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劇場版マクロスΔ絶対LIVEのネタバレ感想 | 各キャラの変化やレディMの正体・謎も考察

マクロスシリーズ

『劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!』は、前作「激情のワルキューレ(2018年上映)」の続編および完結編として制作され、2021年10月から上映中の映画作品です。

本記事ではネタバレを含む形で、結末までの感想を紹介。さらには、彼の台詞により判明したレディMの氏名や正体にも迫ります。

アメリア
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本記事では本作品のネタバレ要素も多く含んでいます。まだ未視聴でネタバレしたくない方は、ご注意ください。

 

 

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同時上映された『劇場短編マクロスF〜時の迷宮〜』の結末までのネタバレも含んだストーリー紹介や感想は「劇場短編マクロスFのネタバレ感想 | 更なる続編(真の完結編)が制作される可能性を考察」の記事を参照ください。

 

劇場短編マクロスFのネタバレ感想 | 更なる続編(真の完結編)が制作される可能性を考察
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『劇場版マクロスΔ絶対LIVE』のネタバレ・結末

本作品は、前作(激情のワルキューレ)から続くマクロスΔの完結編として描かれた映画作品です。

それでは、『劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!』の結末までのストーリーを、ネタバレも多く含む形で紹介します。

里帰りしたウィンダミアで新たな戦争の幕開け

前作での戦争を終えてから休戦状態となった地球統合軍とウィンダミア。

ハヤテやワルキューレの仲間たちと一緒に、久しぶりに里帰りしたフレイアは故郷であるレーヴン村の村長さんを始め、村人たちからも温かく迎え入れられます。

種族の壁を越えての宴会を楽しむ中、新たな敵”ヘイムダル”からの奇襲を受けてしまい、ハヤテたちΔ小隊も空中騎士団と共に応戦します。

今回の敵は、美雲そっくりの歌い手に反応して動く無人機(ゴーストたち)です。

人間の操縦や耐久力では到底不可能な動きに苦戦させられるハヤテたちは自機(ジクフリ)を損傷させられながらも、援軍に来てくれた“マクロスギガシオン”に回収される形で、何とか窮地から脱します。

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懐かしいキャラや新メンバーと共に、新たな強敵たちを迎え撃つ

ハヤテたちを救ってくれたマクロスギガシオンには、かつて”天才パイロット”かつ”マクロス7艦長”として君臨していた、あのマックス(マクシミリアン・ジーナス)が再び艦長として、エキセドル参謀と共に乗艦していました。

ワルキューレと一緒に保護されていたウィンダミアの神官(ヨハン)と死別した後、エキセドル参謀による解析により、本作品の敵の首謀者が明かされます。
首謀者の名はイアン・クロムウェルで、かつてマクロスアストレアの艦長を務めていた「鋼鉄のクロムウェル」という異名で呼ばれていた程の英雄です。
そんな彼の目的は、レディMをメガロード1ごと殲滅して、銀河から全人類を解放する」というものでした。

さらに“星の歌い手”の細胞から生み出したヴァーチャロイドを使い、彼女の歌から流れるフォールド波を使ってゴーストたちを操っていたのです。(容姿が美雲に似ていたのは、そのためです)

ちなみに、この細胞を盗み出していたイプシロン財団の商人シドニー・ハントは、前作の黒幕であったロイドにも資金提供などをして接触していたことも明かされます。

アメリア
アメリア

彼が細胞を盗み出せたり研究を進められたのも、そのためだったんだ!

そしてヨハンからハヤテの父ライト・インメルマンも、かつて盗み出された細胞の奪取に奮闘していたものの、それが叶わぬうちに戦死したことも明かされましたが、こうした戦死の理由もTV版の時から変更されたわけですね。

クロムウェルの手に占領されてしまう

ハヤテたちがマクロスギガシオンに避難した時点で、ウィンダミアだけでなくラグナまでもが、クロムウェルの手に占領されていました。さらに、ハインツ陛下も幽閉されている状態です。

そんな状況の中、ハヤテたちと一緒に避難していたボーグも一時的に“デルタ6”としてΔ小隊に加入する形で共に戦ってくれることに。

ボーグ「こんなサービス滅多にしないからな!

本作品の開始時では前作(激ワル)で戦死した白騎士(キース)の意思と地位を引き継いだ形で“赤騎士”に上がり詰めていたボーグがΔ小隊の制服に着替えた上にシェリルの台詞オマージュまでつけての加入でしたからね。

この時点で作品名にある6つ目の「!」の正体ボーグであったことも判明したのです。
一方、ワルキューレの方には6人目の新たなメンバー加入は一切ありませんでした。

マックスやエキセドル、さらにボーグという心強い味方も得られた状態でクロムウェル率いるヘイムダルを殲滅するための訓練と作戦が開始されます。

しかし歴戦の勇士(マックス)には全く歯が立たず、チャックやボーグを始め、ハヤテでさえも動きを予測できない上、得意のインメルマンダンスを駆使しても逃げきれずに撃墜されてしまいます。
しかし、この模擬戦の中で最も苦悩していたのは実はミラージュでした。

自分は祖父(マックス)と違って“天才ではないこと”を言い放ちますが、彼からもエースとしての才能はないこと」を突きつけられてしまいます。
その点はアラド隊長も理解していたものの、自身が重傷を負わされたことで出撃できない状態だったため、最終戦ではミラージュに“隊長”の座を託します。

始めは必死に拒否しながらも結局は受けてしまったミラージュ…
それでもハヤテとの恋に吹っ切れたことや「自分の空」を見つけたことで、ボーグでさえも気づけなかった敵の位置や動き予測しては見事に撃墜させたのです。
確かにマックスとは違って天才ではなく、エースの才能にも恵まれず伸び悩んでミラージュですが、最終戦の中にして「リーダーの才能」を開花させたのです。

そういう意味では、今作で最も頼れる存在になれたのは、実はボーグでもマックスでもなく“ミラージュ隊長”だったようにも感じられますね。

戦闘の要はYami-Q-ray(ヤミキューレ)との歌合戦を主体に展開された

先の項目でも紹介したとおり、クロムウェルによる攻撃の要はシドニーが盗み出した”星の歌い手”の細胞から作り出した実体のないヴァーチャロイドの歌から放たれるフォールド波です。

前半のウィンダミア侵略時には美雲そっくりなヴァーチャロイドの歌から放たれるフォールド波により、無人機(ゴースト)を操ってハヤテたちと戦わせていた戦法でした。
この時点では敵側の歌い手がまだ1人きりだったために、ワルキューレのメンバーたち5人も歌いながらフォールド波を放つ形で対抗したため、無人機(ゴースト)の動きを鈍らせることにも成功しました。

しかし、マクロスギガシオン内に潜入してきたロボット兵のせいでハヤテたちの居場所が掴まれたと同時に、クロムウェルの方から攻め込んでくる形で再戦が始まります。
ここでもワルキューレの歌によるフォールド波でΔ小隊を強化させますが、敵側のヴァーチャロイドの方も休戦していた間にも彼女たちの歌や存在を学び続けていたため、一気に5人に増えてしまいます。

この時点で敵側の歌姫も5人となり、ワルキューレをダーク化させた「Yami-Q-ray(ヤミキューレ)」というユニットとして容赦なく攻めてきます。
しかも、彼女たちの歌う“堕天使の歌”で操られた無人機(ゴースト)たちは、これまで以上の強さになり、ハヤテたちを翻弄してきます。
さらに間の悪いタイミングで、あのメガロード1がフォールドする形で戦場に現れてしまうのです。

こうした状況を見たクロムウェルは最終的な作戦として「ハイパーマクロスキャノン」を発射して、メガロード1とウィンダミアを一緒に殲滅しようと乗り出してきます。

フレイアに突きつけられる歌と命の重さ

劇場版マクロスΔ絶対LIVEのネタバレ感想 | 各キャラの変化やレディMの正体・謎も考察

出典:FASHION PRESS

Yami-Q-ray(ヤミキューレ)の歌によるフォールド波により、更に強化された無人機(ゴースト)たちに苦戦と同時に、マクロスギガシオン艦内にまで侵入されてしまいます。
ハヤテたちも必死に追いかけて食い止めようとしますが、強さや動きによる大きな性能差で追い詰められてしまいます。

そんな状況を見たフレイアがハヤテを守るため、1人だけでルンを激しく消耗させながら「風は予告なく吹く」を歌い始めます。
そんなフレイアの歌に共鳴したハヤテが再び覚醒して、TV版(第13話)や前作の終盤以上の強さに加えて、Yami-Q-rayすら予測できない動きにより見事に撃退します。

しかし、その代償はあまりにも大きく、ルンを激しく消耗させたフレイアの方が前作以上老化(結晶化)を起こすと同時に倒れてしまいます。
(TV版や前作では右手や顎あたりだけで止まっていたのに対し、今作では顔面の約半分にまで及んだ上に、両膝にも大きな結晶化を起こしてしまいます)

 

フレイアフレイアの死亡理由による詳細と劇場版ラストで登場した、そっくりな子供の正体や謎は「【マクロスΔ】フレイア死亡の理由は老化(結晶化)と寿命 | 劇場版で登場した、子供の正体や謎も考察」の記事を参照ください。

 

【マクロスΔ】フレイア死亡の理由は老化(結晶化)と寿命 |子供の正体や謎を劇場版の内容から考察
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ここまで大きく広範囲による結晶化を起こしたフレイアは1人で満足に歩くどころか、立ち上がることすら困難な状態のため、リーダー(カナメ)からの指示で作戦から外されてしまいます。

ちなみにクロムウェルたちがウィンダミアに攻め込んだ時、神官(ヨハン)もレーヴングラス村の人達を守るため、ルンを激しく消耗しながら結界を張ったために寿命を縮めたことで死亡しました。
その死に際に、フレイアに対して「命の重さ」を悟らせます。

ヨハン「よく考えるのです。何の為に生き、歌うのか…

彼は同じウィンダミア人として、自分の死に様を見せることによって、フレイアに対して「命の重さ」を突きつけるように必死に教えようとしたまま他界したのです。
さらにハヤテに対しても「フレイアがもう歌えないこと」をカナメ達から突きつけられます。

マキナからの話では、結晶化は病気とは違うため、治療することは不可能です。
さらにレイナからも、現時点でのフレイアの体内の細胞も激しく損傷しているため、前作ラストの時のように大幅に解消(戻る)されることもありません。

それでもクロムウェルたちとの最終戦を目前にして、無理して1人で歩いているフレイアの姿を目撃したハヤテが彼女を必死に止めようとします。
フレイア自身は自分もワルキューレなのだから歌わないと…という強い使命感を抱く一方で「自身の死が近づいていることに対する恐怖心」を泣きながら、ハヤテに打ち明けます。

フレイア「死ぬのが怖い!」

歌いたいけど歌えない…そんな辛さがフレイアに襲いかかります。
これまではルンピカでハヤテを覚醒させたことで皆の窮地を救えてきたフレイアですが、最終戦を前にしてを取るか?」それとも「を取るか?」という究極の選択を突きつけられます。

この時はハヤテが一緒に泣きながら安心させてくれたために、一度は治療室に戻りますが、最終戦が始まった途端、再びYami-Q-rayの5人が現れては”堕天使の歌”で地球や惑星エデンまで洗脳する形で、統合軍のバルキリー同士による同士討ちをさせ始めます。
このままでは内部分裂を始め、銀河じゅうでの全面戦争に発展しかねない状況の中でもマックス艦長はそうなる前にクロムウェルを叩く作戦を強行します。

それでもYami-Q-rayの操るゴーストたちの攻撃を、マクロスギガシオンも受けた衝撃により、寝ていたフレイアも危機を察知したために、1人でメンバーたちと同じステージに入ってしまいます。
内心ではハヤテやヨハンに謝りながらも、自分も歌いことを告げるのです。

フレイア「私も歌わんと…だって私はワルキューレなんだから!」

始めは皆から止められたものの、フレイアの強い決意と覚悟を受け止めてもらえたことで、再び5人揃って今作のメインテーマである「ワルキューレはあきらめない!」を熱唱し始めます。

この時点ではフレイア自身が命より歌を選んだことになりますが、それでも彼女はこの戦争が終わった後にも「皆と一緒に生きたい」という言葉も告げます。
この辺が少し矛盾しているように見えたファンや視聴者も多かったかもしれません。

しかし、これは「サヨナラノツバサ」でシェリルが叫んでいた台詞と、意味はかなり似ていると思います。
フレイアもまた、自分は死んでも歌は死なないと思っており、自身が死んだ後で“歌”として皆と一緒に生き続けようと固い決意を表明していたのではないでしょうか。

 

フレイアの歌う”伝説の歌”で皆が1つになれた

劇場版マクロスΔ絶対LIVEのネタバレ感想 | 各キャラの変化やレディMの正体・謎も考察

出典:FASHION PRESS

激化する最終戦の中、Δ小隊に加えて実戦に復帰したマックスによる援護のおかげで単身でクロムウェルがいるアストレアの目前にまで辿り着いたハヤテですが、その前に張られている強い結界を破ることができません。

そんな彼を見ていたフレイアが“ルンの花”を咲かせながら、ウィンダミアに伝わる伝説の歌「ALIVE〜祈りの歌〜」を歌い始めます。
それにより、ウィンダミアにいる村長や村人たち、さらには前半戦で撃墜されたために待機状態の空中騎士団や幽閉中のハインツ陛下にもフレイアの歌声が聞こえてきたため、彼らも大勢で一緒になって歌い始めます。
(もちろん、同じワルキューレのメンバーたちもフレイアと一緒になって歌っています)

そのフレイアの意思がカイロスに乗っているハヤテの背後にまで行くと同時に呼びかけます。

フレイア「一緒に飛ぼう!」

TV版(第13話)の時と同じように一体化したことで、ついに強力な結界を破ると同時にバトルアストレアの中に潜入します。
その中には、あのYami-Q-rayが5人揃った形で待ち受けていましたが、これまでとは様子が明らかに違うのです。

5人のうちの1人である闇フレイアもまた、フレイアが歌う伝説の歌を一緒に歌い始めます

フレイアとウィンダミアの人達、さらにはヴァーチャロイド(闇フレイア)まで同じ伝説の歌を歌うことにより、ついに「皆が1つになれた瞬間を迎えられました。
これは今作の中でヨハンから言われていた「風を1つに」という台詞が実現されたことも意味していたのです。

 

シリーズ初”歌姫(フレイア)の死”という結末で幕を閉じた

伝説の歌で皆が1つになれた中で、歌わずに自身の野望を実現してしまう者もいました。
それこそがクロムウェルであり、彼は最終戦の最中に裏切って逃げようとしたシドニーを殺害した上、追い詰められた戦況の中で、他の部下たちにも退艦命令を出していました。

そのため、侵入した矢先にいたのはクロムウェルとYami-Q-ray、そして”星の歌い手”の細胞だけでした。
残ったクロムウェルがハイパーマクロスキャノンのスイッチを押すと同時に発射されますが、アラド艦長たちのマクロスギガシオン始め、多くのマクロスたちで発射したキャノン砲がアストレアの両肩に当たったことで、後方へとのけぞります。
その結果、後方にのけぞったアストレアから放たれたハイパーマクロスキャノンの狙いが僅かに逸れたおかげで、メガロード1やウィンダミアに当たらず守り抜くことに成功しました。
(メガロード1だけは、その後すぐにまた別の銀河へとフォールドする形で去っていきました)

そして細胞が入っているポッドをハヤテが持ち帰ってきたため、細胞を取り返したことにも成功したことになります。
その持ち帰ったポッドの中にはフレイアそっくりの赤ちゃんがおり、ルンまでついていました。

フレイア「あんがと、ハヤテ」
ハヤテ「あんがと、フレイア」

その赤ちゃんを見ながらお礼を言い合った後、ハヤテに抱きかかえられて、自分たちで守り抜いたウィンダミアの光景を目の当たりにした後に息を引き取ります…。

悔やむハヤテや涙を流すメンバーたちに送られる形で死を迎えたため、マクロスシリーズでは初めて「歌姫の死」という結末を迎えた後にエンドロールが流れます。
“歌姫の死”と聞いて「マクロスプラス」のシャロン・アップルを彷彿されるシリーズファンも多いかもしれません。
しかし、シャロンの場合はYami-Q-rayと同様に、あくまでもヴァーチャルで実体のない存在ですからね…。

しかしエンドロール後にも実は本当の結末が用意されていました。

今作での戦争が終結してから早くも数年もの時が流れており、ハヤテが連れ帰ってきたフレイアそっくりの赤ちゃんも4〜5歳ほどにまで成長していました。
その女の子が同じく成長したハヤテに肩車されながら、フレイアが残したリンゴ畑の中でウィンダミアの空を眺める光景で本当の終幕を迎えたのです。

 

フレイアフレイアの死亡理由による詳細と劇場版ラストで登場した、そっくりな子供の正体や謎は「【マクロスΔ】フレイア死亡の理由は老化(結晶化)と寿命 | 劇場版で登場した、子供の正体や謎も考察」の記事を参照ください。

 

【マクロスΔ】フレイア死亡の理由は老化(結晶化)と寿命 |子供の正体や謎を劇場版の内容から考察
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『劇場版マクロスΔ絶対LIVE』を見た感想

ここからは『劇場版マクロスΔ絶対LIVE』を観賞し終えたことでの、私的な感想を述べたいと思います。

 

作品名に反して、良い意味で裏切られた内容

まず作品名の”ライブ”という部分により、戦闘やストーリー性などはあまりなく、あくまでも「ワルキューレのライブ主体で進行していくのかな?」と予想していました。
さらに上映日目前に公開された新たなビジュアルの中に書かれていた”歌合戦”というフレーズにより、マクロスというよりは東映まんが祭り的なノリになってしまうのかな?という不安や心配の方が大きかったのが本音でした。

しかし実際に観賞した結果、しっかりと前作(激ワル)から続くストーリーとして作られていた上、何度観ても飽きることなく、結末まで見続けられたため、本当に良い意味で裏切られた作品でした。

さらに、ハヤテ達が駆るバルキリー戦における迫力やスピード感も前作を大きく上回っていたように感じます。
ハヤテお得意のインメルマンダンスもさらに磨きがかかっていた上、物語開始早々からハインツ陛下の前で颯爽とやってのけてしまいますからね。

さらに、その直後のワルキューレによる新曲「唇の凍傷」ライブ映像のクオリティもウィンダミアで特徴的な雪やリンゴをモチーフに描かれており、前作の「チェンジ!!!!!」とはまた異なる高クオリティを見せてくれました。

ちなみに、前作で歌われることなく終わってしまった人気曲たち(“絶対零度ノヴァティック”や”風は予告なく吹く”)を今作で補うかのように、新曲と兼ね合わせる形でいくつか歌ってところにも、ちょっとしたサービス精神を感じられましたね。

「ワルキューレはあきらめない」を始め、劇中で初めて歌った新曲たちも3rdアルバムで聴けます。

 

年老いても衰えぬマックスの強さと天才的な能力に驚愕

これまでマクロスシリーズを追ってきたファンにとって最大の衝撃とは、やはり「マックスの再登場」にあったのではないでしょうか?
先の項目で”見る前までの不安”について書いてしまいましたが、私的には死神(メッサー)と白騎士(キース)が不在の状況から始まる時点で、イマイチ期待を持てなかった気持ちも強くありました。

しかし実際に観賞すると、マックスが見せてくれた年老いても衰えぬ天才的な強さと能力”に魅せられため、メッサーやキースがいなくなってしまった穴や辛さを彼が見事に補ってくれた印象も強かったです。

とても年老いているようには見えない彼の天才ぶりは、ハヤテたちのような若手パイロットたちを完膚なきまでに圧倒してしていたのです。

マックス「相変わらず“右後方の警戒”が甘いな、ミラージュ中尉」

エキセドルにレディMからの指令が来たために、ウィンダミアにまで救援に来てくれた後に、自分の孫(ミラージュ)の戦闘や操縦を少し見ただけで鋭い観察眼を見せてくれたのです。
しかも、この時だけはマックスがマクロスギガシオンの操縦を行っていたと思われます。
大型のマクロス艦で、あんな軽快かつスピード感ある動きは、同じ艦内にいた女性オペレーター達や並みの操縦士たちでは、まず不可能でしょうからね。

そしてマックスが衰えぬ天才ぶりを発揮した極みが、やはりボーグがΔ小隊に加入した後に行われた模擬戦です。
本来ならハヤテ達5人で行われるはずが、いきなりマックスがYF-29(デュランダル)で乱入してはチャック機を速攻で倒した上、今や”赤騎士”の座について空中騎士団の中では最強であるはずのボーグすら倒してしまいます。

そうした強さを見せる極みとなったのが、やはりハヤテのインメルマンダンスを初めて見た時にも全く動じなかった点です。

マックス「筋は良い!だが…」

自分の銃撃をダンスで避け続けるハヤテに対して、マックスの方から高スピードで接近すると同時に、ハヤテ機の上に乗っかってアステロイド上に倒しては、彼をも倒してしまったのです。

マックス「“インクレティヴダンス”と言ったところかな」

この時には強さだけでなく、ユーモアのセンスも衰えていなかった所は、初代やマクロス7にも触れて、若き頃のマックスの勇姿を堪能していた世代のファンたちには嬉しかったことでしょう。

そして最終戦ではアラドに艦長の座を託して実戦にまで出撃してしまうのです。
まるでワルキューレメドレー(この時は”いけないボーダーライン”が流れてました)のリズムに合わせるかのように超速で飛んでは、周囲にいる無人機(ゴースト)たちを瞬殺してしまうのです。

ミラージュ「マックス司令…」
マックス「もう司令ではない。ただの“天才”だ!」

自身で”天才”と豪語した時のマックスが見せた生き生きとした表情も、初代マクロスの時代で活躍していた頃にも負けていなかったと思います。

FやΔからマクロスシリーズに触れた若い世代のファンたちにも、是非とも「初代マクロス」と「マクロス7」も視聴して、若き頃のマックスが見せていた天才ぶりも堪能してほしいですね。

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命や生き方の重さを痛感させられた作品

ハヤテたち地球人とは違って、フレイア達ウィンダミア人の寿命は“30年”と短いことはTV版の頃から公表されてきましたが、今作ではそうした種族による「寿命の違い」もこれまでの作品以上に深く描かれていたため、人の命生き方重さも強く痛感させられました。

仲間たちと一緒にウィンダミアに帰省したフレイアを、故郷(レーヴングラス村)の村長さんや村人たちが温かく迎えてくれた一方で、本心では強く心配していることもアラド達に告げてきます。

寿命の大きな違いとは、お互いの“生きる時間”が違うということであり、フレイアの方がハヤテ達よりも先に死亡する運命には抗えないことになります。
TV版や前作でもフレイアの結晶化やハインツ陛下の度重なる疲労もありましたが、それでも仲間たちの協力(犠牲も含まれましたが)もあって何とか乗り越えられてきました。

しかし今作では意外な敵たちにより、最大の危機を迎えさせられた状況の中で、フレイアが自身の命を削ってでも歌わざるを得ない上、その挙句に進行してしまった結晶化のせいで1人ではマトモに立つことすらできない状態に追い込まれてしまいます。
そんな彼女を見て、大いに悩むハヤテの姿に共感したファンも多かったはずです。

それでも最終的には命よりも“皆と一緒に歌うこと”を選んだ末に死亡したため、今作やマクロスΔの結末をバッドエンドと捉えた人達も多いらしいですが、私はそうは思いません。
確かにマクロスΔのハッピーエンドはフレイアの存在あってこそですが、彼女は寿命までダラダラ生き続けることよりも瞬間ごとに命を燃やしながら大好きな歌を歌い続ける方を選び、自身の選択で故郷や仲間、そして最愛の人(ハヤテ)を守り抜いた末に人生を終われた点までを観ると、むしろハッピーエンドと考えるべきではないでしょうか?

命の重さだけで見ると、ヨハンやフレイアの死に様はあまりにも切なく、何度観ても涙腺を緩まされます。
しかし、そこに“生き方”も加えてみると、ヨハンもフレイアも自分の故郷(ウィンダミア)を守るために命を燃やしながら全力を注いだわけです。
さらにフレイアの方においては、最後までワルキューレとして歌い続けられたため、死に際まで自分の好きなことを続けながら生涯を終われたこと」により、本当に悔いの残らぬ人生を送れたのだと納得できます。

これは劇場パンフレットに掲載されていたインタビューで、アラド役の声優(森川智之さん)もおっしゃっていたことですが、現在10代や20代の若い世代のファン達には、フレイアの立場に立ちながら自身の年齢から計算して「自身が30歳を迎えるまでに、自分が本当にやりたいこと出来そうなことを見つけて、今の生き方や生き様を見直してみるのも良いかもしれません。
かくいう私も、もっと遅い時代に生まれて、10代や20代の頃に本作やフレイアと出会いたかったと痛感させられたものです。

少し長くなってしまいましたが、本作の主題はマクロスΔの完結編であると同時に、フレイアが結晶化により苦しむ姿や死亡を見せる形で「命と生き方の重み」こそ、ファンや視聴者たちに対して最も伝えたかったようにすら感じられるのです。

 

最終戦と結末は「サヨナラノツバサ」をも超えた印象も強い

TV版が最終話を迎えた頃、熱烈なシリーズファンたちからは「マクロスFを超えられなかった」という厳しい評価も多く見かけたり聞いたこともありました。
しかし本作での最終戦や結末の内容とクオリティにおいては、マクロスF劇場版「サヨナラノツバサ」をも超えたように感じられます。

確かに最終戦の中で流れたメドレーにおいてはシェリラン程のパワーは感じられなかったものの、アルトの行方やシェリルの症状の結果が曖昧な状態で終了したのに対して「絶対LIVE」の方では“フレイアの死”という結末で「マクロスΔシリーズは、これで本当に完結したんだな」とファン達からもしっかり納得されるものだったと思います。

ただ、私の中ではTV版の最終話が本放送される目前まで予想していた結末が、まさか劇場版の方で実現されてしまった点においては、少し複雑な思いもありましたね…。

 

『劇場版マクロスΔ絶対LIVE』のキャラクター達の謎を考察

ここからは、本作品の中で登場したキャラクター達の重要な要素を考察した結果を紹介していきます。

 

マックスが再び艦長に選ばれた2つの理由

マクロス7以来となる、マックス再登場においては上映目前に公開された予告動画などで正式に発表され、シリーズファンたちを大いに驚かせてくれました。

年齢の関係もあり、既に軍を退役していた彼がギガシオンの艦長になった理由自体は、アラドに語る形で本編の中でも明かされています。

しかし、制作側の方ではマックスが再登場させたこたにおける大きな理由が、それとは別に2つあったのです。

 

【理由①】アーネスト艦長の代理という位置付けで登場

1つ目の理由としてアーネスト艦長登場させられなくなったため」という事情があります。
さらに、その登場させられなくなった理由として、アーネストの声を担当されていた声優(石塚運昇さん)が、2018年夏にお亡くなりになった事情もあります。

そのため新しい艦長が必要となり、本作での艦長としての白羽の矢がマックスに立たされたのです。

 

【理由②】孫のミラージュを成長させる役目もあった

これもまた劇場パンフレットの中で記載されていたことですが、マックスが再び艦長に選ばれた理由には河森総監督からの案から始まり“孫(ミラージュ)の成長”という役目も任されたためでした。

「アラドは艦長という柄ではないですし、いきなり新キャラが艦長としているのも嫌ですし。そんな時、ふっと河森さんが『マックスはどうかな?』と。ミラージュのドラマも描きやすくなるでしょうし、それしかないということになりました。」

劇場パンフレット29ページ目”脚本家(根元歳三氏)のコメント欄”より抜粋

こうして”祖父と孫”という血縁関係にあるキャラ同士を絡ませた点は、始めはミラージュに対して更なる劣等感を抱かせてしまったことも否めません。
しかし、最終戦で開花させた「リーダーとしての才能」におけるキッカケを作ってくれたのは、間違いなく祖父(マックス)であったはずです。

それにしても…確かにアラドは艦長という柄でないものの、最終的にはマックスから託される形で艦長になってしまいましたね。

個人的には、せっかくマックスを再登場させたのであれば、妻(ミリア)や娘(ミレーヌ)も見たかったと感じてしまうのがファン心というものですが…
そこまで求めてしまうのは、さすがに贅沢と言うものでしょうか。

 

レディMの正体はリン・ミンメイである可能性が高い

これまで謎の存在とばかりされてきたレディMの氏名が、本作の中でマックスから明かされました。

 

レディMの名前はレディ・メガロード1

レディMのフルネームは「レディ・メガロード1」で、メガロード1が2012年に地球から飛び立ったものの、2016年の時点で行方不明とされてきました。

 

レディMがリン・ミンメイである理由

レディMの”M”が人物名のイニシャルであることは以前から確定されてきましたが…
マクロスシリーズの場合、美雲やミレーヌなどMがイニシャルとなっている女性キャラクターがあまりにも多いため、誰か1人だけに特定することが非常に困難でもありました。

しかし、本作の中盤でいきなりフォールドしてきたメガロード1から2人の人影を目撃できた中で、左側に立つベレー帽を被った人影は、ほぼ間違いなくリン・ミンメイであると思われます。
そうした根拠として考えられるのが、以下の3点です。

  1. メガロード1が、初代マクロスでの戦争終結後の時代から飛び立っていた。
  2. 劇場版(愛おぼ)のエンディングテーマ(天使の絵の具)をステージで歌っていたミンメイが”ベレー帽”を被っていた。
  3. マクロスシリーズの時代は、基本的に劇場版の方のストーリーや結末から続く形で展開されてきた。

ベレー帽という点だけでは、マックスの妻であるミリアも「マクロス7」本編で似たような形の帽子を被っていたため、始めは彼女の可能性も考えていました。
しかし、マックス自身がレディMの正体までは全く知らないことをワルキューレやΔ小隊に対して話していた時点で、ミリアという選択肢が消えたわけです。

それに初代マクロスでマックスと共演していたミンメイの年齢は彼よりも少し年下であるため、マクロスΔの時代になっても、どこかで生き続けていても何の不思議もありません。
さらにベレー帽を被った人影が、どう見ても“愛おぼ”ラストのステージで歌っていたミンメイの姿と重なって見えてしまうんですよね。

ここまで考察してみた結果…
「ミンメイは“愛おぼ”結末の後メガロード1に乗って旅立ち、自らをレディMと名乗ってマックスやエキセドル、アーネストに指令を送り続けてきたと考えられます。

 

今後の新シリーズでレディMの更なる謎が解明される可能性も高い

今作でレディMのフルネームが明かされたことで、彼女における謎の解明にも、やっと迫れた気がしました。
マクロスΔが完結したため、今後は完全に異なる新シリーズ作品が制作される可能性も高いです。
そうした新作品の中で、レディMにおける更に解明される期待や可能性も高まったように感じられます。

しかし私の中での予想では、Δから後の時代として描かれる作品でも、おそらくレディM本人がそのまま素顔や姿まで現す形で登場してくれるようには思えません。
私的にはレディMの隣にいた子供が、もう少し成長した姿でメインキャラの1人として登場してきそうな予感も高いんですよね。
(Δから10年後ほどの時代になれば、この子供もハヤテやフレイアと同じ位の年齢にまで成長しているはずですからね)
これは少し考え過ぎな感もありますが、この子供こそがレディMの正体と考察できるミンメイの”孫”にあたる人物とも考えられます。

 

マクロスシリーズで出てきた孫一覧

マクロスシリーズでは時代を進行させながらシリーズ作品が展開されてきましたが、FやΔの時代になると、初代やZEROで活躍していたキャラクター達の“孫”も登場するようになりました。

孫として登場したキャラ達 誰の孫なのか?
シェリル・ノーム(F) マオ・ノーム(ZERO)の孫
ミランダ・メリン(F) ジャミス(初代)の孫
マキナ・中島(Δ) 中島雷蔵(ZERO)の孫
ミラージュ・F・ジーナス(Δ) マックス(初代・7など)の孫

()は登場した作品名を表しています。

こうして挙げてみると、孫キャラクターは意外と多いため、今後のシリーズ作品ではプラスや7の時代で活躍していた主人公たちの孫が登場する可能性も高いですよね。
(イサムにおいては「サヨナラノツバサ」最終戦の中で少しだけ登場しましたが…)
しかし、もしもミンメイの隣にいた子供が実際に孫として登場したとしても、彼女と同じ歌姫になっているとは限りません。

もしかしたら、ミンメイから自身が失恋した一条輝の話を聞かされた影響もあって、ミラージュと似たようなタイプのパイロット(または候補生の可能性もあり)になっているというキャラ設定も面白そうですよね。
キャラとしての立ち位置が実際にはどうなるのか?現在では検討もつきませんが、そんなからレディMについての正体や詳細が語られるストーリー展開も見てみたいものです。

 

Yami-Q-ray(ヤミキューレ)の元ネタ・能力や正体とは?

最後は本作の強敵として登場した、Yami-Q-ray(ヤミキューレ)の元ネタを始め、彼女たちの恐るべき能力や正体にも迫ります。

 

元ネタはシャロン・アップルで、正体は”星の歌い手”

始めは美雲そっくりな歌姫が1人だけの状態でしたが、1人だけでも歌から放たれてきたフォールド波はワルキューレをも上回っていました。
初登場した時点で、彼女たちと違って実体のないホログラム映像のような姿でしたが、そんな彼女の元ネタは「マクロス・プラス」でヴァーチャロイドとして登場した“シャロン・アップル”です。
さらに具体化すると、シャロン型量子AI型システム発展形と言えます。

しかもシドニーが盗み出していた”星の歌い手”の細胞から造り上げられたため星の歌い手ヴァーチャル版と考えるのが、最も分かりやすいかと思います。
それにより、シャロン(ヴァーチャロイド)と美雲(星の歌い手)を併せ持って良いトコ取りしたような存在と言えますね。

しかし、この歌い手がシャロンや美雲よりも本当に恐ろしい点とは、シドニーが用意された装置により培われていく非常に早い学習能力と言えます。
クロムウェルを中心として、ウィンダミアを襲撃させたのも単なる占領だけでなく、そこにいたワルキューレに歌わせることで、自身の細胞から造り出されたクローンに学習させたいためだったのです。

そうしてワルキューレの歌やメンバーたちのことを学習させた結果、闇雲1人きりから闇フレイア達4人も生まれて、フレイア達と同じ5人組の歌姫ユニットを作り上げてしまったわけです。
5人編成になったため、彼女たちから放たれるフォールド波は更に強力となり、最終戦開始の時点ではウィンダミアやラグナどころか、地球も含めた他の惑星にまで放つ事で統合軍のパイロット達を次々と洗脳してしまうのです。

こうした”洗脳”の場面はシャロンの時にもありましたが、彼女の場合はあくまでも自身がライブする地球のみに留まっていました。
しかしYami-Q-rayの場合は5人で放つことにより、多くの惑星に対して同時に放つことができてしまえた時点で、完全にシャロンをも上回っていたと言えます。

こうして自分達の歌によるフォールド波を一度に複数の惑星に放つことができたのは“星の歌い手”の細胞から得られた能力と考えられます。

 

無人機(ゴースト)の本当に恐ろしい点とは?

Yami-Q-rayもまた、シャロンと同じヴァーチャロイドの上、無人機(ゴースト)を操ることが可能です。
ちなみにYami-Q-rayが操っていた無人機(ゴースト)の正式な型番と名称は「Sv-303 ヴィヴァスヴァット」です。
機体の形状が今作の中盤からハヤテ達が搭乗していたカイロスと似ていながらも、全身カラーがほぼブラックである点は、彼女たちの“闇”を視聴者たちに分かりやすく表現するためだったと思われます。

シャロンの場合は最後まで1人きりの状態で地球人たちの洗脳や無人機(ゴースト)を操る形でイサム達と戦っていたのに対し、Yami-Q-rayの方は5人それぞれが1機を集中して操つるようになりました。
そのため、1機ごとの無人機(ゴースト)の強さや動きもシャロンの時よりも大きく上回っていたわけですね。

そして無人機における恐ろしさとは、単に機体性能における強さや動きだけではありません。
人が搭乗していないからこそ、機体そのものが壊れない限りは「人間の操縦者では耐えきれない重力や負担にも耐え切れてしまう点」だと思います。

現実世界で運用されている航空機でも、操縦者に対して相当な重力による負担がかかるものであり、マクロスの世界で超速で飛び続けているバルキリーとなると尚更です。
おそらくハヤテ達も、本作で登場した無人機に近い動きをやるだけなら可能かと思われます。
しかし高速で飛び続ける中で、人間業とは思えぬ動きや操縦をしようものならば、操縦者自身の肉体が保たずに朽ち果ててしまうのです。
その辺においては「マクロスプラス」でシャロン操る無人機(ゴースト)との激戦を繰り広げた末に戦死したガルドが、身を持って教えてくれましたね。

ここまで考えた結果、人間では耐えきれない動きや重力にさえも耐えながら戦い続けられる点こそが、シャロンやYami-Q-rayが操る無人機(ゴースト)の持つ、本当の強さや恐ろしさのようにも感じられるのです。

 

まとめ

今回は『劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!』の感想をネタバレ要素も多く含めた形で紹介しました。

単に完結編という立ち位置だけで終わることなく、地球人(ハヤテ)とウィンダミア人(フレイア)における“生きる時間の違い”を持ち上げながら「命や生き方の重さ」をファンや視聴者に対して、強く突きつけてきた作品だったように感じられます。

前作から続く物語のために、メッサーや白騎士が不在の状態から始まることへの不安感を、再登場したマックスが見事に補ってくれた面もあり、戦闘描写の迫力や臨場感においては確実に前作を超えられたようにも思えたのです。

個人的にはマクロスF劇場版2作よりも、こちらのΔ2作品の方が見終わった後すぐに「もう一度始めから観たい!」と思わせてくれる、良い意味での中毒性や結末に対する感動が確実に高かったようにすら感じてしまいます。
その結果、気づけば前作の時から含めると、実に10回近くも劇場で観た状態になっていました…。

 

 

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アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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コメント

  1. より:

    テレビの時点で既に言及があったマックスやメガロードの存在が顕在化した事で、Δが初代、7に続く本流エピソードである事が明確になった感じですね。

    まさにジーナス家三代を背景にしたマクロスAGEといったところか。

    それに対しFは独立した新作になった事で、ゼロやプラスのような外伝的な位置付けになった感じ。(実はいずれも菅野音楽)

    以前の映画にイサムが出たのもそちらのグループである事を強調する感じになってますし。

    • 小吾郎 より:

      こちらにもコメントをいただき、誠にありがとうございます。

      確かにFは原点回帰を目指して歌姫やバルキリー・世界観は初代を踏襲したものでも、実はΔの方がジーナス家を軸に初代や7から時代がつながっているように感じられましたね。

      個人的にはΔテレビ版が本放送されていた頃、少しは落ち着いたであろうミレーヌがチョイ役として再登場してミラージュやハヤテと絡む展開に期待していたのですが「絶対LIVE」公開前に発表された予告動画でマックスが再び登場することを知った時はかなり驚きました。

      私としてはメッサーと白騎士不在の時系列から始まることへの不安が大きかったのですが、そんな不安や心配をマックスが見事に補って解消してくれたことには感謝しかないですね。

      マックス「ただの天才だっ!」

      人生生きているうちに、マックスの台詞を一度は堂々と叫びたいですね。

  2. より:

    ミレーヌはマックスの末っ子ですが、実はアラドより年上なんですよね。

    (ランカがカナメより年上なのと同じで)

    あるいはもしもハヤテがミラージュと子連れ再婚とでもなれば、他の家族と一緒に結婚式に列席なんかも見られるかもですね。

    そこで新ワルキューレとの夢共演でウェディングソングなんかやってくれたら最高なんですが。

    • 小吾郎 より:

      陣 様
      コメントいただき、ありがとうございます。

      アニメ本編だけで見ていると、ミレーヌの方がアラド隊長よりもずっと子供に見えてしまいますが、彼女の方が先に生まれてきた事実に変わりないですからね…。

      マクロスシリーズでは確かに「子連れ再婚」という展開はまだなかったため、ミラージュにもハヤテと結ばれるチャンスがまだありますよね。

      テレビ版や激ワルでもフレイアのためのバースデーソングが作られましたから、次は「ワルキューレのウェディングソング」というも良いですよね。

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