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マクロスF(フロンティア)TV版のネタバレ | ストーリー・最終話の結末まで解説

マクロスシリーズ

『マクロスF(フロンティア)』はシリーズ25周年記念として2008年にテレビ版(全25話)が放送され、2009年から2021年にかけて短編も含み劇場版4作品が公開されました。

本記事ではネタバレも含む形でTV版の物語を最終話や結末まで紹介します。

マクロスF劇場版の結末までのネタバレも含んだストーリー紹介は「マクロスF劇場版のネタバレ | ストーリー・結末を解説」の記事を参照ください。

 

マクロスF劇場版のネタバレ | ストーリー・結末を解説
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本作品の人物相関図は「マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説」の記事をご覧ください。

 

マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説
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目次

マクロスF(フロンティア)とは

マクロスF(フロンティア)TV版のネタバレ | ストーリー・最終話の結末まで解説

出典:hulu

『マクロスF(フロンティア』は、マクロス25周年を記念して制作されたシリーズ作品であり、TVシリーズとしては『超時空要塞マクロス』や『マクロス7』から続く第3作目にあたります。

歌や主人公などで大きな変化をもたらした『マクロス7』とは異なり“原点回帰”をテーマとしながらも新たなマクロスシリーズの開拓(フロンティア)を起こすことにも成功しました。
さらに、2人の歌姫(シェリルとランカ)の魅力的な歌やキャラクター性が同世代の女性たちにも大きく支持されたことにより、新たなファン層も獲得しています。

そして放送から10年以上が経過した現在でも“シリーズ最高傑作”と謳われており、劇場版2作で完結を迎えた後も数年後の時代を舞台に描かれた劇場短編『時の迷宮』も公開されました。

『劇場短編マクロスF〜時の迷宮〜』の結末までのネタバレも含んだストーリー紹介や感想は「劇場短編マクロスFのネタバレ感想 | 更なる続編(真の完結編)が制作される可能性を考察」の記事を参照ください。

 

劇場短編マクロスFのネタバレ感想 | 更なる続編(真の完結編)が制作される可能性を考察
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マクロスF(フロンティア)のあらすじ

マクロスF(フロンティア)TV版のネタバレ | ストーリー・最終話の結末まで解説

出典:ほらみぃ

西暦2059年、第25次新マクロス級移民船団「マクロス・フロンティア」にある中華料理店「娘々」でアルバイト中の少女ランカ・リー“銀河の妖精”と呼ばれながら高い人気を誇る歌姫シェリル・ノームのライブを楽しみにしていました。

そしてシェリルのライブ当日、会場へ向かうランカは美星学園のパイロット養成コースに通う早乙女アルトと出会います。

そのアルトも友人達(ミシェルやルカ)と共にシェリルのライブでスタントとして飛びますが、ライブ中に未知なる敵バジュラがフロンティア艦内に侵入および襲来してきます。

本作品の物語は、アルト・ランカ・シェリルによる恋の三角関係や成長と共に思いがけぬ方向性へと進んでいきます…。

 

アニメ マクロスFテレビ版(1クール目)をネタバレ解説

ここでは1クール目(第1話〜第14話)のストーリーをネタバレも含みながら解説していきます。

 

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シェリルとの出会いがランカやアルトを変えていく

シェリルのライブ中、フロンティア艦の街中に侵入してきたバジュラ達を追ってきたオズマたちですが、ギリアムが殺された上、その場にいたランカも恐怖心のあまり動けなくなってしまいます。
その現場に居合わせたアルトがギリアムから受け継ぐ思いでVF-25メサイアに乗り込んで迎撃に入る中、オズマやミシェルも到着します。
オズマたちがバジュラを食い止めている間、アルトはバルキリーに乗りながらランカを守り抜くことには成功します。

その戦闘が終了した後、アルトがランカやシェリルと再会しますが、またもやバジュラが襲来して戦闘が繰り広げられます。
この戦闘でオズマが重傷を負わされて入院し、アルトはオズマから「ランカとは本当の兄妹でないこと」を聞かされます。

オズマから24時間の猶予をもらったアルトはランカとの会話や自身で考え抜いた末に「SMSへの入隊」を決意、そしてランカもアルトやシェリルから背中を押してもらえたことがキッカケで勇気を振り絞り「ミス・マクロスへの出場」を決めます。

その結果…
最終試験に臨んだアルトは少し危なかったものの合格して何とかSMSへの入隊を果たす一方、ランカの方は最終審査まで進んで「私の彼はパイロット」を熱唱するも空しく、優勝できずに終わりました…。

 

「ミス・マクロス」の優勝者ミランダとジャミスの関係性

『マクロスF』第4話でのミス・マクロスで優勝を勝ち取ったミランダ・メリンは初代マクロス(TV版)に登場していた“ジャミスのです。
ジャミスはミンメイに敗れましたが、世代を越えて孫(ミランダ)が優勝したことで祖母(ジャミス)の雪辱を見事に晴らしたのです。

 

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ランカの歌手デビューとシェリルのさよならライブ

ミス・マクロスへの出場が原因で停学処分にされたランカはオズマとも喧嘩となり、怒りながら家を出て行ってしまいます。
そんなランカをたまたま見つけたミシェルが帰るように説得しても、全く応じません。
いつまでも拗ねているランカはミシェルから「甘え」と叱られますが、ゼントラモールの街中で歌い始めたことで通行人たちから注目されます。
そんなランカの歌がベクタープロモーションの社長エルモの目にも止まり、スカウトされたことにより“歌手デビュー”を果たしました。
思いがけぬ形で歌手デビューできたランカですが、その嬉しさと同時に、シェリルが一緒にいたアルトにキスしたところを目撃したため、内心で強く動揺します。

一方、シェリルの故郷である“ギャラクシー船団”がバジュラ達からの襲撃を受けており、フロンティア全体にも非常事態宣言が発令されます。
そんな緊迫した状況の中でもシェリルは自分のライブの中止を拒否した上で銀河ツアーの最後を飾る「さよならライブ」を強行します。

シェリルのライブが開始された中、ギャラクシー船団の救援に向かったアルト達SMSもバジュラの群れとの激戦を繰り広げますが、ルカがバジュラに攫われて巨大なバジュラ空母へと連れ去られてしまいます。
ルカを救出するためにバジュラ空母に潜入したアルトにも、シェリルから貸してもらえたイヤリングから2人が歌う「インフィニティ」が聴こえてきたことで奮闘します。

その結果、ルカを救い出すことに成功したアルトですが、そのバジュラ空母内でブレラが搭乗するバルキリー「VF-27ルシファー」と出会います。

バジュラ達との激戦から帰還したアルトたちはまた普段の学校生活に戻りますが、彼らの通う美星学園にランカとシェリル転入してきたことで校内全体上が大騒ぎになります。
そして、ミシェルの悲しい過去(姉との死別)が判明しますが、アルトの協力のおかげでミシェル自身がその過去を乗り越えたことで、これまでは喧嘩が多かった2人の関係性も少しずつ良い方向へと進み始めます。

 

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マヤン島での映画撮影で飛躍したランカ

マヤン島での「鳥の人」映画撮影でランカの歌声が監督の目に止まり、急遽メインヒロインのマオ役に選ばれます。
(この急なキャスト変更はマオ役の女優が移動中に事故に遭った影響もありましたが…)

さらにシェリルも撮影現場に訪れていた上、アルトも工藤シン役“スタントのみ担当”という形で演じます。
海中での撮影でファーストキスを交わしたランカ(マオ)とアルト(シン)の心の距離がまた少し縮まります。

そうして完成した映画の上映初日では監督や出演者による舞台挨拶も開かれ、ランカは監督から自身の可能性を大いに認められながら共演者や大勢の来客たちから盛大な拍手を受けるのでした。

 

「鳥の人」撮影からシェリルの正体が見え始めた

第10話で行われた「鳥の人」の映画は『マクロスZERO(ゼロ)』のオマージュだけに終わることなく、2クール目から核心に入る「シェリルの正体」とも重要な関係性をもっていました。

シェリルは“マオ・ノームのであることや、シンや姉(サラ)に置いて行かれて1人きりとされたマオが『マクロスZERO(ゼロ)』の後の時代で行ってきたことが後の第18話で正式に判明したのです。

 

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ランカの歌がアルトたちの危機を救う

マオ役や映画での歌(アイモ)のヒットで大ブレイクを果たしたランカの1stライブを控える中、シェリルもアルトやグレイスと同行させる形でガリア4へ向かいます。
しかし到着した途端に高熱で倒れたシェリルが歌えなくなったことでゼントラーディからの反感を買って監禁されてしまいます。

そんなアルトたちの窮地を知ったランカもミシェルやルカの協力を得てガリア4へ向かい“アルトへの誕生日プレゼント”として「星間飛行」を歌い、大勢のゼントラーディ達を魅了していきます。
それでも歌を否定し続けるカムジンがランカを殺そうと襲いかかりますが、アルトが応戦して壮絶なドックファイトの末に撃墜します。

 

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ランカが捕われる中でグレイスやブレラも動き始める

カムジンを倒した後にはランカはアルトが、シェリルをミシェルのメサイアに乗せる形でフロンティアへ帰ろうとします。
しかしアルトのメサイアが不時着した上、変わり果てた姿のグローバル艦を目撃します。

このグローバル艦は今や“バジュラの巣”として使われており、ランカがアルトと少し離れた隙にバジュラに捕まり、巣の中へ連れ去られてしまいます。
アルトとブレラが救出に向かう中、閉じ込められたランカにも“自身の過去”との接点が見え始めます。
そんな状況の中で、グレイスが発動させた“フォールド爆弾”により、ガリア4は星ごと飲み込まれる形で消滅してしまいました…。

 

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アルトの奮闘でミシェルやランカを救出

グレイスの仕掛けたフォールド爆弾の衝撃からは何とか逃れたアルトですが、ランカは助けれないまま行方不明となってしまいます。
さらにアルトと同じく逃げ延びたミシェルはコクピット内で気絶し、彼の代わりにシェリルが操縦するも空しく、機体を大破させてしまいます。

さらにバジュラたちもフォールド爆弾の影響でフロンティア船団のいる宙域にまで押し寄せられており、第7話以来の大激戦が始まります。
アルトたちの前に駆けつけてくれたルカやオズマも参戦する中、アルトはミシェル達を助けた後、バジュラ空母内に乗り込んでランカを救い出すことに成功します。

 

アニメ マクロスFテレビ版(2クール目)をネタバレ解説

ここから2クール目(第15話〜最終話)のストーリーをネタバレも含みながら解説していきます。

 

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レオン三島の策略でランカの歌が兵器として利用される

ガリア4から帰還してこられたアルトたちですが、そんな彼らに気づかれぬ中でグレイスが自身の目的のために本格的に動き始めます。

グレイスはシェリルを”体調不良”という理由で入院させますが、グレイスやギャラクシーの意思たちにとってシェリルは自分たちの野望を果たすための“駒”に過ぎず、この時点では既に用済みとされていました。

シェリルを入院させている間、グレイスはランカに接近しては強引にサポートやマネージャーを買って出ます。
そのため、ランカとエルモによる契約は強引に打ち切られ、ランカの歌はグレイスやレオン三島の目的や野望を果たすための“兵器”として使われてしまいます。

それでもランカは自身の歌でバジュラたちの動きを止めることを知ったため、不信感を抱きながらも戦場に出て歌い続けます。

 

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ランカの1stライブ後にシェリルの病名も判明

ランカの1stライブが開始された中、アルト達SMSはフロンティア宙域に襲来したバジュラたちの迎撃に入っていました。
義妹(ランカ)の歌を兵器として利用されていることに納得できないオズマが奮闘するものの、バジュラたちも情報の伝達で“免疫”を作っていたことで、これまでに受けた攻撃が通用しなくなっていました。

その事実に震えるアルトたちですが、オズマは臆することなくバジュラの群へと突っ込んでいき、血まみれな状態になりながらも勝利した後にライブ会場の席にたどり着きました。
席に座りながら気を失ったことで一瞬は死亡したと思われたオズマでしたが…
初代マクロスのフォッカーと違い、入院生活になる形で生き延びたのです。

義兄の生存でランカが一安心した一方、病室を抜け出したシェリルはグレイスから自身が「V型感染症」にかかっていることを聞かされて激しく動揺します。

 

シェリルの祖母(マオ)が行っていた研究とは

シェリルが「V型感染症」に感染していることを知らされた第18話にして、クランとミシェルが調べる形で先に紹介した「シェリルとマオの関係性」が正式に明かされました。

マオも『マクロスZERO(ゼロ)』の物語や戦争が終結した後に地球から旅立っており、第117大規模調査船団の団長としてV型感染症とバジュラ、さらにプロトカルチャーの研究に勤しみながら姉(サラ)やシンの行方を捜していました。

ちなみにグレイスランカの母親(ランシェ・メイ)マオと同じ船団で一緒に研究を行なっていたのです。

 

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ミシェルが死亡する間際でクランに想いを伝えた

フロンティア船団はバジュラ達から逃げ切るため、ランカの歌の力も借りながら「超長距離フォールド」を実行します。
そのフォールドにより開催された超時空バーゲンをSMSクルーたちが堪能する中、自身の病気や過去に絶望したシェリルが街中を彷徨い倒れたところをアルトの兄弟子である早乙女矢三郎に拾われます。

シェリルのことを聞かされて実家へ駆けつけたアルトは、彼女から「歌をやめる」と告げられますが強く否定します。
その日の夕方に美星学園で「超長距離フォールド」の成功を記念したランカのライブが開催されますが、そのライブ終了直後にバジュラの群れが襲来しては生徒たちを殺害して始めます。

この大惨事でシェルターに逃げ延びた住人たちを勇気づけるため、シェリルが皆の前で「真空のダイヤモンドクレパス」を歌い始めます。

一方、アルトたちも地下道を使ってSMS本部に向かいますが、その場所にもバジュラが入り込んできたために生身で戦います。
しかし、クランのゼントラン化を行う最中にミシェルがバジュラからの攻撃で腹部を貫かれたことにより死亡してしまいます。
ミシェルは自分の死に際にクランに対して「自分もクランが好き」と告白した瞬間、宇宙へと放り出されて帰らぬ人となりました…。

 

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“裏切り者”となったランカがバジュラの星へ旅立つ

ゼントラン化および武装が完了したクランがミシェルを奪われた怒りも込めながらバジュラたちと戦います。
この隙にアルトたちもSMS本部に到着したことでランカの歌の力も借りながら迎撃したことで今回とバジュラを撤退させることに成功しました。

しかし今回はあまりにも犠牲が大きい上、グラス大統領を暗殺して”代行”の地位についた三島の野望が更にエスカレートしていきます。
その一方でランカは「自分の歌が招いた悲劇」に恐怖しながら絶望したことにより、自ら“裏切り者”となりながらブレラのバルキリーに乗せてもらう形でフロンティアから去ってしまいました。

別れ際にアルトに対して想いを告白した瞬間に旅立ってしまうランカは、第8話での出会いから一緒だった”アイくん”を送り届けるため、ブレラと共にバジュラの星へ向かいます。

 

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シェリル復帰の中で袂を分かつアルトとオズマ

ランカがフロンティアから旅立ち去った後には、シェリルがエルモの協力も得る形で細々と歌を再開していました。
この時は小さなクラブ等を回らながらのボランティア活動でしたが、シェリルの歌からも“フォールド波”が発せられていることが発覚したことで三島から目をつけられます。

シェリルは自分の死に怯えながらもアルトから勇気づけられたことで「再び歌うこと」を決意し、三島の指揮下に入る形で再び”銀河の妖精”として立ち上がりながら「ノーザンクロス」を歌います。

しかし、そんな政府のやり方に納得できないオズマやジェフリー艦長は統合軍やフロンティアと決別して独断でマクロスクォーターを発進させてしまいます。
そんなオズマたちをルカが説得しますが艦長は全く聞こうともせず、アルトとオズマもお互いの思いをぶつけ合った後、一時的に袂を分かってしまいます。

 

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シェリルとの決別後、最終決戦に臨むアルト

レオン三島の野望に巻き込まれる形でフロンティア船団はバジュラの本星の目前にまで到着します。
最後の作戦を前にして、一時的にアルトと”恋人同士”となれたシェリルの方から決別を宣言してきます。

この戦闘でのランカは巨大ホログラムの状態で出現して「愛おぼ」を歌いながらアルトや統合軍を阻みますが、この姿はランカ自身がグレイスによって投影された“偽物”でしかななく、本物のランカはバジュラクィーンの中に囚われていました。

それでもランカの歌から放たれるフォールド波はシェリルを遥かに超える指数を誇り、一時的は統合軍と決別していたオズマたちSMSもまたフロンティア船団と共闘する中で、バジュラの群れが地球やエデンを始めとした複数の惑星への襲来を果たしていました。

 

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シェリルとランカの歌、アルトとブレラの連携攻撃がグレイスの野望を撃ち砕いた

複数もの惑星にバジュラが攻め込む中、シェリルの心にランカとアルトが現れます。
ランカからの叱咤と処置を受けたことで再び立ち上がるシェリルとランカ「娘々サービスメドレー」を歌い始めます。

この2人の歌が聴こえる中でアルトはバルキリーでバジュラクィーンの体内に潜入してランカを救い出し、マクロスクォーターへと連れて帰ります。
その後もバジュラクィーンから放たれた攻撃からバジュラたちが守り、正気に戻ったブレラの援護も受けながらバジュラクィーンの頭を目指して飛んでいきます。

シェリルとランカの歌に乗りながら飛ぶアルトとブレラによる連携攻撃の末、アルトがクランから受け取っていたミシェル機のライフルを放ち、バジュラクィーンの中枢にいるグレイスを撃ち抜いて倒しました。
この決着により、アルトたちはグレイスやレオン三島の野望や支配を見事に食い止めたのです。

 

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バジュラ戦役が終結したことで3人の関係が本当に始まる…

戦争の終結と同時にフロンティア艦は、そのままバジュラの本星へと降り立ちます。
戦争で大破したメサイアとの別れを済ませたアルトはシェリルとランカが開いてくれた“本物の空”を飛んで堪能します。

一方、皆と一緒に大地に降りたランカは隣に立つシェリルに対して「歌も恋も負けない!」と、自信に満ちた表情で改めて勝負を挑み、シェリルの方も快く受けて立ちます。

2人の歌姫が再び歌と恋に向けて進み始めようとしながら空を飛び続けるアルトを追い始めます…。
これまでの戦争や病気などの苦難を乗り越えたことにより、アルトたち3人の関係これから本当に始まっていきます。

 

マクロスFテレビ版の第1話と最終話では複数のバージョンが作られた

『マクロスΔ(デルタ)』の時と同じく『マクロスF』の第1話にも“3種類のバージョン”が制作されました。
さらに他シリーズ作品と違い、最終話(第25話)でも放送版とは異なる「全長版」が制作されています。

 

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第1話は3種類作られた | それぞれの違いとは

『マクロスF』第1話での、それぞれの違いを簡単にまとめてみました。

①先行放送版(Deculture Edition) 2007年末の特番内で、本放送より先行する形で放送された。
②本放送版(TV serise 第1話) 2008年4月に本放送された内容。
③ 完全版(Yack Deculture Edition) ①と②でカットされた場面も全て収めた内容。

①は先行放送版でありながら全長27分間で②の本放送版よりも3分ほど長く本編を楽しめます。
しかし「バックステージのアルト達」や「ライブ会場でアルトがシェリルを受け止める場面」はなく、シェリルがライブ会場で歌う「射手座☆午後九時〜」も異なるアレンジが使用されました。
また、OP曲は流れず、ED曲には「愛おぼ」の新たなバージョンを使用された点も大きな特徴です。

一方、②ではCMも挟む放送の時間制限に合わせる形で「学園の屋上に向けて手をかざすアルト達」や「娘々でバイトするナナセ」などの場面がカットされています。
OP曲に「トライアングラー」が流れる仕様に変更されたと同時に、ED曲もランカ(中島愛さん)の歌う「アイモ」に変更されました。

完全版となる③ではED曲にシェリルが歌う「ダイヤモンドクレパス」が使用されています。

テレビシリーズ全話を収めた「ゼントラ盛りボックス」では全てのバージョンが収録されているため、現在も3種類の第1話を視聴することが可能です。

 

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最終話(第25話)での放送版と全長版の違い

最終話(第25話)放送版全長版に分かれる形で2つのバージョンが作られました。

ストーリー展開での大きな変更はないものの、ゼントラ盛りボックスに収録された全長版では「バジュラ達が惑星エデンに侵攻する場面」や「フロンティア船団の被弾シーン」が追加されています。
さらに、ランカがアイモを歌うタイミングの変化に合わせて「アルトが目覚めるタイミングも変更された点」や結末で目覚めた松浦ナナセも目を開くだけでなく「ルカに向けて視線も動かす描写」に変更されました。

 

まとめ

今回は『マクロスF』TV版のストーリーや内容をネタバレも含む形で紹介しました。

『マクロスΔ』がある現在でも本作品がシリーズ最高傑作と支持するファンも多く、劇場版2作による完結から10年後も劇場短編『時の迷宮』も公開されました。

ここまで高く支持され続ける理由には魅力的な歌や物語、個性的なキャラクター等など無数にあり、それらを見事に融合させる形で原点回帰させながら大きく進化させることに成功したためとも思います。

   

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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