『コードギアス』は、2006年の放送から現在にかけても多くのファンを獲得し続けている、人気テレビアニメ作品です。
2021年10月に、15周年を記念して主題歌を一新させた再放送版が放送決定しました。
本記事では、枢木スザクがファン達から”うざい”と嫌われている理由に迫ります。
枢木スザクのキャラクター性や能力・過去・最後を詳しく知りたい人は「【コードギアス】ルルーシュのギアス能力・機体 | 過去や最後・声優情報を紹介」の記事を参照ください。

枢木スザクが嫌われる理由となった問題シーン6選

出典: BiBi
枢木スザクは、ルルーシュと親友関係という設定として登場したキャラクター。本編では敵対関係かつ“ライバル”のような立ち位置で描かれていました。
しかし本編の中では最もルルーシュに振り回される境遇でもあり、階級や立ち位置も頻繁に変化してきたことでも有名です。
ルルーシュには持ち得なかった体術を始め、KMF(ナイトメアフレーム)の操縦技術も最終的には最強クラスにまで上りつめました。さらにルックス面でも決してルルーシュにも劣らない程のイケメンさを誇ります。
そんないかにも人気が高そうなスザクは、本作品のファン達からは“うざい”と言われながら嫌われてしまっている声も多く聞かれています。しまいには、「ウザク」などという酷い呼ばれ方までされてしまっている始末です。
ここまで呼ばれる程に嫌われる理由は、「自分は”正しい”などと主張していながらも、実際の行動や言動に矛盾があり過ぎて支離滅裂しているから」だと思います。
ここからは、枢木スザクが嫌われる理由として特に大きかった問題シーンを6つに厳選して紹介していきます。
ルルーシュとの共存を捨てた
スザクが嫌われた理由で最も大きかったのが、ルルーシュとの共存を捨てたことでしょう。
ゼロレクイエムの総仕上げとしてスザク自身が“ゼロ”となり、悪虐皇帝を扮するルルーシュを刺し殺してしまったわけですからね。
この死別は確かに2人で前もって話し合って決めたことであり、スザクの方はルルーシュからの頼みを聞き入れたに過ぎません。そうした点も踏まえると、これは決してスザクだけが悪いわけではないんですよね。
しかし、こうしてルルーシュを殺した場面が、以前に見られた幼少期(回想シーン)での“父親殺し”と同じように見えてしまったファンも多かったそうです。
ただ、父親の時とは違ってルルーシュの方は1年後に完全復活を果たして再び現れました。
そんな彼を泣きながら殴り続けますが…これはもうお互い様としか言いようがありません。
ルルーシュが生きている理由や”完全復活”について詳しく知りたい人は「【コードギアス】ルルーシュはなぜ生きてる?復活理由をストーリーから考察」の記事を参照ください。

ゼロ(ルルーシュ)に助けられた後も反目し続けていた
自分を助けてくれたゼロ(ルルーシュ)に対して、反目し続けていた点です。
助けてもらえたことに対するお礼は軽く告げるものの、ゼロ(ルルーシュ)のやり方を自分の信念だけで「間違っている」と決めつけた上に「ブリタニアの中から変える」と主張して去っていきました。
しかし、その後のストーリー展開の中では自分の立ち位置をコロコロ変えてしまったわけです。
人によっては臨機応変に行動できているように見えるかもしれませんが、一度は完全に決別したはずのルルーシュと共にゼロレクイエムを起こしてしまいましたからね。
ルルーシュのキャラクター性や能力・過去・最後を詳しく知りたい人は「【コードギアス】ルルーシュのギアス能力・機体 | 過去や最後・声優情報を紹介」の記事を参照ください。

シャーリーに対してもお節介すぎる
ルルーシュのおかげでアッシュフォード学園の生徒会に入れてから、スザク自身も学校生活に馴染み始めた点は良いことだと思います。
しかし、シャーリーが愛するルルーシュへの電話で悩んでいる中で「自分が代わりにかけてあげよう」などとお節介も行き過ぎていますね。
本人はシャーリーのために良いことをしてあげているつもりなのですが…これは完全にスザクの方が空気を読めていない上、人の恋路に土足で踏み込んだ行動としか思えませんよね。
まさに”小さな親切、余計なお世話”ということわざが当てはまる場面でしたね。
過去の”父親殺し”すら正当化する
スザクには、“父親殺し”の悲しい過去があります。
本人も当時の行動に対して、現在でも苦悩するものの、それさえも正当化しようとしている感じが目立ち過ぎます。
ランスロットに搭乗して戦う中でも「これ以上の死人は増やしたくない」という意気込みで戦う姿はカッコ良く見えるものの、結局は過去の父親殺しを正当化または無きものにしようとしているようにしか見えないのです。
スザクの視点で本編を一通り見ていると、結局は子供の頃から変わらない考え方で、過去の過ちを精算したいだけとしか思えません。
ルルーシュを使って”ナイツオブラウンズ”に入隊

出典: BiBi
第1期ラストや「叛道」での式根島でゼロの正体がルルーシュであったことを知るスザクは、激昂しながら銃を向けますが、この時は完全に殺害までせず、彼の父親(シャルル)へと差し出します。
確かにこの時期の彼はゼロ(ルルーシュ)の手でユーフェミアを殺害された怒りと悲しみに溢れていた時期であり、彼を許せない気持ちは分かります。
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