『異世界おじさん』は殆ど死んでいる先生によりWebComicアパンダで連載中の大人気漫画作品です。
テレビアニメ化も果たしており、2022年7月からアニメ1期が放送されました。
本記事では、藤宮の本名(フルネーム)や性格、さらに本人も黒歴史にしたい程の恥ずかしい過去を紹介。
さらに、今後の展開で「たかふみと結ばれるために必要な手段」についても考察してみます。
本作品の人物相関図は「異世界おじさんの人物相関図!登場人物・キャラクターの一覧を解説」の記事をご覧ください。
目次
藤宮(ふじみや)とは
藤宮はたかふみと幼馴染のメガネ美女で、現役の女子大生です。
ツンデレエルフ(翡翠)やメイベルのいない日本(現実世界)でのメインヒロインという立ち位置にもあります。
さらに、本編でたかふみとの再会を果たしたことがキッカケでおじさん(シバザキ)とも出会い、定期的に2人の部屋へ通うようになる中、たかふみと一緒に「おじさんの異世界生活」を教えられるようになりました。
ツンデレエルフ(翡翠)の本名や強さ・魅力に関する詳細は「【異世界おじさん】ツンデレエルフ(翡翠)の本名と強さ | かわいい魅力・主人公と結ばれなかった理由」の記事をご覧ください。
メイベルの歌や正体・魅力に関する詳細は「【異世界おじさん】メイベルの歌と正体 | 魔法能力・かわいい魅力も紹介
」の記事をご覧ください。
藤宮のプロフィール | 本名(フルネーム)は藤宮澄夏(ふじみやすみか)
誕生日 | 6月3日 |
年齢 | 20歳前後 |
藤宮もおじさん達と同じく長い期間にわたって本名(フルネーム)が明かされずにきたものの、原作コミック6巻のおまけページにて「藤宮澄夏(ふじみやすみか)」であることが判明しました。
実年齢は不明のままですが「たかふみより1歳下」であることと女子大生であることも踏まえて「20歳前後」と思われます。
また学年においても、本編の中では就活に追われていない様子を見る限り、まだ4年生ではないはずです。
藤宮の性格と意外な性癖 | 実はエロ系な展開が大好き
たかふみ以上に真面目な常識人である藤宮は、たまに暴走してしまうたかふみの“抑え役”として重要な役割を担っています。
このような性格もあり、始めはおじさんに対する不信感ばかりを募らせて拒絶していましたが、たかふみへの好意を気づいてもらえた上に応援までしてもらえることや、エロい系の話で話題が合うことで次第に打ち解けていきます。
しかし、真面目な藤宮にも実は意外な性癖がありました。
それは「エロい系の話や展開が大好き」であり、おじさんからの話がそのような方面へ向かった途端にテンションが上がってしまうのです。
このような性癖を”欠点”と厳しく見てしまう読者も多いとは思いますが、まだ20歳前後ならこのような話題に興味をもつことは、むしろ当然と言えるでしょう。
さらに藤宮の場合、好きな異性に自分の好意を気づいてもらえないことへの欲求不満も抱えているため、尚更かもしれません。
それに、このような分野を好きであるからこそ、おじさんと和解できただけでなく、同じ大学に通う沢江とも仲良く付き合ってこられたはずです。
藤宮の声は声優「小松未可子さん」が担当
藤宮の声を担当している声優さんは「ヒラタオフィス」に所属している小松未可子さんです。
小松さんは2003年に開催された「藤井隆のオールナイトニッポンR」でのオーディションに合格された後、アイドルグループ「いもうと」のメンバーとして歌手デビューされました。
その後から女優や声優としての活動も開始され、テレビアニメでは2010年に放送された『HEROMAN』のジョセフ役でデビューを果たされました。
小松未可子さんの代表作(キャラクター)は、以下のとおりです。
- 『ようこそ実力主義の教室へ』伊吹澪役
- 『ダイの大冒険(新作アニメ)』マァム役
- 『月とライカと吸血姫』ローザ役
- 『最近雇ったメイドが怪しい』藤崎役
藤宮が黒歴史にしたい程の恥ずかしい過去とは
実は藤宮にも黒歴史にしたい程の“恥ずかしい過去”があります。
小学生までは乱暴なガキ大将だった
本編では女性らしい容姿と振る舞いをしている藤宮ですが「小学生の頃までは乱暴なガキ大将だったこと」が、原作11話で判明しています。
そのガキ大将さ加減もジャイ●ンも顔負けな程に半端なく、上級生の男子をも泣かせてしまうこともあったそうです。
中学生時代から女子らしい容姿へ変わっていた
藤宮が自分の過去を黒歴史にしたい理由において、自分の乱暴さ以上に「現在とは大きく違い過ぎる容姿」でした。
確かに小学生時代の藤宮は男のような顔立ちな上、体型も少しポッチャリしていた印象なため、現在の藤宮と同一人物とは、とても思えないですよね。
それでも本人の思い出の中では「小学生時代も可愛らしい容姿だった」と思い込んでいましたが、おそらく藤宮自身も小学生時代の過去を黒歴史にしていた(または黒歴史にしたい願望を抱き続けた)ために、自分とたかふみ達との間で食い違いが起きてしまったのでしょう。
ただ、中学に入学する時には現在のような美人かつスマートな体型に変わっており、その証拠も同じ11話の中で「たかふみとのツーショット写真」でしっかりと証明されていました。
過去の藤宮がおじさん達から好かれた理由
読者側からすれば、小学生時代の藤宮の容姿や性格に幻滅してしまった人達も多いかと思います。
しかし、おじさん(シバザキ)やたかふみからは好意的な目で見られていました。
まず、たかふみにおいては自分が持ち込んで教室内でこっそり読んでいたラノベを同級生の男子たちに取られた中、藤宮が颯爽と現れながら取り返してくれたのです。
さらに、取り上げた男子たちにも軽く一喝までしてくれたことにより、たかふみからは大いに感謝されていた上、たかふみの方がこの恩を今でもしっかり覚えていました。
さらに、この場面を見たおじさんからも「藤宮さん、カッケェ!」と惚れ惚れしたような眼差しで見られていました。
藤宮の過去を見られた場面はかなり少ないものの、単に藤宮の小学生時代を描いただけでなく、おじさんやたかふみが人を外見や容姿だけで判断せず「内面や行動も見て人への評価をできる長所」も知ることができたのです。
藤宮とたかふみの恋愛の行方を考察
ここでは藤宮が「たかふみに対して好意を抱いた理由」から始まり、この2人が結ばれる可能性について考察してみます。
藤宮がたかふみに好意を抱いた理由
藤宮は小学生の頃から、たかふみに対する好意を抱き始めていました。
その理由とは「小学生時代の自分(藤宮)に対しても、たかふみだけは“女の子扱い”してくれたため」です。
上級生の男子まで泣かせた程の藤宮はおそらく小学校全体の中で恐れられた存在だったでしょうから、マトモに近づいて話してくれたのは沢江とたかふみ、弟の千秋も含めた家族くらいしかいなかったはずです。
沢江の場合は同姓なため、自分も女の子として見られることは当たり前ですが、女の子として接してくれた異性がたかふみしかいなかった影響もあり、この辺りの影響も強かったかもしれません。
たかふみの本名や藤宮との恋の行方に関しては「【異世界おじさん】たかふみの本名と過去・主人公との関係性 | 声優・藤宮澄夏との恋の行方」の記事をご覧ください。
藤宮がたかふみと結ばれるにはおじさんのサポートも必要
藤宮がたかふみと結ばれる可能性は極めて高いと思いますが「たかふみの方が藤宮からの好意に気づいていない点」が大きな壁となっています。
しかし、その一方でおじさんから気づいてもらえたことが救いであり、藤宮の好意をたかふみに気づいてもらうには「おじさんのサポートも必要」となっていくはずです。
おじさん自身が恋愛経験もない上、異世界でもエルフ(翡翠)たちからの好意にも鈍感だったものの、他人における恋愛感情には何気に敏感だったりします。
もしも、おじさんが異世界で「好きな人を惚れさせる魔法」まで習得してきていたなら、簡単に2人を結ばせることもできたのでしょうが、初めてたかふみへの好意に気づいた時に、そうしなかった点でそのような魔法までは習得してこなかったことが分かります。
または習得していたとしても、そのような方法でたかふみと結ばれても藤宮が喜ぶはずがないことを察していたためと考えられます。
それでも「おじさんの帰還」と「おじさんとたかふみによるルームシェア」があったからこそ、藤宮はたかふみとの再会を果たせたわけです。
そのため、今後もおじさんも交えながら3人での交流を続けていくことで「たかふみとの距離感を地道に縮めていくこと」こそが、藤宮の好意をたかふみにも気づいてもらいことへ繋がっていくはずです。
おじさん(シバザキ)の本名や強さ・能力に関する詳細は「【異世界おじさん】主人公(シバザキ)の本名・声優 | 強さや能力・結婚について
」の記事をご覧ください。
今後は弟(千秋)や友人(沢江)も重要な鍵となってくる
先の紹介でおじさんのサポートも必要と書きましたが、それ以外にも「弟(千秋)や友人(沢江)も含めての交流」も重要な鍵となっていくはずです。
おじさんがかなり曲者なため、藤宮にとってはおじさんだけでは心許ない思いもあるでしょうし、今後は弟(千秋)や友人(沢江)とも一緒に過ごしていくことも有効な手段かもしれません。
幸い、現在24話以降から千秋や沢江もたかふみ達の部屋に遊びに来るようになりましたし、この2人もたかふみだけでなく、おじさんと話すことで交流も深め始めています。
このような大勢による交流を続ける中で、千秋や沢江から思いがけぬ助け舟を出してもらえることことによって藤宮の好意をたかふみに気づいてもらえるキッカケを作れる可能性も、決してゼロとは言い切れないためです。
まとめ
今回は藤宮の本名(フルネーム)や性格に加えて、恥ずかしい過去も一緒に紹介しました。
さらに、今後の展開で「たかふみと結ばれるために必要な手段」についても考察してみました。
藤宮は確かに日本人かつ現実世界の住人のため、異世界で大活躍していたエルフ(翡翠)たちと比べると、どうしても地味な印象に見られがちです。
それでも、現実世界でおじさんを理解してくれた数少ない存在な上、たかふみの抑え役という重要な役割もこなせているため、藤宮も本作品になくてはならないキャラクターの1人なんですよね。
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