『僕のヒーローアカデミア』(以下ヒロアカ)に登場する天喰環(あまじき たまき)は、プロヒーローを目指す生徒たちが集う雄英高校3年のトップ、ビック3の1人といわれています。
今回は、そんな天喰環のかっこよさ、強さ、登場シーンなど詳しく紹介します。
天喰環(あまじき たまき)とは
雄英高校ヒーロー科3年の天喰環は雄英高校のビック3の1人。
非常に高い個性をもちながら精神的な弱さがあるため、その能力を思い切り出せずにいます。
天喰環のプロフィール
年齢 | 17歳 |
誕生日 | 3月4日 |
身長 | 177㎝ |
学校・学年 | 雄英高校3年 |
個性 | 再現 |
とがった耳に眼光鋭い容姿とは裏腹にメンタル面が弱くネガティブ思考です。
かなり威圧的に見えますが人の顔を見て話すことすらできない極度のあがり症であり、壁に貼りつきしゃべれなくなるなどノミの心臓の持ち主といわれています。
インターン先であるファットガムからもその力を認められていますが、精神面が育たないと悩ませるほどです。
天喰環の声優は「上村祐翔」さん
天喰環を演じているのは声優の上村祐翔さんです。子役出身の声優さんで、2002年『ぼのぼの クモモの木のこと』で声優デビューしました。
俳優さんとしても有名で、子役時代クリスマスキャロルに出演しています。上村さんが成長してしまったことで役のイメージが合わず降板してしまいますが、今でもラジオのネタに出るほど有名です。
実は教員免許を保有している方で、ラジオでは国語のほか、英語の教員であることも明かしています。
上村祐翔さんの代表作
- ハイキュー 古森 元也
- 銀河英雄伝説 Die Neue These ナイトハルト・ミュラー
- トルフィン ヴィンランド・サガ
- 文豪ストレイドッグス 中島敦
天喰環の個性とは?必殺技やかっこいい戦闘シーンを解説
天喰環の個性は再現です。
一体どんな個性なのか紹介します。
天喰環の個性
天喰環の個性「再現」は、喰らったものの特徴を自分の肉体で再現できます。
肉体そのものが変化するのではなく、身につける形で再現しているため、再現した箇所が攻撃されても自分がダメージを受けることがありません。ただ痛みは感じているようです。
例えばたこ焼きを食べることで自分の手指をたこ足にできる、あさりのおすましを食べることで手にあさりの殻、背中に大きな殻などを再現しています。
自分の体のどこに再現するか、その大きさや特徴をどう表現するか自由自在です。複数の特徴を同時に再現でき、生物がもっている毒等の特性も再現できます。
ビッグ3に上り詰めた強さを考察
食べたものを自分の力として使えるということは、攻撃・防御に関して両方とも利用できるということです。
例えば彼が毎日食べているというあさりは、攻撃にも防御にも利用できて便利と天喰環自身が言っています。食べたものの特徴を同時に発生させること、またその特徴の上に別の生き物の特徴を再現することも可能です。
食べ物の特性やそのものをよく知り、どう利用すれば最も効果的に利用できるのかを理解していれば、非常に大きな力となります。
個性の中には鍛錬してもその個性を成長させることが無理なものもありますが、天喰環の個性は工夫次第で様々な戦闘に向いた状態に変えられるのです。
再現は一見それほど強力な個性に見えませんが、実は個性の使い方を理解し組合わせ重ね合わせることで強大な能力を生み出せます。ビッグ3に上り詰めたのは天喰環の個性が無限の可能性を秘めているから…といえるでしょう。
天喰環の必殺技は「再現」
天喰 環
個性が強すぎる!! pic.twitter.com/p51WStDp5j— たうそ (@tauso622) November 17, 2019
食べたものの特徴を肉体に反映させ再現する個性です。
1つの食べ物を再現することもできますし、口にしたものなら複数のものを再現できます。
あさりのほか、カニを食べて強度の高いカニの甲羅を再現することもできますし、右手をタコ、左手をカニといった複数の使い方も可能です。
天喰環のかっこいい戦闘シーンはアニメ71話
死穢八斎會の本拠地に突入したデク達。
死穢八斎會の入中がコンクリート壁を変化させ行く手を阻まれますが、あらゆるものをすり抜ける個性を持つミリオが先行します。
ミリオに続きたいデク達の目の前には窃野、多部、宝生が立ちふさがり、天喰環は3対1の戦いを挑むこととなりました。圧倒的不利な戦闘にも関わらず、孤軍奮闘いた天喰環は本当にかっこよかったですね。
窃野と多部、宝生が連携し窮地に陥ったとき、昔ミリオにかけられた言葉を思い出し「俺は、太陽すら喰らう者(サンイーター」だ!」と必死に戦います。
自分のことを認められず、ネガティブ思考の天喰環が自分を信じたときの力はすさまじかったです…!やはりビック3ですね。
天喰環は爆豪勝己・轟焦凍・緑谷出久より強い?
爆豪勝己や轟焦凍、ヒロアカの主役緑谷出久は戦闘を繰り返す中でかなり強くなりました。
そのため一概に天喰環の方が強いとは言えませんが、天喰環が自分に自信をもち、「再現」という個性を存分に発揮できたとしたら?爆豪、轟、緑谷よりも強いといえるかもしれません。
食べるモノの特性を知りそれを使いこなすことができ、なおかつ、常に自分の力を信じ人前でも思い切り出すことができれば、天喰環はプロヒーローになっても大きな力を発揮するでしょう。
天喰環のアニメ登場シーンまとめ
ヒロアカのアニメ5期までで、天喰環が登場したシーンをまとめます。
大きく分けて環の登場シーンは4つです。
アニメ3期62話・63話 | 初登場
仮免を取得した1年A組の生徒の前で、ヒーローインターンの有用性について説明した時が初登場でした。62話で雄英高校のビッグ3が公開されました。
1年生は自分にとって後輩ですが、天喰環はその後輩の前でも緊張し壁に張りつきしゃべることができなくなります。その後、63話にてミリオ対1年A組の対戦がみられます。その間、環は壁に向かってミリオの強さを解説していました。
インターン編では、インターンに参加したい切島の熱意に飲み込まれるように、大阪のファットガム事務所を紹介。切島と共にインターン活動する事になりました。
アニメ4期68話・69話 | インターン活動中のシーン
切島は大阪でファットガムの事務所のインターンに参加していました。その事務所のインターンには雄英BIG3の天喰環もいますね。環はメンタルが弱かったりしますが、食べた生物の特徴を再現できる個性を持っていたりもします。たこ焼きを食べるとタコの足の技が出来たりと強烈な絵柄でした。 #heroaca_a
— スラム (@slam52) November 16, 2019
天喰環は切島と共にファットガムのところでインターン活動を行っている際、チンピラによる事件に遭遇し努力の末、切島が新技を繰り出す回に登場しています。ここで初めて天喰環の個性が紹介されます。
このときは指先がタコとなっていますので、たこ焼きを食べていたということですね。
インターンでの活動中、天喰環は個性が一時的に使えなくなる弾丸を撃ち込まれます。その後、「第69話嫌な話」で牛の蹄を再現し、個性が復活しましたが…危険薬物の被験者として会議に登場することとなりました。
アニメ4期70話から77話 | 壊理を救うため「鉄砲玉 八斎衆」と戦闘し相澤先生を救出
壊理を保護するためヴィランと対峙していたデクたちヒーローチームと共に登場した天喰環。サンイーターとしてヴィランに挑みました。
食べたものの特性を自分の体に再現し、それを攻撃、守りにも使うことができる天喰環が自分の心の弱さに負けず戦う姿が見られます。
回想シーンではミリオとの出会いやヒーロー名「サンイーター」の由来を知ることができます。
また、動きを遅くさせられた相澤を助け、蛙吹に託しています。その際に、蛙吹を「ケロケロさん」と呼ぶ姿はファンの中でかなり人気のシーンです。
アニメ4期第83話・86話 | ねじれちゃんの応援要員としてミスコンをサポート
第83話では、ミスコンに出場予定のねじれちゃんのサポートを行っている天喰環がみられます。
その後、ミスコンは開始された86話ではミスコンで演技をするえじれちゃんを観客席で応援しています。
天喰環と波動ねじれの関係性
波動ねじれは天喰環と同様、雄英高校のビッグ3の1人。
文化祭のミスコンに出ることになったねじれのアシスタントをすることになり、ヒロアカファンから「もしかしてカップルじゃない?」と思う人が多くなったといわれています。
ビッグ3は高校の仲間、お互いにヒーローを目指す者同士という以外、その関係性をとても大切にしているように見えます。
もしも仲間としてだけではなく恋人同士という関係性だったら、今後新たな展開を見られるかもしれませんね。
天喰環と通形ミリオの関係性
ビッグ3の1人の中で最もヒーローらしいヒーローという印象があります。小学校3年のときにミリオが転校してきたとき、天喰環に声をかけてくれたことで友達になりました。
まるで太陽のような明るい性格と正義に満ちたミリオに対し心の底から尊敬している天喰環。
天喰環のヒーローネームは「サンイーター」といいます。サンイーターとは「太陽を喰らう者」という意味があり、太陽(ミリオ)にも負けないようにという天喰環の気持ちが込められているようです。
まとめ
ヒロアカではたとえ個性がなくても、ヒーローとしての特性が無くても、努力し尽くせば道が開けることを教えているように思えます。
天喰環は精神的な弱さをどう克服するかがプロヒーローになる鍵ですが、仲間たちと共に少しずつ強くなっていますね。
この先、ビッグ3がどう成長していくのか、主人公のデク達の成長とともに見守っていきたいです!
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