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マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説

マクロスシリーズ

『マクロスF(フロンティア)』はシリーズ25周年記念として2008年にテレビ版(全25話)が放送され、2009年から2021年にかけて短編も含み劇場版4作品が公開されました。

本記事では『マクロスF』の人物相関図を作成してみました。
既にTV版と劇場版の両方を視聴した人達は復習用に、最近になってからマクロスシリーズに触れ始めてこれから初めて本作品を視聴される方々にはキャラクターたちの関係性を把握するための予習に役立てていただけると幸いです。

マクロスF(フロンティア)TV版の最終話までのネタバレも含んだストーリー紹介は「マクロスF(フロンティア)TV版のネタバレ | ストーリー・最終話の結末まで解説」の記事を参照ください。

 

マクロスF(フロンティア)TV版のネタバレ | ストーリー・最終話の結末まで解説
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目次

『マクロスF』の人物相関図

『マクロスF』“原点回帰”をテーマとしながらも初の学園モノにするなど、新たなマクロスシリーズの開拓(フロンティア)を起こすことにも成功しました。

さらに放送から10年以上が経過した現在でも“シリーズ最高傑作”と謳われており、劇場版2作で完結を迎えた後も数年後の時代を舞台に描かれた劇場短編『時の迷宮』も公開されています。

 

主人公と2人の歌姫

まずは主人公(早乙女アルト)と2人の歌姫(ランカとシェリル)から紹介します。
『マクロスF』はアルトを中心にランカとシェリルによる“恋の三角関係”を中心に物語が展開していきました。

 

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早乙女アルト(さおとめ あると)

マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説

出典:SPICE

種族 地球人
年齢 16歳→17歳
誕生日 2042年7月27日
身長 175cm
所属組織 民間人(学生)→S.M.S→地球統合軍
学園の在籍コース 演劇科(中等部)→航宙科(高等部2年)
軍での階級 准尉→少尉→中尉(TV版)
コールサイン スカル4
愛称 アルト姫
搭乗機体(TV版) VF-25Fメサイア→VF-171ナイトメアプラスEX
搭乗機体(劇場版) VF-25Fメサイア→YF-29デュランダル
CV 中村悠一

本作品の主人公で歌舞伎の名門・早乙女一座の跡取り息子として生まれました。

幼少期から厳しい舞台の稽古に加えて、掃除や洗濯、料理などの家事も仕込まれています。
さらに10歳の時に舞台デビューを果たし、将来を期待されながら中等部までは美星学園の演劇科に在籍していました。
しかし亡き母(美与)の影響から本当の空を飛ぶことへの憧れを捨てきれず、父親(嵐蔵)との大喧嘩の末に勘当されて家を飛び出してからは航宙科のパイロットコースへ転科しています。

フロンティア艦内でのシェリルのライブ中にバジュラからの襲撃に巻き込まれる中、メサイアに搭乗して戦闘したことがキッカケとなり「守るべき者を守るために戦うこと」を決意した末にS.M.Sへ入隊してパイロットとなります。
入隊後はオズマ隊長率いるスカル小隊に配属され、同じ学園に通うミシェルやルカと共に戦い続けました。

ストーリー初期では少し捻くれた性格が強かったものの、少しずつ成長していくことにより、終盤では重病で苦悩するシェリルの支えとなりました。
また、正義感が強い影響で戦闘中に無茶をすることも多いですが、その行動のおかげでルカを始めとした仲間たちの救出にも成功しています。
ただ、異性から抱かれる恋愛感情には極めて鈍感であり、その点をミシェルから指摘されることもありました。

美少女と間違われる程の綺麗な髪や容姿に強いコンプレックスを持っており、同級生のミシェルからは「アルト姫」と呼ばれていました。
しかし共闘を重ねる中で完全に和解し、アルト自身もミハエルのことを皆と同じように「ミシェル」の愛称で呼ぶようになります。

さらに最終話ではランカとシェリルの歌と共鳴する中、これまで歪み合ってきたブレラとも共闘した上でグレイスを見事に倒し、彼女の野望を止めることに成功しました。

 

劇場版では精神年齢が1〜2歳ほど引き上げられた

劇場版ではアルトの精神年齢1〜2歳ほど引き上げられたことで、1作目『イツワリ〜』時点からランカやシェリルの悩みにも真剣に向き合います。

さらに2作目『サヨナラ〜』でも死亡した(と思われていた)シェリルやオズマ隊長の分も飛んで戦う決意をミシェルの前で強く宣言しました。

 

劇場版では最終的にシェリルを選ぶことで三角関係の決着をつけた

『マクロスF』はTV版の時点で物語や歌姫たちへの高い評価を得られた一方、アルトだけに対しては非難の意見もぶつけられていました。
それはアルト自身が最終話まで、どちらも選ばずにランカともシェリルとも結ばれなかったことが大きな理由となっています。

しかし劇場版では『サヨナラ〜』の結末でランカからの告白を断った上でシェリルの方を選んだことにより、ついに恋の決着がついたのも束の間…
その直後にアルト自身がバジュラクィーンと共にデフォールドしながら行方不明となる形で結末を迎えてしまいました。

 

劇場短編『時の迷宮』でアルトの生存が確定された

『サヨナラ〜』から10年ぶりの続編かつ完全新作として公開された劇場短編『時の迷宮』で、ランカとシェリルの歌に反応して発せられた“光の柱”により「アルトの生存が確定されました。

ただ、この作品内では正確な居場所までは明かされておらず、また今後に更なる続編(または真の完結編)が制作され、その中で皆との再会を遂げる展開に期待するファンも多いです。

『劇場短編マクロスF〜時の迷宮〜』の結末までのネタバレも含んだストーリー紹介や感想は「劇場短編マクロスFのネタバレ感想 | 更なる続編(真の完結編)が制作される可能性を考察」の記事を参照ください。

 

劇場短編マクロスFのネタバレ感想 | 更なる続編(真の完結編)が制作される可能性を考察
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ランカ・リー

種族 地球人とゼントラーディのクォーター
年齢 15歳→16歳
誕生日 2043年4月29日
身長 156cm
体重 42kg
血液型 Oz
所属 民間人(学生)→歌手(ベクタープロモーション)
学園の在籍コース 聖マリア学園(TV版)→美星学園の芸能科
バイト先 中華飯店「娘々」
異名 超時空シンデレラ
CV、歌 中島愛

本作品の歌姫かつヒロインの1人で、歌手を夢見ながら学業とバイト生活を両立している少女です。

実は11年前にバジュラにより壊滅させられた第117次大規模調査船団の生き残りであり、脱出ポッドで彷徨う中をオズマに回収されたと同時に引き取られ、そのまま義兄となったオズマと一緒に暮らしながら生活してきました。

しかし、アルトやシェリルとの出会いがランカのこれまでの人生を大きく変えることになり、ベクタープロモーションのエルモからスカウトされたことがキッカケで歌手活動を始めます。

そのような下積みを続けた結果「超時空シンデレラ」という異名もつけられた形で大ブレイクを果たしました。
しかし、ランカの歌声「バジュラ達を制御できる能力」があることを知られて以降はグレイスやレオンにその歌の力を都合のいいように利用されてしまいます。

さらにTV版の終盤では実の兄(ブレラ)と共にバジュラの母星へ向かうものの、その目前でグレイスに囚われた挙句に操られてしまいますが、ブレラやアルトからの呼びかけにより解放されます。
そして最後にはシェリル共に歌い続けた末、アルト達と共にグレイスの野望を阻止しました。

 

劇場版では既に”アルト達と友人関係”という立ち位置に変更された

ランカのTV版から劇場版における変更点として、ストーリー開始の時点からアルト達と既に“友人関係”という立ち位置であることを真っ先に挙げる人達も多いと思います。

フロンティア艦で開催されるシェリルのライブチケットを取ってくれた者をオズマ(TV版)からアルト(劇場版)へ変更させたことを始め、2人の関係性がTV版より親しいことを示してくれています。

 

劇場版ではTV版以上に行動力が増した

ランカもアルトと同様に劇場版では精神年齢が1〜2歳ほど引き上げられたことにより、TV版と比べて本編での行動力が大きく増した印象もあります。

シェリルとの出会いを経てからミス・マクロスへの出場を決意したものの、TV版では内気な性格が災いして親しい友人(松浦ナナセ)に同行してもらっていました。
しかし劇場版ではナナセとの関係性も大きく変更された関係性もあり、1人で会場に行ってはステージで歌うことにも成功しました。
(この出場がテレビ放送によりバレたことで停学処分にされた点は、TV版でも劇場版でも同じでしたが…)

さらに『イツワリ〜』では住人たちを守るために再びフロンティア艦内に侵攻してきたバジュラを自分に惹きつけよう走り出したり『サヨナラ〜』で自らシェリル救出作戦を提案した上で刑務所内での“慰安ライブ”を決行しました。

 

劇場短編でアルトを追うことを決意する

『サヨナラ〜』から数年後、ランカ達が向かった遺跡の中で行方不明中だった“アルトの生存と居場所”を確認しました。
この時点で確信を得ながら「今度こそ逃がさないからね!」と呼びかけていたため、本作品の後からオズマたちと一緒に光の柱が導く方向へと向かったはずです。

本来ならば、追った先での再会を果たすことで一度は決着がついたはずの三角関係にも逆転劇が起こり、ランカがアルトと結ばれる展開に期待するファンも多いとは思いますが…
既にランカからの告白を断ったアルトの方の気持ちは揺るがないでしょうし、その辺は少し難しいかもしれませんね。

 

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シェリル・ノーム

年齢 公称17歳(正確な年齢は不明)
誕生日 11月23日
身長 169cm(TV版)、165cm(劇場版)
職業 トップシンガー
血液型 Oz
学園の在籍コース 美星学園の航宙科(TV版のみ)
バイト先 中華飯店「娘々」
異名 銀河の妖精
CV 遠藤綾
May’n

ランカと同じく本作品の歌姫かつヒロインの1人であり、マクロスギャラクシー船団出身の女性です。
ユニバーサルボードで17週連続1位という圧倒的な売上記録を誇り、その美貌と歌唱力から「銀河の妖精」という異名で呼ばれるトップシンガーです。

実は『マクロスZERO』のヒロインとして登場したマオ・ノームのですが、幼少期に両親を殺されたことで孤児となり、スラム街を彷徨う中でグレイスに保護されたことがキッカケで歌手となりました。
銀河横断ツアーとして、グレイスと共にフロンティア艦を訪れた時にアルトやランカと出会い、後にミシェル達との交流も深めていきました。

自身の容姿や歌に対する強い自信とプライドに溢れた性格のため、周囲からの反感を買うこともあります。
しかし、幼少期の頃から感染していた「V型感染症」の症状が本格的に発症したことで苦しみ始めた時からはアルトやランカに対して弱音も吐けるようになりました。

グレイスの策略により絶望の果てにまで陥れられたことで一度は本気で歌手をやめることも考えていましたが、アルトやランカの助けも得たことで復帰します。
歌から放たれるフォールド波の強さや数値はランカには及ばないものの、最終話ではランカと共に歌いながら、アルトたちと一緒にグレイスの野望を阻止することに成功しました。

 

劇場版ではアルトと幼少期に出会っていた設定に変更された

劇場版ではシェリルも幼少期アルトと出会っていた設定に変更されました。
(シェリルが早い段階で思い出したのに対し、アルトの方は終盤でやっと気づいたわけですが…)

『イツワリ〜』の時点ではこの変更点における意味はあまりなかったように見えますが、このような過去もまた『サヨナラ〜』でアルトから選ばれた結末へ繋がるための伏線にもなったのでしょう。

 

3人の中で立ち位置が最も多く変更された

シェリル自身がTV版の時点でアルトやランカよりも大人びていたため、シェリルにおいては劇場版で精神年齢が引き上げられることはありませんでした。
しかしスパイ疑惑をかけられた展開」や、その疑惑をレオン三島に悪用される形で「アルカトラズ刑務所に収監される」など、3人の中では立ち位置が最も多く変更されています。

マクロスF劇場版の結末までのネタバレも含んだストーリー紹介は「マクロスF劇場版のネタバレ | ストーリー・結末を解説」の記事を参照ください。

 

マクロスF劇場版のネタバレ | ストーリー・結末を解説
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劇場版ではアルトと結ばれた後に長い眠りにつく…

TV版と違い『サヨナラ〜』の結末で選ばれたことにより、シェリルの方がアルトと結ばれる形で三角関係の決着がつきました。
しかし、シェリルが「V型感染症」にかかる展開は劇場版でも変わらなかった上、その症状は吐血などを始め、TV版よりも悪化していました。

TV版では最終話でランカの能力と処置によって、これまでの苦しみがまるで嘘だったかのように克服しました。
しかし、劇場版の方ではそのような処置もないまま残る生命を振り絞って歌い続けた末に倒れてしまいます。
そしてランカの血液を輸血されても目覚めることなく、病室で眠り続けながら結末を迎えており、その状態は劇場短編『時の迷宮』の時期でも変わりませんでした。

しかし眠る中でもランカの歌に反応しながら一緒に歌っていたことにより、復活の兆しが見え始めています。

 

美星学園の生徒たち

ここからはアルト達と一緒に美星学園に通うキャラクター達を紹介します。

美星学園とはフロンティア船団のアイランド1ある教育機関であり、伝統文化の継承や専門技能者の養成を目的とした超エリート校です。

 

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ミハエル・ブラン(ミシェル)

年齢 17歳
誕生日 2042年(月日は不明)
身長 180cm
所属組織 S.M.S(スカル小隊)
学園の在籍コース 航宙科(高等部2年)
軍での階級 少尉
コールサイン スカル2
愛称 ミシェル
搭乗機体 VF-25Gメサイア
CV 神谷浩史

アルトの同級生で同じ航宙科では常に首席の座に君臨する優等生です。
一見は純血な地球人に見えますが、祖父母が”ゾラ人”であったため、やや耳が尖っています。

学園ではアルトと親友かつ好敵手という関係性であり”アルト姫”と呼びながら茶化すことも多いですが、S.M.Sではオズマやルカ達と共に”アルトの先輩”にあたるため、入隊してきたばかりのアルトに対しても規律や上下関係に厳しい面もありました。

日常では綺麗な女性を見たらナンパせずにはいられないプレイボーイ気質な性格ですが、それは幼少期に経験した両親や姉(ジェシカ)との死別により孤児として育った寂しさによる影響からきています。
ただ、ミシェル自身が”戦争”という死と隣り合わせの状況で生きているため、本心では「本気の恋愛を恐れていること」が明かされました。

非常に常人離れした”視力の良さ”を誇り、その長所を活かすように「狙撃手(スナイパー)」というポジションで戦い続けました。
ちなみにスナイパータイプのバルキリーに搭乗していたのにも「姉(ジェシカ)の死亡」による影響からでした。

幼馴染のクランとは互いに好意を抱くものの、彼女の前で本心を伝えられたのは自身がバジュラに腹部を貫かれて死亡する寸前のタイミング(TV版20話)でした。
その想いを告げた後に力尽きて、眼鏡だけ残して宇宙空間へと放り出されながら物語から退場していきました…。

 

劇場版では最もアルトの実力や成長を理解してくれた存在

“アルトの親友”という関係性にあるミシェルはTV版でも本心ではアルトの高い実力を認めてはいました。

しかし劇場版では素直にアルトを褒める内容の台詞を何度も口にしています。
特に『サヨナラ〜』では、シェリルを救えなかった悲しみから立ち直るアルトに対して「もう”姫”とは呼べないな」と言ったり最終戦で覚醒したアルトの翼の舞を見ながら「傾いてやがる」と本当に彼のことを認めたような台詞を呟きました。

 

劇場版では死亡せずに生き続けた

TV版ではバジュラの攻撃からクランを守るために死亡したミシェルですが、劇場版では自機を破壊されても死亡せずに生き残りました。

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ルカ・アンジェローニ

マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説

出典:hange

年齢 15歳
誕生日 2043年(月日は不明)
身長 160cm
所属組織 S.M.S(スカル小隊)
学園の在籍コース 航宙科(高等部2年)
軍での階級 准尉
コールサイン スカル3
搭乗機体 RVF-25Gメサイア→ VF-171ナイトメアプラスEX(TV版のみ)
CV 福山潤

総合機器メーカー「L.A.I技研」御曹司で、コンピューターや電子機器の扱いに長けた少年です。
アルトやミシェルより年下ですが、ルカ自身が飛び級で進級しているため、学園では2人と同級生でした。

スカル小隊では自身のメサイアに搭載されているゴースト(無人戦闘機)も操りながら後方からの情報支援を担当していました。
ちなみに3機のゴースト名は「シモン」「ヨハネ」「ペテロ」です。

普段は穏やかな性格で同じクラスの松浦ナナセに好意を抱いていますが、バジュラ襲撃によりナナセが重症を負わされたことやミシェル死亡が原因で、ランカを囮に使う作戦を発案するなど非情な一面も見せていました。

意外な非情さでアルトから責められたこともありますが、最終話ではゴーストの制限解除により発動させた「ユダ・システム」でアルトたちを援護してくれました。

 

劇場版では姉やレオンとの関係性で死亡する可能性もあった

劇場版では複数のキャラクターたちの一部の関係性が変更されており、ルカも例外ではありませんでした。
まず劇場版では松浦ナナセの出番が少なく彼女自身が美星学園の生徒でなくなったため「ナナセへの想い」という感情削除されました。

また、ルカの“レオンと婚約関係”という設定に変更されており、レオンの不正を強く抗議したルカは彼から姉の結婚を盾に脅迫された上、レオンの部下により宇宙空間へ放り出されたこともありました。
物語中ではミシェルから救出されたことで生き延びましたが、もしもS.M.Sの者たちから発見されなかった場合、そのまま宇宙空間を彷徨いながら死亡した可能性も充分にあったわけです。

 

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松浦ナナセ(まつうら ななせ)

年齢 16歳
誕生日 2043年(月日は不明)
身長 165cm
所属事務所 ベクタープロモーション(劇場版のみ)
学園の在籍コース 美星学園の美術科(TV版のみ)
CV 桑島法子

バイト先の中華飯店「娘々」でランカと知り合い親友同士となった少女で、ランカからは“ナナちゃん”という愛称で呼ばれています。
さらにランカの歌手になる目標を誰よりも親身になって応援しており、TV版ではミス・マクロスの会場にも同行してくれました。

普段は大人しい性格ですが、ランカに頼られている影響もあって彼女絡みのことに対しては大胆な行動に走ることもあります。
親友のランカには友達以上の感情を抱く一方、ルカからの好意には全く気づいておらず、彼のことはあくまでも友人くらいにしか思っていませんでした。

TV版20話でバジュラからの襲撃に巻き込まれて重傷を負わされたため昏睡状態に陥りますが、最終話(第25話)の結末で意識が戻りました。

 

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劇場版では出番が減った上にランカとの関係性も大きく変更された

ナナセはTV版から劇場版において、アルトたち以上に設定や立ち位置を大きく変更されたキャラクターでもあります。

この辺は映画という時間や尺などの関係でやむを得ない故の変更だったと思いますが『イツワリ〜』では未登場だった上に『サヨナラ〜』でも「ランカのマネージャーという立ち位置に変更されたため、出番も少なめでした。

さらに美星学園や娘々には通っておらず、ランカとはあくまでも「歌手とマネージャー」という程度の関係性だったために、お互いに敬語を使って話すなど、かなりよそよそしい雰囲気でした。
しかし数年後の『時の迷宮』ではランカの方がタメ口で話すように変わっており(ナナセの方は相変わらずまで敬語でしたが)、劇場版でも2人の関係性が少しずつTV版に近づいているようです。

 

S.M.S(エス・エム・エス)

「S.M.S」はリチャードがオーナーを務める民間軍事会社であり、新統合軍とは違って金銭を支払う形(主に政府やシェリル)で依頼を受けた時のみに防衛や戦闘を行うことを主な仕事としています。

事業規模も非常に大きく、フロンティア船団だけでなく惑星エデンを始め複数の船団や惑星に支社が設立されています。
さらに支社ごとに配備されている「マクロスクォーター」を母艦とし、その中でもアルト・ミシェル・ルカはオズマ隊長率いる「スカル小隊」に配属された中でバジュラ達と戦い続けました。

 

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オズマ・リー

年齢 27歳
誕生日 2032年1月5日
身長 185cm
所属組織 S.M.S(スカル小隊の隊長)
階級 少佐
コールサイン スカル1
搭乗機体 VF-25Sメサイア
CV 小西克幸

S.M.Sスカル小隊隊長です。

普段は豪快かつ大雑把な性格ですが、任務や戦闘中では非常にシビアとなります。
しかし、義妹のランカに対してはとても甘く過保護なため、始めは歌手を目指すことにも猛反対してましたが、エルモからのスカウトや説得により渋々ながらも承諾してくれました。

元々は新統合軍のエースパイロットでしたが、11年前に起きた”第117次大規模調査団”へのバジュラ襲撃に対する対応を巡って軍を除隊していました。
(その後にS.M.S入隊やランカを妹として引き取って育て始めめした)

キャサリンとは元恋人同士でしたが、ランカを引き取ってからは彼女にかかりきりとなったため、一度別れています。
しかし、一緒に三島の陰謀を探るうちに寄りを戻したことにより復縁しました。

また『マクロス7』で活躍したバサラたちFIRE BOMBERの大ファンであり、カーオーディオで聴くだけでなく、オズマが命懸けで戦ったTV版17話でもBGMとして流れていました。

 

劇場版ではシェリルとの関係性が追加された

隊長キャラや”ランカの義兄”という立ち位置は劇場版でも変わっていません。
しかし劇場版ではTV版でほとんど関わることのなかった「シェリルとの関係性」が多く追加されており、このような新たな絡みや関係性も物語を大いに盛り上げてくれました。

 

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クラン・クラン

種族 メルトランディ
年齢 19歳(TV版)、18歳(劇場版)
誕生日 2040年(月日は不明)
身長 146cm(マイクローン時)
所属組織 S.M.S(ピクシー小隊)
階級 大尉
搭乗機体 クァドラン・レア
CV 豊口めぐみ

大学に通いながら、メルトランディの女性パイロットたちで結成された“ピクシー小隊”隊長を務めていた女性です。

“遺伝子異常”により、巨人時は非常にグラマラスで大人な見た目ですが、マイクローン化すると実年齢を大きく下回る体型と声に変わってしまいます。

ミシェルとは幼馴染かつ彼の姉(ジェシカ)とも友人同士でもあったため、彼ら姉弟の悲しい過去を知る数少ない人物でもあります。
ミシェルへの想いを日頃から彼よりはハッキリ告げてきたものの、TV版20話で死別させられます。

ミシェルと死別後は仇討ちのため、アルトやルカと共に新統合軍に残って戦い続けました。
最終決戦で愛機(クァドラン・レア)を大破された後はミシェルのメサイアに乗って戦い、グレイスを倒しに向かったアルトに対して専用武器のライフルを託し、アルトもこのライフルでグレイスへの止めの一撃を放っています。

 

劇場版では戦争終結後もミシェルと一緒に過ごす

TV版と違って劇場版ではミシェルも死亡せず生き残ったため、戦争終結後や『時の迷宮』の時代でもミシェル達と一緒に過ごし続けています。

 

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カナリア・ベルシュタイン

マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説

出典:ランこれ

身長 180cm
所属組織 S.M.S(スカル小隊)
階級 中尉
搭乗機体 VB-6ケーニッヒモンスター
CV 桑島法子

スカル小隊に所属する寡黙な女性ですが、戦闘では巨大な重可変爆撃機(ケーニッヒモンスター)に乗って豪快に戦います。
さらに医師免許も取得しているため、戦闘時以外では隊員たちの治療に務めながら仲間たちの良き相談相手にもなってくれました。

既婚者で夫と息子(エディ)がおり、コクピットには家族の写真を貼っています。

 

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ボビー・マルゴ

身長 190cm
階級 大尉
CV 三宅健太

マクロスクォーターの操舵士であり、いかつい見た目とは裏腹に中身は女性の心をもつ立派なオカマさんです。
しかし戦闘中でマクロスクォーターの変形やマクロスキャノン発射時には男らしく声を荒げながら叫びます。

実はオズマに強い好意を抱いてますが、強く迫るようなことはせず、彼のことは”心の恋人”として想うだけに留めています。

また、S.M.S入隊前までは「伝説のメイクアップアーティスト」と呼ばれる程の有名人であり、歌手デビューしたランカの良き相談相手にもなってくれました。

 

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モニカ・ラング

身長 165cm
階級 曹長
CV 田中理恵

マクロスクォーターのブリッジ・オペレーターで「索敵」を担当しています。

真面目な優等生タイプな性格で、他2人の女性オペレーターをまとめ上げる上に料理が得意な一面もあり、作ってきたお弁当の味をジェフリー艦長から褒められることもありました。

実はジェフリー艦長への好意を密かにを寄せており、本人は上手く隠し通せていると思い込んでましたが、その想いは既に周囲にはバレていました。

 

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ミーナ・ローシャン

マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説

出典: Facebook

身長 172cm
階級 伍長
CV 平野綾

ブリッジ・オペレーターの1人で「艦内ステータス管理」などを担当している、褐色の肌と眼鏡が特徴な女性です。
旧インド系財閥の出身でマイペースな性格ですが、IQ180を誇る頭脳の持ち主でもあります。

 

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ラム・ホア

マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説

出典: Facebook

身長 162cm
階級 軍曹
CV 福原香織

ブリッジ・オペレーターの中では最年少ですが、物怖じせず毒舌を吐くこともある女性です。
さらにデータの収集や分析を趣味としており、分析せずにはいられない性質もあります。

「通信」「火機管制」を担当していました。

 

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ジェフリー・ワイルダー

マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説

出典:ランこれ

身長 178cm
階級 大佐
CV 大川透

マクロスクォーターの艦長ですが、かつては新統合軍パイロットとして腕を奮い、オズマとも“旧知の仲”とされています。
既婚者でしたが、本編の時点では妻とは既に死別しているため、バツイチの身です。

判断力や決断力に優れており、クルーたちからの信頼も高い一方で自分に好意を寄せるモニカには何気なくセクハラ行為をはたらくこともありました。

 

劇場版では”元サーファー”の腕も見せつけた

ジェフリー艦長は新統合軍のパイロットであると同時に“元サーファー”という経歴の持ち主でもあります。

『サヨナラ〜』ではストーリー前半の慰安旅行や最終決戦の中で、サーファーとしての高い腕前も披露してくれました。

 

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リチャード・ビルラー

種族 ゼントラーディ
CV 宮澤正

S.M.Sのオーナーであると同時に星間運輸会社の経営者であり、グラス大統領の有力な支持者でもあります。

少尉に昇進したアルトを自宅に招き「フォールド断層で隔てられた銀河を1つにする」という自身の夢と、その実現方法にバジュラが関わっていることを語りました。
本編での登場回数は少なかったものの、小説版ではレオン三島に多額の資金援助を行い、彼をグラス大統領の元に送り込んだという設定も追加されています。

ちなみに、指にはめているロケットにはリン・ミンメイの写真が入っています。

 

TV版では描ききれなかった結末も存在する

TV版では最終話でも少しだけ登場したものの、特に大きな変化や行動を起こさないまま結末を迎えました。
しかし小説版ではバジュラ戦役の終盤で自身をマイクローン化させた後、フォールドするバジュラに追髄していく形で姿を消していきました。

リチャード自身が「あの人のいる時空の果てへ」と話していましたが、彼の言う“あの人”とはミンメイのことと思われます。

しかし劇場版では未登場で『イツワリ〜』のパンフレット内にキャラ名が記載されているだけに留まりました。

 

ベクタープロモーション

エルモが社長を務める芸能事務所であり、ストーリー開始の時点では”弱小なプロダクション”と扱われていましたが、ランカが大ブレイクしたことにより、事務所の存在感も大きく成長しました。

 

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エルモ・クリダニク

種族 ゼントラーディ
CV 大川透

ベクタープロモーションの社長であり、街中で歌うランカの歌声に惚れ込んでスカウトした男性です。
政府命令でランカのマネージャー権をグレイスに奪われてからヤケ酒の日々を送っていましたが、ストーリー終盤では復帰したシェリルのマネージャーをボランティアで行いました。

しかし劇場版では『イツワリ〜』の後半からストーリー展開が大きく変更された影響もあり『サヨナラ〜』では最終戦の中、ナナセや民間人と一緒にシェルター内で避難する場面だけで終わっています。

 

ブリタイ提督の息子である可能性は高い?

エルモの苗字が初代マクロスに登場したブリタイ提督と同じ苗字のため、本放送中から「ブリタイ提督の息子も多く出ていました。
しかし、シェリルやミランダとは異なり、エルモとブリタイの親子関係においては公式や制作側から確実な答えがなかったため、あくまでも”初代マクロスのオマージュ程度”と捉えた人も多かったようです。

確かに確実とは言い切れませんが、小説版では第一次星間大戦の中「歌姫(ミンメイ)を守った父親をもつ」という記述や、その息子が歌の可能性に魅入られたために軍を去った後の場面で、エルモが海兵の特殊部隊をアッサリ倒してしまう場面も追記されていました。

“種族”“強大な強さ”などの共通点を当てはめることにより「エルモがブリタイ提督の息子である可能性は極めて高い」と思います。

 

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徳川一郎(とくがわ いちろう)

マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説

出典:ほらみぃ

種族 ゼントラーディ
持ち歌 宇宙兄弟船
CV 稲田徹

ベクタープロモーションに所属する演歌歌手です。
エルモとは真逆にマイクローン化はせず、巨人の体型のまま活動していました。

ゴツい見た目とは裏腹に優しい性格の持ち主であり、TV版では落ち込むランカやエルモを優しく励ましてくれています。

 

早乙女一門(さおとめいちもん)

歌舞伎の名門として長年にわたり代々受け継がれてきた家系で、アルトが生まれ育った家でもあります。

 

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早乙女嵐蔵(さおとめ らんぞう)

種族 地球人
CV 三宅健太

早乙女一門の18代目宗家であり、アルトの父親です。
(妻であった美与とは本編の時点で既に死別しています)

息子のアルトを立派な跡取りにするために幼少期から厳しく指導してきましたが、アルトとの確執を経て絶縁状態となっています。

TV版ではシェリル達と共にミス・マクロスの審査員を務めるなどの見せ場もありました。
ストーリー後半で倒れた後からは車椅子生活を余儀なくさせられますが、体調が悪い中でも最終決戦で飛ぶアルトの”舞い”を認めてくれたのです。

しかし劇場版の方ではアルトの回想シーンに登場しただけに留まっています。

 

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早乙女矢三郎(さおとめ やさぶろう)

マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説

出典:ほらみぃ

種族 地球人
CV 野島裕史

早乙女一門の歌舞伎役者で、アルトの兄弟子です。
アルトとの血縁関係はありませんが、アルトからは「兄さん」と呼ばれています。

アルトが勘当されたことで矢三郎自身が「時期宗家の最有力候補」とされていますが、本心ではアルトの才能を惜しみながら、何度もアルトに対して戻ってくるように説得していました。
細めな優男で普段は温和な性格や話し方ですが、自分の父親が倒れても戻らないアルトに対しては両目を開いて怒鳴ることもありました。

TV版では失意の果てに倒れたシェリルを介抱して早乙女家で休ませた上、彼女が歌手を再会するキッカケを作ってくれた人物でもあります。

嵐蔵と同じく劇場版では出番を大きく減らされましたが、幼少期のアルトが出演するギャラクシーでの舞台に同行してくれていたなど、とても面倒見の良い一面も見せています。

 

フロンティア政府

グラス大統領を主としてフロンティア船団の政治だけでなく、バジュラ襲撃への対策も懸命に行っています。

 

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ハワード・グラス

マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説

出典:ほらみぃ

種族 地球人
CV 西村知道

フロンティア船団の新統合政府“第4代大統領”にして、キャサリンの父親です。

フロンティア船団へのバジュラ襲撃から住人たちを守るため懸命に活動し続ける一方、部下であるレオン三島の本心や企みまでは見抜けませんでした。
TV版ではレオンに暗殺される形で、劇場版でもレオン達と共にバジュラの思念体たちに銃殺される形で死亡しました。

 

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キャサリン・グラス

年齢 23歳
誕生日 2036年12月26日
身長 173cm
所属組織 新統合軍
階級 中尉
愛称 キャシー
CV 小林沙苗

グラス大統領の娘で、大学を首席で卒業した程の明晰な頭脳と過去に準ミス・フロンティアに選ばれた程の美貌の持ち主です。

本編開始の時点では“レオン三島の婚約者”となっていましたが、元恋人のオズマと一緒にレオンの悪業を探るうちにレオンとの婚約関係を解消した上でオズマとの恋愛関係も復縁しました。

本来は新統合軍に所属していますが、本編ではマクロスクォーターの「航空機管制」としてS.M.Sのクルーたちと共に戦うことの方が多かったです。

初登場時は真面目過ぎる性格が災いして融通の効かない一面も強く見られましたが、S.M.Sのクルーたちとの絆を深めながら柔らかい性格へと変わっていきました。
また、TV版で開催された超時空バーゲンではボビーたち以上に衝動買いするなど、何気に年相応な女性らしい一面も見せていました。

劇場版でもオズマとは破局していた状態から始まったものの、TV版と違ってレオンとの婚約関係もなかったため、ストーリー進行に合わせてオズマとよりを戻す展開に変更されました。

 

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レオン・三島(みしま)

年齢 26歳
誕生日 2033年(月日は不明)
地位 補佐官
CV 杉田智和

フロンティア大統領府の首席補佐官です。
元は新統合政府から派遣された軍人であり、そこでも参謀の座にまで上がった秀才でした。

外面ではグラス大統領に尽くしながら懸命に働く素振りを見せていましたが、大統領には内緒でグレイスと密かに接触しながら「銀河の物流ネットワークを支配する」という目的のために暗躍していました。

ストーリー後半でアイランド1で大量発生したバジュラの騒乱に乗じてグラス大統領を暗殺後は自身が「大統領代行」を主張します。
さらにランカの歌や新統合軍も利用しながらバジュラの母星を目指しますが、最終決戦の最中に”大統領暗殺”の容疑を告発されたことで失脚しました。

 

劇場版ではグレイスをも欺いた

レオンの立ち位置は劇場版では基本的に変わっていません。
(強いて言うなら、婚約者がキャシーからルカの姉に変わったこと位です)

グレイスと密かに接触していた行動も同じでしたが『サヨナラ〜』の中盤でグレイスをも欺きながら裏切って陥れた上に“シェリルのスパイ疑惑”まで巧みに利用してはシェリルを刑務所行きにさせてしまいました。

これらの行動だけでもTV版以上の頭脳明晰さを見せつけたわけですが、それでも最後にはグラス達と共にインプラントに支配されたブレラ達の手で殺されたことで死亡しました。

 

第117大規模調査船団

2048年にバジュラたちからの襲撃を受けたことで壊滅させられた大規模な船団です。
ランカはこの船団の唯一の生き残りであった上、シェリルの祖母(マオ)を中心にバジュラやV型感染症の研究も行なっていました。

 

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マオ・ノーム

マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説

出典: Facebook

種族 地球人
CV 南里侑香(『マクロスZERO』本編)
アメリア
アメリア

『マクロスF』でのマオは台詞を一切発していませんでした。

第117大規模調査船団団長で、グレイスやランシェたちと共にV型感染症とバジュラの研究に勤しんでいた女性です。
本編内では「Dr.マオ」と呼ばれており“プロトカルチャー研究の第一人者”とされています。

実は『マクロスZERO』のノーム姉妹として登場したマオが年老いた姿であり、この作品中で姉(サラ)と想い人(工藤シン)が旅立った後に本人も姉たちを追うように旅立っていたのです。

さらにシェリルの祖母であることも劇中で明かされています。
ちなみに娘の名前は”サリー”で、この女性がシェリルの実の母親でした。

 

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ランシェ・メイ

マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説

出典:hange

種族 研究者
CV 坂本真綾

マオやグレイスと共にV型感染症とバジュラの研究に勤しんでいた女性で、ランカとブレラの母親です。
グレイスからは比類なき直感力と発想力を認められていた一方、バジュラの調査や利用方法において意見が対立していました。

また、ランシェ自身もV型感染症にかかっていた中でランカを身籠り出産したことが明かされており、娘のランカが本編で見せてきた“フォールド波の強さ”は母親から遺伝されたものとされています。
本編の時期では”消息不明”とされていましたが、11年前のバジュラ襲撃に遭った時点で死亡したものと思われます。

 

マクロスギャラクシー船団

第51次超長距離移民船団の総称で第117大規模調査船団から去ったグレイスが移った場所であると同時に、シェリルの出身地でもあります。

未知のテクノロジーを生み出し、独自にインプラントやサイバネティックス(人間の半機械化)などの技術力は全銀河でもトップクラスのレベルを誇ります。

 

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グレイス・オコナー

マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説

出典:ほらみぃ

身長 173cm
本名(劇場版) グレイス・ゴドゥヌワ
CV 井上喜久子

シェリルのマネージャーとして、彼女と共にフロンティア船団を訪れてきた女性です。

表面上では物腰が柔らかく穏やかな性格ですが、裏でレオン三島と密約を結んだ上、バジュラを呼び寄せることでフロンティア船団を交戦状態に陥れた張本人です。

過去にマオやランシェと共にバジュラについての研究を経た中でバジュラのもつフォールド通信を知ったことで「全人類の意思を統合する形による支配」という野望のために暗躍し続けてきました。

TV版のラスボス的存在としてバジュラだけでなくシェリルやランカの歌を都合の良いように利用し続けた末、バジュラクィーンと融合しては本格的に全銀河の支配に乗り出しますが、最終決戦の中で自分が操ってきたブレラやバジュラに見限られた末、アルトの狙撃を喰らうことで倒されました。

しかしグレイスの全身が機械化されており非常に優れた情報処理と通信能力を所持していたため、利用中の身体が破壊されてもすぐ別の身体へ移行することが可能です。
そして最終話で破壊されたグレイスの身体もあくまでも端末の1つに過ぎず、ギャラクシー船団に存在していた“本体”がバジュラ戦役終了後も健在とされています。

 

劇場版では最後までシェリルをフォローする立ち位置に変更された

劇場版でもレオン三島と密約していた点は変わりませんが、TV版とは真逆にレオンの裏切り行為によって彼の部下たちから銃撃された上に拘束されてしまいました。

しかし、フロンティア側からのネットワーク切断により支配から逃れた後に逃亡後、最終戦の最中にシェリルが歌えるためのステージを準備することで最後まで“シェリルの支え”となってくれました。
そしてシェリルとランカの歌に乗せた「アルトの光の舞」によって銀河が本当に震えた瞬間を見届けながら死亡します。

 

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ブレラ・スターン

マクロスFの人物相関図!キャラクター達のTV版と劇場版の違いも解説

出典:ランこれ

年齢 19歳
誕生日 2040年(月日は不明)
身長 180cm
所属組織 アンタレス小隊
軍での階級 少佐
コールサイン アンタレス1
搭乗機体 VF-27γルシファー
CV 保志総一朗

バジュラに壊滅させられたギャラクシー軍の残存部隊とされるアンタレス小隊を率いるパイロットで、ランカの実の兄です。
しかし、本編で初登場する前からグレイスの部下として活動していました。

身体の大部分をインプラント化(人工化)された機装強化兵(サイボーグ)のため、身体の各部にナイフなどの武器を内蔵している上、戦闘能力も極めて高いです。

極めて冷徹な性格であり、アルトに対してはランカを巡り対立的な言動を取ることも多かったです。
ストーリー後半ではグレイスや新統合軍の下で歌うことになるランカの護衛役も務めました。

「アイモ」を始めとしたランカの歌を聴いていくうちにブレラ自身にも人間だった頃の感情が戻り始めたことで、ランカの願いを叶えるべく、グレイスに逆らう形で彼女とアイ君をバジュラの母星まで送ります。
しかし、その目前でグレイスが仕掛けたインプラントによる強制コントロールを受けたために再び洗脳されました。

それでも最終話で決戦場所にたどり着いたマクロスクォーターからの被弾により、たまたまインプラント端子が破壊されたことで本当に過去の記憶や感情を取り戻しました。
その後はランカに対して「11年前の贖罪を促す役目」を諭した上、アルトとの共闘でグレイスを倒しました。

 

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劇場版ではシェリルの護衛役として登場した

ランカの兄や全身インプラント化、さらにグレイスの部下という設定や立ち位置は劇場版でも同じです。
しかし『イツワリ〜』の時点ではシェリルの護衛役として登場した上『サヨナラ〜』ではグレイス逃亡後は新統合軍から追われる身とされた挙句、再びインプラントによって支配されたことで完全な操り人形とされた末、レオンやグラス大統領たちを銃殺してしまいました。

さらに支配されたまま最終決戦を迎えることになり、始めはアルトに対しても容赦なく攻撃を仕掛けながら白熱のドックファイトを繰り広げます。
ランカの歌で感情を揺さぶられながもアルトたちへの敵対行動をやめなかったものの、アルトの”光の舞”に触発された中で感情を取り戻した後、自分の力でインプラントからの支配を破りました

完全に支配から逃れた直後、ルシファーごとバトルフロンティアに突っ込む形でギャラクシー船団の幹部たちを倒しますが、ブレラ自身も爆炎にのまれながら姿を消しています…。

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まとめ

今回は『マクロスF』の人物相関図と共に、各キャラクター達の設定や立ち位置などをTV版と劇場版の違いも含める形で紹介してみました。

最新作の『マクロスΔ』がある現在でも多くのファンたちから“シリーズ最高傑作”と誉れ高い本作品には歌やストーリーを始めとした多くの魅力が詰まっています。
しかし、最も支持され続けている要因とは”2人の歌姫”を始めとしたモブキャラも含めて、非常に魅力的なキャラクターたちにあるのかもしれません。

マクロスシリーズもまた、いつかはFやΔとも異なる完全新作シリーズ作品が制作される時も来るとは思いますが、それでも全てにおいて『マクロスF』を超えられるシリーズ作品を作ること自体が、制作側にとって非常にハードルの高いこととも思えますね。

   

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この記事を書いた人

アニメ・漫画を始めとしたネタバレやキャラクターの考察記事をメインに執筆しております。
ここ最近ではライトノベル関連も担当するようになり、過去に視聴していた作品のリピートをしながら人気作品の新作展開にも関心を持っています。

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