『異世界おじさん』は殆ど死んでいる先生によりWebComicアパンダで連載中の大人気漫画作品です。
テレビアニメ化も果たしており、2022年7月からアニメ1期が放送されました。
本記事では『異世界おじさん』の人物相関図を作成してみました。
おじさんが築き上げていく、日本人および異世界人たちとの交流や関係性が魅力的な作品です。
本作品の全巻ネタバレの詳細は「【異世界おじさん】原作の全巻ネタバレ解説 | 最後の結末はどうなる？」の記事を参照ください。
『異世界おじさん』の人物相関図
『異世界おじさん』は「WebComicアパンダ」で連載中の大人気漫画作品です。
異世界と日本とで、おじさんと関わっていくキャラクター達が全く異なる点もまた、本作品の魅力的な要素であると思います。
現実世界の日本人たち
異世界から帰還してきたおじさん(シバザキ)を始めとした、現実世界で生まれて生き続けている日本人たちを紹介します。
おじさん(シバザキ)
出典：テレビアニメ「異世界おじさん」公式サイト
| 本名 | 嶋嵜陽介(しばざき ようすけ) |
| 誕生日 | 11月30日 |
| 年齢 | 34歳(本編開始時) |
| CV | 子安武人 |
本作品の主人公であり、異世界グランハバマルからの帰還者です。
17年間もの昏睡状態から目を覚まして退院してからは、甥っ子のたかふみに引き取られて彼とのルームシェアを始めます。
生まれつき典型的なオタクかつ内向的な性格で、現実世界で過ごした少年時代はゲームに人生を捧げており、熱狂的なSEGAファンです。
たかふみとの同居生活を始めてからはYou Tuberとなって大好きなSEGAゲーム実況で生計を立てる傍ら、たかふみや藤宮澄夏に対してテレビ映像の形で自分の送ってきた異世界生活も教えて始めます。
このような生活を送る中で千秋や沢江とも話す機会を得て、現実世界でも人との交流を少しずつ深めていきます。
おじさん(シバザキ)は異世界では最強の冒険者だった
交通事故による昏睡状態が原因で異世界グランハバマルに転送されていましたが、異世界でのおじさん(シバザキ)は最強の冒険者として大活躍していました。
転送された途端に異世界人たちからオークと間違われて捕われてしまうなどの災難も続きましたが、神から与えられた魔法能力や剣技を駆使して強大な魔炎竜をも倒してしまいます。
このような冒険の中で、本作品を代表する3大ヒロイン(ツンデレエルフ・メイベル・アリエル)から好意を抱かれたものの、おじさん自身に恋愛経験がなかったことが災いして彼女たちとは結ばれないまま日本へと帰還してきました…。
おじさん(シバザキ)の本名や強さ・能力に関する詳細は「【異世界おじさん】主人公(シバザキ)の本名・声優 | 強さや能力・結婚について
」の記事をご覧ください。
高丘敬文(たかおか たかふみ)
出典：テレビアニメ「異世界おじさん」公式サイト
| 誕生日 | 5月23日 |
| 年齢 | 20代(推測) |
| CV | 福山潤 |
本作品の準主人公となる青年です。
おじさん(シバザキ)の甥っ子で彼を引き取ってくれた上、ルームシェアとしての同居人となってくれます。
実はおじさんを引き取るか否かという家族間での議論が原因で、たかふみの家庭は「一家離散」した状態であり、おじさんと同居する前まではフリーターとして生きてきました。
基本的には常識人ですが、一家離散の過去が原因で「やや倫理観に欠ける一面」も併せもつようになり、その一面を露わに出す機会が増えていきます。
幼馴染の藤宮から好意を抱かれる一方で、その倫理観やおじさんとのルームシェアを心配されますが、たかふみ自身は全く気づいていない様子です。
たかふみの本名や藤宮との恋の行方に関しては「【異世界おじさん】たかふみの本名と過去・主人公との関係性 | 声優・藤宮澄夏との恋の行方」の記事をご覧ください。
藤宮澄夏(ふじみや すみか)
出典：テレビアニメ「異世界おじさん」公式サイト
| 誕生日 | 6月3日 |
| 年齢 | 20代(推測) |
| CV | 小松未可子 |
たかふみと幼馴染であるメガネ美女です。
(年齢はたかふみより1つ下です)
本編開始時はまだ普通の女子大生として生きてきましたが、たかふみとの中学以来の再会がキッカケでおじさんとも出会います。
それから定期的に2人の部屋へ通うようになる中、たかふみと一緒に「おじさんの異世界生活」を教えられます。
まだ出会ったばかりの頃はおじさんに対して嫌悪感や不信感ばかり抱いてきましたが、たかふみへの好意を気づいてもらえたことや、エロい系の話で話題が合うことで次第に打ち解けていきます。
あくまでも現実世界の日本人であるため、エルフたちと違って剣や魔法による戦闘能力はないものの、たまに暴走してしまうたかふみの“抑え役”として重要な役割も果たしていきます。
藤宮の歌や正体・魅力に関する詳細は「【異世界おじさん】藤宮の本名(フルネーム)と過去(黒歴史) | たかふみに好意を抱いた理由」の記事をご覧ください。
藤宮千秋(ふじみや ちあき)
(異世界おじさん第3巻 殆ど死んでいる/MFCコミック)
| 誕生日 | 不明 |
| 年齢 | 10歳(小学4年生) |
| CV | 不明 |
藤宮澄夏の弟です。
まだ小学生とは思えぬような高身長や強面なルックスにより周囲から誤解されてしまうこともありますが、内面は年相応な普通の小学生で姉と同じ常識人です。
まだ幼い頃にたかふみや沢江に遊んでもらったこともあり、千秋自身は彼らの顔や思い出をしっかり覚えている一方で、たかふみ達からは再会時には気づいてもらえませんでした。
本編での出番は決して多くないものの、千秋もYou Tuberであり、視聴者たちを楽しませようと純粋な気持ちで頑張っています。
さらに、おじさんとも動画ネタなどで話し合う仲となります。
沢江(さわえ)
(異世界おじさん第5巻 殆ど死んでいる/MFCコミック)
| 誕生日 | 不明 |
| 年齢 | 20代(推測) |
| CV | 金元寿子 |
藤宮澄夏と同じ大学に通っている友人で、細目と両八重歯が特徴的な女性です。
澄夏とは高校時代からの付き合いにより、お互いに「ふじみー」「さわ」と呼び合う仲です。
沢江もまた、藤宮のことを心配して密かにGPS機能を使った結果、たかふみの部屋にたどり着いたことがキッカケで、おじさんと出会います。
基本的にはたかふみや藤宮たちと同じ常識人ですが、極度の心配性な上にエグいレディコミの愛読により思考が変な方向に走ってしまうこともあります。
そのため、たかふみを試そうと飲み会の席で藤宮の水着姿を始めとした際どい写真を見せることもありましたが、たかふみからの意外過ぎる反応により返り討ちに遭ってしまいます。
異世界グランハバマルの者たち
異世界グランハバマルでおじさん(シバザキ)と共に冒険しながら共闘してきた3大ヒロインを始めとした、異世界人たちや強大なドラゴンを紹介していきます。
ツンデレエルフ(翡翠)
出典：テレビアニメ「異世界おじさん」公式サイト
| 本名 | スザイルギラーゼガルネルブゼギルレアグランゼルガ＝エルガ |
| あだ名や呼び名 | 翡翠、スイ、ツンデレさん |
| CV | 戸松遥 |
エルフの女性冒険者であると同時に、エルガ王族の姫君でもある美女です。
世界各地に散らばる古代魔導具を回収するために旅を続ける中でおじさん(シバザキ)と出会い、ドラゴンに殺されるかけている中を助けられましたが「オーク呼ばわり」など罵声を浴びせてしまう始末です。
しかし、それはエルフ(翡翠)のもつ”ツンデレ”の特徴や性質により、本心では”おじさんへの好意“を強く抱いています。
そのため、おじさんの冒険に勝手についていくようになりますが、その行動が裏目に出る形でおじさんからは“ストーカー”と勘違いされながら恐れられてきました。
そのような困った一面とは反対に、剣技や魔法能力の強さは絶大であり、おじさんには劣るものの魔炎竜との激闘ではメイベルやアリシアによるサポートと凍神剣を使った必殺技で見事に倒しています。
さらに、おじさんに対して「ツンデレ」の言葉や意味を確立させた張本人でもあります。
ツンデレエルフ(翡翠)の強さ・魅力に関する詳細は「【異世界おじさん】ツンデレエルフ(翡翠)の本名と強さ | かわいい魅力・主人公と結ばれなかった理由」の記事をご覧ください。
メイベル・レイベール
出典：テレビアニメ「異世界おじさん」公式サイト
| 年齢 | 不明 |
| CV | 悠木碧 |
氷の一族の末裔である少女であると同時に、日本人の先祖から誕生した女性です。
異世界人たちを脅かす魔炎竜ブレイズドラゴン討伐に必要とされる“凍神剣”を代々守り続けていたことで、本来は異世界もの作品における重要な立ち位置となるはずでしたが、初登場およびおじさんと出会った時点では長年にわたる引きこもり生活を送っていました。
さらには、おじさんが凍神剣も取らぬまま魔炎竜を討伐してしまったことで村での存在価値を失ったため、村から追い出されてしまい、冒険者となります。
始めは自分の人生や引きこもり生活を奪ったおじさんへの復讐を目的に動いていましたが、おじさんから人生について教えられたことにより和解していきます。
メイベルもまた、おじさんへの好意を抱き始め、事ある毎に彼らとの共闘を果たしますが、メイベル自身が非常にマイペースな性格なため、おじさんやエルフを困らせてしまうこともあります。
さらに一時期は冒険者をやめてリュシディオン王国軍の正規騎士として働き始めたものの、遅刻や欠勤の常習犯だったために解雇されてしまいました。
それでも氷系の魔法能力はおじさんにも匹敵するほど絶大であり、一度は凍神剣も使った攻撃でおじさんを凍結させたこともあります。
しかし、冒険の進行とともに強大なドラゴン系との戦闘が続くようになったため、戦闘シーンではおじさんやエルフのサポート役に回ることが多くなっていきます。
メイベルの歌や正体・魅力に関する詳細は「【異世界おじさん】メイベルの歌と正体 | 魔法能力・かわいい魅力も紹介
」の記事をご覧ください。
アリシア・イーデルシア
出典：テレビアニメ「異世界おじさん」公式サイト
| 年齢 | 20歳(おじさんと出会った時) |
| CV | 豊崎愛生 |
神聖魔道士の少女であり、幼馴染であるエドガーやライガと一緒にパーティーを組んだ駆け出し冒険者です。
童顔かつ言動にも幼さを感じさせますが、実はおじさん(シバザキ)と同い年であることが判明しました。
さらに誕生日がおじさんよりも”3ヶ月ほど前”なため、実際には「おじさんよりも年上」です。
しかし、実はアリシア自身が「9歳より前の記憶」を失っており「アリシア」という名前もイーデルシア辺境に住む司祭の養女となった時につけられた名前のため、本名ではありません。
初登場時はモブキャラ扱いでしたが、原作10話で村を襲うゴブリンたちとの戦闘で窮地に陥ったところをおじさんに助けられた上、その後も再登場を繰り返したことにより、エルフやメイベルと並ぶ3大ヒロインの立ち位置にまで上がりつめた、少し珍しいタイプのヒロインとも言えます。
実力はまだ伴っていないものの、おじさんとの冒険や共闘を重ねていく中で成長していき、やがては「神聖勇者(シャイニング・クルセイダー)」の称号まで得てしまいます。
また、光魔法に長けており“回復の呪符”を始めとした呪符作成技能まで持っているため、魔炎竜との戦闘では良きサポート役として大活躍しました。
アリシアの過酷なや正体・魔法能力に関する詳細は「【異世界おじさん】アリシアの過去・正体と本名 | 強さと魔法能力・かわいい魅力」の記事をご覧ください。
エドガー・クロストルガー
(異世界おじさん第2巻 殆ど死んでいる/MFCコミック)
| 年齢 | 不明 |
| CV | 鈴村健一 |
アリシアやライガとパーティーを組んだ、剣士の少年です。
自分が気に入った剣に名前をつけたがる癖があります。
それでも本人はあくまでもクールに徹しようとしますが、戦闘中ではおじさんに良いところを持っていかれてしまう不遇な立場でもあります。
おじさんの助太刀でゴブリンの大群を退けた後は、本人の意思に関係なく「山薙(マウンテン・スレイヤー)」という異名をつけられてしまいます。
ライガ・ストライガ
(異世界おじさん第2巻 殆ど死んでいる/MFCコミック)
| 年齢 | 不明 |
| CV | 岡本信彦 |
アリシアやエドガーと幼馴染で同じパーティーを組んだ、格闘家の少年です。
パーティー内ではアリシアのツッコミ役を果たしており、熱血漢で仕切りたがる性格ですが、エドガーと同じく大抵はおじさんにおいしいところを持っていかれてしまっています。
ゴブリンの大群を退けた後は、アリシアやエドガーと同様におじさんから記憶を消されており、質問に対してキレる中で「忘我の狂戦士(マッドネス・バーサーカー」の異名をつけられてしまいます。
リカルド・マークフェルド
(異世界おじさん第4巻 殆ど死んでいる/MFCコミック)
| 年齢 | 不明 |
| CV | 不明 |
リュシディオン王国軍の司令官です。
悪徳司祭であるゼルネガンと組み、軍の予算獲得のためにアリシア一行にゴブリン討伐や無理やりな勇者任命を押しつけた張本人です。
しかし、これらの行動はあくまでも大義のために行なったことであり、根っからの悪人ではありません。
本来は部下たちからの人望も厚い人物ですが、アリシア一行への勇者任命が災いして、おじさんからの襲撃を受けてしまいます。
この襲撃時におじさんから論破された後には、ゼルネガンとも袂を分かつようになりす。
ミラー・グレイラー
(異世界おじさん第4巻 殆ど死んでいる/MFCコミック)
| 年齢 | 不明 |
| CV | 不明 |
リカルドの副官を務める、ショートカットの若い女性兵士です。
11年前にゴブリンに村を襲撃された時、リカルドにより助けられた過去をもちます。
リカルドに対して好意を抱くものの、自身の立場やお互いの年齢差により告白できずにいるようです。
バルセイバ
(異世界おじさん第6巻 殆ど死んでいる/MFCコミック)
| 年齢 | 不明 |
| CV | 不明 |
リカルドの配下として働く部隊長です。
リカルドからの命令を勘違いしたことで部下たちを引き連れながらおじさんを闇討ちするための尾行を始めますが、同じ時期におじさんを尾行していたエルフ(翡翠)によって倒されてしまいます。
それでも翌日に復活した魔炎竜を倒したおじさんを刑死させようと企みますが、ハーゲンの介入で阻止された上、リカルドからも自身の犯した命令違反を知られたために、おじさんが破壊した祠を1人で再建する形の処罰を課せられました。
ハーゲン・レグファルケン
(異世界おじさん第5巻 殆ど死んでいる/MFCコミック)
| 年齢 | 不明 |
| CV | 不明 |
レグファルケン商会の頭取で、おじさんから天星石の指輪を贈られた1人でもあります。
エルフ(翡翠)に借金をさせた悪徳商人で「借金が滞ったら自分のモノになる」という闇の精霊契約呪符を使って、エルフ(翡翠)を自分の配下に置こうと企んでいました。
しかし、その企みをおじさんによって阻止された上に賠償として天星石をはめられましたが、その時に偶発的に発現した呪いのせいで抜けなくなってしまいます。
その後も様々な手段を用いても外せなかったものの、ジャトで処刑されそうになったおじさんを助けたことがキッカケでリカルドを紹介してもらえました。
悪人でありながらもおじさんを助けた功績もあるため、完全な敵対関係とは言えず、無意識なうちにおじさんとは「お互いに助け合う仲」となってしまいます。
ドルドール
(異世界おじさん第7巻 殆ど死んでいる/MFCコミック)
| 年齢 | 不明 |
| CV | 不明 |
「巨獣狩人」の二つ名をもつ巨漢の傭兵です。
ハーゲンから雇われたことで彼の用心棒を務めており、職務には非常に忠実な性格です。
さらに闘気を伴う咆哮で敵を攻撃できる「ギガンティックホーン」の威力は絶大です。
過去にアリシア達を助けたことで、アリシア達を冒険者にさせるキッカケを与えた人物でもあります。
それでもハーゲンの用心棒として働いている立場上、再会したアリシアたちが冒険者として頑張っていることには素直に喜ぶ一方で、完全な仕事モードとしてアリシア一行を容赦なく叩きのめしてしまいます。
おじさんとの関係性も少し特殊であり、一度は気まずい雰囲気となってしまうものの、逮捕および監禁されたおじさんに対して、賄賂で簡単に釈放してもらえることまで教えてくれたのです。
魔炎竜(まえんりゅう)
(異世界おじさん第6巻 殆ど死んでいる/MFCコミック)
| 年齢 | 不明 |
| CV | 不明 |
異世界グランハバマルで人類を脅かす巨大かつ強大なドラゴンとして恐れられており、倒されても復活することが可能です。
その強さは人類を遥かに凌駕しており、初登場したばかりの頃のエルフ(翡翠)をも圧倒する程でした。
そのため、本来はおじさんを始めとした冒険者に対しても大きな脅威をもたらす存在となるはずでしたが…
おじさんの絶大かつチート級な強さと仲間たちとの共闘の前では敵にすらならず、原作5話と33話でアッサリと倒されてしまっています。
まとめ
今回は『異世界おじさん』の人物相関図と共に、各キャラクター達の紹介もしてみました。
異世界と現実世界ひっくるめての、おじさんが個性豊かなキャラクターたちと絡んでいく多様な人間関係もまた、本作品を楽しくしている要因だと思います。
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