真・中華一番！は原作で何巻まで？何期まで放送予定？

「真・中華一番！」は原作で12巻までコミックが出版されていて、前作の「中華一番！」に比べると7巻ほど多くなっています。それはマオが13歳の若さで「特級厨師」を取得した後に、今度は伝説の厨具を巡って旅に出るという中華一番！にはなかったシーンが盛り込まれているからです。そんな長編となる真・中華一番！が原作で何巻まで、そして何期まで放送されるのか述べていきます。

 

以下ネタバレを含みます。

 

 

 

 

真・中華一番！は原作で12巻まで

真・中華一番！は1期が2019年10月から12月まで放送されていますが、その後2021年1月から2期が放送されています。中華一番！が1997年4月27日から1998年9月13日に放送が終了して、約20年の時を経て、続きが放送されるというファンには胸熱の展開です。

 

コミックは以下のようになっています。

真・中華一番！の流れは以下のようになると思います。

 

1. 特級厨師となったマオが裏料理界の存在を知る
2. 伝説の厨具の永霊刀をマオとレオンが継承して裏料理界と戦うための力をえる

ここまでが1期

ここからが2期

 

1. 黄浦江楼麟艦　宴席料理決戦の最終決戦で、マオの因縁の相手であるショウアンに料理バトルでマオが勝利
2. 残りの伝説の厨具を集めるために、所持している五虎星を見つけては倒していくという料理の旅
3. 最終的に裏料理界の総本山である梁山泊にて筆頭のカイユと最終バトル

さらに内容を原作にあわせて紹介します。

 

真・中華一番！1期は原作の6巻の最初まで

1期は「中華一番！」でマオが特級厨師を13歳で取得しているのですが、その後「陽泉酒家」に戻るという話から始まります。いつものごとくシロウがやらかして、マオが尻ぬぐいをするというファンにとっては始まったねという気分にさせてくれるシーンから始まります。

 

そして真・中華一番！の話のメインになるのは伝説の厨具、そして裏料理界という存在。マオが伝説の厨具「永霊刀」を引き継いで、レオンを仲間にして5人で、伝説の厨具が封印されている上海に向かいます。

 

もちろん裏料理界も指をくわえて見守るわけなく、上海に眠る伝説の厨具を見つけるためにすでに手を回していました。いよいよ本格的な戦いとなる「黄浦江楼麟艦　宴席料理決戦」が始まり、シェルとレオンとマオは裏料理界の人間に戦いを挑んでいきます。

 

1期の終わりはマオがショウアンと出会うところで終了するのですが、実はこの後に今までにない料理方法で驚かせてくれるマオの独特な料理「超絶豆腐勝負」が始まります。個人的にはショウアンとの決戦まで行くかなと思ったのですが、次回に超絶な戦いが控えていているとなると絶対に見たくなるので、終わり方としては最高ですね。

真・中華一番！2期は原作の6巻の途中から開始

真・中華一番！2期はショウアンとの決戦から開始となっていて、上海での決着をつけてから次の舞台に向かうという流れです。超絶豆腐料理の正体は大魔術熊猫麻婆豆腐で、白と黒の豆腐がパンダの毛の色で、パンダが竹林で遊んでいるという舞台を料理で作っています。

 

驚くのはマオ自身が料理をせず笹の上に積まれた白と黒の豆腐を型枠に入れたまま見守って、時間になったら審査員の前にもっていくという常識離れた料理方法です。当然会場は豆腐だけかという考えになるのですが、実際は笹の下に赤色のスープが隠されてて、白と黒の豆腐は解放された途端バラバラになるなど、見ているだけでも楽しめる料理を提供します。

 

ちなみに最後の料理が豆腐料理になったのは、中華一番！で「菊下楼」との総料理長の座をかけた戦いをする際に、お題に出したのが麻婆豆腐だからです。同じ料理で負けるのはさすがにかわいそうな気もしますが…。

 

2期の始まりがインパクトあるだけに、今後の流れが気になるのですが、私的にはここから、真・中華一番！の始まりだと感じています。

 

真・中華一番！の2期は料理のスケールがでかい

今までは料理の仕方や演出で驚かせられたイメージが強いマオの料理。2期からは代表的な話で、五虎星の1人でもある爆炎厨師アルカンとの勝負で、火力が足りないという事で船を燃やして火力を補っています。この発想は裏料理界の人間も発想力を褒めるなど異常な展開を見せます。

 

さすがに13歳で特級厨師となるために修行しただけあって、諦めずに自分の料理を作るという信念のつらぬき通し方のスケールが大きくなっています。

 

さらにシェルもレオンも加えて伝説の厨具を集めるために各地を渡り歩くのですが、かつて敵であったシェルとレオンがマオ一行になじんでいる姿も楽しむことができます。