かされるからだと思います)
【計画その1】怪盗キッドと名探偵を呼び寄せる
まずはシェリリン・タンと手を組んで、レオン・ローをゆすります。
(シェリリン・タンは過去のレオン・ローの悪事を知っており、京極真を空手大会に出場させることで紺青の拳を横取りしようとしました)
しかしシェリリン・タンはレオン・ローに殺害されてしまいます。
これもリシは計算済みです。
この事件を利用して殺害現場に怪盗キッドの予告状を残し、キッドとそれを追う名探偵を呼び寄せることでレオン・ローの悪事を暴かせようとしました。
【計画その2】海賊を買収してレオン・ローの計画を崩す
レオン・ローの計画は海賊たちに街を破壊させること。
その計画を骨子から崩すために、リシは海賊を買収しました。
海賊への報酬は、園子。
園子を海賊たちに差し出すことで、身代金という、紺青の拳を手に入れるよりも大金を得られる方法を提示したのです。
海賊たちは目論見通りギリギリでレオンローを裏切り、レオンローを追い詰めることに成功します。
リシは最後までレオン・ローの計画を逆手のとって、裏で操り続けていたということですね!
これがリシが「世界を操っていたのは、僕さ!」と言った理由です。
少し大げさですが、「この計画の全貌」を比喩的に世界と表現していたのでしょう。
しかしレオン・ローだけでなくリシの正体をも見抜いていたコナンたちによって、最後には捕まってしまいます。
流石のリシも名探偵の力をここまでとは思っていなかったということでしょう・・・!
父のためにここまで執念深くレオン・ローをだまし続けたリシ。
個人的には何か、悪いやつと言う風には思えない犯人だったと思います。
まとめ
今回の記事をまとめると、
- リシの目的は殺された父の仇、レオン・ローの計画を邪魔し復讐すること
- そのためにシェリリン・タンを利用して事件をひき起こすことで怪盗キッドと名探偵を呼び寄せた
- 園子を餌に海賊を買収し、レオン・ローの計画を崩す準備は万端にしていた
でした!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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