真・中華一番!でおさえておきたいのは、裏料理界と伝説の厨具です。マオ一行は伝説の厨具を探しながら、裏料理界の五虎星と戦っていきます。そこで本記事では、裏料理界の五虎星の存在とは何か?伝説の厨具が何なのか?という内容を解説します。
料理バトルなのに、中国全土を守るための戦いになっているのは結構カッコいいかも
マオ一行の敵となる裏料理界という存在
裏料理界は、カイユによって中国全土に絶大な影響力を持っています。さらにカイユは不当な罰や世を恨む感情を抱く者の怨念といったマイナス面を、悪用するなどさらに悪として認識される組織となっています。
マオは料理で人を笑顔にするという理念に対して、真逆の考えを持っているため、料理の腕は認めるものの、料理に関する考えだけは受け入れられないようです。
構成員は約5000人という結構デカい組織・・。そして総頭領は1名となっていますが空席、猛厨師5名が実際にマオ一行の前に立ちはだかる存在です。残りは鱗厨師1008名、一般厨師4000人弱となっていますが、アニメではモブキャラでほとんど見ませんね 笑
裏料理界って完全な悪の存在だけど料理の腕だけはマオも認めてしまうほどだしもったいない気がする
裏料理界のメインメンバー五虎星
裏料理界のTOPを牛耳る5名の存在で、反則じみた能力を持っています。メンバーは以下の5人です。ちなみに総頭領はマリウだったのですが、今は逃亡して空席とか…
- “入雲龍”カイユ(凱由)
- “浪子”エンセイ(燕青)
- “豹子頭”アルカン
- “飛天大聖”ジュチ
- “青眼虎”ミラ
そして真・中華一番!1期で登場したショアン、ラコン、”一丈青”シャン、リエンは麟厨師で、1000名いるうちの腕が立つ料理人という事でマオ一行に「黄浦江楼麟艦 宴席料理決戦」で料理バトルを挑んでいます。
では真・中華一番!のメインである五虎星についてこれから詳しく紹介します。
真・中華一番!1期で戦った相手って裏料理界でもまだ下の実力者だったんだね
“入雲龍”カイユ(凱由)
裏料理界の長で、真・中華一番!のラスボス的な存在。背中に虎の刺青を入れていて、中国の長い歴史で最も恐ろしい存在として認識されています。
ちなみに
裏の総司令
恐怖の将星
と特別に畏怖されています。
彼が料理で人を支配するようになったきっかけになったのは、子供のころに毒入り料理で報復したことが始まりだとか 泣
究極の毒膳料理「破魔八陣」
カイユは万里の長城で、西太后に差し出す料理で、究極の毒膳料理「破魔八陣」を完成させますが、マオの母なる太陽球に敗北します。他の五虎星の能力を全て持っていて、あらゆる学術に長けていますが、最後まで毒にこだわり、料理の大切さを理解できないまま死亡します。
幼いころは確かにかわいそうだけど、毒にこだわったために本当の料理が作れなかったんだよね。
“浪子”エンセイ(燕青)
伝説の厨具「貪狼壺」を持っている五虎星で、実力はカイユが恐れるほど…。音だけで料理の状態を判断できる超聴覚という能力を持っています。ただ伝説の厨具を持ちながらも、「皇帝御前料理大会決勝トーナメント」では一度も使用していません。そして最終決戦では伝説の厨具「迦楼羅刀」の奏でる音を感じて棄権しています…。
カイユが恐れるほどの実力を持ちながらも、料理バトルは勝てる戦いしか参加しません。そしてマオが現れたことで、カイユが負けると判断したのか、全力で止めるつもりでいたとか…。
潔いのか、頭がいいのかわからないのですが、ただの酒好きで終わる男ではないようです。
ゆいいつカイユを止められた存在だよね
“豹子頭”アルカン
別名「爆炎厨師」と呼ばれる炎の料理人。意外にもカイユと仲が良く、誰よりも信頼できる存在とか…。カイユの毒を使う料理を卑怯者だと仲が悪そうな気がするのですが、実際には仲がいいんですね。そして料理人というよりは武人?と言いたくなるくらいの肉体の持ち主で、体温が常人の数倍で常に腰に掛けた水を飲んでいるとか…。
もし水を飲んでいなかったら、たぶん体内の水分がなくなって脱水症状では終わらない深刻な状態に陥ると思います。
体温で料理!?
アルカンは異常な体温を火の通りをムラなく作り上げる超感覚で料理を作ります。劇中ではマオに圧勝しようとしますが、途中で雨が降ったこともあり、おしくも敗北となってしまいますが、実力は上の上ですね。
もう料理バトルじゃなくて闘技場だよね
“飛天大聖”ジュチ
銀の長箸を使用して派手な調理方法を得意としている関西弁の天才少年厨師。基本的に人懐っこい性格で口が達者です。料理はパフォーマンスという信念のもと、「楽しむ」を意識しています。幼いころに両親に先立たれたこともあり、絶望のあまり自殺しようとしたところをカイユに拾われたとか…。
何故カイユがジュチを拾ったのかわからないのですが、料理の猛教育をするなど戦力にしたかったという意図は伝わります。そして、特訓のさなか、味覚を失うという料理人にとって命とも呼べる能力がなくなるなど絶望的な状況に陥ります。そんな中、「におい」だけで料理の状態や位置を判断することができるなど、別の能力が開花しています。結果的に五虎星までのし上がったわけですね。
劇中ではカイユの命令により、マオを策略により裏料理界に引き込もうとするなど、料理人としてありえない行動をします。しかしマオに2度も負けて、カイユに罰として毒善料理を食べさせられて仮死状態になるなど、報われない人生を送っています。最終的にはマオに助けられて仲間となっています。
カイユに恩を返したかったんだけど、結局カイユに利用されていたんだよね
“青眼虎”ミラ
五虎星の5人のメンバーの中で唯一の女性。ピアスの飾りと虎の紋章を持っていて、インドの血を引く絶世の美女でプロポーションも抜群です。カイユに仕込まれたスパイス調合術であらゆる料理を完璧に仕上げる能力を持っていて、「勝てる料理」を作るため、ほとんどの料理人が勝てません。。そして、相手の料理を完全コピーしたうえに、さらに美味しく仕上げることができるという負ける要素がないチート的な存在です。
鏡のミラ
相手の料理を完コピーしたうえに、味まで上げてくるので、五虎星の中では結構厄介な存在ですね・・・・。「鏡のミラ」と呼ばれるものもわかる気がするくらい、相手の料理を完璧に再現するので、勝負する相手ってやる気なくしますよね 笑。でも料理勝負の相手であるレオンはミラの完コピー能力を打ち破るために、見せている料理をメインではなくて、ツボに入っている料理をメインにするなど見事に勝利しています。
ある意味絶対勝てない存在だけど弱点はあるんだね
マオ一行が集めることになった伝説の厨具とは?
真・中華一番!の伝説の厨具がマオに反応して竜の紋章が浮かび上がったけど、そのせいで伝説の包丁がカードダスのDB系のシールコレクションにしか見えなくなった… pic.twitter.com/wRCBOa7KX3
— ジョギ (@jogi_tube) November 23, 2019
伝説の厨具とは、「1000年前に落ちた隕鉄を名厨師シュウリが鍛え上げた」と言われている調理器具のこと。持ち主を選ぶ傾向があるため意思を持っている調理器具だと噂されています。しかも、伝説の厨具には「8つの厨具を使用して作った料理を食べたら不老不死になる」という伝説もあります。でも最後はカイユの欲望により石となってしまうので、結局本当かどうかはわからないのですが 笑
真・中華一番!に登場する伝説の厨具一覧
真・中華一番!に登場する伝説の厨具は、全部で下記の8つあります。
※玉龍鍋は双子鍋という設定になっており、同じ鍋が2つ存在します。
伝説の厨具 | 継承者 |
永霊刀 | マオとレオン |
転龍壺 | マオとサンチェ |
魔聖銅器 | マオとカイユ |
迦楼羅刀 | フェイ |
貪狼壺 | エンセイ |
霊蔵庫 | シェル |
玉龍鍋(双子鍋) | 不明 |
伝説の厨具は継承者しか使えないんだけどまれに例外があるんだよ
【伝説の厨具①】永霊刀(えいれいとう)
永霊刀は、真・中華一番!でマオとレオンが「神前刀工勝負」で、決着がついた後に継承する刀?です。ちなみに伝説の厨具は持ち手を選び、マオの場合は継承したと同時に、刀身から「覇龍紋」が浮かび上がります。
効果としては切った魚介類を浄化させて、最高鮮度まで戻すことで、失われた味を取り戻せます。つまり、永霊刀で切られた魚介類を即座に浄化することで、まるで生きているような鮮度を取り戻します。料理にとって食材の鮮度は重要なのでチート技ですね。
【伝説の厨具②】転龍壺(てんりゅうこ)
転龍壺とは、宇宙の気を集める壺のこと。素材の熟成を加速させてくれるので、熟成しないと美味しくない料理が一瞬でできてしまう優れものです。秘伝のタレとか、とにかく置いておく時間が必要な物でもすぐにできてしまい、素材を入れるだけで完成します。
宇宙の気というものがどういうものかわからないですが、熟成するのに時間がいらないって反則ですよね 笑
【伝説の厨具③】魔聖銅器(ませいどうき)
魔聖銅器とは、乾燥したものを一瞬で戻す厨具のこと。乾燥したアワビやフカヒレを入れると、一瞬で元に戻ります。そのため、魔聖銅器さえあえば、常に新鮮な食材を持ち運べます。ある意味すごい…。
ただ劇中では、スクラップとして処分されそうになったところをインチキ料理人セイヨが買い取って、そのままマオの手に渡っていますが、最終的にカイユのものになるという流され役 泣
伝説の厨具なのに扱いが酷い気がする…。
【伝説の厨具④】迦楼羅刀(かるらとう)
迦楼羅刀で切られた鳥獣を瞬時に浄化して、最高鮮度まで戻せます。継承者が迦楼羅刀を持つと、刀身に瑞鳳紋が浮かびあがり、認められます。
ただ、伝説の厨具のなかで唯一、カイユの血にあたりませんでした。そのため、真・中華一番!の最終話以降で残っている伝説の厨具です。
【伝説の厨具⑤】貪狼壺(どんろうこ)
貪狼壺は、中に入れるとみじん切りやミンチにしてくれる厨具。理屈はわからないのですが、とにかく料理のお供に欠かせない調理用具といった感じです。
ただ、劇中では泰山で厳重な七重封印が施されていることもあって、近寄れない場所にありました。
【伝説の厨具⑥】霊蔵庫(れいぞうこ)
中華一番!の霊蔵庫って黄金聖衣が納まってそうだよね。 pic.twitter.com/7HGkL3yd14
— フラン (@furan_skin) March 20, 2020
霊蔵庫は、中に入れた食材の鮮度を永久に保つ厨具。要は、「鮮度が落ちない機能を加えた冷蔵庫」みたいな感じです。これが本当に私たちの世界にあったら、何年たっても腐らないということですよね…。仕組みは全く分からないのですが、1家に一台は欲しいですね 笑
【伝説の厨具⑦⑧】玉龍鍋(ぎょくりゅうなべ)
双子の鍋は効果が証明されていません。また、真・中華一番!では紫禁城に管理されていただけあって、継承者が決まっていない伝説の厨具。しかも最後にはカイユが血を浴びせて石化させています。
その所有者、全八厨具の所有者とならん
しかし、このような言葉が残されており、他の八厨具を集めたた者が手にできるというルールみたいです…。正直どのような効果を持っているのかわからないため、何故伝説の厨具と呼ばれているのかさえ分かりません。
まとめ
今回は、真・中華一番!で語られた裏料理会と伝説の厨具について解説しました。
本記事で紹介した伝説の厨具は、下記の8つでした。
※玉龍鍋は双子鍋という設定になっており、同じ鍋が2つ存在します。
- 永霊刀
- 転龍壺
- 魔聖銅器
- 迦楼羅刀
- 貪狼壺
- 霊蔵庫
- 玉龍鍋(双子鍋)
真・中華一番!の世界を楽しむためには伝説の厨具や裏料理界の存在を知ることが欠かせません。特に伝説の厨具に関しては、誰が継承者なのかを把握しておくとより面白くなると思います。
ただ、最後にはカイユが自身の血で伝説の厨具は全て石に、闇料理界のメンバーは全ていなくなるなど、悲しい終わり方になるのは個人的にはちょっと寂しいです。もし、こんなことも大事だよと思われた方、どしどしコメントください。
コメント