『女神のカフェテラス』は『風夏』や『ヒットマン』で人気の瀬尾公治先生により週刊少年マガジンで2021年から連載中の大人気漫画作品です。
また、テレビアニメも 2023年4月から『五等分の花嫁』や『彼女、お借りします』と同じTBS系列のスーパーアニメイズム枠で放送中です。
本記事では鶴河秋水のかわいい魅力や強さ、必殺技を紹介。
さらに姉(恵理)や祖母(勝代)などの家族関係や「隼と結ばれる可能性」についても迫ります。
本作品の人物相関図は「女神のカフェテラスの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。
目次
鶴河秋水(つるが あみ)とは
鶴河秋水は、本作品のメインヒロインの1人であり、アニメ版では“準々主人公”の立ち位置とされています。
本編開始の時点から主人公(粕壁隼)の祖母(幸子)が経営していた喫茶「Familia(ファミリア)」で他4人のヒロインたちと一緒に住み続けています。
そうした生活を送り続ける中で祖母の訃報を聞いて3年ぶりに帰省してきた隼と出会いますが、秋水の場合は出会うと同時に強烈な蹴りを喰らわせて彼をノックアウトさせました。
鶴河秋水のプロフィール | 高校で所属する空手部の練習や試合に励む
誕生日 | 1月20日 |
年齢 | 18歳(高校3年)→19歳(大学1年) |
好きなもの | 漫画、アニメ、ゲーム、高い所 |
イメージカラー | 青 |
隼への呼び方 | はやっち |
5人のメイドたちの中で1番年下である秋水は「Familia」メンバーの最年少者でもあります。
そのため、5人の中では最も活発に動く反面、自身のアホな行動が裏目に出てしまうことも多いです…。
それでも高校で所属している空手部での練習や試合には真面目に取り組んでおり、お店や学校以外の時もジョギングなどを始め、自主的に鍛錬も積んでいます。
人気ゲームやアニメ関連のユーモアも高い
アホな行動ばかり目立つ秋水ですが、自身の“ゲーム好き”や”アニメ好き”な性格が思わぬところで読者たちを楽しませてくれることも多いです。
長い歴史を誇るストⅡシリーズの必殺技を始め、不破重久の企みによってオープンされたライバル店「喫茶Family(ファミー)」に対しては「暗黒聖闘士(ブラックセイント)」と例えながら、自分たちの店名や容姿までパクられたことの悔しさを上手く表現しています。
今の10〜20代の人達には”ストⅡ”や”暗黒聖闘士”と言われても、いまいちピンと来ない用語かもしれませんが…
80〜90年代に少年時代を送った世代の方々にとっては、秋水の言動に懐かしさを感じさせられたのではないでしょうか。
鶴河秋水の声は声優「鈴代紗弓さん」が担当
鶴可秋水の声を担当している声優さんは「アーツビジョン」に所属する鈴代紗弓さんです。
鈴代さんは小学生時代に自身の声を褒められながら声優という職業を勧められており、中高生でラジオ番組に触れたことがキッカケでアニメや声優への道を志しました。
TVアニメでは2017年に放送された『ラブライブ!サンシャイン!! 』の女子生徒役でデビューした後、2019年に放送された『荒野のコトブキ飛行隊』のキリエ役で初主演を果たされました。
鈴代紗弓さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。
- 『ハイスコアガール』大野晶役
- 『ぼくたちは勉強ができない』武元うるか役
- 『86-エイティシックス-』クレナ役
- 『失格紋の最強賢者』ルリイ役
鶴河秋水のかわいい魅力を容姿や性格から分析
鶴河秋水もアニメ放送開始と同時に、人気や知名度が更に上がってきています。
そんな秋水が読者やファンたちから「かわいい」と言われる理由や魅力について分析してみました。
活発な髪型や服装、容姿の可愛さは男性達から認められている
日頃から空手部の練習や試合に励んでいるため、秋水は髪型や服装ともに活発なスタイルが特徴的です。
特にリボンでポニーテールの髪型にまとめたロングヘアは他4人とはまた違う魅力を放っています。
顔も含めた容姿も美形であり、今では恐れの対象として見ているエーちゃん(不破の孫)たちからも、桜祭りの会場で初めて会った時には桜花だけでなく、秋水のことも「かわいい」と言い寄られていました。
仮面を被って隼たちと接するお茶目さもかわいい
秋水において、空手やポニーテールとはまた別に持参してきた「数種類もの仮面」もまた、大きな特徴に入ります。
仮面においては”ヒゲメガネ”や”ゴリラ”など本当に豊かなバリエーションに富んでおり、真夏の海水浴場で開いた”海の家”では、来店してきたエーちゃん達の前でも被りながら接客しています。
このような仮面も隼やメイドたちから呆れられるものの、このようなおバカさやお茶目さもまた、読者たちから「かわいい」と思わせることに一役買っている感もあります。
非常識な失敗を繰り返す”アホな子”な面も可愛い
秋水は「元気でアホな子」というキャラ設定なため、隼や他4人のメイドたちからも信じられない程の常識外れな失敗を繰り返すことも多いです。
特に印象強いのは“ダンベル絡みの失敗”であり、日頃から持ち歩いているダンベルを無意識に落としては、隼のスマホやノートPCを容赦なく破壊してしまいます。
壊された隼にとっては災難でしかありませんが…
男性ファンにとっては、秋水のアホさ加減に対してもまた「妹のような可愛さ」に見えてしまうのではないでしょうか。
時折り見せるシリアスな表情とギャップも可愛い
アホな行動や言動ばかりが目立つ秋水ですが、彼女自身もまた“自分の家族”において深刻な事情も抱えており、シリアスな表情を見せることもあります。
その代表的な例がFamilia(ファミリア)再オープンの初日を目前に控えた時の場面であり、隼が出会ったばかりのメイドたちと「こんなに早く馴染めた理由」について問いかけてきます。
この時の質問に対して隼は「祖母(幸子)のおかげ」であることをすぐに理解します。
しかし、秋水の方は祖母(幸子)ではなく「全部、私のおかげ」などと言っては自分のことを”癒し系”とまで言い張ってしまう始末です。
途中まではいい話だったものを自ら雰囲気を崩してしまい、隼からは「やっぱり、ただのアホだ」と認識されてしまいます。
しかし、日頃からアホな言動ばかり目立つ秋水だからこそ、時折り見せるシリアスな表情とのギャップも秋水自身の魅力に繋がっている感もあります。
祖母(勝代)との再会で涙を流す場面も可愛い
いつもはどんなに大きな失敗をしてもめげない秋水ですが、東北旅行の期間中に再会した祖母(勝代)から突き放された時には、皆の前で大声で泣き喚いてしまいます。
秋水にとって、大好きな祖母(勝代)から自分のことを忘れられてしまうことが、何よりも辛いことだったのです。
その辛さは”喫茶店バイトでの失敗”や”試合での敗北”の比ではありませんでした。
いつも明るい秋水が“流した涙”に魅力を感じた人も多いはずですし、いつもとは大きく違う姿や表情に惹かれた読者も多かったのではないでしょうか。
鶴河秋水の強さと必殺技・ライバル達を紹介
ここでは鶴河秋水が本編で見せてきた強さや必殺技の数々を紹介します。
また、秋水自身が特訓や試合で戦ってきたライバルたち(雁谷崎零やヴァレンティーナ)との関係性にも触れています。
空手で全国制覇した強さを誇る
秋水には空手部の全国大会で優勝した功績があります。
その強さは本物であり、隼やエーちゃん(不破の孫)の友人など、並の男相手なら蹴りの一発だけで倒すことが可能です。
さらにカポエラを嗜み、鬼神の如き強さを誇るヴァレンティーナとも互角に戦えるため、お店同士で和解した後はFamilia(ファミリア)のお庭で組み手などの手合わせをよく行なっています。
大好きな格ゲー(ストⅡ)の必殺技も使いこなる
空手だけでなくゲームでも格闘技を愛する秋水は、隼とストⅡで対戦することも多く、ゲーム対戦でも勝利をおさめてきました。
さらにプレイし続ける中で「昇龍拳」などの必殺技をマスターした上で実戦でも使いこなしながら、エーちゃんの友人を倒しています。
とはいえ、あくまでも娘が心配で来店してきただけの流星の父親に豪快なスクリューパイルドライバーまで決めてしまうのは少しやり過ぎと言わざるを得ないですよね…。
意味不明な技や行動で雁谷崎零をも負かした
秋水は昇龍拳やプロレス技だけで飽き足らず、あの”波動拳”まで会得しようと奮闘していました。
しかも空手の全国大会での決勝戦では、その波動拳で対戦相手(雁谷崎零)をも負かしたのです。
もちろん本当に波動拳など出るはずもなく、秋水自身の意味不明過ぎな行動で呆気に取られた隙に倒した結果で優勝していました。
そのような試合内容や結果に納得いかない雁谷崎零の気持ちも分かりますが…
それでも隼から指摘された通り、零自身も油断したことに変わりありません。
また、本当に波動拳を出せる日など来ないものの、それでも構えは決まっていたため“エア波動拳”はマスターしたと解釈するべきでしょう。
全国制覇した強さのおかげで大学への推薦入学も果たす
元旦での初詣も済ませた翌日には、秋水をライバル視する雁谷崎零がFamilia(ファミリア)を訪れてきます。
ちなみに秋水と零は空手部や全国大会での功績が認められた末、白菊や流星と同じ大学への推薦入学まで決まっていたのです。
優勝に続き、推薦入学においても隼から「早く言えよ」と怒られますが…
この辺は読者たちも隼と同じようにツッコミを入れたくなりますよね。
推薦入学そのもは先までに紹介した直接的な強さや必殺技とは無関係のように見えがちですが…
それでも、全国大会で優勝できる程の強さのおかげで推薦入学を果たせたわけですから、この辺もまた、秋水のもつ強みと言えるはずです。
鶴河秋水の家族 | 姉(恵理)や祖母(龍田勝代)との関係性
秋水は東北出身であり、実家で大好きな姉(恵理)や祖母(龍田勝代)と一緒に楽しく暮らしてきました。
ここでは本編で登場した2人の家族との関係性に迫ります。
秋水の家出は祖母(龍田勝代)の難病が原因だった
コミック7巻ではFamilia(ファミリア)のメンバー全員で東北旅行へ行きますが、宿泊先の旅館で秋水は姉の恵理と再会します。
しかし、祖母の龍田勝代は数年前から難病を患ったことで記憶を失い、秋水のことも完全に忘れてしまった状態です。
秋水は、そのことに心が耐えきれない結果、家出する形で実家を離れてしまい、流れ着いた先のFamilia(ファミリア)で桜花たちと一緒に暮らし続けてきました。
秋水の祖母(龍田勝代)もファミリアで働いていた
秋水の祖母・龍田勝代も若い頃に粕壁大洋が経営していたファミリアで幸子や春恵たちと一緒に働いていました。
当時の容姿もポニーテールを始めとして秋水と瓜二つだった上、お店のお皿を何度も割ってしまうなど、失敗の仕方や回数も孫(秋水)と共通しています。
そのような失敗続きが原因で何度もクビにされそうになりながらも、店長(大洋)を「隊長」と呼び、勝代の方も大洋から「龍田二等兵」と呼び合うことで、お互いの仲は良好だったようです。
そのような関係性が幸いし、大洋と瓜二つの孫(隼)から一喝されただけで記憶を戻した上、秋水や恵理のことも思い出してくれました。
どんな気持ちの時でも姉(恵理)には逆らえない
記憶を戻した祖母(勝代)に泣きながら抱きついては、嬉しさのあまりドリルや首絞めまでやってしまう秋水ですが…
姉(恵理)からの一喝だけで、まるで別人に変わったかのようにシャンとしながら従っています。
実は姉の恵理は元ヤンキーであり、普段は落ち着いた大人の女性ですが、自分の妹が言うこと聞かない時などには、昔の怖いヤンキー時代の表情や言葉遣いに戻ってしまうのです。
鶴河秋水も隼と結婚する可能性が高い理由
幕澤桜花と同じく、秋水もまた隼と結婚して結ばれる可能性が高いと思います。
ここでは、その理由について迫ります。
「教師と教え子」に近い関係性が隼の娘と共通している
原作27話の未来編で「隼が5人のうち誰かと結婚したこと」さらに「その妻との間に幸子そっくりの娘を授かったこと」が判明しました。
また、この時代での隼は教師として働いている上、高校生の娘を赤点にならないように助けているようです。
そのため、隼と娘は親子であると同時に「教師と教え子」という関係性でもあります。
ちなみに、このような「教師と教え子」という関係性は隼と秋水にも共通しており、そんな様子が原作84話で初詣の帰り道で見られています。
この時は秋水自身が自分の推薦入学をまだ隼たちに話していなかったこともあり、もうすぐ高校卒業する時期も相まって強く心配されていました。
この場面での隼の言い方は、店長というよりは「出来の悪い生徒を心配する教師」のようにも見えてしまい、秋水と未来編で登場した娘が少し重なって見える感もあります。
形や内容は違えど、隼の娘と秋水への接し方がかなり似ており、娘がまるで秋水の血を強く受け継いだかのようにも思えますよね。
未来の「Familia(ファミリア)」を守れる存在としての必要性
隼と秋水が結ばれる可能性の高さを、未来の隼の職業(教師)と「Familia(ファミリア)の経営状況」への疑問からも読み取れます。
未来では隼と結ばれなかった他4人も別の男性と結ばれ、夫婦生活や新生活などの関係でFamilia(ファミリア)を退職していると考えられます。
そんな状況下でもエーちゃんや息子から襲撃される心配もあり、桜花や秋水のように「エーちゃんから恐れられる存在が必要」である状況も続いているはずです。
エーちゃん達から恐れられていない白菊や紅葉、流星では彼らに対処できない可能性も高く、そうした視点から考えても用心棒タイプの秋水か、狂犬かつ”エーちゃん避け”の役割を担う桜花のような存在が必要とされ続けるのではないでしょうか。
小野白菊の魅力や過去、隼や彼の祖母(幸子)については「【女神のカフェテラス】小野白菊のかわいい魅力 | 告白や過去・隼や幸子との出会い」の記事を参照ください。
幕澤桜花の性格や魅力、隼と結ばれる可能性については「【女神のカフェテラス】幕澤桜花のかわいい魅力 | 妹や祖母との関係・隼と結婚する可能性が高い理由」の記事を参照ください。
まとめ
今回は鶴河秋水のかわいい魅力や強さ、必殺技を紹介しました。
普段はおバカな言動ばかりで隼たちを振り回している印象ばかり強い秋水ですが、東北旅行中の姉(恵理)や祖母(勝代)との再会エピソードでは、本人と同じように涙を誘われた読者も多かったはずです。
祖母との再会を経た後も“アホな子”であり続けていますが、今後は大学生となった秋水の活躍にも期待していきたいですよね。
本作品の全巻ネタバレの詳細は「【女神のカフェテラス】原作の全巻ネタバレ解説 | 最後の結末はどうなる?」の記事を参照ください。
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