「戦翼のシグルドリーヴァ(通称は「シグルリ」)」は、2020年秋の新作アニメとして放送されていた人気テレビアニメ作品です。
本記事では前日譚(ラノベ版)の主人公・沖田桜の正体や能力に迫ります。
記事の後半では、アニメ版で迎えた”本当の結末”についても触れていきます。
沖田桜とは?

出典:アニメつぶやき速報!!
まずは沖田桜(以下は「桜」と表記します)の正体や迫ってみましょう。
沖田桜のプロフィール
まずは沖田桜の簡単なプロフィールから見ていきましょう。
愛称 | (高校時代)枯れない桜 (戦少女となってから)日ノ本の桜 |
年齢 | 16歳 |
誕生日 | 147cm |
誕生日 | 4月10日 |
家族 | 父親:沖田歳三 (母親は既に他界している) |
ワルキューレ名 | オルトリンデ |
沖田桜は前日譚(ラノベ版)の主人公
沖田桜はアニメ版の前日譚となるラノベ作品「戦翼のシグルドリーヴァ Sakura」の主人公です。
ちなみに本作品にはラノベ版とアニメ版を含めて、計3作品で展開されています。
せっかくなので、まずは各作品の主人公と時系列も簡単に紹介します。
主人公 | |
①ラノベ作品「Rusalka」(2020年) | ルサルカ・エヴァレスカ |
②ラノベ作品「Sakura」(2023年) | 沖田桜 |
③TVアニメ版(2025年) | クラウディア・ブラフォード |
※作品名にある年号は各作品内の時系列を記載しています。
こうして3作品並べてみると、桜は“二代目の主人公”ということになりますね。
“才色兼備”な大和撫子!
黒い髪と黒い瞳が特徴的で、まさに“才色兼備”という言葉が似合う美少女です。
高校生の頃(八重桜高校)の時には、学業・スポーツ共に優秀で生徒たちからの人気も高い「文武両道な大和撫子」でした。
そうした長所から、親友(染井吉乃)を始めとしたクラスメイトたちからは「枯れない桜」という愛称で呼ばれていました。
沖田桜が戦乙女(ワルキューレ)になった理由

出典:アニメつぶやき速報!!
ここでは、沖田桜が戦乙女(ワルキューレ) になる理由や過程について迫ります。
オーディンとの出会いをキッカケで”戦乙女”に志願する
桜自身がまだ高校生として生活してきた頃には、欧州などの世界では既にピラーとの戦争が開始および続いている状況でした。
そうした状況の中で高校生活を送る中で疑問を抱きますが、夢の中で現れた“大神オーディンと出会い”により、一大決心をします。
オーディン「ワルキューレ、戦乙女、戦う翼・・・お前たち人間がそう名付け、そうあれかしと望んだ反抗の嚆矢。お前にも、その“資質”がある」
桜「信じましょう、あなたの“言葉”を!」
オーディンから「戦乙女(ワルキューレ)としての“資質”」を告げられた桜は自衛官の幹部である父親(沖田歳三)にも、そのことを話します。
桜「お父様、桜は“ワルキューレ”として、戦いに臨むつもりです!
かなり唐突な出会いからの決心でしたが、桜の決意は固く、高校を中退して選抜試験を受けるために、浜松基地へと向かいます。
沖田桜の強さ

出典:アニメつぶやき速報!!
ここからは沖田桜の持つ”操縦士としての強さ(能力)”や日常生活における”長所”に迫りたいと思います。
【沖田桜の強さ①】”規格外な軌道”をやってのける!
「第一次浜松攻防戦」の中、ゴーグルやヘルメットもつけないまま、桜色の「P-51」に搭乗して出撃してしまいますが・・・初の実戦とは思えぬ程の操縦を披露してしまいます。
桜「かかってきなさい、侵略者!あなたたちの蛮行を“日ノ本の桜”は、許しはしない!」
基本的に「絶対に不可能」と言われている“規格外な軌道”を描きながら、ピラーの小郡を追い詰めては倒していきます!
【沖田桜の強さ②】”刹那の瞬間”を見切る「判断力」
「第二次浜松攻防戦」で訓練生たちと共闘する中でも先の戦いで見せた”規格外な軌道”を駆使しつ戦います。
- 急降下と急上昇を間髪入れずに行い、シャコ型ピラーを自分に引きつけた。
- そのシャコ型ピラーからの攻撃から”ギリギリの間隔”で逃げ続けた直後に”刹那の瞬間”を見切り、即座に攻撃に転じた。
駒込アズズからのアドバイスを受けてから、これらの動作(操縦)を瞬時にこなせたことで、桜はこの戦いにも勝利できたのです。
こうした戦闘の展開を見る側(読む側)からすれば、あまり実感が湧かないかもしれませんが・・・実際に操縦している桜からすれば、このような無茶な操縦をしている間は「まるで世界が一転してしまったような光景」を見せられる状態となってしまいます。
(一般人の視点で例えると、まるで過激なジェットコースターに乗っている中で、身体も視界も激しく揺らされているような感覚でしょうか・・・)
この動作を行なっている時は視界だけでなく、搭乗者にかかってくる重力も相当なキツさになるはずであり、並みのパイロットではまず不可能であると言えるでしょう。
こんな“無茶な操縦”と“瞬時の判断”を同時に行えたのも桜が特別な操縦士(ワルキューレ)だからこそ出来たのです。
【沖田桜の強さ③】起床時刻をコントロールできる
これは操縦や戦闘とは大きく離れてしまいますが、桜の強さを語る上で“起床時刻をコントロールできる点”も外せません。
本作品の敵として現れるピラーは、国民たちに前もって予告してくれることもなく、いきなり襲来してくる存在ですからね・・・。
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