1994年から連載を続け、推理漫画の金字塔と呼ばれるようにまでなった『名探偵コナン』。
2022年の現在まででは25作品も映画化されており、高い人気を博しています。
そこで、この記事では今まで映画化された25作品のコナン映画を、面白いと思った順にランキング形式で紹介します。
目次
- 1 コナン映画ランキングTOP25
- 1.1 25位:沈黙の15分
- 1.2 24位:紺碧の棺
- 1.3 23位:11人目のストライカー
- 1.4 22位:絶海の探偵
- 1.5 21位:戦慄の楽譜
- 1.6 20位:業火の向日葵
- 1.7 19位:探偵たちの鎮魂歌
- 1.8 18位:銀翼の奇術師
- 1.9 17位:天空の難破船
- 1.10 16位:紺青の拳
- 1.11 15位:漆黒の追跡者
- 1.12 14位:ゼロの執行人
- 1.13 13位:14番目の標的
- 1.14 12位:水平線上の陰謀
- 1.15 11位:緋色の弾丸
- 1.16 10位:純黒の悪夢
- 1.17 9位:世紀末の魔術師
- 1.18 8位:から紅の恋歌
- 1.19 7位:異次元の狙撃手
- 1.20 6位:迷宮の十字路
- 1.21 5位:ハロウィンの花嫁
- 1.22 4位:瞳の中の暗殺者
- 1.23 3位:時計仕掛けの摩天楼
- 1.24 2位:天国へのカウントダウン
- 1.25 1位:ベイカー街の亡霊
- 2 まとめ
コナン映画ランキングTOP25
25位:沈黙の15分
25位は『沈黙の15分』です。
冬の雪国で起こった事件をコナンが解決するストーリーであり、大迫力のアクションが見どころです。
最初から最後までテンポの良いアクションシーンが目白押しで、とても規模が大きいシーンばかりでした。
展開が派手過ぎるせいで、すこしツッコミどころがある印象です。
コナンの身体能力も、ほんとうに小学生なのかと疑いたくなりました。
それでも、ド迫力のアクションは見ていてドキドキしました。
盛り上がりもきちんと用意されており、怒涛の展開に目が離せませんでした。
ミステリーよりも、手に汗握るアクションを重視しているという方には『沈黙の15分』がおススメです。
24位:紺碧の棺
24位は『紺碧の棺』です。
海底宮殿と女海賊の秘宝が眠っている神海島が舞台であり、蘭と園子の友情に焦点が当てられています。
ストーリーがやや平坦で、犯人と事件などミステリー要素はかなりあっさりとしていました。
アクションシーンも地味だと感じる場面があり、伏線も回収されていないところがあるため消化不良感が否めません。
しかし、ラストシーンは見どころがありました。
また、高木刑事の機転をきかせた場面や、コナンが灰原を相棒と呼ぶシーンは最高でした。
23位:11人目のストライカー
23位は『11人目のストライカー』です。
20周年を記念してJリーグとコラボした映画であり、サッカーが好きな人には強くおススメします。
コナン映画では珍しく、殺人事件が起きません。
主に、犯人が設置した爆弾を爆破させないよう奮闘するストーリーです。
犯人の心情が丁寧に描かれており、特に少年探偵団の絆が感じられて素晴らしかったです。
ただし、登場するサッカー選手が棒読みの演技であるため、そこが気にならない人におススメします。
22位:絶海の探偵
22位は『絶海の探偵』です。
この映画は防衛省や海上自衛隊が協力しているため、展開にリアリティがありました。
専門用語は多いですが、詳しくなくても見やすい映画だと思われます。
スパイの正体を探るというストーリーで、推理に比重を置いた作品です。
その反面、派手なシーンが少なく、派手な爆破などを期待している人は少々退屈かもしれません。
しかし、丁寧でリアルな描写を見たい方には特におススメの映画です。
21位:戦慄の楽譜
21位は『戦慄の楽譜』です。
この映画はコナンの意外な特技が披露されて話題になりました。
音楽が題材なため、アクションシーンは少なめです。
また、ラブコメや恋愛要素も多くありません。
こう書くと見どころが少ないように思うかもしれませんが、作中のアメイジング・グレイスは本物のオペラ歌手が歌っています。
そのため、非常に美しい歌声を聴くことができます。
音楽へのこだわりが感じられ、爆発とピアノの鍵盤がつながった爆破シーンは迫力満点です。
テーマ性が強い作品であり、そういった映画を見たい人におススメです。
20位:業火の向日葵
19位は『業火の向日葵』です。
怪盗キッドが登場する映画であり、2016年のファン投票では8位と人気のある作品です。
キッドの不可解な行動が徐々に明らかとなり、キッドへの好感度は爆上がりすることでしょう。
一方で、肝心のストーリーは少々平坦でわかりづらいところがあるように感じられます。
そのため、人気のある作品ですが19位となりました。
19位:探偵たちの鎮魂歌
18位は『探偵たちの鎮魂歌』です。
この映画は、記念すべき第10作目の作品であり、レギュラーキャラが総出演しています。
2020年の視聴者投票では4位に選ばれ、人気が高いことが伺えます。
しかし、登場人物がかなり多く、事件の全貌を整理するのが難しいかもしれません。
コナン映画をあまり見たことが無い人にはお勧めしづらい作品です。
ですが、コナンと少年探偵団、怪盗キッドと3人の人物を中心に話が進む展開は見ごたえがあります。
順位は低めですが、コナンのキャラクターが総出演しているため、ファンであれば非常におすすめです。
18位:銀翼の奇術師
18位は『銀翼の奇術師』です。
コナンvs怪盗キッドが見どころの映画であり、特に前半のふたりの対決は絶対に見た方が良いと思うくらい面白いです。
映画の後半では、コナンたちの乗っている飛行機内で殺人事件が起こります。
この殺人事件はおまけ的な立ち位置で、緊張感のある推理要素は少なめです。
そのため、コナンとキッドの対決が見たい方におススメの映画です。
17位:天空の難破船
17位は『天空の難破船』です。
2016年に行われたファン投票では9位にランクインしました。
この『天空の難破船』はコナンと怪盗キッドが共闘し、ともに事件を解決するというストーリーです。
どちらかといえば、コメディやほのぼのとする要素が多めでした。
そのため、この『天空の難破船』はキッドが登場する映画が見たいという人にはおススメです。
16位:紺青の拳
16位は『紺青の拳』です。
舞台はシンガポールであり、スケールの大きい作品となっています。
京極&園子の恋路や怪盗キッドの活躍が見どころです。
京極真が初登場する映画ということでコナンファンは期待に胸を膨らませたことでしょう。
ですが、この映画に登場する犯人は小物っぽさがあり、盛り上がりは前作よりも少なめだと感じられました。
キッドが見たい、ラブコメ的な展開を見たい方には自信を持っておススメできます。
15位:漆黒の追跡者
11位は『漆黒の追跡者』です。
本作は連続殺人の犯人を捜すというストーリーであり、黒の組織が登場します。
作中で、黒の組織が警察内部に潜入していると明らかになり、コナンはその人物を追跡。
コナンと警察、連続殺人犯に黒の組織の対決が始まります。
コナンがかなり追い詰められる展開があり、息が詰まりそうなほど緊迫感のあるストーリーが見事でした。
しかし、黒の組織が東京タワーにマシンガンを乱射するシーンはかなり驚きましたね。
黒の組織のメンバー・アイリッシュがコナンの正体を察するなど、見どころが多い映画でした。
14位:ゼロの執行人
14位は『ゼロの執行人』です。
安室ファン待望の安室透が主役の映画です。
毛利小五郎の冤罪を晴らすためにコナンたちが奮闘するストーリーで、大人向けな作品となっています。
一番の見どころは、やはり安室透です。
特に、本作ではコナン以上の活躍で目立っていました。
話が他の映画と比べて複雑であり、万人受けしづらい内容だったため、14位となりました。
13位:14番目の標的
13位は『14番目の標的』です。
トランプの数字になぞらえ、名前に数字が付く小五郎の関係者が次々と襲われる演出が秀逸でした。
小五郎の格好良さも見どころです。
過去の事件で人質の英理の足を撃ち、犯人を捕まえたというシーンは小五郎と英理が信じあっていたことがわかる名場面でした。
映画後半の舞台「アクアクリスタル」で犯人が施設を爆破し、溺れそうになるシーンは緊迫感満載。
小五郎の格好良いシーンや迫力満点の爆破が見たい方にはおススメの作品です。
12位:水平線上の陰謀
12位は『水平線上の陰謀』です。
毛利小五郎とそのファンのための映画といっても過言ではない本作。
ふだんはトンチンカンなことを言う小五郎の名推理に注目して欲しいです。
船の上で起こる事件を解決するというシンプルなストーリーでありながら、伏線がしっかりと張り巡らされていました。
アクションシーンは、小五郎の一本背負いくらいでしたが、小五郎のかっこいい推理を見たい方におススメです。
11位:緋色の弾丸
11位は『緋色の弾丸』です。
赤井ファミリーがカギを握る本作。
赤井秀一以外では世良や秀吉、メアリーにもスポットがあてられました。
狙撃シーンも見どころですが、コナンと灰原のドキドキするやり取りもこの映画では見られます。
さらに、コナンの「犯人であっても殺さない」という信条も大事に扱われていた点が良かったです。
そのため、『緋色の弾丸』は11位となりました。
10位:純黒の悪夢
10位は『純黒の悪夢』です。
20周年作品ということもあり、赤井や安室、黒の組織とさまざまな人物が登場します。
オープニングの激しいカーチェイスが見どころです。
また、最後はコナン史上もっとも泣けると言えるくらい感動しました。
ミステリー要素が少なめですが、アクションは最高の出来です。
そのため、『純黒の悪夢』は10位となりました。
9位:世紀末の魔術師
9位は『世紀末の魔術師』です。
この映画は怪盗キッドが初登場します。
映画の前半では、キッドの大がかりなトリックや、コナンたちとの攻防が見どころです。
映画が進むにつれて、作中で鍵となるアイテム「メモリーズ・エッグ」とそれに隠された秘密が明らかになります。
キッドとの対決、メモリーズ・エッグの秘密を探るため訪れた古城の探検。
そういった場面で秘密や事件が起きており、思わず画面に釘付けになることでしょう。
8位:から紅の恋歌
8位は『から紅の恋歌』です。
『迷宮の十字路』以来2度目となる平次と和葉がメインの映画です。
ミステリーとアクション、ラブコメが見事に融合しており、とても見応えがありました。
平次のセリフにドキッとする人も多くいて、平次と和葉の恋愛要素を見たい方におススメです。
最後の方で、『天国へのカウントダウン』のオマージュ的シーンがあり、ファンの心をグッと掴む演出もあります。
いろいろな要素が絶妙に混ざって面白く、期待以上の出来であったため『から紅の恋歌』は8位となりました。
7位:異次元の狙撃手
7位は『異次元の狙撃手』です。
世良真純や沖矢昂がはじめて登場します。
2016年のファン投票で6位を記録した本作は、タイトルにもあるようにスナイパーの狙撃シーンが見どころです。
本作の特徴として、原作の伏線を映画で回収するシーンがラストにあります。
そのため、原作を読んでいる読者におススメできます。
6位:迷宮の十字路
6位は『迷宮の十字路』です。
服部平次がはじめて登場した映画であり、2016年のファン投票で堂々の1位になりました。
平次と和葉の恋の行方。
京都で起こる「源氏蛍」メンバーの連続殺人事件。
コナン映画初の工藤新一が登場と、見どころ満載の映画です。
平次と和葉のロマンチックな演出も合わさり、おススメの映画なので6位になりました。
5位:ハロウィンの花嫁
5位は『ハロウィンの花嫁』です。
本作はいきなり佐藤刑事と高木刑事の結婚式シーンから始まります。
一番の見どころは、安室と爆弾犯プラーミャの対峙シーンです。
「警察学校編」と「揺れる警視庁1200万人の人質」の要素が織り込まれており、伏線として登場しました。
犯人の凶悪さが適度な緊張感を生み、コナンたちが犯人を追い詰めるシーンは手に汗握りました。
最後のオチも素晴らしく、過去の出来事がこの映画につながってくるため、ファンの評価も最近の映画でもっとも高いです。
そのため、『ハロウィンの花嫁』を5位としました。
4位:瞳の中の暗殺者
4位は『瞳の中の暗殺者』です。
本作では、次々と警察関係者が狙われ、犯行現場を目撃した蘭も襲われ、記憶喪失になってしまいます。
ストーリーが丁寧で、ドラマチックな展開が多いのが特徴の作品です。
新一の「好きだからだよ、オメーのことが、この地球上で誰よりも」というキザなセリフもかっこよかったです。
個人的には、この映画が一番「こいつが犯人だったのか」と驚きました。
犯人判明の衝撃と、しっかりとしたストーリーの面から『瞳の中の暗殺者』を4位としました。
3位:時計仕掛けの摩天楼
3位は『時計仕掛けの摩天楼』です。
これはコナン映画の記念すべき第1作目であり、未だに色あせない人気作です。
本作は「赤」がキーワードであり、いろいろな場面で赤が登場します。
主な見どころは、コナンが蘭と協力して爆弾を解除するシーンですね。
さらに、環状線に仕掛けられた爆弾の位置を特定して解除するシーンもスリル満点でした。
また、蘭と新一の恋愛要素も見どころのひとつです。
特に、最後の方で蘭が新一に誕生日を祝う言葉を送り、コナンが映って感動的なBGMが流れる場面は非常に印象的でした。
2位:天国へのカウントダウン
2位は『天国へのカウントダウン』です。
この映画には、黒の組織がはじめて登場します。
冒頭で灰原哀の行動が怪しく描かれており、黒の組織に正体がバレてしまうのかという緊張感がありました。
終盤には、その行動の真意が明らかとなり、思わず切ない気持ちになってしまいます。
また、『天国へのカウントダウン』は少年探偵団の活躍も見どころのひとつです。
ラストシーンはコナン映画の中でも派手で、非常に興奮しました。
事件の全貌が明らかになるほどドキドキ感が増していくので、2位になりました。
1位:ベイカー街の亡霊
1位は、『ベイカー街の亡霊』です。
この映画は、過去の人気投票でも第2位にランクインした人気作であり、個人的にもっともおススメする映画です。
コナンたちがVR空間に入り込み、100年前のロンドンを奔走します。
ホラーな雰囲気が漂う作中でアガサ博士の道具が使えないため、他の映画よりもハラハラさせられました。
ホームズやモリアーティ教授もゲーム中に登場。
夢のコラボのような映画でした。
唯一、コナンが諦めてしまう展開があるため賛否両論な点もありますが、ぜひ見て欲しい映画です。
まとめ
この記事では、『名探偵コナン』の映画をランキング形式で紹介してきました。
おすすめの映画ランキングは、以下のような結果になりました。
25位:沈黙の15分
24位:紺碧の棺
23位:11人目のストライカー
22位:絶海の探偵
21位:戦慄の楽譜
20位:業火の向日葵
19位:探偵たちの鎮魂歌
18位:銀翼の奇術師
17位:天空の難破船
16位:紺青の拳
15位:漆黒の追跡者
14位:ゼロの執行人
13位:14番目の標的
12位:水平線上の陰謀
11位:緋色の弾丸
10位:純黒の悪夢
9位世紀末の魔術師
8位:から紅の恋歌
7位:異次元の狙撃手
6位:迷宮の十字路
5位:ハロウィンの花嫁
4位:瞳の中の暗殺者
3位:時計仕掛けの摩天楼
2位:天国へのカウントダウン
1位:ベイカー街の亡霊
25位から1位まで、それぞれに魅力が詰まっていておススメできる作品です。
特に上位の映画は『コナン映画』を最初に見る人も楽しめます。
ぜひ、推理や迫力あるアクションが盛りだくさんの『コナン映画』を見てください。
コメント