ネトゲ好きな女子高生が転生し、あろうことか蜘蛛になってしまった物語『蜘蛛ですが、なにか?』は、これまでの転生ものと比較しても、内容が深く物語の中に伏線がいっぱい張り巡らされています。
蜘蛛に転生した「私」蜘蛛子はどんどんスキルアップし、様々な力を手に入れていきますが、思いもよらないストーリーが展開されます。
蜘蛛ですが、なにか?は蜘蛛子と迷宮の世界、そして勇者の世界のストーリーが次第に絡み合っていくのも魅力です!
1クール目の先、2クールがどうなるのか、考察してみます。

この先ネタバレ注意です!!
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蜘蛛ですが、なにか?
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蜘蛛ですがなにか?の1クールは原作で8巻まで
ライトノベルで14巻まで出ており、最新刊の15巻は2021年7月ごろ発売される予定です。
今回、1クール目でアニメ化されるのはライトノベルで7までと予想します。
これから詳しく原作にそって内容を紹介します。
原作1巻の内容
蜘蛛ですが、なにか?は女子高生が蜘蛛として転生してしまうところから始まります。魔物がうじゃうじゃしている転生世界。
しかも自分は蜘蛛・・・通常ここでへたれてしまうと思うのですが、主人公である蜘蛛「私(蜘蛛子)」はへたれず、超ポジティブに戦います!
1巻からワンクール終了の8巻までは蜘蛛ですが、なにか?の物語が進んでいく中で、重要な伏線!がそこかしこに出てきます。
後に「あそこがここにつながるのか!」と思う部分が多いのでしっかり見てほしいですね。
学校で授業を受けていた「私」。
いきなり亀裂が発生し目を覚ますと真っ暗な世界。
「エルロー大迷宮」に転生した「私」が蜘蛛という現実を受け入れ、どうやって生きていけばいいか?考えはじめます。また私以外、教室にいた他の生徒たちも蜘蛛ではなく「人族」として転生していることが判明します。
「私」がいるエルロー大迷宮の世界とクラスメートがいる世界がそれぞれ進行していきます。
蜘蛛に転生した「私・蜘蛛子」は超ポジティブ!

出典:webnewtype
蜘蛛子は平進高校に通うネトゲ好きな女子高生。クラスの隅にひそかにいるような、ネトゲだけが楽しみな子です。
しかしある日、学校が謎の光に包まれ意識を失い、エルロー大迷宮で目を覚まします。

蜘蛛としてエルロー大迷宮に転生した蜘蛛子。
まず注目したいのが、蜘蛛子のポジティブさです。
暗闇で目をさまし、少しずつ目が慣れてくると、自分の体がいつもと違うことに気が付きます。
硬い手足、細長い?何これ?もしかしてこの蜘蛛みたいなのが私?と気が付いて平常でいられます?蜘蛛子も最初はびっくりして、転生してまでこんなネガティブな姿になるなんて・・・とがっかりします。
転生した後の姿というと、姫だったり勇者だったり、通常、現生で憧れた姿などになっているものです。しかし蜘蛛子は真っ暗で魔物がうじゃうじゃいる世界に転生し、その他大勢でめちゃくちゃ数が多い蜘蛛の子どもとして転生しています。
周囲にも自分と同じ蜘蛛がいっぱいいて、これからこの姿でどうするの・・と悩みますが、すぐに立ち直りこの世界で生きていくことを誓う蜘蛛子。そんな超ポジティブ蜘蛛子に尊敬の念すら出てきます!
蜘蛛子が転生した蜘蛛については、その後、鑑定スキルを習得したことで「スモールレッサータラテクト」という種類だとわかりますが、スキルレベルが低いのでそれがどんな蜘蛛なのか、どう成長していくのか?まったくわかりません。
蜘蛛子の魅力は前向きな性格にもありますが、圧倒的な可愛さを秘める外見が素晴らしいです…!
そんな可愛い蜘蛛子の進化・衣裳の可愛いランキングを別途記事にまとめてみましたので是非ご覧ください♪↓

スキル・ステータス・・1巻で生き方を知る

出典:「蜘蛛ですが、なにか?」公式サイト
1巻ではメルロー大迷宮がどういう世界なのか、また自分はどうやって生きていけばいいのか、蜘蛛子は戦いの中で知っていきます。
スモールレッサータラテクトである蜘蛛子は、エルロー大迷宮の底辺中の底辺ですが、毒ガエルや猿のような少し知能をもった魔物などと戦いながら、糸の使い方、捕食の方法、さらに戦いに勝つことでスキル、ステイタスが上がっていくことを理解します。
人間の頭脳をもったまま転生している蜘蛛子は、到底勝てないよ・・・と思う相手でも、必死になって戦います。
倒した相手がまずくても食べることでゲージが上がり、また少しずつスキルを取得。
必死に考え立ち向かう蜘蛛子の負けん気の強さ、ポジティブさに脱帽です!
平進高校のクラスメートたちの転生

出典:「蜘蛛ですが、なにか?」公式サイト
蜘蛛子と同じように、平進高校のクラスメートたちも転生しました。蜘蛛子とは違い蜘蛛ではなく人族や魔物として転生しています。同じクラスの山田俊輔はシュレイン・ザガン・アナレイトというアナレイト王国第4王子に。
山田俊輔の親友だった大島叶多(おおしまかなた)は男から女に性別が変化。アナレイト王国アナバルト侯爵家霊場として転生しました。また地竜として転生したのは漆原美麗。彼女は山田俊輔のペットとして転生。
勇者として日々、勉強し戦い、こちらもこの世界で生きるために奮闘中です。
この勇者たちがいる世界と、蜘蛛子のいる世界のお話が交互に進みます。

この段階だと、ちゃだ蜘蛛子が劣等種に生まれたみたいでかわいそうだよね…
原作2巻の内容
毒ガエルや猿との戦いでレベルアップした蜘蛛子ですが、次の「中層」世界にたどり着くと、これはやばい・・と気が付きます。今までの低層階とは違い、マグマが燃え滾る世界。このままいけば、蜘蛛である蜘蛛子の体はたちまち燃えてしまう?そう考えスキルアップに挑みます。
スキルとステータスを上げるために魔物と戦う蜘蛛子。では人族に転生したクラスメイト達は?
マグマ燃える中層でゾア・エレに進化

出典:「蜘蛛ですが、なにか?」公式サイト
中層はマグマ燃えたぎる世界。火に弱い蜘蛛子はこのままでは戦う前に焼け死んでしまうと考え、スキルとステイタスをあげようと必死で戦い続けます。
スキルとステイタスをあげた蜘蛛子はいよいよ中層の世界い入り、ついにスモールレッサータラテクトからゾア・エレへ進化。
これまでのスキルは毒耐性や鑑定スキルなどでしたが、進化したことで強力なスキルである「叡智」「魔導の極み」「星魔」を獲得。
そう!蜘蛛子は魔法を身につけたのです。
この先、自分はどのように進化するのか?レベルアップした鑑定スキルで見てみると・・どうやら進化ツリーでは「アラクネ」に進化する可能性が見えてきました。
中層で火竜と戦い、激しい戦闘の末勝利をおさめます!
シュンの初戦闘とユーゴーとの関係

出典:「蜘蛛ですが、なにか?」公式サイト
人族や地竜などに転生し、蜘蛛子とは違う転生をしたクラスメイト達。
転生したシュンたちは学園に入学します。
そこでエルフに転生した現世での担任にあい、転生したクラスメイトが、エルフの里で保護されているという話を聞きます。
クラスメイトのうち行方不明になっているのが6名。すでにそのうち4名が死亡している事実。勇者、魔物などがいるこの世界は厳しい世界のようです。
元々クラスメートだったユーゴーはシュンのことが気に入らず、何かにつけて因縁をつけてきます。
シュンは初戦に勝利し、その活躍が気に入らずシュンを殺そうと企みますが、元担任が支配者階級発動、ユーゴーのスキルを消します。
ユーゴーはシュンに対して歪んだ敵意を持ち、復讐を誓うのです。
初戦ではシュンとフェイが見事に勝利したのですが、戦いの相手である竜はフェイの親(同族殺しスキルを得て知る)と分かり・・・
さらにこの世界で戦争がはじまり、転生後のシュンの兄であり、勇者であるユリウスが死亡。シュンが次の勇者になります。

お兄様死ぬの早すぎる…!
原作3巻の内容
蜘蛛子は火竜に何とか勝利した蜘蛛子ですが、マグマ踊る中層の海で待っていたのは蜘蛛子宿命の天敵!地竜「アラバ」でした。アラバはエルロー大迷宮の盟主。まだ覚えて間もない魔法を使い、何とか勝つことができるのでしょうか?
蜘蛛子の生みの親・・・マザーと再会

出典:ラノベ部屋
蜘蛛子は火竜との戦いの際、産みの親であるマザーと再会します。蜘蛛子がエルロー大迷宮に生まれたとき、その姿を見て以来の再会です。蜘蛛子は火竜と戦うマザーを鑑定してみると・・・驚愕のスキルを持っている事がわかります。
既にマザーとの戦いでダメージを受けまくっていた火竜を倒しHPを補うというスキルを手にします。
ここで蜘蛛子は「エデ・サイネ」へ進化。
またここも見逃さないでほしいところですが、邪心と名乗って現れる「管理者D」とスマホで接触します。
自分が死ぬほど苦しみぬいて頑張っている戦闘を「娯楽」として楽しんでいる管理者Dに蜘蛛子はどう思うのか…!
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