劉昴星(リュウ・マオシン)は『中華一番!』と『真・中華一番!』の主人公。劇中では、独特な料理を作っており、見ていて驚かされる部分が多いです。そ
んな、リュウ・マオシンの育った環境や料理スタイルや声優について詳しく説明します。
さらに、気になるメイリィとシロウとの関係も考察しています。
劉昴星(リュウ・マオシン)とは?
父親は11年前に亡くなっている
父親はリュウ・マリウといい、四川省随一の国営菜館「菊下楼」の先々代総料理長でした。『中華一番!』や『真・中華一番!』ではその存在は明らかになりませんでしたが、『中華一番!極』にて登場します。
元々裏料理界育ちですが、八厨具すべての真の力を引き出せるのはマリウのみと言われており、裏料理界から常に身柄を狙われているようです。マオは、自分の父親が「菊下楼」の先々代総料理長であることはしていたが、その生死すら知らなかったのです。
頭に必ずバンダナを巻く理由

出典:アニメタイムス
マオが頭に巻くバンダナについての詳細は不明です。パイが頭に巻いていたバンダナとそっくりなことから、マオが真似をしたのか、それとも形見として身にまとっているのかは、謎に包まれたままです。しかし、原作ではパイが死ぬ直前、布団に顔を突っ伏したマオに後頭部が見えていることから、その時はハチマキに似た形状のものをつけていたと思われます。よって、おそらくは母親であるパイの形見として使っているのではないかと推察できます。
また、ショウアンと二度目の料理対決を行うときにバンダナを外して握りしめており、母親の仇であるショウアンの前でわざと形見であるバンダナを外したのではないかと考えられます。いずれにしろ、いつも身に着けている点や気合を入れる時に巻きなおす動作をしている点から、マオにとって何らかの心の支えになっていると考えて間違いはないでしょう。
『中華一番!』と『真・中華一番!』のマオ
四川省にある国営菜館「菊下楼」の総料理長パイの息子。13歳の少年です。『中華一番!』では、子供らしくメイリィと騒いだり、ふざけあったりしている姿がよく見られました。しかし、最難関である広州の特級厨師試験に合格した後の旅では、大人っぽくなったイメージ。『真・中華一番!』の始まりの頃には、メイリィとふざけあう様子も少なくなり、言動が落ち着いつきはじめていると思われます。
そして、『中華一番!』『真・中華一番!』と2作品を通し一貫して、料理は「人を幸せにすること」という揺るぎない信念を持ち続けています。普段は素直で礼儀正しい少年であり、料理に関することとなると途端に熱くなる、熱血漢である一面は変わっていないようです。

マオは熱すぎないところが大人になったと感じるよね
「真・中華一番!」のリュウ・マオシンはイケメンという声が多い!
中華一番!が再アニメ化されるらしいので、22年前のアニメ化で、神作画の超イケメンだった時のマオさんを貼っておきますね。
#真・中華一番 pic.twitter.com/3Ddd9X9gHm— ダンカ (@danka76543519) February 4, 2019
真・中華一番、アニメめっちゃよくて2期楽しみにしてたから嬉しい〜!!
料理がどれも美味しそうで、どんなピンチに陥ってもチャンスに変えていくマオくんはみてて応援したくなるね…!
1期はアマプラやネトフリなど、色んな配信サイトで見られるので是非!— 雄っぱい🐱ルーシェ🐈◼🍑 (@konfy_gintama) January 12, 2021
松(今回BS再放送枠あったかな)と中華一番!ならマオを選んじゃうだよな思いながら録画入れて寝るぞ。。(寝る前に色々やっちまったもんで今日は夜更かし)仕事ある早くいかなきゃならん当番だし。。魔王城でおやすみ恋しい(円盤買う予定なのにまだ思うか)。。
— なしこ (@Nashikomaru) January 18, 2021
劉昴星(リュウ・マオシン)が育った環境
四川省の頃
マオは四川省随一の国営菜館「菊下楼」の総料理長を務めていた、パイを母親に持ちます。生まれた時から厨房を遊び場にしており、四川省の特級厨師であるパイの料理をずっと食べて育ちました。そのため、知らず知らずのうちに小さい頃から英才教育を受けている状態となっていたのではないかと予想できます。
姉であるリュウ・カリンは味音痴でしたが、マオの味覚による記憶力はずば抜けており、当時は遊んでばかりでちゃんと料理の修行もしていなかったと実の姉に言われるマオでした。しかし、昔食べただけという母親のチャーハンや麻婆豆腐をここぞというタイミングで再現して見せます。
この頃から、ここ一番の瞬発力や度胸はもちろん。パイが一番大切にしていた思いである「料理は人を幸せにする」という根幹をマオは理解していたと考えられます。

このころからマオという人物が作られていったんだね
母親の仇がきっかけで始まった料理旅

出典:「真・中華一番!」公式ページ
マオの母親であるパイが亡くなった理由は過労。その原因はパイが身を削りながら育てあげた一番弟子であるショウアンの裏切りのためです。ショウアンは国から預かった1年分の給金と腕利きの料理人3人を連れて「菊下楼」から出て行ってしまい、借金にまみれたパイはショウアンが店を出て2年後息を引き取ったのでした。
マオが「ショウアンと戦うのは、母さんと戦うことに等しい」と言うほどの厨師であり、本人も「パイの技術はすべて会得した」と豪語するほどの天才でした。しかし、四川省随一の国営菜館「菊下楼」の総料理長の座をかけたマオとの勝負にて、料理とは「人を幸せにする」ものであるというパイの根幹を理解していなかったショウアンは、マオに敗北したのです。
しかし、後にマオがショウアンについて語る場面があり、その際のセリフからマオは自身がショウアンに勝てたのはたまたまだと、実力差について言及している場面もあります。
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