【ヒロアカ】飯田天哉の個性・強さ、兄インゲニウムとの関係について解説

 

『僕のヒーローアカデミア』では、個性的なキャラクターがたくさん登場します。

中でも、飯田天哉は緑谷出久のクラスメイトで、真面目な性格ゆえにクラスから非常に頼りにされているキャラクターです。

本記事では、そんな飯田天哉の個性や強さ、兄インゲニウムとの関係性について解説していきます。

飯田天哉とは

飯田天哉（いいだ てんや）とは、僕のヒーローアカデミアに出てくる登場人物です。

主人公の緑谷出久（みどりや いずく）が通う、雄英高校のクラスメイトあり、 真面目な性格で、話す時の身振り手振りが大きいという癖があります。

持ち前の真面目さと責任感で、クラスの学級委員長としてクラスのみんなを引っ張ってくれるリー ダー的存在です！

飯田天哉のプロフィール

飯田天哉の性格

真面目で勤勉で友達想い。
その真面目さゆえに、融通が効かないところも見受けられます。

先生に伝えられたことをかなりポジティブに解釈し、大きな声でそのことについて発言するため、 クラスメートの士気を知らず知らずのうちに高めてくれます。

教師陣からは便利だと思われているみたいです。

親子三代全員ヒーローをしていて、ヒーロー界隈では有名な家系。

二人兄弟の次男として生まれ、兄である飯田天晴（いいだ てんせい）を慕っており、「兄のような立派なヒーローを目指している」と作中でもよく発言しています。 

飯田天哉の声優 は「石川界人さん」

宣材写真の候補だよ！！
いやぁ、よく撮れてるね！！ pic.twitter.com/KUcMfCNje3

— 石川界人オフィシャル（卒業） (@ISHIKAWA_TSONE) December 14, 2017

飯田天哉の声優は、石川界人（いしかわ かいと）さんが務めています。

石川界人さんが他に務めておられる有名な他のキャラクターは、 主に以下の通りです。

• 『黒子のバスケ』：福井健介 役
• 『ハイキュー‼︎』：影山飛雄 役
• 『ワンパンマン』：ジェノス 役 

かなりビッグネームのアニメに多く出演されており、声質も多彩なので気づ かなかった方も多いのではないでしょうか。

飯田君以外のキャラクターも彼と同じように真面目な人が多いので、もしかしたら仲良くなれるかもしれませんね。

飯田天哉の個性・強さ

飯田天哉の個性は『エンジン』。
その名の通り、両足のふくらはぎにエンジンがついており、1速・2速・3速と自由にギアを変えることができます。 

50m走をたった3秒で爆走することができるという脚力を持っています。

本人は、「50mではトップ スピードは出ないな。」と言っていたことから、適切な距離ではもっと好タイムを出せるのではない かと推測しています。

その自慢の脚力は蹴ることにも使えることから、彼の主な攻撃方法はキックとなっています。

燃料はオレンジジュースで、果汁100％のものではないとダメらしいです。エネルギーの変換効率が違うんでしょうね。

賢くて実力もある

親子三代ヒーローをしていて、全員が同じ個性を持っています。

飯田天哉は賢い上に、クラスの中で上位に入るほどに強いです。 入学試験は学科と実技があり、実技試験は雄英高校の校区内にランダムに設置された戦闘ロボットを破壊することで点数を獲得し、合計点を競うと言う内容でした。

その結果は6位だったので、中学卒業の時点で十分に個性を使いこなすことができていたと言えでしょう。

また、雄英高校に入学してすぐに、個性把握テストという、現実の学校で言うところの体力テストが行われていました。

中学時代では個性使用禁止のテストでしたが、雄英高校では個性を使った記録を計測しています。結果はクラス内で４位に輝いていました。

飯田天哉と緑谷出久を戦わせるとどうなるか

主人公の緑谷出久と彼を本気で戦わせるとどうなるか、考察してみました。

最新話の実力で考えてしまうと、「デクが浮遊しつつ黒鞭で捕縛し、エアフォースで空中からタコ殴り」なんてことになると飯田君の負けが確定してしまうので、体育祭の決勝で当たったということにして考察させていただきます。

お互いの体育祭での実力と必殺技を再確認

飯田君が使える上記の必殺技の種類は、「レシプロバースト」と、「レシプロ・エクステンド」ですね。

この段階ではまだエクステンドを使えることは判明しておりませんでしたが、体育祭直後のエピソードで使用していたことから、使えるという設定で考察させていただきます。飯田君は近距離攻撃のみの選手となっています。

それに対し、主人公の緑谷出久が使えるのは、指・腕を犠牲にしたスマッシュ技のみです。

スマッシュ技はやはり汎用性が高く、放った時の衝撃波で攻撃することもできるので、デクは近距離・中距離型の選手ですね。

「飯田天哉が勝つのは難しい」という結果に

デクが轟戦で見せた、壊れた指でもう一度だけスマッシュを打てると考えると、 デクの攻撃できる回数は指全部で20回、腕犠牲で2回のみ。デクは指を負傷した方の腕でも拳でのスマッシュを放っていたことから 考えると、計22回の攻撃ができることになりますね。

そうなると、負傷する回数を抑えながらの戦いになります。

轟戦のように、想定外の事態で指を全て使い切る前に腕を負傷することを避けたい彼としては、 なるべく短期決戦に持ち込みたいところでしょう。

対して飯田君は、レシプロバーストとその応用技しか使えないので、使用後のインターバルを己の走力のみでしのいで戦うとなるとかなり厳しいと予想します。 彼はここぞという時にのみレシプロを使い、デクの負傷待ち、といった形になるでしょうか。

デクはまだワンフォーオールを完全に制御できていないので、100％デトロイト・スマッシュなんて打とうものなら飯田君が消し飛んでしまいかねません。

デクは、確実な調整こそできないものの、その場で必要なパーセンテージで出力を調整しています。例えば轟戦で見せたように、大きな氷塊にはタメが長い大きな力で、また初撃のような小さな氷塊には小さな威力で応戦していましたね。

飯田君への勝ち筋は場外しかないデクは、ゴングがなったと同時にスマッシュの衝撃波で場外を狙います。

飯田君は短期決戦型のデクにはレシプロを一回しか使えないので、彼の勝ち筋は隙を作ってレシプロエクステンドによるK,Oでしょう。

ただ残念なことに、近距離戦しか持ち合わせていない飯田君にとって、デクの爆風を防ぐ術はないので、飯田君の場外負けが決定しますね。

飯田天哉の必殺技

彼の持つ必殺技は3つほどあります。

その全てを紹介していきます。

トルクオーバー・レシプロバースト

飯田家に代々伝わる必殺技であり、トルクの回転数をあげ、バケモノみたいなスピードを出すことができます。

その強力さゆえにデメリットもあり、発動した後は1分弱程度エンジンが使えなくなるみたい。

また、代々伝わる技ではありますが、作中で飯田本人が「これは間違った利用方法だ。」と言っていたことから、完成度はいまいち高くないと見受けられます。

レシプロ・エクステンド

レシプロバーストを応用した必殺技です。
腰の回転を加え、爆発的な威力の蹴りを生み出すことができます。 

ヒーロー殺しのステインと保須市で戦闘した際に見せた技ですね。

レシプロターボ

レシプロバーストを、飯田家に代々伝わる方法でさらに強化した必殺技です。

足にかかる負担を大幅に軽減し、さらに馬力をあげたことにより、目にも止まらぬ速さを手に入れました。しかし、速すぎて自分でもあまり制御が効かないらしいです。

初めて使ったシチュエーションも相まって非常にかっこよく、印象に残っています。

回想シーンで飯田家に伝わる修行の話があったのですが、かなりキツそうでした。

その内容が、もともと彼の足に生えていたエンジンを引っこ抜き、新しく生やして大きなエンジンに変えるというもの。エンジンを引き抜く際は激痛が走るようで、作中では歯を食いしばるためにタオルのようなものを咥えていました。

このことを飯田家では、「チューニング」と呼んでいるそうです

私たちで表すと、多分健康な奥歯とかを上下全部抜くくらいの痛みですかね。 このエンジンを抜く作業は、他のクラスメートの修行とは比にならない程苦しいものだと思われます。

一点だけ不明な点があり、飯田君のマフラーの数が作中で固定ではありませんでした。 初期の頃の個性把握テストの際はマフラーが片足に6本、両足計12本だったのですが、コス チュームのデザインはマフラーが片足4本しかありません。

さらに、チューニングの際は片足に3本しかないように見受けられます。

飯田天哉の夢と、兄インゲニウムの関係

彼は2人兄弟の次男で、飯田天晴を兄に持ちます。

兄のヒーロー名はターボヒーロー「インゲニウ ム」。
兄の天晴は爽やかで、それでいて落ち着いており、弟の天哉ととても仲が良いようです。彼は兄をとても慕っており、「兄のような規律を重んじ、人を導く愛すべきヒーローになりたい」と、 作中で何度も語っています。

しかし、そんな天晴はある日、ヴィラン側のヒーロー殺しと呼ばれる「ステイン」と思想の強い言う敵に倒されてしまい、ヒーロー活動を続けることができなくなってしまいます。

入院中の天晴が見舞いに来た天哉にその旨を伝え、自分のヒーロー名「インゲニウム」 を、代わりに使ってくれないかと話します。

一時は渋っていた天哉でしたが、兄の思いをのせ立派なヒーローになることを決意し、その名を継ぎました。

まとめ

飯田天哉の特徴は、以下の通りでした。

• 個性はエンジン
• 真面目で勤勉
• クラスで３番目に身長が高い
• ヒーロー名「インゲニウム」は引退した兄から受け継いだもの

飯田君のストーリーは兄弟愛にあふれており、見ていてほっこりすることもありました。

『僕のヒーローアカデミア』は本当におもしろい作品なので、ぜひ読んでみてください。