【決定版】おすすめアニメ120選

マクロスΔ(デルタ)のネタバレ | アニメから劇場版も含むストーリー・結末を解説

マクロスシリーズ

『マクロスΔ(デルタ)』はシリーズ最新作として、TV版が2016年に放送されていた人気アニメ作品です。

放送終了後も、2018年にはTVシリーズを編集した劇場版『激情のワルキューレ』が、そして2021年10月には続編および完結編として『絶対LIVE!!!!!!』が公開されました。

本記事ではネタバレを含む形で、TV版および劇場版の1作目(激ワル)の物語を結末まで紹介。さらに、考察も含めた形で人気キャラクター達の正体や過去、魅力等にも迫ります。

 

マクロスΔの完結編となる劇場版「絶対LIVE!!!!!!」 の結末までのネタバレも含んだストーリー紹介や感想は「劇場版マクロスΔ絶対LIVEのネタバレ感想 | 各キャラの変化やレディMの正体・謎も考察」の記事を参照ください。

劇場版マクロスΔ絶対LIVEのネタバレ感想 | 各キャラの変化やレディMの正体・謎も考察
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目次

マクロスΔ(デルタ)とは

マクロスΔのネタバレ | アニメから劇場版も含むストーリー・結末を解説

出典: BUZZ-NET

『マクロスΔ(デルタ)』は、TVシリーズ4作目として放送された作品であり「チーム戦」「歌姫のユニット化」など、これまでにはなかった新しい要素も多く取り入れられました。

前作『マクロスF』が”原点回帰”をテーマとして初代マクロスのイメージを中心に制作されたことに対して、『マクロスΔ』では94年〜95年にかけて展開された『マクロスプラス』と『マクロス7』という極めて対照的だった2作品をかけ合わせながら良いトコ取りすることをテーマに制作されました。

さらに、これまでのTVシリーズ作品がマクロス艦内の市街地を舞台に展開していたのに対して『マクロスΔ』では、惑星そのもの(水の惑星ラグナ)を拠点に変更された点も大きな特徴です。

このような変更点には、先に挙げたチーム戦の要素や主人公たちのバルキリーを「広々とした空で自由に飛ばしてやりたい」という発想から決定されたそうです。

ちなみに当初は「1クールと映画」という構成の元で制作開始されたものの、本放送中の人気やイベント等による盛り上がりによって高い支持を得てきた影響もあり、結果として『マクロスF』の時と同じく、2クール(全26話)に変更されて放送されました。

マクロスΔのあらすじ

西暦2067年、ブリージンガル球状星団で発生している「ヴァール症候群(シンドローム)」が猛威を奮っていました。

この奇病にかかった者たちは自我を失いながら凶暴化しては、街や人関係なく見境なしに破壊し始めるようになってしまいます。

この奇病を鎮静化しながら人々を救うため、戦術音楽ユニット「ワルキューレ」と、彼女たちを護衛する「デルタ小隊」が立ち上がります。

アニメ マクロスΔテレビ版(1クール目)をネタバレ解説

ここから『マクロスΔ』TV版1クール目(13話まで)のストーリーを、キャラクター達の考察も含めながら紹介していきます。

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【第1話のネタバレ】ハヤテ・フレイア・ミラージュの出会いを経てワルキューレの鎮静ライブ開幕

ワルキューレとデルタ小隊がレディMからの指令を受けて砂の惑星アルシャハルでの調査任務を進める中、貨物船に潜り込んでいたフレイアも同じ惑星へと到着します。

さらに、リンゴが入った箱の中に隠れている中を見つけられた形でハヤテと出会います。

フレイアは結婚話を迫ってくる村長さんから逃れたいため、そして自身の夢を叶えるため、故郷のウィンダミアから無断で抜け出し密航する形でやってきたのです。

しかし、フレイアの目的である「ワルキューレのオーディション」が開かれる会場は惑星ラグナであり、自分が間違えてアルシャハル行きの輸送船に乗り込んでいたことに気づかされます。

その頃、ミラージュもシャハルシティに潜入したものの、自分と組んだはずの美雲が気づかぬ間に逸れて単独行動を始めてしまうことに呆れていました。(美雲の単独行動は1話目の時点で始まっており、後の7話で「単独行動クイーン」とも呼ばれていることが明かされます)

ハヤテとフレイアが一緒に追手たちから逃げている瞬間をミラージュからも目撃されており、一方的な誤解でハヤテだけが取り押さえられてしまいます。

この1話目の前半パートから中盤にかけては、ハヤテ・フレイア・ミラージュの出会いを中心に展開されてきましたが、ミラージュからの誤解も解けてハヤテが解放された直後に急展開を迎えます。

ゼントラーディたちが街中で暴走

ウィンダミアにいるハインツ“風の歌”を歌い始めた途端、アルシャハルの駐屯地で働くゼントラーディ達がヴァール化を起こし、街中で暴れ始めます。

新統合軍がすぐ迎撃に入るものの全く歯が立たず、シャハルシティは火の海に。

この騒動から逃げるハヤテとフレイアの前にワルキューレのエースボーカルである美雲が現れ、他3人(カナメ・マキナ・レイナ)も同じ地に降り立ちます。

さらに、ミラージュも含めたデルタ小隊のバルキリー(ジークフリード)4機も華麗に飛ぶ中、ヴァール化したゼントラーディ達を止めるため「ワルキューレの鎮圧ライブが開幕します。

デルタ小隊によるサポートも受けながら、ワルキューレが「恋!ハレイション THE WAR」を歌う光景は戦場をまるごとライブ会場にしてしまい、美雲たちの歌でゼントラーディを止めることに成功しました。

しかし、安心できたのも束の間…今度はウィンダミアからフォールドしてきた、白騎士(キース)率いる「空中騎士団」がアルシャハルに襲撃してきます。

空中騎士団との激戦 | フレイアを救う中でハヤテが早くも能力を発揮

デルタ小隊がアルシャハルに侵入してきた空中騎士団を迎え撃ちますが、パイロット達の操縦技術を始め、機体(ドラケンⅢ)に搭載されている特殊なジャミング機能により、苦戦を強いられるミラージュとチャック。

一方、アラド隊長とのコンビプレイもこなすメッサーが果敢にキースとの一騎討ちに挑む中、ボーグによる砲撃でワルキューレのメンバー達が負傷されられます。

しかし瓦礫の下敷きとなっていた美雲がすぐ立ち上がり「いけないボーダーライン」を歌いながら、再びヴァール鎮静のために走り出します。

その美雲に続くかのようにカナメ達3人も再び歌う中、彼女たちの歌に心を昂らせたフレイアのルンも輝き、歌いながら走り出してしまいました。

そんなフレイアの前にグラージが襲いかかります。
そのとき、この窮地をハヤテがたまたま見かけた無人のナイトメアプラスに乗り込んだまま助けてくれたのです。

その後もナイトメアプラスの手でフレイアを掴んだまま、これまでの仕事経験やリズム感を活かす形で「インメルマンダンス」を早くも披露しながら、敵の機体たちをすり抜けながら逃げ続けます。

そのままナイトメアプラスで上昇して飛ぶ中、ハヤテ自身もフレイアと共鳴したことで不思議な感覚になりながら「飛ぶことの心地よさ」を抱き始めます。

しかし、そんな心地よさも長くは続かず、後方からの砲撃をマトモに喰らってしまったために機体もろとも急降下してしまいます。

この2人の窮地を助けてくれたのがミラージュですが、空中騎士団がアルシャハルから引き上げた直後、やっと戦闘が終わって落ち着いた矢先に、ハヤテがミラージュから殴られてしまうのでした…。

第1話は3種類作られた | それぞれの違いとは

『マクロスΔ』の第1話は、3種類のバージョンが制作されました。

①先行放送版(Mission 0.89) 2015年末の特番内で”ほぼ第1話”として、本放送より先行する形で放送された。
②本放送版(Mission 01) 2016年4月に本放送された内容。
③完全版(Mission 01+) ①と②でカットされた場面も含めて、全て収めた内容。

初めてファンや視聴者たちに向けて放送された①では、フレイアが輸送船の中で大好きなリンゴを頬張る場面やシャハルシティの中で気合いを入れる場面など「フレイアを主体とする内容」として作られました。その分、真の結末(ナイトメアプラスに搭乗したハヤテのダンスや覚醒)がカットされています。

さらに、このバージョンのエンドロールのみ、声優さん達の氏名だけ“ゼントラ文字”で記載されていた点も、一部のファン達の間で大きな話題となりました。

一方、本放送版として作られた②では①にあったフレイアの場面が一部カットされ、その空いた分の時間を使って結末でのハヤテの活躍や見せ場が収録。

これらの内容の違いにより①をフレイア主体②をハヤテ主体という見分け方もできたわけですね。

そして①と②、それぞれカットされた場面も惜しみなく収録されたのが③であり、まさに「完全版」という名に相応しい内容です。これもまた一種の”ゼントラ盛り”と言ったところでしょうか?

アメリア
アメリア

TV版ボックスと単巻BD1巻には、第1話すべてのバージョンを観られます。

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【第2話〜第3話のネタバレ】フレイアの加入とハヤテの入隊試験 | 本当の審査基準とはフォールド波とレセプター

ケイオス支部に帰還したアラドたちもフレイアに目をつけており、メッサーやカナメと共に調査を始めていました。
フレイアの歌から、異常なまでに高いフォールド波を観測されたことも報告されており、頭のルンが光っていた画像も見たことで、フレイアがウィンダミア人であることも見抜いていました。

自分が調査されていることなど知らないフレイアは、ハヤテに案内してもらう形で惑星ラグナにあるオーディション会場へ向かいます。

会場となるケイオス支部内で他の出場者たちと一緒に受けますが、1話の時ほど高い数値を出せておらず、カナメからフレイアも含む出場者たちに対して「合格者なし」という結果を突きつけられてしまいました。

本当の最終試験が始まる

しかし帰りの電車内でヴァール警報が発令されたと同時に、フレイアの前にいた男性がヴァール化してフレイアに襲いかかります。強い恐怖心で倒れたまま、フレイアは勇気を振り絞りながら「恋ハレ」を歌い、この歌で男性のヴァール化を鎮めました。
実は、これこそがケイオスにより仕組まれていた「本当の最終試験」であり、フレイアの周りにいた乗客たちは美雲たちが変装した姿だった上、フレイアに襲いかかってきた男性もまた”ケイオスの整備員”だったのです。

本当の最終試験をパスしたことで、フレイアは晴れて「ワルキューレへの加入」を果たしました。
ちなみに合格できた理由とは、フレイア自身のから発せられた「フォールド波から観測された高い数値」でした。
これは後の11話で明かされた事実ですが、ワルキューレオーディションにおける“本当の審査基準”とは歌唱力ではなく、出場者たちの歌から放たれる「フォールド波の数値」と「レセプター保有者か否か?」ということです。

同じ頃、ハヤテもアラド隊長からのスカウトを受けている最中でした。
ハヤテもまた、強風が吹く中、生身の状態でも“風に乗れること”を見せつけたことでアラドとメッサーを驚かせます。

しかし、ハヤテの場合はこの時点ではまだ見込み採用でしかなく、次の3話での最終試験でミラージュとの実戦に勝利したことで、正式に「デルタ小隊への入隊」を果たします。

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【第4話〜第5話のネタバレ】フレイアのデビューライブ中にウィンダミアからの宣戦布告

ハヤテも晴れてデルタ小隊に入隊できたことで、ハヤテ専用のジクフリが支給されました。

ハヤテは5番目ゆえに、戦闘中では「デルタ5」と呼ばれることが多くなります。

一方、フレイアもでランドールで開催されるワクチンライブが自身のデビューライブとなるため、少し緊張しているところをハヤテに励まされたことで元気を取り戻します。

ちなみに、この場面でウィンダミア人の平均寿命30年ほど」であることも明かされました。

初のライブステージに降り立った瞬間、始めはお客たちの前で見事なまでのポンコツぶりを見せてしまいますが、実際に歌い始めてからはワルキューレに相応しい歌唱力とダンスを披露。

そんなフレイア達の歌やステージングに反応したハヤテも乗り始めたばかりのジクフリで1話や3話以上にキレの入った「インメルマンダンス」を披露してはお客たちを喜ばせました。

空中騎士団が襲撃

しかし空中騎士団が襲撃に来て、ジャミング能力によりワルキューレの歌そのものを中断させてしまいます。さらに、この回では加勢にきてくれたはずの統合軍パイロット達がハインツの歌でヴァール化させられていました。

それでもフレイアのルンが再び光り、美雲と一緒に「僕らの戦場」を歌いながら、この事態も何とか収束させていきます。

ただ、この戦いでもそこで終わったわけでなく、アーネスト艦長から惑星ヴォルドールがウィンダミアに占拠された」という報告が入ります。これこそが今回のロイド達の本当の目的であり、キース達がランドールを襲撃したのはあくまでも陽動に過ぎなかったのです。

さらに、この直後になって空中騎士団が自分たちの機体(ドラケンⅢ)の真の姿を見せたと同時に、ロイド宰相から地球人たちに向けての「宣戦布告」を表明されてしまいます。

マックスの再登場は劇場版へ持ち越された

ロイド宰相による地球人たちへの”宣戦布告”のせいでスパイ疑惑をかけられた上、戦争が再び引き起こされる事態となってしまうことで落ち込むフレイアを励まそうと、ミラージュから自分の祖父母(マックスとミリア)に関する話をしてきます。

このとき、マックスの再登場に期待したファンも多かったと思いますが、それは後の劇場版『絶対LIVE』へと持ち越されました。

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【第6話〜第7話のネタバレ】ヴォルドール潜入任務で明かされるヴァール化の原因とは

これまでのスパイ疑惑や同じウィンダミア人である空中騎士団との衝突で落ち込むフレイア、そして戦場で上手く戦えないことに悩むハヤテやミラージュをよそに、次の作戦が始まります。

「ヴォルドールへの潜入任務」が始まる7話から、マキナとレイナ、さらにカナメやメッサーにも大きくスポットが当てられていきます。

“洗脳”の詳細が明らかに

レイナのハッキングによりヴォルドールへ潜入後、二手に別れての調査する中でフレイアが見つけた銀河リンゴウィンダミア産であることを知ったのを皮切りに、ウィンダミアが行っている“洗脳”の詳細が明かされます。

マキナとレイナの絶妙なコンビプレイで潜入した工場の中で、軍人たちに支給するための大量の“ボトル水”“銀河リンゴ(ウィンダミア・アップル)”を発見します。

一見はあり得ない組み合わせですが、これこそがウィンダミア側による「ヴァール化を利用した洗脳」の真実でした。

つまり「水と銀河リンゴを摂取した者の体内にヴァール化を誘発させる“セイズノール”を構成させた上でヴァール化を促進させながら風の歌で“洗脳”していた」というわけです。

さらに、ここまでの時点でヴァール化にかかった者たちの6割が軍人である事実も明かされています。

この回で登場した新統合軍のエースパイロット・ララサーバル大尉も、この方法で洗脳されてしまっていたわけですね。

しかし、これはあくまでもウィンダミア側が行っている「ヴァール化を使った洗脳」に過ぎず、ヴァールそのもの正体真実について明かされるのは、2クール目の19話となります。

マキナとレイナは最初不仲だった

ストーリー開始時から仲良しコンビとして登場したマキナとレイナですが、出会ったばかりの頃不仲だったことが7話で明かされています。

顔を合わせては喧嘩ばかりで、最悪な場合にはライブが中止になってしまうことまであったそうです。

そんな2人が仲良くなれた理由は、途中から加入してきた美雲の歌でした。彼女が歌い始めた「GIRAFFE BLUES」の歌声に感動したレイナからマキナの手を繋いだことで、無言のまま和解したのです。

マキナとレイナのコンビにおける「水と油」「混ぜるな危険」という台詞から、ハヤテが「水と銀河リンゴ」の組み合わせによる真相に気づけたため、この2人が不仲だったことも決して無駄ではなかったということです。

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【第8話のネタバレ】空中騎士団の身体能力に敵わず敗北するハヤテ達

ウィンダミアによる”ヴァールを使った洗脳”に気づいた直後、早くも見つかってしまい脱出する中、ハヤテとフレイア、そしてミラージュが空中騎士団に嵌められる形で囲まれてしまいます。

抵抗するも空しく、ボーグ達の並外れた身体能力の前に倒されるハヤテとミラージュ。

フレイアもキースの剣で殺されそうになりますが、彼らと意見を違えるロイドにより助けられます。さらに、キースとロイドがお互いの剣を交えながら言い争う中で美雲たちが駆けつけて歌うことで、この場から退却できました。

これまでバルキリー戦では何度も戦ってきたものの、生身での対面はこれが初めてでした。
この中でメッサーとキースも自分の銃と剣を交えるなか、お互いに“死神”“白騎士”であることを認識したのです。

第8話の前半パートで並外れた身体能力を見せたボーグ達ですが、ウィンダミア人だからと言って、誰もがキース達のように強いわけではありません。
空中騎士団や彼らの部下として働く者たちは騎士学校に入り戦場で戦うための特別な訓練も受けてきたからこそ、バルキリー戦でも生身での戦闘でも常人離れした強さを発揮できていたわけです。

覚醒したフレイアの歌と共鳴したハヤテの能力が父親に近づき始める

空中騎士団たちから逃れて工場から脱出できたのも束の間、今度は大気圏内でのバルキリー戦となります。

ワルキューレも美雲を主体に「NEO STREAM」を歌いますが、その最中にヴァール化したララサーバル大尉の搭乗したバルキリーを発見します。

単独でララサーバル大尉の前で「GIRAFFE BLUES」を歌い始めるフレイア。この時には完全に迷いを断ち切っていたため、フレイアの歌から発生したフォールド波もこれまで以上に高い数値を出していました。(ちなみに、この時のフレイアの歌がメッサーやララサーバル大尉のヴァール化を鎮静しています)

そんな覚醒したフレイアと共鳴したハヤテもまた、これまで以上にキレのある飛び方をしながら戦った末、ボーグのドラケンを撃墜できたのです。

この時のハヤテの飛び方を見たアラドがあの人に似ていやがる」とこぼしてましたが、それは2クール目から明かされていくハヤテの父親「ライト・インメルマン」のことを言っていました。

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【第9話〜第11話のネタバレ】メッサーの死亡 | カナメの歌へ込められた想いとは

ヴォルドールから帰還できたのも束の間、8話ラストでメッサーのヴァール化が完全に治っていないところをハヤテとミラージュが目撃してしまいます。

実はメッサーには、入隊前の戦争でヴァール化を起こした過去があり、本来はこの時点で死亡してもおかしくない状態にまで陥っていました。

そんな彼を救ってくれたのがカナメの歌でした。
メッサーはヴァール再発の危険も背負いながら、ワルキューレを守るために戦い続けてきたのです。

本編のストーリー開始時期ではひとまず治っていたようですが、8話での脱出中に右腕を負傷したことで風の歌への抵抗力が弱まったことが原因で再発してしまったわけです。

カナメに告白するメッサー

続く9話の戦闘では、もはやメッサー自身でも制御不能な状態にまで追い詰められてしまいます。この回でもカナメの歌で鎮静化されたものの、本人もこの時点で限界を感じたことにより、ヴァールがまだ発生していないララミス星系への転属を受け入れるしかありませんでした。

10話の前半パートで海から浮かび上がってくるクラゲの群れの中、メッサーはカナメの歌(AXIA)だけが入ったバングルを渡しては自分を救ってもらえたことによるお礼を告げます。

台詞は完全にお礼の内容で、メッサーなりの「カナメへの告白」でもありました。

カナメは自分が遠回しに告白されていることには気づいたものの、カナメ自身の本命はアラド隊長であり、メッサーの抱える問題もあり、この時は彼の想いに応えません。

メッサーはキースに敗れて死亡

メッサーが離脱して早々、アルシャハルでのヴァール暴動が起きたため、ワルキューレとデルタ小隊も出撃。

アルシャハルにあるプロトカルチャーの遺跡を通し、美雲とフレイア、そしてハインツがお互いの歌により接触を果たしますが、強いフォールド波のぶつかり合いにより倒れてしまいます。さらに空中騎士団と戦うデルタ小隊もまた、メッサー抜きによる戦力ダウンは大きく、苦戦を強いられます。

ハヤテもキースとの一騎討ちを繰り広げますが、敗北します。

ハヤテやミラージュも撃墜された後には、カナメ達も狙われてしまいますが、話を聞いて駆けつけてきたメッサーがボーグ達が放つビーム砲から庇う形で助けました。この時も既にヴァールを発症していたメッサーですが「最後にもう一度歌ってほしいとお願いしてきます。

ここではカナメもメッサーからの頼みを聞き、彼の想いに応える形で「AXIA」を歌う中、メッサーとキースによる決戦が始まります。

ヴァール化をギリギリの状態で何とか抑えながら戦うメッサーもまた、カナメの歌との共鳴を果たしてキースを追い詰めますが、メッサーが放つトドメの一撃をリルドラケンに防がれた矢先、キースから放たれた一撃を受けたことで敗北してしまいました。

カナメやハヤテ達が絶望する中、メッサー機はそのまま墜落していき、次の11話冒頭場面で「メッサーの死亡が正式に明かされたのです。

11話でのクラゲ送りで集まった中、整備長が機体から見つけてきた”フライトログ”やチャックの弟たちからの発言により、メッサーも本当はハヤテとミラージュの実力や良い面を認めていたことも判明します。

この真実が更にハヤテを憤らせますが、ハヤテ自身が大きく成長すること白騎士や戦争から逃げない決意を固めさせるために必要な要素だったわけですね。

 

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【第12話のネタバレ】決戦を前にそれぞれの思惑が入り乱れる

メッサーの死亡やキースの強さにビビり始めていたハヤテですが、11話でのクラゲ送りの最中、アラドに向かって「メッサーの分まで俺が飛ぶ」強い決意を固めます。

そんな最中にもウィンダミア側は本格的にラグナへの侵略準備を進めており、長年に渡り地下で眠らせてきた遺産・シグル=バレンスを発進させます。

これを食い止めるために新統合軍が迎撃に入るも空しく、シグル=バレンスに搭載されている”次元断層”で攻撃が効かず、ハインツの歌で自滅させられる形により、迎撃から僅か15分でアルシャハルを陥落しました。

この事態により、ハヤテ達の出撃も止められては撤退を余儀なくさせられ、α小隊やβ小隊と力を合わせての“奇襲作戦”へ変更。作戦を変更したのは「ウィンダミアへのフォールドが容易でないこと」そして「国王であるグラミア6世もシグル=バレンス内にいるため」です。

この作戦を機にミラージュの階級“中尉”に昇進したと同時に、メッサーの後を継ぐ形で“デルタ2”となります。(ミラージュ機に記載されているナンバーは”04″のままです)

重すぎるプレッシャーを抱えるも、ハヤテから少し皮肉も込めた言い方で励まされるミラージュ。そして決戦の朝が訪れ、ラグナからマクロスエリシオンが発進およびフォールドする形でシグル=バレンスの前に奇襲をかけます。

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【第13話のネタバレ】グラミアの巧みな戦略により、ラグナを占拠されてしまう

アルシャハルの前でエリシオンとシグル=バレンスによる決戦が始まったと思われた瞬間、グラミアもアーネストの作戦を読んでおり、エリシオンからの砲撃を受けたまま逃げるようにフォールドしてラグナへ侵入します。

最初の砲撃がシグル=バレンスのサウンドシステムに直撃したため、ハインツの歌を活かせない状態にさせたものの、出し抜かれたことに変わりありません。

エリシオンがラグナへ戻るまで40分はかかるため、真っ先に戻れるハヤテ達を先に出撃させます。その後に、ワルキューレの待機しているアイテール1だけを先に戻し、ハヤテ達がキースと戦う中で美雲とフレイアによる歌が始まります。

プロトカルチャーの遺産が爆発

しかし、新統合軍の参謀二部に所属するラウリ少佐もこの状況を見ており、12話でアラドやアーネストに宣言した通り、海中に眠るプロトカルチャーの遺産爆破させてしまいます。

この爆発で多くの犠牲者を出し、裸喰娘々ごと避難中だったチャックの妹マリアンヌも弟たちを庇って行方不明に。統合軍のパイロット達と同じくハヤテも巻き込まれますが、間一髪で脱出したと同時にミラージュに助けられます。

しかし、亜空間から現れた巨大システムサウンドシステムの役割を果たすようになり、再び歌い始めたハインツの歌で新統合軍のパイロット達を始め、アイランド船へ乗り込んだ住民たちも次々とヴァール化を発症させられていきます。

ワルキューレの歌でヴァールを沈静化をする

このような深刻な事態を見たアラドが全員に向けて、ワルキューレの歌でヴァールを沈静化しながら「ラグナからの撤退」を命じます。住民たちがアイランド船で完全に惑星から離れるまでは隊員たちで食い止めます。

ハヤテもメッサーの機体に乗り換えることで、ミラージュ達と共に再出撃しますが、キースに苦戦させられる戦況は変わりません。

さらにボーグからの砲撃で、フレイアを庇った美雲が負傷したうえ、シグル=バレンスからの砲撃もやっと戻ってこられたエリシオンがワルキューレのいるアイテール1の盾となる形で喰らったために海中へと沈められてしまいます。

ウィンダミアによりラグナを占拠され、ワルキューレやデルタ小隊の全滅も時間の問題と思われた中、フレイアがルンピカ(ルンを最高潮にまで光らせる)を起こし、そのまま飛びながら「一度だけの恋なら」を熱唱します。

フレイアとの共鳴でハヤテが白騎士(キース)を撃退

フレイアの歌がハヤテに届くと同時に、歌により統合軍や住民たちのヴァール化も鎮静化されていきます。

落ちていくフレイアをミラージュに託したままキースとの決戦に臨むハヤテは、フレイアとの共鳴で再び覚醒したことにより、これまでと違ってキースの動きを読めるように。

そしてお互いの機体が隣接した中、ガウォーク形態での撃ち合いにより、ハヤテがキース機を撃墜して退けることに成功しました。

さらに、この2人の激戦が繰り広げられている間、マクロスエリシオンも海中から浮上してマクロスキャノンを放ち、シグル=バレンスを損壊させてグラミアに重傷を負わせました。

この時点でアイランド船が完全にラグナから離れたため、ハヤテ達もエリシオンに戻った途端、緊急フォールドによる脱出で不本意ながらも撤退していくのでした…。

アニメ マクロスΔテレビ版(2クール目)をネタバレ解説

ここから『マクロスΔ』TV版2クール目(14話〜26話)のストーリーを、キャラクター達の考察も含めながら紹介していきます。

バルキリー戦の場面や回数が1クール目よりも減らされた分、これまで謎とされてきた「美雲の正体」「ワルキューレの結成秘話」などが明かされます。

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【第14話のネタバレ】ハヤテ達の新たな任務は「球状星団の奪還」

1クールの最終回でラグナを占拠されたハヤテ達は、マクロスエリシオンとアイランド船を使って一先ずの脱出には成功しました。

しかし、電気や水、食料も充分に備わっていないうえ、30年ぶりに起動させたアイランド船が次々と不具合を起こしていきます。しまいには、アイランド船を動かすのに必要な電力を供給するためのパイプまで爆発を起こしてしまう始末。

そこで、ワルキューレが避難民たちを安心させるためのライブを行う間にデルタ小隊でアイランド船を保たせるよう動き出した結果、エリシオンとアイランド船の合体により避難民たちの安全や生活を守り抜けたのです。

そして、この作戦を完了した後にはケイオスに向けて「球状星団の奪還」という新たな任務が課せられます。

これはハヤテ達がアイランド船を救うために奮闘した最中に、レディMが新たなスポンサーを見つけてくれたおかげだったのです。

ウィンダミアに占拠された後のラグナの状況とは

13話での決戦が終わった後もラグナには逃げ遅れた住民たちが多く取り残されていますが、ヴォルドールと同じく、直接的な危害は加えられていません。
しかし、ウィンダミア兵から“配給”と称してボトル水と銀河リンゴを配られており、ヴァール化やハインツの歌で洗脳しようと企んでいます。

それでも13話で行方不明とされていたマリアンヌはヴァール化させられた様子もなく、26話(最終話)で何とか生き延びていたことが判明します。

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【第15話のネタバレ】ハインツが国王に即位 | 今度は全銀河への宣戦布告

ハヤテ達が「球状星団の奪還」に臨もうとする中、ウィンダミアにも大きな転機が訪れます。死亡した父親(グラミア)の跡を継ぎ、ハインツが“新たなウィンダミア国王となりました。

ハヤテに倒されたキースも復活し、空中騎士団や大勢のウィンダミア人たちに囲まれる形で戴冠式も開かれます。

ロイドによる策略で銀河ネットワークを乗っ取られ、この戴冠式の模様を生中継する中で衝撃的な映像も映し出されます。それは7年前の独立戦争中、新統合軍のVF-22次元兵器ウィンダミアの大地へ落として破壊した瞬間でした。

ロイドはこの映像を見せることで統合軍の卑劣さを見せた上で今度は統合軍だけでなく「全銀河に向けての宣戦布告」をしたのです。

この宣言により、新統合軍がウィンダミアの宙域に攻め込んできた報告を受けたため、空中騎士団が出撃します。しかし、この戦闘では隻眼となったキースがこれまで以上の強さを見せながら、単独で艦隊に攻め込んであっという間に全滅。

加勢に向かったデルタ小隊が到着した時には既に全滅させられた後でしたが、ハヤテがたった1人の生存者を発見して救います。

しかし、救われたロバート少佐はハヤテが「ライト・インメルマンの息子」であることを知った途端、怪訝な顔つきに変わり、これらのやり取りを経た後、ライトはアラドの上官であったことも判明しました。

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【第16話のネタバレ】フレイアの誕生パーティーでハヤテとの距離が更に縮まる

ウィンダミアによる「全銀河に向けての戦線布告」により落ち込むフレイアは、裸喰娘々のお手伝いをすることで気持ちを紛らわそうとします。

ハヤテ達がそんなフレイアのことを心配する中、マキナから「フレイアの誕生パーティーを提案されます。

ハヤテもミラージュにつき合ってもらいながら、ショッピングモールでフレイアの誕生日プレゼントを探しますが、いい物が見つかりません。時刻はあっという間に夜となり、皆で急いで準備を完了させてから「フレイアの誕生パーティー」が始まります。

15歳となったフレイアはウィンダミア人にとって「人生の説目となる大切な年」。そんな日を皆に祝ってもらえたことで感謝する中、ハヤテも遅れて出席入ってきた直後、外ではラグナには降らないはずの”雪”が降り出しています。

このこそがハヤテの思いついた”フレイアへの誕生日プレゼント”であり「人工雪を降らせることで故郷に帰ってきた気分」にさせてあげたのです。

あまりの嬉しさにはしゃぐフレイアですが、その想いにより、これまでは見られるだけでも拒否してきた”ルン”を触れられても全く避けようとしません。

これは2人の「心の距離」大きく縮まったことを意味します。

ちなみに、フレイアを始めとして、マクロスシリーズに登場した歌姫や女性キャラクター達の誕生日は、現代日本における祝日記念日に設定されていることが何気に多いです。

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【第17話のネタバレ】ワルキューレのライブ後からハヤテの父親についても迫り始める

17話から”球状星団の奪還”における作戦が本格的に始動。
まずは各惑星の遺跡から出現したプロトカルチャーシステムの調査から始めなければなりません。

そこで目をつけたのがヴォルドールでした。
ウィンダミア側からの警戒もこれまで以上に強くなっているため、惑星へ潜入するだけでも困難な状況です。

侵入方法を閃いたアラドの作戦により、敵の目を自分たちに向けることで欺くため、ワルキューレによる全銀河に向けてのライブ配信」が開かれます。

このライブ作戦が見事に成功してヴォルドールへの潜入が可能に。しかしハヤテが出撃しようとする間際、新統合軍のロバート少佐から「ハヤテ自身がウィンダミアと関わってはいけないこと」を告げられてしまいます。

この件で、アラドに対して憤りながら質問するハヤテが皆の前で自分の父親(ライト)が過去に起こした罪業について聞かされました。

「ライトは7年前の独立戦争中、自分の機体から“次元兵器”を落としたことで、ウィンダミアの民を大勢殺したこと」を告げられたのです。

15話でロイドが流した映像に映されたVF-22の搭乗者がライトだったというわけですね。

衝撃的な事実に対して、ハヤテだけでなく他の者たちも凍りついてしまいます。
それでもハヤテは、自分の手で父親による真実を掴み取ってやろうと気持ちを取り直したうえで、ヴォルドールへの潜入任務に臨みます。

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【第18話のネタバレ】カシムとの会話でフレイアとハヤテが新たに固めた決意とは

ヴォルドールに潜入後、4つのグループに別れて調査を進める中、空中騎士団のカシムに見つかり捕まるフレイア。

しかし、お互いの村やリンゴの話題で話が合ったことにより、地元話で盛り上がり始めます。

フレイアを助けようと近づくハヤテですが、カシムの身体能力には敵わず、銃も奪われた上でフレイアの隣に座らされます。

お互いに向き合う中、カシムから「地球人とウィンダミア人では生きる時間が違うこと」を聞かされます。このままでは自分たちが辛くなることを心配されていたのです。

それでもハヤテは「その短い時間分を皆で一緒に楽しく過ごせば良い」と言ってのけます。

そのときアラドからの通信が入り、別れそうとしたところでカシムとハヤテがお互いの氏名を名乗りますが、カシムも「インメルマン」の姓に反応していました。

ハヤテがヴァール化 | 美雲にも異変が起き始める

フレイアも合流したことでプロトカルチャーシステムの中で歌い始めますが、システムの効果によりフレイアとハヤテが早くも共鳴を起こします。

しかし、今までより高い数値により、フレイアと共鳴しながら飛び続けるハヤテが“ヴァール化”を引き起こしてしまいます。

フレイアも歌いながら意識を失っており、カナメがフレイアを抑え込むように止めたことでハヤテのヴァール化も鎮静。しかしその直後、意識を失ってジクフリごとヴォルドールの森林へと墜落してしまいます。

一方、美雲の中にも記憶の片鱗が蘇り「ルダン・ジャール・ロム・マヤン」と、ハインツ達と同じ言葉を呟きながら「破滅の純情」を歌い始めた末、ヴォルドールにあるプロトカルチャーシステムを破壊してしまいました。

この出来事でウィンダミアが確立していた完全制空権の一部を解いたことにより、各惑星に設置されたプロトカルチャーシステムの破壊こそが「球状星団の奪還」に繋がることも発覚したのです。

ちなみに本編でロイドやハインツが使ってきた「ルダン・ジャール・ロム・マヤン」という言葉は、ウィンダミア王家に代々伝わる神聖な言葉で「真の王の名の下に」という意味を持ちます。

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【第19話のネタバレ】ベルガーから歌と戦争の歴史が語られる | ヴァールの正体と原因も判明

ヴォルドールから帰還できたものの、ハヤテは昏睡状態、美雲もプロトカルチャーシステムを破壊した直後に気を失ったまま、医療班の特別措置により隔離されてしまいます。

そんな状況の中、ケイオス支部内にイプシロン財団のベルガーが訪れ、「フレイアとミラージュに注文されていた弾薬の納品に来た」と言います。しかし、ケイオス内だけの極秘情報とされていたはずの「美雲の隔離」について知っているベルガーに不信感を抱きます。

その後もハヤテと美雲を除いたデルタ小隊やワルキューレの前で第一次星間戦争(初代マクロス)から始まり、これまでの歌や戦争の歴史について語られ始めます。

ヴァールの正体と原因が判明

この話がヴァジュラ戦役(マクロスF)の時代まで進んだ時に「ヴァールの正体原因が明かされました。

ヴァール化の正体とは、ヴァジュラの腸内に寄生していた“フォールド細菌(V型ウイルス)”です。

前作『マクロスF』での戦争が終結した時、ヴァジュラ達は別次元の宇宙へ旅立っていきました。その“フォールド細菌の一部”が銀河内に留まり続けた結果、新たな寄生先として乗り移ったのが人間だったのです。

さらに、ヴァジュラの時は腸内だけだったのに対し、人間に対しては細胞核内にまで寄生しているケースが多いことも特徴です。

そのフォールド細菌が寄生した人間の強い感情を増幅し、テレパシーのように放出した結果、その人間の感情を制御不能にまで追い込み、凶暴化させることが「ヴァール症候群の原因とされています。

ベルガーから語られた情報はアラドやカナメも以前に聞かされたらしいですが、その時にはあくまでも”仮説”とされていたようです。
この後にも”美雲の正体”にも迫るような物言いもしてきますが、この時点で商品の納品が済んだため、ベルガーもこの時点で退室していきます。

ベルガーが帰った後、ミラージュに看病される中でハヤテも目を覚まします。

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【第20話のネタバレ】ハインツの老化(結晶化)が進行していた | フレイアとハヤテも脱退の危機?

プロトカルチャーシステムでハインツの”風の歌”の力が増幅された一方、ハインツ自身の身体にも大きな負担がかかっていました。

ハインツの担当医が19話と20話で変わったことで、キースが疑問を抱き、テオとザオにも調査を依頼します。(19話までの担当医にはキース本人が会いに行って問いただしました)

ここまで調べ上げた上でハインツの部屋に入ったキースが見たものとはハインツの身体急速かつ大きな老化(結晶化)が進んでいる症状」でした。

これを見たキースはすぐロイドに問いただしますが、ここでグラミア国王の死因についても正式に明かされます。

グラミア国王の死因は「刺殺」だと判明

グラミア国王の身体を診たのも19話に登場した医師でしたが、彼からの話でグラミア国王の身体“何者かにより刺された跡”があること」も聞かされていました。

ここまで問われた後、自分がやったことを正直に話すロイド。この事実を聞かされたキースは、ロイドを拒絶するように部屋から出ていきます。

一方、ケイオスではハヤテとフレイアの共鳴における実験が開始されます。

ハヤテはフレイアの歌を聴いてもヴァール化しないことを証明してやろうと張り切る一方、フレイアの方は自分の歌でハヤテを再びヴァール化させてしまうことへの恐怖感で全く歌えなくなっていました。

実験を2日連続で行っても結果は同じであり、アラドの判断でハヤテは任務から外されてしまいます。

裸喰娘々へ帰った後のフレイアとハヤテがお互いに「自分がやめる」と言い争います。

しかし、そんな状況を見たミラージュに止められ、ハヤテとフレイアがこれまで通り活動できるように、ミラージュからアラドに説得してくれることになります。

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【第21話のネタバレ】ワルキューレの過去と結成秘話が明かされる

フレイアとハヤテによる実験が上手くいかない中、残されたワルキューレ3人で美雲が隔離された医療研究船への潜入を実行します。

しかし、美雲の前に辿り着けたのはカナメだけ。
さらに、3人はすぐ警備員に捕まり独房へと監禁されてしまいました。

3人で独房の不味い食事を食べることでマキナが“自分たちの過去を思い出し、「ワルキューレの過去結成秘話が明かされました。

ワルキューレの過去・結成秘話

ソロアイドルの活動を辞めたカナメがケイオスに転職した後、入社後にレディMからの司令で“戦術音学ユニット”を結成することになります。

カナメもレセプター保有者であることが判明し、始めはカナメとレイナの2人きりで活動開始します。

その直後に、マキナ・クレア・リディの3人が加入したことにより、人数だけはフレイア加入後と同じ”5人ユニット”となりました。しかし始めは過酷すぎる戦場を走り抜けるだけでも精一杯な上、ワルキューレの歌も届きませんでした。
さらに当時のレイナは、歌に全く興味がなくレッスン中にもやる気がないことで、マキナとの衝突も絶えません。

それらの状況に不安を抱いたリディが脱退
この後にユニット名が正式に「ワルキューレ」と決定します。

マキナ手作りのステージ衣装を着用してからは、「涙目爆発音」を始めとしたワルキューレの歌が少しずつ届き始め、ヴァール化の鎮静化にも成功していきます。

この時点ではアラドもデルタ小隊として戦い始めており、この時点でアニメ本編での「ワルキューレの鎮圧ライブの形」も定着してます。

それからも各惑星を回りながら鎮圧ライブでヴァール化を鎮静化させていく中、アルブヘイムでの鎮圧に成功後、戦争で1人だけ生き残っていたメッサーとも出会いました。

メッサーもデルタ小隊に加入してくれたおかげで大きな戦力アップにも繋がり、このまま上手く続いていくかと思われた直後、クレアが脱退します。

クレアの脱退により3人となったワルキューレの前に、レディMにより派遣されてきた美雲が現れ、彼女の歌を聴いた瞬間、カナメたちが感動のあまり言葉も出せなくなっていました。

美雲も含めた4人で活動していきながら、アニメ本編の1話でフレイアと出会ったのです。

クレアのその後 | 脱退後はケイオス地球支部で働いていた

本放送終了から5ヶ月後に開催されたワルキューレの2ndライブ(ワルとま)にて、ゲスト出演されたクレア役の声優(日笠陽子さん)から「クレアのその後」が語られました。

クレアに扮した日笠さんからのお話では「クレアはワルキューレを脱退した後、ケイオス地球支部に転属させてもらい“オペレーター”として働き始めた」とのこと。

歌や鎮圧ライブは諦めたものの、それでも別の形でワルキューレや隊員たちの役に立ちたいという思いは強く残っていたそうです。

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美雲の正体は星の細胞片から生み出されたクローン

14話冒頭や18話で美雲の正体に触れる場面が描かれてきましたが、21話で復活し、美雲の正体が明かされました。(実際に確定したのは25話でのベルガーの台詞となりますが…)

美雲の正体“星の歌い手”の細胞片から生み出されたクローンです。

実際に生み出された時期は本編よりも3年前であり、意外にもまだ3歳だったというわけです。

本人の口からカナメ達にも告げて驚かせますが、美雲にとって重要なのはワルキューレとして歌うことであり、自身の過去や出生にはあまりこだわっていない様子でした。

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【第22話のネタバレ】アルブヘイムでのライブでウィンダミアへ潜入

アーネストから「ウィンダミアにあるシステムの中枢を破壊する作戦」を提案されます。

ウィンダミアへの潜入を果たすため、ワルキューレがアルブヘイムで「Absolute 5」を歌いますが、フレイアが歌えない状態が続き、フォールド波の数値が安定しません。

そんな状態のフレイアを美雲が引っ叩いて喝を入れたことで、再び思いきり歌えるようになります。しかし、大気圏内でカシムと戦うハヤテがフレイアとの共鳴で再びヴァール化した上に暴走

それでも、ミラージュの叫びでハヤテは我に返って戦況を巻き返します。そして、ワルキューレの歌でアルブヘイムの空にフォールド空間が開け、ウィンダミアへの潜入を果たしました。

この時にチャック達が食い止めてくれたものの、テオが犠牲となる形でザオとカシムもハヤテ達の後を追ってウィンダミアへと入っていきます。

この時にハヤテの後ろを取ったカシム。
トドメの一撃を放とうとした瞬間、アルブヘイム戦から燃やし続けてきたルンが尽き始めたことにより、トリガーを引けぬまま地上へと墜落していきます。

カシムを心配したハヤテがカシム機に近づきますが、この時にはカシムの老化(結晶化)が急速に進んでいました。しかも両目も見えなくなっており、カシムはリンゴ畑と愛する息子(アレク)の幻覚を見ながら死亡します。

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【第23話のネタバレ】捕われたハヤテ達がウィンダミアの傷痕を見せられる

ウィンダミアに潜入してから12時間が経過した後も調査を続けるハヤテ達は、途中で兵士たちに見つかり、ボーグに捕まります。

さらに同じ頃、ハヤテ達とは別行動を取っていた美雲も、マキナとレイナを逃すために1人で兵士たちを引きつけている中、ロイドから王家の言葉をかけられた瞬間に意識を失い、ウィンダミア城へと連れ去られてしまいます。

一方、キース達に捕まったハヤテ達も空中騎士団から「インメルマンの息子」であることを知られた後、カーライルまで連行されて7年前に次元兵器を落とされた傷痕を見せられます。

この出来事はミラージュ達も話だけは以前から聞かされており、「カーライルの黒い嵐」と呼ばれてきました。
この次元兵器で殺された犠牲者数は民間人120万人、軍人12万人にまで及んだうえ、この犠牲者の中にはカーライルの領主に嫁いだボーグの1番上の姉(ミラ)も含まれています。

ロイド達からの話に納得できないフレイア達は、ボーグの意向で城の中に保管されていたVF-22を見せられます。ウィンダミアからは「悪魔の翼」と呼ばれ“憎しみの対象”とされてきました。

そして、回収時にはコクピット内にライトの死体も横たわっていたことも聞かされた時点でライトが次元兵器を落とした事実」が判明しました。

カーライルに次元兵器が落とされた瞬間をフレイアやキースも見ていた

マクロスΔのネタバレ | アニメから劇場版も含むストーリー・結末を解説

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ライトが次元兵器を落とした瞬間を、実はフレイアとキースも目撃していたのです。

まだ幼少期のフレイアはカーライルから遠く離れた故郷から眺めており、この場面は1話で回想シーンとして描かれました。

一方、キースはコミック作品『黒き翼の白騎士』の中で教官や先輩たちと共に初陣した中、次元兵器を落とされてカーライルが爆発した瞬間と間近で遭遇していました。
特にキースの場合は、この爆発で教官や先輩たちを始めとした大勢の仲間達を殺されたために、ライトへの憎しみも強く抱き始めます。

実はキースとロイドは独立戦争が始まる前の時期にライトと出会っており、この時にはお互いの名も名乗らぬまま別れました。
しかし、カーライルを滅亡された後に調べた結果、次元兵器を落とした犯人が以前出会ったライトであることを突き止めていたのです。

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【第24話のネタバレ】理不尽な裁判からの脱出 | マキナの負傷とフレイアの老化(結晶化)

23話ラスト場面でボーグによりVF-22を見せられた後、ハヤテ達は地下の独房で監禁されていました。

本来はこのまま処刑されることになっていましたが、ハインツからの厚意により裁判を開いた上で決める」という流れに変わります。

しかし、ハインツを原告として開かれた裁判が完全にウィンダミア贔屓で、ハヤテ達を有罪にするための理不尽な内容でした。

民間企業であるケイオスに所属するハヤテ達は新統合軍の者でないという言い分で「オーモンド条約の範囲外」として扱われる上、ハヤテが反論すると法廷に立っていたボーグからの暴行まで受けてしまいます。

あまりにも理不尽な裁判の結果は、やはり「ハヤテ達の有罪」という結果に終わり、高い崖の上から飛び降りる形での処刑を執行。そのとき、アラド達が乗ったVF-22で助けられ、自分達のジクフリに乗り換えて脱出に成功します。

「システム中枢を破壊する作戦」を実行

そして「システム中枢を破壊する作戦」を実行しますが、美雲を除いた4人で歌っているところを、大勢のウィンダミア兵たちに囲まれてしまいます。

ハヤテ達が空中騎士団との戦闘で救出に向かえない中、ライフルでフレイアを狙っている兵士に気づいたマキナが庇って銃弾を受けたために重傷を負って倒れます。
それでも、マキナが死亡せずに済んだのはステージ衣装の中に着用している「クロノWD120アンダースーツ」とスーツ上に塗っている耐熱性をもつ「細雪(ささめゆき)」のおかげです。

さらに、ロイドに捕われた美雲が「星の歌い手」とされて歌い始めます。
美雲の歌に対して、これまでとは違う威圧感や恐怖心を抱きます。これこそがハインツの”風の歌”をも超える伝説とされている「星の歌」でした。

マキナの重傷もあり、現状ではシステム破壊どころか、美雲の救出も不可能と判断されたために作戦は中止に終わってしまいます。

その判断をした時に遅れて潜入してきたチャックやララサーバル達の協力も得て、ウィンダミアからの脱出には成功しました。

しかし、マキナの意識が戻らぬ中、フレイアの右手にも小さな老化(結晶化)が発症し始めていました。

 

フレイアが発症した老化(結晶化)の理由や死亡につながる原因に関しては「【マクロスΔ】フレイア死亡の理由は老化(結晶化)と寿命 | 劇場版で登場した、子供の正体や謎も考察」の記事を参照ください。

【マクロスΔ】フレイア死亡の理由は老化(結晶化)と寿命 |子供の正体や謎を劇場版の内容から考察
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【第25話のネタバレ】ライトは無罪であることがバルキリーの音声データから判明

システム中枢の破壊に失敗したままケイオスに帰還したハヤテ達でしたが、レイナがVF-22から回収してきた音声データを復元したことにより「ライトが無罪だったこと」が発覚します。

再生すると、ライトと統合軍との会話が始まります。

この復元された会話内容により、「ライトはウィンダミアへの犠牲最小限にするために人口が少ない場所へ動こうとしていたこと」が発覚。次元兵器を落としたのもライトの意思でなく「新統合軍による“遠隔操作”で強制的に落とさせられた」というわけです。

さらにライトが実は軍人で、「特務諜報員」として新統合軍の非道を止めるために動いていたこと、星の神殿内に落とされていた“星の歌い手の細胞片を発見して回収してきたのも実はライトであったことも明かされました。

美雲の”星の歌”で新統合軍の艦隊が全滅させられる

再びケイオスに訪れたベルガーからの話で「新統合軍がラウリ少佐を指揮官として“ウィンダミアへの総攻撃”をかけること」を知らされます。

ベルガー自身もウィンダミアから手を引くと同時に、一足早く戦線から離脱していきます。そしてケイオスにもレディMから「ラグナへの出撃命令」が下り、これこそがテレビ版での最終決戦となります。

ウィンダミア側も新統合軍が接近していることを知らされ、ハインツから王家の言葉をかけられたことにより、再び“星の歌”を歌わされる美雲。

この”星の歌”は銀河全体に響き渡り、新統合軍の者たちが一瞬でヴァール化させられます。

さらに、ラウリ少佐もヴァール化して洗脳された上で艦内に積んだままの次元兵器をその場で起動して自滅させられる形で多くの艦隊が全滅しました。

ライトが”フレイア達の出会い”を授けてくれていた

25話の終盤で、ハヤテへ母親(アサヒ)からの宅配便が届きます。

フレイアも一緒にダンボール内の荷物を見ている中、まだ幼き頃のハヤテとライトが親子揃っている写真を見つけました。

その写真を見たフレイアを教えてくれたのがライトであったことを確信します。

フレイアが劇中で大切に持ち続けてきたメモリオーディオはライトからもらった物であり、これがキッカケでフレイアは歌を好きになり、ワルキューレになることを目指してウィンダミアから脱走していきました。

その後に1話でハヤテと出会い、この2人の出会いが後のミラージュやワルキューレとの出会いにも繋がったのです。

さらに、ライトが回収してきた”星の歌い手の細胞片”がレディMに渡ったおかげで美雲との出会いも果たします。

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【第26話(最終話)のネタバレ】ラグナでの最終決戦 | ロイドの真の目的も明かされる

26話(最終話)でデルタ小隊とワルキューレによる最終作戦「ラグナロク」が開始されます。

ワルキューレも美雲とマキナを除いた3人で歌い始めてラグナへの降下までは順調に進むものの、星の神殿に美雲(星の歌い手)を立たせたロイドがハインツの目的とする“和平”に反した行動を始めます。

ロイドの真の目的は、「星の歌の力を利用して全銀河に住む人類種の意識を同調させた上で“巨大な地性体”へと変化させて、ウィンダミア人を核とした“永遠なる統治”」でした。

1クール目の8話では、ボーグから完全制空権の確立による人々の解放が目的」と告げられていながらもヴァール化での洗脳という矛盾が生じていました。

しかし、ロイドの目的が判明したことにより、結局は「ロイド自身が全銀河の支配者になりたいだけ」だったということです。

星の歌で消される瞬間にフレイア達の告白タイム

ロイドの目論見が実行される中、星の歌の力でデルタ小隊や空中騎士団も意識を失い、肉体そのものを消されてしまう絶体絶命な状況の中でフレイア達の告白タイムが始まります。

まずは、消されそうになるフレイアハヤテから「好きだ!」と叫びながら告白されますが、フレイアは黙る一方で何も言えません。

そんなフレイアを焚きつけるべく、2人の近くにいたミラージュもハヤテに向かって「好きです」と想いを伝えます。そして最後にはフレイアも涙を流しながら、ハヤテに対して「好き!」とハヤテの想いに応えました。

フレイアがハヤテの想いに応えたことによる“共鳴”と”ルンピカ”で、自分達の危機を跳ね除けました。

美雲も復活 | 最後の決着はキースとロイドでつけられた

フレイア達が告白で危機を脱する中、ロイドへの抵抗を続けるハインツ。

“風の歌”でキース達に「倒すべき敵はロイドと告げた上で「ワルキューレに協力すること」を命じます。それにより、空中騎士団が一時的にワルキューレを護衛しながらデルタ小隊と共闘します。

さらに、敵の攻撃による衝撃と爆発でエリシオンから出されてしまったフレイアが落下しながら「何のために歌うのか?」と、かつて自分がされた質問を今度はフレイアから聞き返します。

フレイアの問いに対して、美雲も「ワルキューレで皆と一緒に歌いたい」という答えを出し、ロイドからの束縛を破って完全復活を果たしました。

ハヤテとミラージュがシグル=バレンスの中枢へ向けて飛ぶ中、エリシオンも海上を走りながらハイテールアタックをで中枢の表面を打ち破り、ハヤテ機とミラージュ機を突入させます。

突入後にはロイドに操られたドラケン達から囲まれますが、後から入ってきたキースが殲滅。そして、キースがハヤテ達には美雲を連れて脱出するように指示します

その後はロイド機と1対1による決戦の末、キースが機体を殲滅、ドラケンから飛び降りた瞬間、自分の剣をロイドの腹部へ突き刺したことで倒しました。

しかし、この時に起きた爆発によりキースもロイドの後を追う形で死亡しました。

最終決戦後にハヤテとフレイアが結ばれた

ミラージュに乗せられてシグル=バレンスから脱出していた美雲は自分を待ってくれていたマキナとレイナ、そしてカナメと再会できた喜びを分かち合います。

一方、ジクフリに乗ったまま飛び続けるハヤテとフレイアもまた、改めて自分たちの想いを伝え合うことで結ばれました

 

劇場版マクロスΔ激情のワルキューレをネタバレ解説

マクロスΔのネタバレ | アニメから劇場版も含むストーリー・結末を解説

出典:映画.com

劇場版1作目として制作された『激情のワルキューレ(激ワル)』は、テレビ版の物語を編集しながら、多くの変更点や新作映像も追加されました。

テレビ版からの変更点も交え、ネタバレも含む形で『激ワル』の物語を紹介していきます。

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初戦から宇宙での鎮圧ライブ | フレイアの歌がハヤテを救う

マクロスΔのネタバレ | アニメから劇場版も含むストーリー・結末を解説

出典:映画.com

フレイアが「ワルキューレのオーディション」を受けるため、無断でウィンダミアから脱出してラグナ行きの輸送船に乗り込んだ所までは、テレビ版とほぼ同じです。

しかし、2人の追手が輸送船の中でヴァール化を起こしてフレイアに襲いかかる展開や、ハヤテがストーリー開始の時点からデルタ小隊に入隊している展開など、テレビ版の変更点が複数見られました。

さらに、ワルキューレの鎮圧ライブや空中騎士団との戦闘も6話での宇宙戦から始まり、歌もフレイアを除いた4人による「ワルキューレがとまらない」に変更。

無数のアステロイドが散らばる宇宙空間の中でメッサーとキースの出会いと初戦闘が繰り広げる中、ハヤテはフレイアの乗り込んだ輸送船から聴こえてくる歌に反応します。

追手2人とはまた別にヴァール化した男性に殺されそうになった瞬間、フレイアの歌う「恋ハレ」から高いフォールド波を発したことで男性のヴァール化を鎮静させたのです。

この時、ハヤテもジクフリから降りて潜入していたものの、同じくヴァール化していた追手2人に抑えつけられていましたが、この2人も鎮静させたことでフレイアの歌がハヤテを助けたことになります。

この場面はテレビ版2話での”最終試験”の場面を使いながら「フレイアとハヤテの出会い」も取り入れられていました。

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フレイア歓迎パーティー中にワルキューレの過去が語られる

助けてもらったお礼として、ハヤテが紹介する形でフレイアを”ワルキューレの新メンバー候補”として推薦しますが、始めはまだ“仮メンバー”としての扱いでした。

レッスン中での練習や体力作りでも皆についていけず叱られることで落ち込んだフレイアのために、ハヤテが気分転換としてジクフリでのドライブ飛行に連れて行ってくれます。

しかし、メッサーに見つかったことでミラージュとフレイアが叱られます。ハヤテは「説教する価値もない」と突き放される始末。

再び落ち込んだまま女子寮に帰宅したフレイアを待っていたのは、カナメ・マキナ・レイナによる温泉での「歓迎パーティー」でした。

この最中にカナメからテレビ版21話で描かれた「ワルキューレの過去話」による映像が流れますが、ここで「フレイアもカナメ達と一緒に”涙目爆発音”を歌う場面」が新規に追加されていました。

カナメ達が想像以上に苦労してきたことを知ったことで涙を流すフレイアですが、この時点で分かり合うことで「フレイアも正式なメンバーとして認められたのです。

ちなみに美雲はテレビ版と同じく、歓迎パーティーをすっぽかしては温泉から少し離れた岩山に裸で立っていました。

劇場版でマキナの家系と曾祖父が正式に判明した

マキナは代々メカニックの家系に生まれた上『マクロスZERO』に登場した「中島雷蔵のひ孫であることが『激ワル』の温泉シーンで正式に判明しました。

“中島”の苗字やメカに強い性質から、テレビ版の時点で気づいていたと思いますが、テレビ版の時には曾祖父の存在まではハッキリ語られていませんでした。

しかし、フレイア歓迎パーティーの中でお爺ちゃんの代からメカニックの家系という台詞が出てきたことで、正式に公表されたのです。

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フレイアのデビューステージ後にロイドから宣戦布告

マクロスΔのネタバレ | アニメから劇場版も含むストーリー・結末を解説

出典:電ホビ

温泉での歓迎パーティーの後にはフレイアのデビューステージも兼ねたライブとなりますが、その会場がテレビ版(4話)でのランドールからアルシャハルへと変更されました。

さらに歌も「不確定性☆COSMIC MOVEMENT」から、この劇場版のために作られた新曲「チェンジ!!!!!」に変更されています。(このライブ映像も美麗なCGを多く取り込まれる形で新たに作られました)

しかし、この歌が終わりそうな瞬間、空中騎士団からの妨害により曲は中断。その上、新統合軍パイロットとゼントラーディがハインツの歌でヴァール化されて、ワルキューレだけでなく観客たちにも被害が及びます。

一方、キースと再戦中のメッサーもヴァール化してしまう中、フレイアの歌が覚醒したと共にハヤテがジクフリで「インメルマンダンス」を駆使しながら美雲と合流させました。

この2人の歌でメッサー達のヴァール化を鎮静していく中、ロイドからの宣戦布告「フレイアへのスパイ疑惑」もかけられてしまいます。

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フレイア誕生パーティー中にメッサーがカナメに告白

マクロスΔのネタバレ | アニメから劇場版も含むストーリー・結末を解説

出典:映画.com

劇場版ではフレイアの誕生パーティーの時期がかなり早まり、ロイドによる新統合軍への宣戦布告がされた後に開かれます。

マキナの提案による開催であることや、ハヤテがフレイアへのプレゼントとして「雪」を贈る展開はテレビ版16話と同じです。

しかし劇場版では、メッサーも出席した上でカナメへの告白シーンも挿入されたため、10話のクラゲから雪が降る光景へと変更されました。

そして、この告白と同時に「メッサーがもう飛べない(戦えない)こと」を教えられます。

さらに、劇場版ではアーネスト艦長からも「ヴァール化と治療の繰り返しでメッサーの内臓が既にボロボロな状態という説明内容も追加。テレビ版よりも少しだけ分かりやすく表現された感もあります。

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フレイアの老化(結晶化)する時期も早められた

フレイアの誕生パーティーやメッサー離脱も経た後は、テレビ版17話と同じ配信ライブも含めた潜入作戦が始まります。しかし、潜入先の惑星が劇場版ではアルシャハルに変更されました。

潜入後はテレビ版10話のストーリーや戦闘が繰り広げられます。

劇場版では、遺跡を通す形で美雲とフレイアがハインツの歌と共鳴し合うショックで倒れた時点で、ハインツだけでなくフレイアも老化(結晶化)を起こしてしまいます。

フレイアの老化(結晶化)した時期もテレビ版より早められたわけですが、この老化(結晶化)が右手だけでなく顎部分にまで発症しており、テレビ版以上に深刻な症状でした。

この直後にアルシャハルを始めとした球状星団の惑星にある遺跡にプロトカルチャーシステムが次々と出現した展開も、大きな変更点でしたね。

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メッサーがキース戦で勝利した後に死亡

美雲とフレイアの歌が止まった隙を突かれて、ハヤテ達が空中騎士団に苦戦させられる中、ヴァール化を起こした状態のメッサーも参戦。そして、カナメの歌う「AXIA」が流れ、メッサーとキースによる決戦が展開されます。

しかし、テレビ版とは違い、キースからの一撃をメッサーが避けたうえにバトロイド形態に変形しての撃ち合いの結果、メッサーが勝利をおさめました。

勝利後にカナメの前に不時着しながら出てきた時にはヴァール化の限界も超えていたため、全身から出血多量の状態でした。そして、瀕死な状態でメッサーからカナメへの想いを伝えた直後に死亡します。

死亡という結果に変わりないものの、それでも死に際に「カナメへの想い」をしっかりと伝えられた点が、せめてもの救いでしたね。

ちなみに、劇場版でメッサーが勝利できた展開へ変更されたのには制作側の意図もあり、「劇場版では勝たせてやろう」という思いやりも込められていたそうです。

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フレイア達が捕まる | ワルキューレが裏切り者扱いされた理由とは

マクロスΔのネタバレ | アニメから劇場版も含むストーリー・結末を解説

出典:映画.com

メッサーの死亡後、マキナも敵の放った銃弾をフレイアから庇って倒れてしまいました。

そんな中、ウィンダミアの遺産であるシグル=バレンスがカナメたちの前に現れます。さらに、残った空中騎士団からの攻撃を受けたことで、ハヤテ機とミラージュ機も撃墜され、完全に敗北します。

ワルキューレは捕まり、フレイア・レイナ・カナメの3人がマキナは治療中であることと「美雲の正体」をロイドから聞かされます。(美雲の正体はテレビ版と同じ設定です)

美雲の正体に対して衝撃を受けたフレイア達。
そして、その後にロイドから見せられた映像に対して、さらなる衝撃を受けてしまいます。

地球を始めとした各惑星で暴動が起きており、「ワルキューレは裏切り者と呼ばれていました。

これはロイドがテレビ版15話とは違う形での情報操作によるもので「ワルキューレがウィンダミアと手を結んだ」という“偽りの情報”を銀河ネットワークで流していたためです。

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ハヤテとミラージュが脱出時にメッサーの写真を発見

ロイドから衝撃な映像を見せられる中、「ワルキューレもハインツと一緒に歌うこと」を勧められるフレイア達。しかし、フレイア達は強く拒否したため再び独房へと監禁されてしまいます。

同じ頃、別のウィンダミア艦に潜入していたハヤテとミラージュは、格納庫でリルドラケンが装備されたメッサー機を発見します。

さらにコクピットの中では“ハヤテ入隊記念の集合写真”「かつての戦友たちとの集合写真」も見つけました。

戦友たちとの集合写真では、いつも厳しかったメッサーも笑っており、彼は死亡した戦友の分も戦っていたことに気づかされます。

そしてハヤテはメッサー機に、ミラージュは側に置かれていたドラケンに搭乗して脱出後、ワルキューレの救出へと向かいます。

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ケイオスもワルキューレ救出作戦を開始

マクロスΔのネタバレ | アニメから劇場版も含むストーリー・結末を解説

出典:映画.com

ハヤテとミラージュが脱出する中、ケイオスもワルキューレ救出作戦を開始します。

エリシオンを筆頭にグラシオンとメガシオンも加えたマクロス級3機アーマード装備のアラド機とチャック機による攻撃で優勢に入ります。

しかし、ロイドに束縛された美雲が歌う“星の歌”によりメガシオンを撃墜。さらに、ラグナへ強制的にフォールドさせられた後も洗脳されたグラシオンからの砲撃を受けて、エリシオンが海中へと撃墜します。

それに加えて、ロイドが星の歌の力を使って実行した“永遠なる統治”により、ハヤテ達も意識を失ってしまいます。

同じ頃、再び独房で監禁させられたフレイアが目を覚まして歌い始めます。

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フレイア達の脱出 | 美雲も完全復活

マクロスΔのネタバレ | アニメから劇場版も含むストーリー・結末を解説

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それぞれ別室に監禁されていたレイナとカナメは、フレイアの歌に反応したことで立ち上がり、独房から脱出します。

さらに、戦場で意識を失っていたハヤテ達も復活したことにより、フレイア達への救出に向けて再び飛び始めました。

治療中のマキナも救出できたものの、ワルキューレ4人が監禁されていた戦艦とシグル=バレンスの距離が離れていたため、美雲を必死に呼びかける4人。

敵軍の攻撃から助けてくれたハヤテやミラージュがドラケン達と戦っている中、フレイア達の歌や呼びかけに反応した美雲も自分の思いに目覚めたことで、ロイドの束縛も打ち破り、完全復活を果たします。

それでも完全に孤立させられたロイドがシグル=バレンスを乗っ取っていることに変わりなく、王家の言葉を連発してはハヤテ達の動きやワルキューレの歌を止められてしまいます。

劇場版では歌とレイナの台詞で”5人の強い絆”が表現された

フレイア達で美雲を復活させた展開はテレビ版と同じですが、この場面で「Absolute 5」を皆で歌う流れに変更されただけでも“ワルキューレの強い絆”が強みを増して表現されていたように感じます。

「Absolute 5」という歌は「5人のうち1人でも欠けたらワルキューレではない」という思いやテーマから作られており、美雲を復活させる場面でも見事にマッチしていたわけですね。

さらに4人で呼びかける中、レイナからの「美雲は1人じゃないという台詞が追加された点も大きかったと思います。

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空中騎士団との共闘 | ハヤテが中枢を破壊した

マクロスΔのネタバレ | アニメから劇場版も含むストーリー・結末を解説

出典:映画.com

再び苦戦を強いられるハヤテを救うべく、戦艦から飛び降りて「ワルキューレは裏切らない」を歌い始め、戦況を完全に巻き返したフレイア

海中から浮上したエリシオンがグラシオンの動きを止め、ハヤテとミラージュがシグル=バレンスを目指して飛ぶ中、ワルキューレ5人も自身の思い(実体ではない映像)を飛ばすことで2人と一緒に飛び立ちます。

そんな彼女たちから発せられた“1人ごとに違う色”を見たキースもまた、「人は1人1人が違う風を持つもの」と解釈した上で部下たちと一緒にハヤテやワルキューレに加勢してくれます。

シグル=バレンス内に潜入後、キースによりロイドを倒された展開はテレビ版の最終話と同じです。ただ、劇場版ではキースがハヤテに出した指示内容が脱出から「中枢へのトドメ」に変更されました。

フレイアの歌と同調したハヤテが放ったトドメの一撃がシグル=バレンス内の中枢を破壊したことにより、ロイドの野望を阻止することに成功したのです。

しかし、キースとロイドが自分たちの決着をつけた後、爆発にのまれて死亡した最期は変わりませんでした。

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クラゲ送りでメッサーやキースを送り出して結末を迎えた

ワルキューレ救出やロイドの野望を打ち砕いたことに成功した後、ボーグを始めとした空中騎士団はシグル=バレンスごとウィンダミアへと撤退していきます。

戦争が終わった後にはテレビ版11話と同じクラゲ送りの展開となりますが、ハヤテやワルキューレの歌で送り出される対象がメッサーだけでなくキースや戦死した者たち全員へと変更されました。

さらに送り出す中でテレビ版10話前半のクラゲ祭りの時と同じく、海中から無数もの光るクラゲが浮かんでくる描写も追加

これにより、テレビ版で語られていた「死んだ者はクラゲとなり浄化された上で新たな命として生まれ変わる」という説明内容も、映像として分かりやすく表現されていました。

ちなみに、テレビ版の最終話で展開された「ハヤテ達の告白シーン」はカットされています。

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フレイアの老化(結晶化)が『絶対LIVE』での死亡へとつながっていく

『激ワル』では最終戦が終わった直後にフレイアとハインツの老化(結晶化)が大幅に解消されたものの、完治しないまま結末を迎えた点はテレビ版と同じです。

そして本作品の続編かつ完結編として制作された『絶対LIVE』ではフレイアの老化(結晶化)が大きく進行してしまい、これが“フレイアの死亡”へとつながっています。

 

マクロスΔの完結編となる劇場版「絶対LIVE!!!!!!」 の結末までのネタバレも含んだストーリー紹介や感想は「劇場版マクロスΔ絶対LIVEのネタバレ感想 | 各キャラの変化やレディMの正体・謎も考察」の記事を参照ください。

劇場版マクロスΔ絶対LIVEのネタバレ感想 | 各キャラの変化やレディMの正体・謎も考察
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まとめ

今回は『マクロスΔ』のテレビ版と劇場版1作目のストーリーを、ネタバレや考察も含む形で紹介しました。

テレビ版の放送時や『激ワル』公開時には「『マクロスF』を超えられなかった」という厳しい評価も多く見られましたが、現在では『絶対LIVE』の影響で作品への評価も少しずつ見直されているように感じます。

ストーリー自体は『絶対LIVE』で完結したものの、2022年4月のライブでワルキューレの活動は今後も続いていきそうな気配も見られた今こそ、本編をリピすることにより、また新たな発見に出会えるかもしれませんね。

   

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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コメント

  1. より:

    そもそもFとは比較にならない程のローカルで小ぶりな作品だったはずが、優劣を論じられるくらいになった時点で既に十分成功しているって感じなんですよね。

    監督たちもそうした思い入れが強かったためか、今では初代以来のメインストーリーはむしろこっちだとも言えるレベルにすらなったわけですし。