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【シグルリ】姉御・天塚弥生の過去や能力を解説【死亡後に残した物も】

戦翼のシグルドリーヴァ

「戦翼のシグルドリーヴァ(通称は「シグルリ」)」は、2020年秋の新作アニメとして放送されていた人気テレビアニメ作品です。

本記事では第4話ラスト場面から登場し「姉御」の愛称で親しまれている天塚弥生のキャラクター性や正体・能力を紹介。
記事の後半では、渡来園香たちとの過去や死亡後に彼女を導いて再起させた物(アイテム)にも迫ります。

 

第4話の詳細は以下の記事をご覧ください。

【アニメ】シグルリの4話ネタバレ感想 | 今回は水着回!隊員たちの水着姿を見逃すな!
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目次

天塚弥生(姉御)とは

まずは、天塚弥生に関する基本情報から紹介していきます。

 

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天塚弥生(姉御)のプロフィール

まずは天塚弥生の簡単なプロフィールから見ていきましょう。

愛称 姉御
年齢 24歳
身長 165cm
誕生日 4月5日
ワルキューレ名 ヘルムヴィーゲ

抜群のスタイルを誇る美人ワルキューレですが、日常生活では常にサングラスをかけています。

特に印象強いのは、“ヘソ出しルック”ホットパンツ”というコーディネート。
かなり際どい格好で、身を包んでいます。

 

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豪快かつ気前のいい”姉御”

かつては「ヘルムヴィーゲ」の名を持つネームドワルキューレでしたが、2年前(2023年)のピラー戦が原因で現在はその登録を抹消されて、A級になってクラウディア達の所属している舘山基地に派遣されました。

かなりの腕利きパイロットであり、これまでも馴染みのシールド隊を連れながら、各地を転々としてきました。

アニメ版で活躍している後輩にあたる新世代(現役)ワルキューレ達からは「姉御」の愛称で呼ばれながら親しまれています。

アニメ版では第4話での「チンアナゴピラー撃破作戦」の時に初登場しましたが、六車宮古・駒込アズズ・渡来園香とは以前からの付き合いもあったため、ラスト場面でその姿を現した時点でクラウディア以外の3人とは“再会”となります。

姉御「アンタ達ー!何て格好で戦ってんだい!」
六車宮古「アーネーゴー!姉御姉御ー!」
姉御「ま、よろしく頼むよ、ヤンチャ妹たち!」

この再会時、最も姉御との再会を喜んでいたのは六車宮古でしたが、実は渡来園香との方が長い付き合いであったことが後に明かされます。

 

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未成年者に対しても、普通にお酒を勧めてしまう・・・

週末には4人揃ってショッピング等に出かけたりするものの、ピラーとの戦いは既に展開中のため、大掛かりな歓迎会を開く余裕まではありません。

そのため、姉御ならではの”歓迎会”が女子寮の浴室で開かれます。
まだ浜松基地に候補生として入ってきたばかりの桜や園香と一緒に女子寮の浴室で入浴を堪能しますが、この時にお酒を持ち込んでは「誓いの杯」と称して2人にも勧めてしまうのです!

ちなみに、この2人の候補生はまだ未成年者な上、園香の方に至っては、まだ義務教育の年齢(当時はまだ11歳)でしたからね・・・。

 

天塚弥生(姉御)の能力と活躍とは?

ここからは天塚弥生(姉御)のパイロットとしての強さや能力、戦闘中の活躍ぶりについて、前日譚(ラノベ版)も交えて迫ります。

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戦闘シーンの活躍や強さは前日譚(ラノベ版)の方で披露された

アニメ版の姉御は“転戦続き”として有名であり、クラウディアもその事を気にしていました。
しかし第5話での入浴シーンの中でも六車宮古だけでなく、普段は人をあまり褒めない駒込アズズからも、その実力を認められています。

しかし、アニメ版の方では登場話数も少なく、実際に戦場に出たのも2話分(第6話〜第7話)だけだったため、クラウディア達と比べて戦闘においての見せ場は決して多いとは言えませんでした。

そんな姉御の戦闘シーンでの活躍や、ワルキューレとしての強さは前日譚(ラノベ版)の方で主に描かれていたのです!

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「富士戦役」では桜や園香との連携でピラーを殲滅!

アニメ版の時系列より遡ること、2年前・・・
浜松基地で訓練を積んできた候補生たちが正式なワルキューレとなるために出席した”叔翼式”の最中、霊峰富士にアニメ版でもお馴染みとなった”柱”の形をした「富士プライマリーピラー」が現れます。

姉御「最悪のタイミングだよ・・・あれが“最悪の敵”ってやつだ!」

その”最悪な敵”である柱からピラーの小郡が園香たちのいるコンサート会場に襲撃してくる中、桜より少し遅れる形で姉御も園香と一緒に出撃します。

姉御「天塚弥生、ぶちかますよ!」

その戦闘中、ピラー達は姉御の「F7F」ばかりを狙って追いかけますが、これも実は姉御による巧みな”戦略”でした!

姉御「ついつい、乗り込む時に持ってきたモンだから・・・あれだよ!“ヘイズルーン”神様のコップがあたしの尻の下にあるのさ!」

この“ヘイズルーン”こそが、この時のピラー達の“狙い”であり、姉御は自身を“囮”とすることで桜や園香たちを救おうとしていました。

ちなみにアニメ版の方でも、ピラー達は「若い男女や生まれたばかりの”赤ん坊”をよく狙うこと」が明かされました。
姉御が自機に持ち込んだ“ヘイズルーン”は候補生たちが正式なワルキューレになるために「必要な物」であり、これを熟知していたことによる“囮作戦”だったのです。

姉御の読みは見事に的中し、自分を追い続けるピラーの小郡たちを桜や園香に攻撃させることで見事に殲滅させました!
しかし、この戦いに勝利しただけでは”柱”まで消滅することはなく、残り続けてきました・・・。

姉御と園香、そして桜による連携プレイはラノベ作品「戦翼のシグルドリーヴァ Sakura(上)」で読むことができます。

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堕とされても帰還するほどの悪運を持っている

先に挙げた富士戦役に勝利したものの、この時の姉御は死んでもおかしくない程の出血をしており、帰還した時のコクピット内は“血の海”と化していました。

しかし、そこは”オーディンの加護”を受けたワルキューレであり、姉御自身は医師すら驚かせる程のスピードで完治して退院してしまいます。

その後に戦線復帰するものの、次の百里での「不可視のピラー」との戦いでまたしても重傷を負わされてしまいます。
この時は一緒に出撃した神宮寺晃の方は戦死してしまうものの・・・姉御の方はまたしても“奇跡の生還”を果たしてしまうのでした!

こうした”生き残り”に対しては「ただ単に悪運が強いだけ」と感じてしまう人も多いかと思いますが、これまでのピラー戦のなかで戦死したワルキューレ達も多くいました。

“運も実力のうち”とはよく言ったものですが、姉御の場合はそうした“悪運の強さ”までも自分の強さとして取り込んでしまっているようにも思えます。

百里での晃との死別はラノベ作品「戦翼のシグルドリーヴァ Sakura(下)」に掲載されています。

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天塚弥生(姉御)の過去

ここからはアニメ版でも触れられて垣間見えていた天塚弥生(姉御)の”過去”や”真実”に、前日譚(ラノベ版)から触れていきます。

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【天塚弥生の過去①】桜と園香を快く迎えた

それぞれの理由や決意で新世代ワルキューレの”候補生”として浜松基地に向かう沖田桜と渡来園香を駅前まで迎えに行きます。
これが姉御と2人の候補生(桜と園香)による“出会いの形”でした。

ちなみに、当時もサングラスは定番であったものの、着ていたのは自衛官の制服でした。
しかし、そこも姉御ならではの”着こなし方”が表現されており・・・ボタンは全開にして”豊満なスタイル”を露わに出しておりました!

2人を浜松基地まで案内した後には、同じ仲間である神宮寺晃も紹介しており、暫くの期間はこの4人で一緒に行動していきます。

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【天塚弥生の過去②】”日本初”の戦乙女(ワルキューレ)に

この4人の中では、やはり豪快かつ指揮能力も高い姉御が“リーダー的な存在”となりますが、彼女たちは「富士戦役」での勝利と功績が認められて「”日本初“の戦乙女(ワルキューレ)に認定されました!

その後には静岡県から程々の距離に位置する百里基地に転属しますが、そこで「地獄の百里戦線」を経験します。
しかし、この戦いで心身ともに披露した桜だけは晃からの提案や計らいによって「浜松基地での教官」として、再び浜松基地に戻されたため、彼女だけが離れ離れとされてしまいます。

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【天塚弥生の過去③】訓練性時代の宮古やアズズとの出会い

桜が”教官”として浜松基地に移ってから1週間後・・・彼女の乗機である「P-51」を送り届けるために、姉御が園香と共に会いに来ます。
到着時には桜だけでなく、彼女が担当している訓練生も一緒にいましたが、その中にはアニメ版のメインキャラとしてお馴染みの六車宮古駒込アズズもおりました。

宮古とは初対面の時から仲良くなりますが、アズズの方にたいしては少し悪い出会い方をしてしまいます。
(それでも過失はアズズの方にあったわけですが・・・)

この“出会い”があったからこそ、アニメ版の第4話第5話にかけての再会シーンも引きたっていたということですね!

 

第5話の詳細は以下の記事をご覧ください。

【アニメ】シグルリの5話ネタバレ感想 | 新キャラ登場!そして実行される大規模作戦
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【天塚弥生の過去④】大切な戦友との”死別”

宮古やアズズとの出会いも果たした後には、園香と一緒にまた百里基地へと戻ります。

しかし、その後の「不可視のピラー」との戦い再び重傷を負わされた上、一緒に出撃した晃の方が戦死してしまうことで“死別”させられます。

さらに悲しき別れは続いていくかのように・・・姉御たちの後に同じ戦場に出撃した桜もまた、戦いの中で命を落として死亡してしまうのでした。

これにより、姉御は大切な戦友2人も失ってしまったのです。

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【天塚弥生の過去⑤】渡来園香と気まずい関係に

彼女とは2年前に配属されていた百里基地での「不可視のピラー戦」での行いが原因で、“気まずい関係”に変わっていました。

姉御「あの子(園香)とは前(2年前)の部隊が一緒でね・・・ちょっぴり気まずい関係なのさ」

その理由が第6話での「大反抗作戦」を前にして里見司令官との会話で明かされます。
それは「園香が出撃できないようにするため、機体に細工を施していたこと」でした。

その会話を気づかぬ間に聞かれた姉御は、園香から強く問い詰められます。

園香「それ、どういう意味ですか?どういうことなの?答えて、お姉ちゃん!」

2年前の姉御と園香は百里基地にワルキューレとして所属してピラーと戦い続けてましたが、姉御が自身の中で悪い予感がしたため、「園香を戦死させないための対策」を本人には内緒で取っていました。

 

姉御の方は奇跡的に命拾いして、治療後は戦線に復帰したものの「園香に合わせる顔がないと判断したことで、自分から離れて距離を取っていたのです。
(その間の園香の面倒は里見司令に頼んで見てもらっていました)

現実世界では「悩みは時間が解決してくれる」とも言われてますが・・・この2人の”気まずい関係”は、2年ほど離れていただけでは解決どころか、更に気まずさを増していました。

 

第6話の詳細は以下の記事をご覧ください。

【アニメ】シグルリの6話ネタバレ感想 | 語られる園香と弥生の過去、そして大反抗作戦開始!
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【天塚弥生の過去⑥】大切な戦友との悲しき再会

園香との”気まずい関係”を全く修復出来ないまま、「富士プライマリーピラー攻略作戦」が始まります。
イギリスのネームドワルキューレであるラサ・ルリザーレが放つ砲撃によって空いた穴からクラウディア達と一緒に潜入しますが、まるで異空間のような光景の中で多くの“戦闘機の残骸”を目の当たりにします。

姉御「今までピラーに辿り着けずに堕ちた者たちの“墓標”ってわけかい・・・」

しかも、そこに堕ちていたのは日本だけでなく、世界中の機体も多くありました。
司令官の方からもカメラ映像により、その無残な光景が見えていた中、同席している大神オーディンが静かに口を開きます。

オーディン「死者が来る・・・」

そう呟いた途端に”ギャラルホルン”が鳴り響くと同時に、世界中でピラーが襲撃してきます。
さらに同じ頃、姉御たちが見たのは・・・

アズズ「ざっけんな・・・命を冒涜しやがって!」

彼女たちの前に現れたのは、数機にわたる黒い英霊機「スヴァルトワルキューレ」でした。
その”黒い英霊機たち”からは同じワルキューレでありながらも戦死したパイロット達の“コールサイン”を感知されます。

その中には、かつて姉御や園香も一緒に戦った末に戦死した神宮寺晃と同じ“アレス2”の反応もありました!
かつての乗機「F7F」で飛びながら、姉御や園香にも容赦なく襲いかかってきます。

さらに現れたのは晃だけでは、ありません。
続く第7話では同じく、一緒に戦った末に戦死した沖田桜「P-51」も現れます!

姉御「誰だ・・・誰がこんなことをぉー!」

あまりにもあり得ない状況かつ、残酷な形による”戦友との再会”に対して、これまで冷静だった姉御も激昂します!
死別しただけでも悲しいと言うのに・・・これ程までに”悲しき再会”もないですよね。

 

第7話の詳細は以下の記事をご覧ください。

【アニメ】シグルリの7話ネタバレ感想 | 大反抗作戦の行方は?!そして避けられぬ別れ
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園香の機体へ細工したのは姉御ではなかった!?

百里での「不可視のピラー」での激戦は、桜や晃まで失ってしまう程に壮絶なものでしたが、園香だけは出撃していなく(正確には出来なかったのですが・・・)無傷で生き残ります。

この時がちょうど先にも触れた「機体への細工」の時でした。

アニメ版の中では「姉御がしていた」とされており、本人もまた「自分がやった」と言っていました。
しかし、正確に言うと実際に”出撃させないための細工”をしていたのは姉御ではなく、の方だったのです。

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最後の出戦前にして、園香と解り合う

黒い英霊機「スヴァルトワルキューレ」と化したことで完全に敵対してくる沖田桜や神宮寺晃に加え、これまで微動だにせず停止したままだった”巨神トール”の覚醒と強烈な光の一撃によって、軍の方は半分もの戦力を失わされて“完敗”してしまいます。

そのため「富士ピラー攻略作戦」は完全に失敗に終わってしまったものの、姉御は休む間もなく「友軍救出作戦」に向かおうとします。

しかし、先の戦いで重傷を負ってマトモに動けなくなった園香は2年前と同じように置いていかれることになりますが、本人はやはり納得できません。

園香「お姉ちゃん!」

難民キャンプの中、2人きりとなった状態になってからも姉御の方は過去話(“抱き枕”の件など)ばかりで本題に入ろうとしませんが、園香からの「お姉ちゃん!」の一言で反応が変わります。

姉御「やっとまた、そう呼んでくれたね・・・これで心残りが1つ減ったよ。安心して飛べそうさね!」

あの富士ピラーの中で、共に出撃した友軍がまだ取り残されていることを話します。
園香が眠っている間、姉御はその救出部隊に志願していたのです。

それを話した途端、園香は大粒の涙を流しますが、そんな彼女に対して「”泣き虫”はまだ直っていない」と指摘します。

園香「お姉ちゃんが居てくれなきゃ直んない・・・意地張ってゴメンなさい!謝ります。だから・・・行かないで!」

これまで自分を避けて「天塚さん」と他人名義な呼び方をしてきた園香が、やっと心を開いてくれた瞬間でした。
しかし、そこまで言われても姉御自身の気持ちは変わりません。

姉御「行くよ・・・行かなきゃ、アンタを守ってやれない

園香の頭に軽く口づけして答えますが、“1つの約束”を交わします。

姉御「絶対に戻ってくる!覚えてるだろ?私は堕とされても戻ってきた女だよ!」

そう告げながら、園香がいつも首に下げている“写真入りのロケット”を借ります。

その代わりに姉御の方からは「”飛行安泰”祈願のお守り」を手渡します。

園香から再び「お姉ちゃん」と呼ばれた姉御もまた自分の方が園香から元気づけられていたと思い出します。

2年間もの年月がかかってしまったものの、園香とやっと解り合えて”仲直り”できた瞬間でした。
しかし、この”和解”が自分たちの「最後の会話」になろうとは、この時点ではお互いに知る由もありませんでした・・・。

天塚弥生(姉御)が迎えた結末とは?

前日譚(ラノベ版)でも壮絶なピラー戦の繰り返しで重傷を負わされてばかりの姉御でしたが・・・本編(アニメ版)の方では悲しくも途中で死亡してしまいました。

ここでは、そんな姉御の迎えた結末の形に迫ります。

 

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大勢の見送りと”誓いの杯”を経て救出作戦へ出撃

園香と解り合えたのも束の間、翌朝には3人のシールド隊を連れながら出撃しようとするところを舘山基地の者たちが大勢で見送りに来てくれます。

クラウディア「グッドラック!」
六車宮古「私、姉御の”好きなもの”作って待ってるよ!」
駒込アズズ「嫌いだよ、死に場所を探す奴らは全員・・・だから、死んでも戻れ!」

現役ワルキューレたちからの”熱い声援”を受け取ってから格納庫に入ると、今度は里見司令官が”秘蔵の1本”を準備して待ってくれていました。

里見司令官「本当は“勝利の美酒”と洒落込みたかったんだけどね・・・」
姉御「“景気づけの1杯”でも、呑む理由としちゃ充分に上等さね」

そして姉御は、里見司令官からのお酒(シェリーカクス)が入ったグラスを持ちながらシールド隊に告げます。

姉御「私は”別れの杯”をやるつもりは無い!こいつは“景気づけ”だ!」

こうした杯の場合、本来は呑んだ後に「グラスを地面に叩きつけることが流儀」とされていますが、姉御の場合は園香に対して「戻ってくる」と約束しているため、あくまでも”呑みほす”までのところで止めます。

姉御「園香のこと、任せて良いかい?」
里見司令官「まーた重たいものを預ける・・・今度は泣かせずに済んだかい?」
姉御「その答えは、これから出しに行くよ!」

お互いの拳を交わし合ってから、姉御は出撃します!

 

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“思い出の写真”だけ残して死亡する

共に出撃したシールド隊に喝を入れた時、既に柱のピラーの目前にまで到着していました。

姉御「人間をナメるんじゃないよー!化け物ぉー!」

時刻はあっという間に夕方となり、河原で待っていた園香たちの前に戻ってきたのは姉御・・・ではなく、同じ救出作戦に出撃していたリズベッドの英霊機「Bf109G-6」だけでした。

彼女の英霊機もボロボロな状態であると同時に、搭乗者のリズベッドも園香以上に重傷を負わされていました。

リズベッド「“これ”しか連れ帰れなかった・・・」

重傷を負った彼女が園香に向けて差し出したのは、姉御がお守り代わりとして借りていった“写真入りのロケット”でした。
そのロケットには姉御や自分(園香)、そして死別した沖田桜や神宮寺晃の4人(2年前の戦友)が揃って撮っていた“思い出の写真”が入っていました。

園香「嘘つき嘘つき・・・お姉ちゃんの嘘つきー!

2年前の戦いでは、ピラーから堕とされても何とか命拾いして帰ってこれた姉御でしたが・・・この救出作戦では園香を置いて、本当に“戦死”して戻りませんでした。
姉御からしてみれば、借りたロケットを返すことだけでも精一杯だったのでしょうが、この”自身の戦死”が園香の心に2年前よりも遥かに大きな悲しみと「心の傷」を負わせてしまったのです。

 

天塚弥生(姉御)が死亡後に残した物とは?

アニメ版の方では”戦死”という形で、第7話で退場してしまった姉御ですが・・・出番までが完全に終わったわけではありません!

ここからは死亡後の姉御が園香にもたらしてくれた物について触れていきます。

 

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お守り内の「メッセージ」で園香を再起させた!

大好きな”お姉ちゃん”との死別から立ち直れない園香ですが、ピラー達の方は待ってくれません。
心も身体も傷だらけで出撃すら出来ない園香は全ての面で限界に来ていました。

しかし、そんな状況の中で姉御から渡されていた“お守り”の中身を出してみます。

姉御「それ、どうしても不安で仕方なくって、土壇場で“限界だー!”って、なったら開けな!」

姉御から手渡された時に、そう言われたことを思い出したことにより、実際に開けてみて出てきたのは“1枚の紙きれ”でした。
しかし、その紙きれに書かれていた内容とは・・・

姉御「甘えんな、バカッ!」

たった一言でしたが、それは姉御にとって園香への”厳しさ”であると同時に“優しさ”も込められていたのです!

園香「そうだね、甘ったれでゴメンね・・・分かった、分かったから・・・お姉ちゃん、大好き!

流し続けた園香の涙を笑顔に変えると同時に、再び戦場へと向かわせたのです。
そして、これまでとは違うタイプのピラー戦で苦戦している六車宮古やシールド隊(3バカ)の窮地に駆けつけさせます。

この紙切れに書かれた”姉御からのメッセージ”によって完全に立ち直った園香は宮古たちと力を合わせた末にピラーを殲滅したことで、この「舘山奪還作戦」見事に成功させました!
第9話にして、園香自身が完全に立ち直って再起できた瞬間ですね!

第9話の詳細は以下の記事をご覧ください。

 

【アニメ】シグルリの9話ネタバレ感想 | それぞれの戦い!明らかにされるオーディンのウソ
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最終戦を勝ち抜いた園香を褒めてくれた

クラウディア達とは違い、アニメ版では残念ながら第7話で戦死して退場した姉御ですが・・・最後の最後になってから、乗機の「F7F」に乗って渡来園香の前を駆けながら、優しく褒めてくれました!

姉御「今度は泣かずにやれたじゃないさね!」
園香「偉かったでしょ!」
姉御「ああ、自慢の”妹分”だ!」

第12話(最終話)での最終決戦の中、かつて同じ戦乙女かつ共に戦った大切な仲間・沖田桜との再戦で見事に勝利をおさめた渡来園香の前に、自機に乗りながら現れたのです。

第12話(最終話)の詳細は以下の記事をご覧ください。

 

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しかし、この時に見えたのは本物ではありません。
自身が戦死した後でも渡来園香のことを気にかけるあまり、最終戦を見事に勝ち抜いた彼女への激励として、一瞬だけ現れてくれた”幻”のようなものでしょう。

しかし、その”姉御”が今度は妹分だけでなく、ファン達の前にも再び現れてくれました!
ファンの人なら既にチェック済みであろうアニメ版のBlu-rayリリースも順調に進んでおり、各巻の発売ごとに購入されている人も多いかと思います。

ちなみに2021年2月に発売された第3巻のジャケットが、クラウディア(第1巻)、六車宮古(第2巻)に続き、あの”姉御”なんですよね!

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この”姉御”イラストのジャケットイラストが公式から正式に発表された途端、多くのファン達から「姉御ー!」と大いに騒がれたそうです・・・。
この第3巻を購入して永久保存しておけば、園香たちワルキューレだけでなく、ファン達の心の中にも姉御は生き続けることでしょう。

 

天塚弥生(姉御)の英霊機を紹介

【シグルリ】天塚弥生(姉御)の正体(過去)と能力・死亡後に残した物も紹介

出典:テレビアニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」公式サイト

最後は天塚弥生(姉御)の英霊機も簡単に紹介していきましょう。

 

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天塚弥生(姉御)の英霊機は「F7F」

まずは「F7F」の簡単な機体スペックから紹介していきましょう。

全長 13.83m
全幅 15.70m
最大速度 700km/h
航続距離 1,930km(増加タンク無し)
エンジン R-2800-34W空冷複列星型
18気筒(2,400hp)
空虚重量 7,380kg
全備重量 9,852kg
武装 12.7mm機銃×4
20mm機関砲×4
各種爆弾
魚雷
機雷
※ロケット弾も搭載可能

 

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クラウディア機とは異なる印象の”青系”カラー

同じ”青系”カラーでも、主人公クラウディアの「クラディエーターMk.Ⅱ」に比べると、まるで“青空”を彷彿させてくれる明るめなブルーカラーであるところが印象的ですね!

こうした機体カラーから渡来園香や六車宮古を始めとした、後輩ワルキューレ達からも慕われている姉御ならではの“心の広さ”も表現されているように感じられます。

 

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「F7F」のモデルとなった機体とは?

「F7F」のモデルとなった機体にも簡単に触れておきましょう。
本機はレシプロ機としては珍しい双発艦上戦闘機です。

しかし戦闘機としてだけでなく”爆撃”や”雷撃”にも使用可能な多用途機として開発されたため、極めて重武装な”大型機”となりましたが、高速な上に運動性も高かったことも特徴です。

さらに本来の用途よりも、陸上基地で運用される“夜間戦闘機”“偵察機”として活躍しました。
退役後には民間で、消防用機体として人命を救う任務に就いています。

 

まとめ

今回は皆から”姉御”の愛称で呼ばれながら親しまれてきた天塚弥生のキャラクター性や能力を紹介しました。
記事の後半では過去に迫りながら、アニメ版の中で迎えた結末や”死亡後にもたらしてくれた物”について迫ってみました。

  1. 他のワルキューレや基地の者たちからは”姉御”の愛称で親しまれていた。
  2. 抜群のスタイルを誇る美人ワルキューレで、日常生活では常にサングラスをかけている。
  3. “ヘソ出しルック”に”ホットパンツ”と、かなり際どい格好で身を包んで行動している。
  4. 最も付き合いの長い渡来園香との仲が気まずくなってしまったのは、2年前の百里での戦いが原因だった。
  5. 候補生として浜松基地に入った沖田桜と園香を快く迎え入れてくれた。
  6. アニメ版の戦闘シーンでの見せ場には恵まれなかったものの、前日譚(ラノベ版)の方では桜や園香を引っ張りながら戦って大活躍していた。
  7. 「富士戦役」での勝利と健闘が認められ、桜や園香、晃と一緒に「”日本初”の戦乙女(ワルキューレ)」となる。
  8. 百里での「不可視のピラー」戦で重傷を負いながら奇跡的に生き延びたものの、晃や桜とはここで死別してしまう。
  9. 園香を出撃させないための「機体への細工」を実際に行っていたのは姉御でなく、晃の方だった。
  10. 第6話での「大反抗作戦」で死別した桜や晃と”望まぬ形での再会”をさせられる。
  11. 「大反抗作戦」の後、すぐに「友軍救出作戦」に志願するが、この戦いにより命を落とす。
  12. 園香に渡していた”お守りの中の紙きれ”に書いて置いたメッセージが、彼女を再起させることとなる。
  13. 第12話(最終話)で桜に勝利した園香を褒めてから、本当に去っていってしまった・・・。

アニメ版では残念ながら途中で戦死してしまった天塚ですが・・・例え死別しようと、園香やワルキューレ、そして多くのファン達にとっては永遠に”大好きな姉御”であることに変わりないはずですよね!

本作品のアニメ動画や見逃し配信の詳細は以下の記事をご覧ください。

 

戦翼のシグルドリーヴァ
出典:「戦翼のシグルドリーヴァ」公式ページ
   

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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